胃がん検診

続けることもできます。この場合、あらかじめ医師や看護師の指導を受ければ、患者は決まった時間に点滴針をつけてもらいに病院に行き、点滴が終了したら自分で針を抜くことができます。通院で化学療法を行えるようになったのは、ひとつには以前に比べて抗ガン剤の副作用対策が充実してきたためです。抗ガン剤の種類に合わせて、効果の高い吐き気止めや下痢止めが処方されるので、かつてのように治療後に副作用でしばらく動けなくなるといったことは多くはありません。抗がん剤治療でもっとも心配されるのは、白血球の減少によって免疫力が低下し、重い感染症にかかることです。今では、必要に応じて白血球を増やす薬を注射することにより、感染症の危険が入院で管理することになります。ほかにも、体が弱っていたり、抗ガン剤や放射線治療の副作用が強く現れれば入院が必要です。 抗ガン剤治療を通院で受けるときに気をつけることは?投薬について自己管理が必要通院しながらガンの治療を受けるときには、患者は自分の体に責任をもつという意識をもたなくてはなりません。定期的に病院で検査を受けて体の状態や治療効果を調べるとしても、体の異常や変調には、医師ではなく患者自身が最初に気づくことが多いからです。医師や薬剤師は薬の処方時に、それぞれの薬をどんなタイミングで服用するかを説明してくれます。病院によっては、薬の服用予定のスケジュール表を渡してくれることもあります。日々の体の状態や投薬後の副作用についても、できるだけ記録するようにします。抗ガン剤の副作用は患者によって異なり、医師は患者からどんな副作用がいつ現れたかを聞いて、副作用を抑える薬を変えたり量を調整したりするからです。副作用が強すぎる場合には、治療計画を見直す必要も生じます。そこで、患者や家族が副作用の現れ方を記録しておき、それを医師に見せれば、医師はその患者により適した副作用対策や治療法を立てられるようになります。抗ガン剤治療を受けている患者はたいてい免疫力が低下しているので、ウイルスや細菌に感染しやすくなっています。そこで、人混みに出るときには感染予防効果のあるマスクをし、帰宅時には、うがい薬を使ってよくうがいします。ガンの治療時には緊急事態が起こり得るので、連絡先をつねに身につけ、家族や勤務先にも連絡できるようにしておきます。また、薬に関連したトラブルが起こったときの対処法についても、あらかじめ医師に聞いておけば、いざというときにあわてずにすみます。抗ガン剤治療中に起こりやすい問題①薬の服用を忘れた 次回に2倍服用することはせず、主治医に連絡してどうすべきかを聞きます。②点滴中に薬剤がもれ出した/点滴チューブに空気が入っている  薬がもれていたときは点滴を中止して主治医に連絡します。点滴チューブに空気が混入していても、注入に圧力をかけておらず、また小さな泡なら、点滴を続けても問題はありません。③注射や点滴の際に腹や背中などに痛みを感じる  カテーテルが詰まっていることがあるので、治療を受けている病院に行きます。④薬を注入するために体に埋め込んだカテーテルやリザーバーの周囲が痛む  リザーバーなどが細菌に感染しているおそれがあるので、治療を受けている病院に行きます。 ⑤これまでの投与時には生じなかった発疹や皮膚が赤くなる、手足が腫れるなどの副作用が現れた 薬アレルギーの可能性があるため、最寄りの病院に連絡して説明し、許可が出たらその病院に行って処置してもらいます。 一般にアレルギーを起こしやすい薬については、はじめは病院で投与後に経過観察を行って、アレルギーを起こさないことを確認しているはずです。 しかしまれに、2回目以降の投与ではじめてアレルギーを起こすこともあります。またどんな薬でも突然アレルギーを起こすことがあります。減少しています。しかし、白血球の数が著しく下がって感染症にかかりやすくなっている患者は、人との接触を避けなくてはならないため、退院が許されません。また血小板の数が減っている患者は内出血を起こしやすく、体内で大出血したときには緊急の治療が必要になるため、第二章ガンと診断されたとき医師にまず何を聞けばいいのですか?最近では日本でも、ガンの治療についてのインフォームド?コンセントが常識となっています。つまり、治療を始める前に、医師側が患者側に対して治療の内容をよく説明し、患者側が納得したうえではじめて治療を開始するという考え方です。もし医師側がインフォームド?コンセントを積極的に行わないと、後でトラブルが生じるおそれがあります。医師とインフォームド?コンセントのための話し合いを行う際に、患者と家族は少なくとも次の6項目について確認し、理解しておく必要があります。① ガンの種類は何か。どんな性質や特徴をもつか?ガンの種類によって進行のしかたや速さ、治療法や生存率が大きく異なります。② ガンはどのくらい進行しているか(病期は何か)。リンパ節や他の臓器への転移は起こっているか?ガンの種類によって異なりますが、一般にリンパ節にガンが転移していると治療後に再発する確率が高くなります。また、他の臓器に転移していると治癒は困難といえます。③ ガンの悪性度は高いか?  悪性度が高いガンに対しては一般に積極的な治療を試みます。しかし、治療にほとんど反応しない例もあり、ガンの種類や病期によってははじめから緩和ケアを勧められることもあります。④ 最適な治療法は何か?  治療効果が他の治療法より高い、あるいは治療効果は同等で副作用はより小さいことが大規模な臨床試験で確かめられた治療法を「標準治療」といいます。標準治療はその時点ではもっとも適切な治療の選択肢といえます。しかし、標準治療が確立されているガンはそれほど多くはありません。標準治療を行わない場合、治療にはほかにどんな選択肢があるかをた免疫応答を調整するものや、免疫担当細胞を活性化、あるいは増殖させる作用のあるもの等があります。また、直接がん細胞を殺傷する作用を持つものもあります。 1」インターロイキン2(Interleukin-2:IL-2)によるサイトカイン療法 IL-2は、T細胞を増殖させる物質として最初に発見されました。しかしそれだけでなく、ナチュラルキラー細胞ががん細胞を破壊する作用を強めることも明らかとなっています。このような効果を期待し、IL-2によるがん治療が試みられてきました 実際には、IL-2を直接患者さんに投与し、生体内でがん細胞を殺傷する作用を高めようとする試みと、患者さんのリンパ球を生体外でIL-2とともに培養して、がん細胞を殺傷する能力のあるLAK細胞を誘導して体内に戻す方法があります(これは項で既に述べました)。また、LAK細胞とIL-2を併用する治療法も試みられています。 悪性黒色腫や、腎がんを対象として行われてきました。IL-2単独あるいはLAK細胞と併用することにより、若干の効果が認められたとの報告があります。大量のIL-2をがんの患者さんに持続的に投与するIL-2単独療法は、がん性胸膜炎などへの局所投与や、悪性血管内皮腫等で有用性を示唆する成績が得られています。 副作用として、IL-2の投与量によって血管壁の透過性の増進(血管から体液が漏れることです)による体液貯留と臓器機能不全、体重増加、低血圧、肺浮腫(はいふしゅ)、呼吸困難等があり、重篤(じゅうとく)な場合は死亡例の報告もあります。サイトカイン療法TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。 [効果、副作用]全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。 [問題点]TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。4)インターロイキン12(Interleukin-12:IL-12)によるサイトカイン療法活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12はNK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。 [効果、問題点]臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response Modifiers:BRM)療法BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。(1)BCG(ビー?シー?ジー)BRMが注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。 (2)OK-432(オーケー-432)ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。 (3)PSK(ピー?エス?ケー)担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。 (4)Lentinan(レンチナン)シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ?オブ?ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。 (5)Bestatin(ベスタチン)細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。 (6)Sizofiran(SPG:シゾフィラン)スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。 (7)Levamisole(レバミゾール)本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明これらの場合も、最近のCT装置がかなり良くなってきたので、必ずしも必要ではなくなってきています。 内視鏡 特に、気管支の太い部位にある腫瘍においては必須の検査です。外側に飛び出していない場合、CT検査ではわかりにくいのですが、内視鏡では一目瞭然です。また、粘膜の凹凸があまり正常と変わらないようながんもあるのですが、その場合も、わかります。他、軟骨への進展がわかります。一番最初に、生検が最終診断と書きましたが、その方法は、一つは、内視鏡的に針をさして検査をするか、もうひとつは、胸の外から針をさして検査をするか、どちらかの方法を採ることになります。 最近用いられているのが、CT内視鏡という方法です。CT検査のデータを使って、気管支の壁の中の状態を知る方法です。1mm以下のスライス厚でCT検査のデータを作り、画像処理装置で、三次元データを用いて、最終的に作り上げます。昔は、1mm以下のスライスのデータは、1mm以下で撮影する必要があり、被曝量が多かったのですが、最新の装置では、1mm以下の厚みのデータも被曝量を増やさずに、得ることができるようになっています。 胸の壁に穴をあけて、肺の一部を摘除する方法です。今流行の、低侵襲的手術方法の一つです。患者さんの負担は、手術に比べて少ないのですが、この方法を用いるためには、条件があります。  1) 穴をあけないほうの胸の肺が正常であること。これは、穴をあけたほうの肺を一時的に、しぼませなければならないからです。  2) 大きすぎないこと。大きければ取り出せません。  3) 肺の外側にあること、内側(縦隔の近く)にあれば取り出せません。 一種の手術であり、一部を取り出すというより、全部取り出して、検査するという形になります。取り出した結果、悪性であれば、その後の治療方針(化学療法を加えるとか)を変更する必要がありません。良性のものであれば、取り出した段階で終了です。 原理については、長くなるので書きませんが、精度の良いアイソトープ検査であると考えてください。骨シンチグラフィーでは、壊れた骨の再生を見ているのですが、PETでは、腫瘍そのものの代謝を検出することができ、非常に敏感かつ、位置的な精度も高いと言えます。問題は、設備(サイクロトロンという加速器が必要です)に非常に費用がかかるため、値段が高いこと、その結果として、器械を持っている病院が非常に少ないことです。特に、がんの進展範囲の決定や転移の判定に非常に有効です。費用が安くなってくれば、診断の大きな柱のひとつとなる検査です。おおむね5mmの大きさがあれば、診断がつくとされています。ちなみに、CTでは10mmくらいの大きさがないと判断がつきません。もちろん、もっと小さくても、疑うというところまでは判断できますが????。 肺がんは、骨への転移が多く、骨の転移の検出にはもっとも有効とされる検査です。MRIは、非常に狭い範囲しか検査できないという欠点があり、全身の骨の検査としてはもっとも有効です。ただし、今後は、PETにその地位をゆずっていくかもしれません多いのは、扁平上皮癌、腺癌、小細胞癌です。扁平上皮癌は、形がはっきりしているのが特徴で、たばこを長年吸っている人に多いとされています。腺癌はぼんやりした形です。周囲に這って進展していくことが多く、CTなどで見えるよりも広く進展していることが多いので注意が必要です。なお、以前は、たばこが影響しているのは扁平上皮がんと小細胞がんと言われていましたが、腺癌もたばこと関連しているという研究が出てきています。小細胞癌は、唯一、抗ガン剤が非常によく効く腫瘍で、普通は手術をしません。手術しない理由は、転移しやすいため、一部を手術しても駄目だからです。ただし、ごく例外的に、ごく初期の小細胞がんには手術をする病院もあるようです。 カルチノイド、粘表皮がん、腺様嚢胞がんは、悪性度が低く、数も少ないです。原則手術治療を行います。肺は、人間にとって酸素を体内に運ぶための重要な臓器です。このため、この部位の悪性腫瘍は、人間にとって致命的になります。また、他のがんも、肺に転移したために、命を落とすことになることが少なくありません。 これまでの多くの研究で、肺がんの発生には、1日のたばこの本数、たばこを始めた年齢、続けた年数などと関係があることが証明されています。また、喫煙者はもちろんのこと、受動喫煙者(喫煙者と同室にいる人)も肺がんの危険が高いことが15年ほど前にアメリカで報告されました。日本では、肺がん死亡率が増え続け、1998年にがんによる死亡原因の第1位となりました。いっぽう、アメリカでは10数年前から禁煙運動が国家的に進み、肺がんで死亡する人の数が、ここ数年のあいだに減少傾向を示しているようです。肺がんになるとどんな症状がでてくるの?肺がんの早期はほとんど無症状のことが多く、まったく自覚症状がないのに、検診で受けたレントゲン写真で胸の影が見つかる場合や、別の病気でたまたまレントゲン写真をとって異常を発



胃がん検診

見される場合が半数以上です。残りの半数の患者さんに見られる症状は、おもにせき、たんです。血が混ざり、いわゆる血たんとなる場合もあります。これはがんが気管支を刺激して


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いるためおこる症状と考えられています。 肺がんが進行してくると、肺のまわりの臓器をまきこみ、それぞれの症状をおこします。たとえば、肋骨を巻き込むと、胸痛が起こり、声


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をふるわせる声帯につながる神経を巻き込むと、声がかれてしまいます。心臓に帰ってくる血管を巻き込むと、顔や手が腫れてくることもあります。また、肺がんが胸の中に散らばっ

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て胸水がたまり、息切れがおこったり、さらに進行して、脳に転移がおこると、頭痛や手足の麻痺が起こります。骨に転移すると、転移した場所の痛みや骨折が起こることもありま



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す。 症状が出たときには、がんが進行して深刻な状態となっている場合がありますので、早期発見、早期治療が肺がんにとって一番大切なキーワードです。定位放射線照射とは、病


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巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療に比較し、周囲の正常組織に当たる線量を極力減少させることが可能です。定位放射線照射には、ガンマナイフに

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代表される1回照射の定位手術的照射と、数回に分割して照射する定位放射線治療に大別されます。定位放射線照射では、治療装置や患者さんを固定する精度をmm単位で管理していま

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す。 粒子線治療の現況と将来国立がんセンターでは、サイクロトロンを用いた陽子線治療システムが1998年末


胃がんステージ3

1)外科療法
卵巣がんは手術によって診断が確実にできます。また、がん細胞のタイプや拡がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの手術は転移の状態、年齢などによって異なりますが、次のような方法のうちから普通(1)と(2)が行われ、さらに(3)と(4)が行われることがあります。
(1)卵巣の切除
片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。
(2)大網(たいもう)切除
大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清(かくせい)
後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査することをサンプリングといい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります。
2)放射線療法
高エネルギーX線を身体の外から照射する外照射と、放射性リン(32P)の溶液を腹腔内に注入して内部から腹膜の表面を照射する方法があります。卵巣がんでは手術後の残存腫瘍に対して、以前はよく放射線療法が行われましたが、最近では化学療法のほうが主に行われています。しかし、脳に転移した腫瘍に対しては放射線治療が行われます。
3)化学療法(参照:がんの薬物療法)
抗がん剤を使う治療を化学療法といいます。抗がん剤は手術でとりきれなかったがんに対する治療として使われます。卵巣がんは、成人のがんの中では抗がん剤が比較的よく効くがんのひとつです。抗がん剤は内服、あるいは静脈注射で投与されます。また、直接腹腔内に注入されることもあります。いずれの場合でも、抗がん剤は血液中に入り全身に広がって作用します。抗がん剤はがん細胞に強い障害を与えますが、正常の細胞にも影響を与え、副作用をおこします。抗がん剤を繰り返し使うことによって、がん細胞が完全に消滅することもありますから、効果がある限り、ある程度副作用がおこるまで使用します。卵巣がんによく使われる抗がん剤の副作用として、血液中の白血球と血小板の減少、貧血、吐き気や嘔吐、食欲の低下、脱毛、手足のしびれなどがおこります。


治療は病期、年齢、がんの組織型、がん以外の病気の有無などによって異なります。病状に応じて現在、最も有効と認められている治療は標準的治療と呼ばれています。難治性のがんでは、標準的治療は満足できる結果を多くの場合もたらすことができません。そのためさまざまな新しい治療法が研究され、試みられています。

新しい治療法はよりよい治療を目指して行われますが、必ずしも標準的治療よりもよい結果をもたらすとは限りません。新しい治療法の試みは、担当医だけで行うのではなく、多くの専門家の管理のもとで「臨床試験」として行われます。新しい治療と標準的治療を比較する臨床試験を比較試験といいます。比較試験の結果、新しい治療が優れていることがわかれば、新しい治療を標準的治療とします。

これから卵巣がんの治療を受ける場合は、「現在の標準的治療」を受けるか、「臨床試験中の新しい治療」を受けるかどちらかを選ぶことになります。

7.病期(ステージ)別治療
I期
手術によってがんのある卵巣を切除します。片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と、両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめてI期であることが確定します。

このような手術によって、I期であることが確定した場合、手術後、化学療法を行って再発を予防する試みは臨床試験として行われています。
II期
手術は両側の卵巣、卵管、子宮を転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には直腸を含めて切除することもあります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると、顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。

手術後、大網とリンパ節の顕微鏡的検査の結果、転移していないことがわかれば、はじめてII期であることが確定します。

このような手術によってII期であることが確定した場合、手術後、化学療法を予防的に行って治癒率を改善しようとする試みは臨床試験として行われます。
III、IV期
III、IV期のがんは進行がんとして同じように治療が行われます。III、IV期のがんは転移が広範囲にあるため、手術によって完全に切除することはできません。しかし、一部のがんが残ってもできるだけ多くのがんをとり除いたほうが症状を改善できるため、全身状態が耐えられれば、できるだけ多くのがんを切除します。病状によっては手術で大部分のがんがとれる場合もありますが、開腹したけれどほとんど何もとれずに終わる場合もあります。手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず化学療法を行ってがんを縮小させてから手術する方法もあります。

手術は両側の卵巣、卵管、子宮を、転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には、直腸を含めて切除することもあります。大網、後腹膜リンパ節、脾臓、大腸、小腸の一部を転移したがんと一緒に切除することもあります。

手術後、残された腫瘍に対する治療として化学療法が行われます。化学療法の際は、標準的治療法で行うか、新しい治療法を臨床試験として行うかを選ぶことができます。

初回手術で切除できずに残ったがんが化学療法によって縮小し、切除可能となった場合には再手術が行われることもあります。
再発
再発は治療により一度消失したかにみえたがんが再び増殖して見つかるようになった状態です。再発に対して以下の治療法のひとつが行われます。
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。
(2)化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。
(3)放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、?悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか??と、まずは医師に質問することが重要です。
I期
I期の治療法は以下になります:
middot;臨床経過観察。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;外照射。
middot;組織内照射。
middot;高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II期
II期の治療法は以下になります:
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;ホルモン療法併用または非併用する外照射。
middot;組織内照射。
middot;ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III期
III期の治療法は以下になります:
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;ホルモン療法。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV期
IV期の治療法は以下になります:
middot;ホルモン療法。
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;臨床経過観察。
middot;睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

胃がんステージ3


再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:
middot;放射線療法。

胃がんステージ3


middot;放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
middot;ホルモン療法。
middot;骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89

胃がんステージ3


などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。

胃がんステージ3

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

胃がんステージ3


前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。


胃がんステージ3

 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が


胃がんステージ3

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7

胃がんステージ3

8%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


胃がんステージ

すみやかに全身への転移を起こす炎症性乳がんという極めて予後不良のタイプもあります。
原因は何か
 乳がんの原因は単一ではありません。乳がんを発症する危険因子(リスク)としては、近親者に乳がんにかかった人がいること、過去に乳頭腫(にゅうとうしゅ)や線維腺腫(せんいせんしゅ)などのリスク病変にかかったこと、片側の乳がんにかかったことなどが最も重要視されます。これらは遺伝的要因によるものです。そのほかにも出産を経験していないこと、授乳をあまりしていないことなどもリスクになります。
 これらは乳がんの発生の母地となる乳腺が、萎縮せずに長期間存在することを意味します。また卵胞ホルモンであるエストロゲンの関与が発がんや増殖、転移に関係していることも知られており、経口のホルモン薬も長期にわたって服用すると発がんのリスクを上げるといわれています。しかし、近年の日本における乳がんの急増は、これだけでは説明しきれません。未知の要因が多く関係しているものと思われます。
症状の現れ方
 乳がんの症状は、90%以上は痛みを伴わない乳房腫瘤(にゅうぼうしゅりゅう)です。患者さんは自分で腫瘤を触れることができます。また一部の乳がんでは乳頭からの分泌物を症状とすることがあります。乳がんによる乳頭分泌物は血液が混じったものが多い傾向にあります。その他、乳頭や乳輪の湿疹様のただれを症状とするものもあります。
 骨や肺に転移して手術不能の状態になって初めて病院を受診する例もあります。症状があった場合に、専門医の診察を受けるかどうかで患者さんの運命は大きく変わります。健診によって発見される無症状の乳がんは数%以内です。
検査と診断
 乳がんの診断は視触診が基本です。しかし、これらの理学的診察法は担当医の経験や患者さんの体型により、大いに精度が左右されます。そのための補助的画像診断としては乳房X線撮影(マンモグラフィ)、超音波検査を行います(図3)。X線撮影で腫瘍の陰影や石灰化など典型的な所見があれば、乳がんが強く疑われます。超音波検査では、特徴のある不整形の腫瘤像が認められれば乳がんが疑われますが、典型的な所見を示さない乳がんもあるので、理学的診断や画像診断のみに頼るのは危険があります。
 乳がんの疑いが濃厚であれば、細胞診、針生検などの顕微鏡的検査を行います。細胞診は腫瘤を注射針で刺して細胞を注射針内にまずはがん細胞の成長?進行を止めることが先決です。いきなりがんを消すことは考えません。
基礎的な体力、元気、食欲を取り戻すことによって、今以上に悪くならないことを目指すのです。 たとえがんが体に残っていたとしても、それ以上大きくならなければそれでいいのです。体に悪さをしなければいいのですから。がんを消すのではなく、がんの周りに壁を作り、囲んでいくのが、漢方の抗がん剤の効き方です。
がんを囲い込むことにより、がん細胞をじわじわと締め付け体に害のない「線維細胞」に変質させてしまうのです。
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
抗がん剤の投与や放射線治療を受けながら、あなたが自分の意思で最新のがん治療を始めても何も問題は有りません。
西洋医学の治療と漢方の治療はぶつかり合うことはないのです。
副作用も殆ど無く、西洋の医薬品との衝突も有りません。むしろ、西洋?東洋それぞれの長所を生かして治療にあたることで高い治療効果をあげている患者さんは数多くいらっしゃいます。
患者様、ご家族の皆様方、担当医、病院のスタッフ、そして漢方がんセンターが望みわれわれみんなが到達すべき終着点は「患者の治癒」に他なりません。
西洋医学が一番でもなく、東洋医学が一番でもなく。シンプルに。
がん治療に対して、皆様方のご理解が深まり、患者の方々の回復に漢方がんセンターが少しでもお力添えできるならば、これ以上の喜びはありません。
1981年 世界医師会第34回総会で採決されたリスボン宣言より
患者は最新の医学知識のもとでその苦痛から救済される権利を有する。(10.尊厳性への権利-b)。
1990年 アメリカ議会において提出された技術評価局報告書
「抗がん剤、放射線などは病巣を一時的に縮小させるが、この縮小は無意味であり、延命効果が認められないうえ、患者の生活の質を悪化させる」
1998年 日本の厚生省の研究班
手術後の抗がん剤使用について「延命効果、生活の質の向上効果がない」
2005年 日本?第3次対がん10か年総合戦略をスタート予定。
がん治療専門医の育成盛り込む。
がん治療の新薬認証急ぐも国際標準化は8年以上先。
欧米では認可されたが日本には無い薬。あるいは日本だけが認可していて欧米では認可されていない薬、そんな薬があることをご存知でしょうか?
まずは日本にある薬の話です。日本で認可されている抗がん剤の半分以上が、欧米では認可されていません。
例えばWHO=世界保健機構が薬効を認める必須医薬品(エッセンシャルドラッグ)270種の中に日本で年間1000億円以上使用されていUFTをはじめとしたフルオロウラシル系の経口抗がん剤は一つも入っていません。
承認された薬だとしても「日本の抗がん剤」とは臨床試験で、奏効率が2割以上のものです。(延命効果や治癒効果などは考慮せず。)
つまり2割の患者が、4週間以上腫瘍の大きさが50%に縮小さえすれば医薬品と認可されるということであり8割の患者に無効であっても4週間だけの効果であってもよいということだけなのです。
日本での抗がん剤の研究そして治療は、ガンの塊が何パーセント縮小するか、のみに関心がありメーカーも医師も、抗がん剤が持つ強烈な副作用、寿命短命効果などには無関心な点が欧米の医学界から指摘、非難されています。
欧米で認可され、有効性を確認された抗がん剤の多くについて(約80種以上といわれています)いまだ日本の厚生労働省は認可していません。
3.病院によって扱う抗がん剤の種類や量は貴方が思うよりも大きく異なります
日本においてがん治療で知られる大きな病院であっても抗がん剤の種類、量は欧米のがん治療の現場に比べ劣ります。
まして小さな病院の扱える抗がん剤、それらを扱える医師の数は我々が考えるよりも貧弱なのです。
特に「延命を目的とした治療」は、選びうる抗がん剤の種類の豊富度に大きく左右されるといわれています。
4.ご存知でしょうか?
保険適用外の医療をしても病院には収入が入りません。むしろ赤字となる構造になっているのです。
さらに病院側ではデータ採取の邪魔になる、責任が取れない等の理由で保険適用外の(欧米では認可されている)薬を使用する事を認めない所さえ有ります。患者が個人輸入でそれらの薬を使用すると、健康保険が適用されないので、海外からの輸送費や治療費が全額自己負担となります。
また、日本の薬の事情を知らずに多くの日本人が適切ながん治療を受けられずにいる現状が
あります。
5.未承認、認可していない薬に多くの日本の医師は手を触れません
日本には抗がん剤の専門家が少なすぎるのです。
現場においても、アメリカには腫瘍の専門家?臨床腫瘍医がいます。外科とは別に内科の専
門医が抗がん剤の投与に関わるのに対し、日本では医療は臓器別に細分化され、外科医が手術の延長上で(片手間で)投与に関わっています。
日本で薬価基準を満たし認証された薬は約15000種類。 その2/3は日本以外で認められていません。しかし、日本は世界一薬を処方する国なのです。
それらの「薬」の年間売上げは約6兆円。1兆円は医療への副収入、2兆円は製薬メーカー収入です。日本の医療現場で使用される薬の消費量は適切なのでしょうか?
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見
し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップ
する事はよくあるケースです。
治るという事について
左右上下計4個存在し、血清中のカルシウム値を一定に保つ役割を担っています。
甲状腺の病気としては、バセドウ病、甲状腺腫瘍(良性?悪性)、慢性甲状腺炎など多彩なものが含まれますが、ここでは悪性の甲状腺腫瘍、すなわち甲状腺がんについて解説します。
2.甲状腺がんの特徴  
甲状腺がんには他のがんと比べていくつかの特徴があげられます。
 まず、性別ですが男女比が1:5と圧倒的に女性に多いのが特徴です。次に、年齢層ですが、若年者から高齢者まで広い年齢層に分布し、20歳台やあるいはもっと若年者でもさほど珍しくありません。また、後述する未分化がんを除き、一般に進行が遅く治りやすいがんであるのも大きな特徴でしょう。特に若年者のがん(乳頭がんというタイプが多い)でたちがいいのも一般のがんの常識とかけはなれています。
乳がんなど多くのがんではリンパ節転移の程度などがんの進行程度により治癒率が大きく左右されますが、甲状腺がんの場合後述する組織型(顕微鏡検査での分類)が最も運命を左右する因子です。
 甲状腺がんのうち1%程度を占める髄様がんというタイプのがんは遺伝性のことがあり、また副腎や副甲状腺の病気を伴うことがありますので治療にあたって特別な配慮が必要になります。
3.甲状腺がんの種類  
 甲状腺がんは組織型により乳頭がん、濾胞がん、髄様がん、未分化がんに分類されますが、このいずれであるかによって病態や悪性度が大きく異なります。このうち、乳頭がんが全甲状腺がんの約80%を占め、ついで多いのは濾胞がんです。この両者(分化がんと総称します)は予後も良好です。髄様がんはリンパ節転移を起こしやすく約1/4が遺伝性です。髄様がんは分化がんに比べると悪性度は高いのですが、未分化がんほど悪性度は高くありません。一方、未分化がんはおそらくあらゆるがんのうちでも最も増殖スピードの速いもので、治療成績も大変悲惨なものです。未分化がんはこのように恐ろしいがんですが幸いその頻度は低く、もとからあった分化がんが長年のうちに変化したものと考えられます。
なお、本来リンパ系の腫瘍である悪性リンパ腫が甲状腺にできることもありますがここでは詳細に触れないことにします。
4.甲状腺がんの症状  
甲状腺がんの症状は通常前頚部にしこりを触れるだけです。長年放置して大きなしこりとなると目でみただけでわかるサイズになりますし、また周囲臓器への圧迫症状を呈することもあります。ただ、前頚部のしこりで甲状腺の腫瘍と判明してもそのすべてががんではなく、良性のもの(腺腫、腺腫様甲状腺腫など)とがんとの比率は約5:1です。また、まれに声が嗄れたり、頚部のリンパ節転移などを契機に甲状腺がんが発見されることもあります。また、何らかの理由によりとった胸部CT検査で偶然甲状腺腫瘍が発見され、精査の結果がんがみつかることもありえます。
 ただし、以上のことは甲状腺分化がんの場合であって、未分化がんでは急激な増大、痛み、息苦しさなど多彩な症状を呈します。
5.甲状腺がんの診断  
手で触る触診以外に超音波検査(エコー検査)、CT検査などが補助診断法として有用です。また、しこりに細い針をさしてがん細胞の有無を調べる穿刺吸引細胞診は信頼性も高く、組織型の推定にも有力な情報を提供してくれます。また、目的に応じて甲状腺シンチグラフィ、MRI検査などもおこなわれます。
 また、髄様がんでは血中のカルシトニンやCEAといった検査値が高くなりますので、診断は容易です。また、髄様がんでは遺伝性のことがあるので、その家族の方で無症状の髄様がんが発見されることがあり、髄様がんの遺子診断も技術的に可能になってきています。
6.甲状腺がんの治療   肺がん咳
甲状腺がんの手術
乳頭がん、濾胞がん、髄様がんはすべて手術の対象となります。病変の広がりにより甲状腺を全部取る(甲状腺全摘術)、大部分取る(甲状腺亜全摘術)、左右いずれか半分を取る(片葉切除術)など切除範囲にバリエーションがあります。頚部のリンパ節は原則として切除(郭清)しますが、その範囲もがんの進み具合により判断されます。きわめて微小な分化がんではリンパ節郭清を省略しうる場合もあります。 肺がん咳
 遠隔臓器に転移をきたした分化がん(ことに濾胞がん)では甲状腺全摘後、ラジオアイソトープを投与が行われます。分化がんに対する有効な化学療法(抗がん剤治療)はありません。
一方、甲状腺未分化がんに対しては、手術よりも放射線療法と化学療法が中心的な治療となります。
肺がん咳
甲状腺がん手術の合併症
甲状腺の手術に特徴的な合併症としては、反回神経麻痺、副甲状腺機能低下などがありえます。反回神経麻痺(片方)では声が嗄れる、水分を飲むとむせる、などの症状がでます。したがって、この神経ががんに巻き込まれているとかよほど特殊な状況にないかぎり反回神経は残します。また、副甲状腺4個のうちいくつかは切除されることが多いのですが、3個以上の摘出では血液中のカルシウムが低下し、指先や口の周囲のしびれ(テタニーと呼びます)がおこることがあります。テタニーがおこればカルシウム剤の補充日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、
深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済


胃がんステージ

ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)
治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものであ


胃がんステージ

る。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。
治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によ


胃がんステージ


っては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなる。

胃がんステージ


乳汁を分泌する乳腺小葉上皮(しょうようじょうひ)、あるいは乳管までの通り道である乳管の上皮が悪性化したものであり、近年の日本人女性の悪性腫瘍のなかでは最も頻度の高いも


胃がんステージ

のとなっています。
 乳がんは、小葉由来の小葉がんと乳管由来の乳管がんとに大別されます。乳管内、あるい


胃がんステージ

は小葉内にとどまっていて血管やリンパ管に浸潤していないものを、非浸潤がんといいます。非浸潤性(ひしんじゅんせい)乳管がんは比較的少数です。欧米では非浸潤性小葉がんは


胃がんステージ

悪性疾患としては扱われず、経過観察が原則になっています。浸潤がんは血管やリンパ管から全身への血流にのり、リンパ節、骨、肺、肝臓、脳などに転移します。
 
胃がんステージ


特殊な乳がんとして乳頭や乳輪の湿疹状のただれを症状とするページェット病がありますが、予後は非浸潤がんと同様に良好です。また乳房全体が炎症状に腫脹(はれる)し、


スキルス性胃がん症状

併用に限定されています。 (7)Levamisole(レバミゾール)本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。 [効果]上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。 [副作用]一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。 [問題点]特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。6.抗体療法抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。 抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。 がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。 [効果]造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。 [副作用、問題点]モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。 近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。 免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。 現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異的抗原の遺伝子を正常細胞に導入して、がん抗原特異的な免疫を誘導するワクチン療法です。1)受動免疫強化療法 リンパ球からがんに特異的リンパ球(TILなど)を取り出して増やし、そこに抗がん効果を増強する遺伝子を導入して患者さんの体内に戻すことによって、抗がん免疫の効果を増強する試みがなされています。 喉頭がん治療 現在までに、TILにTNFやIL-2等の遺伝子を導入した後に患者さんに戻すという遺伝子治療が行われてますが、現時点では臨床的に意義のある治療効果は得られていません。 がん細胞に、免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNA(RNA)ワクチン療法に分けられます。粒子線治療の現況と将来国立がんセンターでは、サイクロトロンを用いた陽子線治療システムが1998年末より稼働し、主に頭蓋底(とうがいてい)、頭頸部、肺、肝臓、前立腺等のがん例に使用されています。病院に附属した陽子線治療装置としては国内ではじめての装置で、2001年7月に高度先進医療(医療の名称:悪性腫瘍に対する粒子線治療)の認可を受けて治療を行っています。治療の費用(288万3000円)は自己負担です。国立がんセンター東病院以外に、わが国での陽子線治療は、筑波大学陽子線医学利用研究センター、兵庫県立粒子線医療センター、若狭湾エネルギー研究センター、静岡県立静岡がんセンターの4ヵ所で行われています。また、独立行政法人放射線医学総合研究所では、炭素を使った重粒子(重イオン)線治療が行われていて、2003年10月に高度先進医療として認可されました。これら粒子線治療は、国内でも今後さらに数ヵ所での建設が計画されています。 定位放射線照射とは、病巣に対し多方向から放射線を集中させる方法です。通常の放射線治療に比較し、周囲の正常組織に当たる線量を極力減少させることが可能です。定位放射線照射には、ガンマナイフに代表される1回照射の定位手術的照射と、数回に分割して照射する定位放射線治療に大別されます。定位放射線照射では、治療装置や患者さんを固定する精度をmm単位で管理しています。 これらの治療法の対象は小さな病巣で、おおむね3cm以下の病巣が良い適応とされています。この治療は脳の病巣の治療方法としては、動静脈奇形、原発性良性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、手術的操作が難しい頭蓋底腫瘍(とうがいていしゅよう)等に応用されています。脳以外の病巣への応用としては、後述のように頭頸部や肺の病巣(肺がんや転移性肺がん)に応用され、他の部位に対しても検討がはじまっています。 この治療が個々のケースに適しているかどうかは十分検討する必要がありますので、主治医および放射線腫瘍医にご相談ください。1.ガンマナイフによる定位放射線照射 ガンマナイフとは、201個のコバルト線源をヘルメット状の照射ヘッドに半球状に配置した放射線照射装置です。おのおのの線源から放出される放射線(ガンマ線)がヘルメット内の小さな穴を通過することでペンシル状のビームとなり、小領域に集まるように設計されています。このようにして、多方向から一点に高線量の放射線を集中させることができます。 治療法は、「レクセルのフレーム」という金属
の枠を4本のネジでがっちりと頭蓋骨に固定した状態で CTや血管造影等の画像検査を行い、
放射線を照射する部位を決め、その部位に正確に照射できるようにガンマナイフの照射ヘッドをセットするという手順になります。 この原理を提唱したスウェーデンの脳外科医レクセ
ルは、脳外科手術の延長として考案したので、この治療法を放射線手術装置の名をガンマナイフ(ガンマ線でナイフのように切れる)と呼ぶようになりました。 ガンマナイフは主に動
静脈奇形、聴神経鞘腫(ちょうしんけいしょうしゅ)をはじめとする脳内の小さな良性病変を治療し、優れた成績をあげています。最も多く治療されている動静脈奇形については、こ
の治療が徐々に脳循環の状態を変えるため、外科療法や異常血管塞栓療法(いじょうけっかんそくせんりょうほう)に比べて危険性は少なく、おおよそこの治療を受けた90%の患者さ
んで有効性を認めています。近年の画像診断やコンピュータの技術進歩により、複雑な形状の病巣に対しても治療が可能になり、現在は転移性脳腫瘍などがんの治療にも応用されてい
ます。わが国では、平成8年4月1日に保険適用になっています。2.リニアックを用いた定位放射線照射ガンマナイフによる治療は線量の集中性がよく、優れた治療成績をあげまし
た。これを参考にして、一般の病院にすでに普及した放射線治療装置である直線加速器(リニアック)を用いて、病巣に放射線を集中させる治療を行う試みが開発されました。実際に
はこの治療は、1980年代になってから主として動静脈奇形を対象にはじめられ、1980年代後半には、
める薬剤)等を使う化学療法が、これに相当します。症状を和らげるためのいろいろな薬剤、鎮痛剤、制吐剤等も薬物療法の1つです。ここでは主に、抗がん剤、ホルモン剤を使う化学療法について説明します。2.局所療法と全身療法がんの治療は、「局所療法」と「全身療法」に分けることができます。 局所療法と全身療法の違いは、例えば田んぼの雑草(がん細胞)を刈り取るか、薬をまくかの違いに似ています。雑草が一部分であれば、正常な作物ごと刈り取ることも可能です(局所療法ー手術など)。しかし、田んぼのあちこちに雑草が生えてきた場合は、雑草をすべて刈り取ることは不可能なので、田んぼ全体に薬をまき、除草します(全身療法ー薬物療法)。1)局所療法外科療法、放射線療法等があります。 外科療法は、がんを含めて正常細胞の一部を切り取って、がんをなくしてしまう治療法ですから、原発巣(がんが最初にできたところ)にがんがとどまっている場合には完全に治すことができます。 がんのあるところへ高エネルギーの放射線を照射したり、あるいは小さな放射線源をがんの近くの体内に埋め込んで、がんをなくす方法です。放射線療法も同様に、原発巣にとどまっているがんの場合には完全に治すことができる場合もあります。基本的に、外科療法も放射線療法も治療目的で行う場合は、がんが局所(原発巣)にとどまっている場合に適応となります。それ以外にも、症状緩和の目的で使われる場合もあります。例えば、骨転移などによって患者さんの疼痛(とうつう)が非常に強い場合には、その部分への放射線照射によって痛みを緩和することができます。 局所への効果をねらって行う薬物療法もあります。例えば、がんが必要とする栄養を送っている血管(栄養動脈)に、選択的に抗がん剤を注入する「動注療法」も局所療法に当たります。2)全身療法抗がん剤やホルモン剤等の薬剤を、静脈内注射や内服等の方法で投与する薬物療法が主体になります。がんには、抗がん剤によく反応するタイプのものと、そうでないものがあります。白血病、睾丸腫瘍等のがんに対しては、薬物療法によって完全に治すことが期待できます。完全に治すことができない場合でも、がんの大きさを小さくすることで、延命効果や痛みなどの症状を和らげることが期待できます。しかし、薬物療法で使われる抗がん剤の多くは副作用を伴うことが多く、その使用には高度の専門知識が必要です。3.がんの化学療法とは化学療法とは、20世紀の初頭にドイツのエールリッヒ博士がはじめて使った言葉です。がんの化学療法は、化学物質(抗がん剤)を用いてがん細胞の分裂を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。抗がん剤は、投与後血液中に入り、全身をめぐって体内のがん細胞を攻撃し、破壊します。どこにがん細胞があってもそれを壊滅させる力を持っているので、全身的な効果があります。がんは全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序もさまざまです。がんに対する薬のタイプを2つに分類してみると、わかりやすいかもしれません。1つは、それ自身ががんを殺す能力を持ったもので、抗がん剤が相当します。一方、自分自身はがんを殺すことはできないけれども、がんを殺すものを助ける機能を持つ薬で、免疫賦活剤と呼ばれるものがそれに当たります。 「薬」は、一般に「効果」と「薬物有害反応(副作用)」の2つの作用があります。通常、私たちが薬として使っているものは、効果のほうがずっと強くて、薬物有害反応がほとんどないか、軽度です(例:風邪薬に対する胃もたれ)。しかし、「抗がん剤」と聞いてすぐ頭に浮かぶのは、「副作用ばかりが強くて全然効果がない」ということかもしれません。例にあげた風邪薬は、大半の人に非常によく効いて薬物有害反応がほとんどありませんので、効果と薬物有害反応のバランスが取れています。しかし抗がん剤の場合は、効果と薬物有害反応が同じくらいという場合もありますし、また効果よりも薬物有害反応のほうが多い場合もあります。したがって、普通の薬と違って非常に使いにくく、治療を受ける側にとっては困った薬であるといえます。抗がん剤の薬物有害反応が、他の薬に比べて非常に強いことは確かです。悪心(おしん)、嘔吐(おうと)、脱毛、白血球減少、血小板減少、肝機能障害、腎機能障害等の症状が現れます。薬によって薬物有害反応の種類や程度は異なり、また個人差もあります。これらの薬物有害反応を何とか軽くしようという努力、あるいは一人一人の状態での薬物有害反応を予測し、軽く済ませるための努力が行われていますが、完全になくすことはまだできていません。 なぜ、普通に使われる薬と抗がん剤とではそんなに違うのでしょうか。薬は一般に、投与量を増やすと効果が出てきます。もっともっと投与量を増やすと、今度は薬物有害反応が出てきます。この、効果と薬物有害反応が出現する投与量の幅が非常に広いのが、一般の薬です。通常量の10倍くらい投与しても、それによって命を落とすことはありません。 遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。 遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。 これに対して抗がん剤は、効果を表す量と薬物有害反応を出す量がほぼ同じ、あるいは場合によっては、これが逆転している場合さえあります。 すなわち、投与量が少ないところですでに薬物有害反応が出て、さらに投与すればやっと効果が出るといったような場合です。したがって、抗がん剤で効果を得るためには、薬物殖えることにより、「myc遺伝子」によりつくられる蛋白質が増えすぎて、際限ない細胞増殖を引き起こすことがわかっています。また、「ras」と呼ばれる一群のがん遺伝子は、特定の場所に傷がつくと働きが過剰な状態になり、やはり際限ない細胞増殖を引き起こすと考えられています。 このようにがん遺伝子の変化は、特定の蛋白質の働きを異常に強めることにより、がんにつながる増殖異常を引き起こします。したがって、その蛋白質の作用をうまく抑えるような薬を見つければ、細胞ががん化することを防いだり、すでにできているがんの増殖を抑えたりすることができます。4.がん抑制遺伝子 がん遺伝子が車のアクセルとする

スキルス性胃がん症状


と、そのブレーキにあたる遺伝子が、がん抑制遺伝子です。がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導した


スキルス性胃がん症状

りする働きをします。DNAの傷が蓄積するとがん化に結びつくので、修復が必要です。異常細胞が無限に増殖すると大変ですので、異常を感知して、その細胞に細胞死を誘導することも


スキルス性胃がん症状

必要です。このように、がん抑制遺伝子はブレーキの働きをしていると考えられます。 がんの種類と名称について教えてください一般的には、発生した臓器、組織による分類が行われ

スキルス性胃がん症状


ていて記載されているがんの名前には、がんと呼ばれるものの大部分が記載されていますが、すべてではありません。それは、分類方法(発生した臓器、組織による分類、顕微鏡的

スキルス性胃がん症状


に見た組織分類等)によって名前が違ってくるからです。 基本的に、すべての臓器、組織にがんが発生します。私たちの体は、それぞれ固有の働きをする臓器固有細胞と、それを支持


スキルス性胃がん症状

する組織からなります。 がんは、造血器でできるもの、上皮細胞でできる「癌(がん:癌腫とも呼び、英語ではcancer,carcinomaといいます)」と非上皮性細胞(間質細胞:支持組織


スキルス性胃がん症状

を構成する細胞)からなる「肉腫(にくしゅ:英語ではsarcoma)」に大きく分類されます。まれに、1つの腫瘍の中に両者が混在する「癌肉腫」というものも発生します。発生頻

スキルス性胃がん症状


度は、肉腫に比べ癌腫のほうが圧倒的に多く発生します。 これ抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との


胃がん手術

前立腺がんは主に高齢の男性にみられます。加齢とともに、前立腺は大きくなり尿道や膀胱の出口を塞ぎます。これにより排尿が困難になったり、性機能に支障をきたすことがあります。この状態を前立腺肥大症(BPH)といい、がんでなくても手術をして治さなくてはならないこともあります。前立腺肥大症あるいは前立腺にある他の問題による症状は、前立腺がんの症状と似ています。
前立腺がんを疑う症状として、尿線が細いおよび排尿の頻発があります。
前立腺がんによって、以下の症状や他の症状などがみられることがあります。他の状況によっても同じ症状がみられます。以下の症状がひとつでもみられたら医師の受診を勧めます:
middot;尿線が細いあるいは途絶している。
middot;排尿が頻発(とくに夜間)。
middot;排尿困難。
middot;排尿中の痛みあるいは灼熱感。
middot;血尿あるいは精液中に血液がみられる。
middot;腰背部、臀部あるいは骨盤部のしつこい痛み。
middot;痛みを伴う射精。
前立腺がんを発見し、診断するためには、前立腺の検査および血液検査が用いられます。
以下の試験や手法が用いられます:
直腸指診(DRE):
直腸の検査で、医師あるいは看護師が薄い手袋を着用して指を直腸に挿入し、しこりや異常な箇所がないかを調べます。
前立腺特異抗原(PSA)試験:
血液中のPSA濃度を測定する試験。PSAは前立腺でつくられる物質であり、前立腺がんの男性患者の血液中に多く分泌されます。前立腺に感染、炎症、あるいはBPH(がんではないが肥大した前立腺)がみられた場合、その男性のPSA濃度は高いこともあります。
経直腸的超音波検査:
指のサイズくらいのプローブを直腸に挿入し、前立腺を調べます。プローブは体内の組織や臓器に高エネルギーの超音波を流し、エコーをつくります。エコーは体内組織をソノグラムと呼ばれる像に変えます。経直腸的超音波検査は生検の際に用いられます。
生検:
細胞や組織を採取し、病理医が顕微鏡下で調べます。病理医は、がん細胞の有無を確認し、グリーソンの腫瘍分類で腫瘍のタイプを確定する目的で検体を調べます。グリーソンスコアは2~10まであり、腫瘍が拡がっている程度により分類します。数字が小さいほど腫瘍の拡がっている程度が低いです。前立腺がんの診断には2種類の生検があります:
経直腸的生検:
直腸を経由して前立腺に針を注入し、前立腺の組織検体を採取します。通常、経直腸的超音波検査を用いて行います。病理医が顕微鏡下でがん細胞があるか調べます。
経会陰的生検:
陰嚢と直腸の間の皮膚から針を注入し、前立腺の組織検体を採取します。病理医が顕微鏡下でがん細胞があるか調べます。
諸条件により予後(治癒の可能性)や治療法の選択が変わります。
予後(治癒の可能性)と治療法の選択は以下の条件により異なります。
middot;がんの病期(がんが前立腺の一部に影響を与えているか、前立腺全体に及んでいるか、あるいは身体の他の部位に拡がっているか)。
middot;患者さんの年齢、および全身状態。
middot;がんが初発か再発(再燃)かどうか。

前立腺がんと診断された場合、がん細胞が前立腺内にとどまっているか、あ
るいは体の他の部分まで拡がっているかを調べる目的で検査を行います。
がんが前立腺内にとどまっているか、あるいは体の他の部分まで拡がっているかをみる過程を「病期診断」といいます。病期診断の過程で集められた情報により病期を確定します。治療計画を立てるためには病期を把握することが大切です。病期診断に用いられる試験や手法は以下になります:
放射線核種骨スキャン:
骨にがん細胞のなどの分裂の早い細胞があるか調べる方法です。血管にごく少量の放射性物質を注入し、血流に流します。放射性物質は骨に蓄積され、スキャナーで観察します。
MRI(磁気共鳴画像法):
磁石、電波、コンピューターを用いて体内の詳細な像を連続的に撮影します。この方法は核磁気共鳴イメージング(NMRI)とも呼ばれています。
骨盤リンパ節郭清術:
骨盤内のリンパ節を摘出します。病理医が顕微鏡下で組織にがん細胞があるか調べます。
CTスキャン(CATスキャン):
いろいろな角度から体内の詳細な像を連続的に撮影します。像はX線撮影装置と連動したコンピューターにより作られます。造影剤を静脈内に注入または飲み込むと、臓器や組織がよりはっきり示されます。この方法はまたコンピューター断層撮影法、またはコンピューター体軸断層撮影法とも呼ばれています。
精嚢生検:
精嚢(精液をつくる腺)に針を注入し、精液を採取します。病理医が顕微鏡下で精液にがんがあるか調べます。
これらの検査結果は前立腺がんの病期を確定するために、最初の腫瘍生検の結果と併せて再検討されます。

がんの病期は腫瘍生検を含む診断テストによって決められます。生検はグリーソンスコアを確定するために使用されます。グリーソンスコアは正常な細胞とがん細胞がどのように異なるのか、どのように腫瘍が拡がっているのかを説明するために2~10で評点を定めています。
前立腺がんの病期は以下の通りです:
I期
I期では、がんは前立腺内にのみみられます。直腸指診や画像では判明出来ません。通常、前立腺肥大症など他の理由で手術を受けたときに偶然みつかります。グリーソンスコアは低く、I期の前立腺がんはA1期前立腺がんとも呼ばれています。
II期
II期では、I期よりがんは進行していますが、前立腺の内部にとどまっています。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。II期前立腺がんはA2、B1、あるいはB2期前立腺がんとも呼ばれています。
III期
III期では、がんは前立腺をつつむ被膜を越えて近傍の組織に浸潤しています。精嚢内にもがんが存在することがあります。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。III期の前立腺がんはC期前立腺がんとも呼ばれています。
IV期
IV期では、がんは膀胱、直腸、骨、肝臓、肺など身体の他の部位に転移する(拡がっている)か、前立腺近傍あるいは離れたリンパ節に転移します。転移性前立腺がんは骨に転移することが多いです。グリーソンスコアは2~10に分類することができます。IV期の前立腺がんはD1あるいはD2期前立腺がんとも呼ばれています。
再発前立腺がん
再発前立腺がんとは、治療したあとにがんが再発する(再び生じてくる)ことを意味します。再発前立腺がんは前立腺、あるいは体の他の部分におこることもあります。
前立腺がんの患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。
前立腺がんの患者さんに対して様々なタイプの治療法があります。標準的(現在用いられている)治療法もあれば、臨床試験として治療が行われるものもあります。治療を始める前に、臨床試験に参加してみてはどうかと考えてみるのもよいでしょう。治療法に関する臨床試験を行う目的は、現在行われている治療法を改善したり、新しい治療に関する情報を得たりすることにあります。現時点で「標準的」とされている治療法よりも新しい治療法の方がより良いと証明されれば、今度はその新しい治療法が標準的な治療法になる可能性があります。
臨床試験はアメリカ国内のいろいろなところで実施されています。実施されている臨床試験についての情報はインターネットでNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。患者とその家族、そして医療側が一体となって治療法を確定することががんの最善の治療法を選ぶ理想的な姿です。
4種類の標準的治療法が用いられます:
臨床経過観察
医師は、症状の有無や変化がみられるまで治療をせずに注意深く経過観察します。通常、症状が早期である場合や、体の他の部分に問題がある高齢の方に用いられます。
手術療法
前立腺がんの手術処置を選んだ健康状態のよい患者さんに通常適用されます。手術の種類は以下になります:
骨盤リンパ節郭清術:
骨盤内のリンパ節を摘出します。病理医が顕微鏡下で組織にがん細胞があるか調べます。がんが認められた場合、前立腺を摘除せず、他の治療法を勧めます。
根治的前立腺摘除術:
前立腺とその周囲の組織、隣接するリンパ節、精嚢を取り除く手術。2種類の根治的前立腺摘除術があります:
middot;恥骨後前立腺摘除術:腹壁を切開し、前立腺を取り除く手術。周囲のリンパ節摘除が同時に行われることもあります。
middot;経会陰式前立腺摘除術:会陰(陰嚢と肛門の間)を切開して前立腺を取り除く手術。腹部を切開してリンパ節摘除されます。
経尿道的前立腺切除術(TURP):
膀胱鏡(細いライトの付きの切除用具付き管)を尿道に挿入して前立腺の組織を取り除く手術。この方法は、他の治療法に進む前に腫瘍による症状を和らげる目的で行われることもあります。また、病気あるいは高齢などの理由で根治的前立腺摘除術を受けられない男性に行われることもあります。
手術を受けられた患者さんの中には勃起不全、尿失禁、あるいは便失禁が起こることがあります。自律神経温存術として知られる技術を行う場合もあります。この種の手術は勃起を制御する神経を温存します。しかし、腫瘍あるいは大きな腫瘍が神経付近にある場合、この手術を行うことができない場合もあります。
放射線療法
放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺すかまたは成長させないでおくがん治療のことです。放射線療法には2つのタイプがあります。体外照射は体外の機械を用いてがんに放射線を照射する治療法です。体内照射は放射性物質を密封した針、シーズ、ワイヤ、カテーテルをがんの内部またはその近くに直接留置して、がんに放射線を照射する治療法です。放射線療法の方法はがんの種類や病期によって異なります。

放射線療法を行った男性にインポテンスや排尿障害が起きる可能性があります。
ホルモン療法
ホルモン療法はホルモンを取り除き、作用を阻止し、がん細胞の増殖を停止させるがん治療です。ホルモンは体の「腺(せん)」と呼ばれるところから出る物質で、血液の流れに乗って体内を循環しています。あるホルモンの存在により、特定のがんが増殖する原因となります。検査により、がん細胞の表面にこうしたホルモンに付着する物質(これを受容体といいます)が存在すると分かった場合、ホルモンの生成を減少するまたは作用できなくするために薬剤、手術、放射線療法が行われます。

前立腺がんに対して用いられるホルモン療法は以下になります:
middot;黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)アゴニストは精巣でテストステロンの分泌を抑制します。ロイプロリド、ゴセレリン、ブセレリンがあげられます。
middot;抗男性ホルモンはアンドロゲン(男性ホルモン)の作用を阻害します。フルタミド、ビカルタミドがあげられます。
middot;ケトコナゾールやアミノグルテチミドなどの薬剤の投与により、副腎における男性ホルモンの分泌を抑制します。
middot;睾丸摘除術は男性の性腺である睾丸(片方または両方)を取り除く手術であり、ホルモン分泌を抑制します。
middot;エストロゲン(女性ホルモン)の投与により精巣でテストステロンの分泌を抑制します。しかし、重篤な副作用のため、現在、前立腺がんの治療にエストロゲン
たに用いられません。
middot;ホルモン療法によって治療された患者さんについては、顔のほてり、性的機能障害、性的欲求喪失、骨の弱体化が生じる可能性があります。
その他の治療法は現在、臨床試験で有効性を検証中です。以下の治療法が含まれます:
凍結手術療法
凍結手術療法は前立腺がん細胞を凍らせ、破壊する機器を用いた治療法です。この治療法は
凍結療法とも呼ばれています。
化学療法
化学療法は、薬剤を用いてがん細胞を殺すかまたは細胞分裂を停止させることでがん細胞の増殖を停止させるがん治療のことです。口から服用したり、筋肉や静脈内に注入する化学療法では、薬剤は血流を通って全身のがん細胞に影響することができます(全身療法)。脊柱、

胃がん手術

臓器、腹部などの体腔に薬剤を直接注入する化学療法では、薬剤は主にこれらの領域中にあるがん細胞に影響します(局所化学療法)。化学療法はがんの種類や病期によって異なります。
生物学的療法

胃がん手術

生物学的療法は、患者自身のがんと闘う免疫機構を用いた治療法です。自らの体内でつくられる物質や実験室で作成された物質を用い、患者自身のがんに対するもともとの抵抗力を高

胃がん手術

め、方向づけしたり、回復させたりします。この方法は生物療法または免疫療法とも呼ばれています。

胃がん手術

高密度焦点式超音波治療
高密度焦点式超音波治療はがん細胞を破壊するために超音波(高エネルギーの音波)を

胃がん手術

治療です。前立腺がん治療において直腸プローブは音波を発して使われます。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、

胃がん手術

最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

胃がん手術

前立腺がんは前立腺の組織内に悪性(がん)細胞が認められる病気です。
前立腺は膀胱(尿をためたり排出したりする臓器)のすぐ下、直腸(腸管の下部)の前面に

胃がん手術

ある男性の性腺のひとつです。大きさはおよそクルミの実くらいで、尿道(膀胱の尿を体外に導く管)の一部を囲んでいます。前立腺は体液の一部である精液をつくります。


胃がん5年生存率

喉頭癌は、頭と首の癌(頭頸部癌)の中では発生率の高い癌です。女性よりも男性に多く、これは喫煙や飲酒との関連性が高いためとみられています。

症状と診断

喉頭癌は主に声帯やその周囲に発生し、しばしば声のかすれを生じます。かすれ声が2週間以上続く場合は、医師の診察を受ける必要があります。その他の部位の喉頭癌では痛みが生じ、ものを飲みこんだり呼吸をするのが困難になります。ときに、癌がリンパ節に転移して首にしこりが生じ、他の症状より先にそのしこりに気づくこともあります。

喉頭癌は、内視鏡(細長く柔軟なチューブ状の観察装置)や喉頭鏡による喉頭の直接観察と、組織片を採取し顕微鏡で調べる生検によって診断されます。生検は通常は全身麻酔をかけて手術室で行いますが、局所麻酔をかけて診察室で行う場合もあります。

病期診断と経過の見通
病期診断では、癌の大きさと広がりに基づいて癌がどの程度進行しているかを示します(癌の症状と診断: 診断検査と病期診断を参照)。医師は病期を基に治療方針を定め、経過の見通し(予後)を予測します。喉頭癌の病期(ステージ)は、原発腫瘍(最初にできた癌)の大きさと位置、首のリンパ節への転移の数と大きさ、体の遠隔部位への転移を示す証拠などの条件によって分類されます。ステージIは癌がまだ進行していない段階、ステージIVは最も進行している段階を示します。

癌が大きいほど、また広い範囲に転移しているほど、経過の見通しは悪くなります。筋肉、骨、軟骨組織まで癌に侵されている場合には、治癒の見込みは低くなります。小さな癌で、転移がない場合の5年生存率は90%近くであるのに対し、局所リンパ節への転移がある人では5年生存率は50%未満となります。局所リンパ節以外にも転移している場合は、2年以上生存できる確率は非常に低くなります。

治療

治療の方法は癌の病期と、癌が喉頭のどの部分にできたかによって異なります。早期の喉頭癌には、手術または放射線療法が行われます。喉頭癌は首のリンパ節に転移することが多く、放射線療法では通常、癌の病巣のほか、首の左右にあるリンパ節にも照射を行います。声帯が侵されている場合には、手術に比べて治療後も普通の声を残せる見込みのある放射線療法が選択されます。ただし、ごく早期の喉頭癌であれば、顕微鏡を用いた手術でも放射線療法と同等の治癒率が得られ、治療後の声への影響も同程度にとどめることができ、しかも1回の処置で治療が完了する利点があります。顕微鏡手術はレーザーを使って行われることもあります。

腫瘍の大きさがほぼ2センチメートル以上あり、骨や軟骨組織にまで達している場合には、複数の治療法を組み合わせた併用療法を行います。放射線療法と、喉頭と声帯を部分的または全体的に切除する手術の組み合わせがその1例です。放射線療法と化学療法を併用する場合もあり、放射線療法と手術の併用療法と同等の治癒率が得られるだけでなく、治療後もかなりの割合で声を出す機能が保たれます。ただし、このタイプの併用療法による治療後に癌が残っている場合は、さらに手術で癌を取り除くことが必要です。癌があまりに進行していて手術も放射線療法もできない場合は、化学療法が痛みの緩和や癌の縮小に役立ちますが、治癒の見込みはありません。

治療には重い副作用が伴います。手術の後にはものを飲みこんだり話したりすることが困難になるので、リハビリテーションが必要です。声帯を切除した人でも声を出して話せるようにする方法が数多く開発され、良好な成果を上げています。切除された部位によっては、声帯の再建手術を行います。放射線療法では、皮膚症状(炎症、かゆみ、脱毛など)や瘢痕(はんこん)、味覚の障害や口の渇きが生じ、ときに正常組織の壊死も起こります。歯を含む部位に放射線の照射を行う場合は、むし歯などがあればあらかじめ治療し、問題のある歯は抜いておきます。これは放射線療法の後には歯の治療がうまくいかなくなったり、あごの骨に重い感染を起こしやすくなるためです。化学療法では使用する薬の種類によってさ
まな副作用が生じ、吐き気、嘔吐、難聴、感染などが主にみられます。
声帯なしで話す方法
言葉を話すには、振動により音の波を生じ、その音声を言葉の形に整えることが必要です。通常は、声帯から生じた振動が、舌や口蓋、くちびるの働きによって言葉になります。声帯を摘出した人でも舌や口蓋、くちびるの働きは残っているため、新しい振動源があれば声を取り戻すことができます。喉頭がない人が音の振動をつくり出すには、食道発声、電気喉頭、気管食道穿刺(TEP)の3通りの方法があります。

食道発声は、空気を食道内に飲みこみ、それをげっぷのように徐々に放出して音を出すという方法です。食道発声の習得は難しく、聞き取りにくい発声になることもありますが、手術や器具は必要ありません。

電気喉頭は、首に押しあてると音源の働きをする振動装置です。人工的で機械的な音声を発します。電気喉頭の使用は食道発声に比べて簡単で、発声も聞き取りやすくなりますが、バッテリーが必要で、装置を常に携帯しなければなりません。

TEPは気管食道瘻とも呼ばれる方法で、気管と食道の間に手術で一方通行のバルブ(弁)を挿入します。息を吐くと、空気が弁から食道に送りこまれて音が出ます。この方法で話すにもかなりの練習が必要ですが、最終的には聞き取りやすいなめらかな会話ができるようになります。弁は何カ月も挿入したままで問題ありませんが、毎日清浄する必要があります。弁が正常に機能しないと、飲みものや食べものが気管に入ってしまうことがあります。気管の入り口を手の指で押さえて弁を作動させるタイプのほか、手を使わずに作動させることのできるタイプもあります。喉頭とはいわゆる「のどぼとけ」のことで、食道と気道が分離する個所に気道の安全装置(誤嚥防止)として発生した器官で下咽頭の前に隣接しています。
役目のひとつは気道の確保です。 口と肺を結ぶ空気の通路で、飲食物が肺に入らないよう調節(誤嚥防止)します。もうひとつは発声です。喉頭のなかには発声に必要な声帯があります。またこの声帯のある部分を声門といい、それより上を声門上、下を声門下と呼び同じ喉頭がんでも3つの部位に分類して扱われます。

喉頭がんは年齢では60歳以上に発病のピークがあり、発生率は10万人に3人程度です。男女比は10:1で圧倒的に男性に多いという特徴があります。危険因子としてはタバコとお酒です。これらの継続的刺激が発がんに関与するといわれており、喉頭がんの方の喫煙率は90%以上、またアルコールの多飲が声門上がんの発生に関与すると言われています。病理組織学的には扁平上皮がんという種類のがんがほとんどです。

部位別にみると声門がんが60~65%、声門上30~35%、声門下は1~2%です。
同じ喉頭がんでも3つの部位によって初発症状、進行度と症状の変化、転移率、治療法、治りやすさまでいろいろと違ってきます。
転移は頸部のリンパ節転移がほとんどであり、遠隔転移は末期などのぞいては少なく、そのほとんどは肺にきます。発生部位により最初の症状は異なります。
声門がんではほぼすべてのかたに嗄声(させい、声がれ)がみられます。その性状は粗?性で良性の声帯ポリープとは違っていることがほとんどです。1ヶ月以上嗄声が続く場合は専門医を受診していただき調べていただいたほうがよろしいかと思います。進行してくると痰に血がまざったり、呼吸が苦しくなってきます。頸部の腫れとしてのリンパ節への転移は比較的少ないのが特徴です。
声門上がんの早期の症状は喉の異物感(部位が一定している)や、食事の時、特に固形物や刺激物を飲み込んだ時痛みが出現したりします。他の部位より比較的早期から首のリンパ節が腫れて気づかれることもあります。進行すると声門へがんがおよび嗄声や呼吸苦が出てきます。
声門下がんは進行するまで症状がでない事が多く、進行するとやはり嗄声や呼吸苦が出てきます
このように喉頭がんといってもその部位によって症状の現れ方にはちがいがでてきます。

耳鼻咽喉科、頭頸科を受診されるとまず視診により評価されます。
喉頭鏡という小さな鏡を喉に入れ「えー」「いー」と発声していただきながら喉頭を観察します。細いファイバースコープを鼻から挿入して腫瘍の範囲をさらに詳しく観察します。
喉頭がんが疑われると小さく腫瘍の一部を取ってきて組織診断(生険)をします。外来でファイバースコープ下に施行する施設と、入院していただき全身麻酔下に施行する施設があります。普通約1週間でがんかどうかの確認ができ、組織型の診断結果がでます。
次に首を触る触診によりリンパ節の転移がないかを調べます。転移リンパ節は通常のリンパ節より大きく硬く触れます。
さらに視診、触診でわからない深部などを評価するため、日を改めCTやMRI、超音波(エコー)など施行し、最終的に腫瘍の進行度と頸部リンパ節転移の有無と遠隔転移の有無を評価して病期を決めます。腫瘍の進行度はT分類といい1a、1b、2~4の4段階に、頸部リンパ節転移はN分類といい0,1,2a,2b,2c,3の6段階に、遠隔転移はM分類といい0~1の2段階にそれぞれ分類されたうえ、最終的に総合され病期をⅠⅡⅢⅣの4段階に分類します。
Ⅰ期から進行するにつれⅣ期へと分類しますが、普通Ⅰ、Ⅱ期は早期、Ⅲ、Ⅳ期は進行がんと評価されています。喉頭(原発)の治療は放射線、手術が中心となります。
抗がん剤は喉頭を温存するため放射線や手術と組み合わせて使われたり、手術不可能な時、放射線治療後の再発などの時使われたりします。

手術には大きく分け喉頭部切術と喉頭全摘術があります。喉頭部分切除術は早期がんに行われ、声帯を一部残す手術です。質は多少悪くなりますが声をのこすことができます。喉頭全摘術は部分切除の適応を逸脱した早期がんや進がんにおこなわれ声はうしなわれます。そこで術後食道発声や電気喉頭など代用発声で補う事になり練習が必要となります。

放射線は早期がんの治療の中心となります。喉頭はそのままの形で残りますので声も一番自然の声が残ります。ただし進行したボリュームのあるがんや、その部位によっては効果に限界があります。またまわりの正常組織に障害を残さずかけられる量にも限界があり何回もかけるわけにはいきません。進行がんでも場合によっては喉頭の温存の可能性を探るため行われることもあります。
施設によってはレーザー手術を早期がんの中心の治療としている所もあります。

一般に早期がんでは放射線を第一選択にその効果をみて手術を組み合わせていきます。声を残せるかどうかの判断が重要になってきます。進行がんでは手術が中心となり場合により放射線、抗がん剤を組み合わせていきます。

頸部リンパ節転移に対しては手術が中心となります。右左どちらかの片側か、両側の頸部郭清術を行います。これは耳後部から鎖骨上の頸部のリンパ節を、脂肪に包まれたままの形で大事な神経や血管を残しながら切除するという手術です。

これらの治療法はがんの進行度や部位だけでなく患者さんの年齢、全身状態、職業、社会的条件なども考慮にいれたうえで最終的に選択されます。がんの発生した部位で多少違ってきますが、Ⅰ期では80~90%放射線で治りⅠ~Ⅳ期では65~70%の5年生存率です。
これはすべてのがんのなかでも高い治療成績でではあるものの発声機能を保存できる確率は必ずしも高くなく喉頭全摘となる例が多いのが実際です。生存率を落とすことなく放射線、喉頭部切、放射線と抗がん剤の併用療法など発声機能を残した治療を選択する見極めが重要と考えられます。また進行がんでも相当に進行したがんに対しても生存率をあげる治療法を選択できるよう努力しています。説明文にて掲載している諸症状で思い当たる節があった場合など、
がんについての疑問?不安をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。
自己判断で迷わず、まずは専門家である医師の検診を受けることをお勧めし
喉頭癌とは
喉頭癌は、癌の中では早期に見つかる癌の1つです。喉頭とは、のどぼとけの内側にあります。この喉頭に発生するがんは、たばことお酒のかかわりが証明されています。肺癌と同じように、ヘビースモーカーの病気といえます。喉頭癌にかかった方の喫煙率は、90%以上です。また、お酒ののみすぎが、声門上の喉頭癌の発生に関与するといわれています。

喉頭癌は、男性に圧倒的に多い癌という特徴があります。女性の患者数は、男性の約10分の1です。年齢では60歳以上に発病のピークがあり、発生率は人口10万人に対し3人程度です。

喉頭癌の症状として代表的なのが、嗄声(させい)です。嗄声(させい)とは、のどに病変があるために、音声が異常な状態をいいます。喉頭癌の症状としては、ざらざらしたかたい声、かすれた声の状態をいいます。また、咽喉頭違和感(のどのイガイガ感)があります。声門がんは、がんが小さいうちから嗄声の症状があらわれます。そのため、喉頭癌は早期がんのうちに見つかりやすいという特徴があります。声門上がんは、がんが小さいうちには、

胃がん5年生存率

特有の症状がありません。慢性咽喉頭炎(主にたばこによるもの)によるのどの違和感との区別は多くの場合むずかしくなります。声帯にまで広がってはじめて嗄声が出現します。

胃がん5年生存率

喉頭癌が進行すると、嚥下時痛(のどの痛み)が出現するようになります。さらに進行すると喘鳴(のどでヒーヒー?ゼーゼー音がする)や声門が狭くなって息苦しいなどの呼吸困難

胃がん5年生存率

も伴うようになってきます。痰に血液が混じることもあります。
喉頭癌にかぎらず、癌は早期発見がとても重要です。喉頭癌全体の治癒率は約70%と頭頸部

胃がん5年生存率

がんの中でも高い治癒率です。そして、早期に発見すれば声を失うことなくなおすことが可能です。そのため最近では、喉頭癌の早期発見を目的とした音響分析による検診なども試み

胃がん5年生存率

られています。
喉頭を観察する装置として、ファイバースコープが発達しています。ファイバースコープ

胃がん5年生存率

は、喉頭の細部までよく観察することができます。細いファイバースコープを鼻から挿入して見るこの検査は、のどの反射の強い人でも比較的楽に行うことが出来きるようです。気に

胃がん5年生存率

なる症状のあるかたは、一度専門医を受診してみましょう
がんを宣告され、治療を受けたが再発、喉頭を摘出する結果となった池上 登氏の著書です。

胃がん5年生存率

声を失いながらも、病院関係者の適切な処置、周囲の温かな支援により順調に回復するま
の経緯を、当時の記録をもと


胃がん抗がん剤

東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第一段階としてその回復にあたります。
手術できる割合が低い癌
肺がんは、診断されたときに小さな腫瘍でも、進行癌が多いので、手術ができるのは10-15%と少ない癌です。
早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、
非小細胞がん?抗がんの効き難い癌
非小細胞がんでは小細胞がんに比べ抗がん剤の効果が低く、抗がん剤のみでがんが治癒することは稀です。
非小細胞癌3?4期では放射線療法は難しい
胸水があったり、半分以上癌が広がっている場合、放射線治療を行うことが難しくなります。それは、間質性肺炎を起こす危険が高いからです。また、肺がんの中で一番多くを占めている腺がんは、放射線の感受性が悪く、大きな効果は期待できません。
非小細胞癌の6-7割は手術不能
非小細胞癌の6-7割は、すでに手術不能の段階で発見されます。手術適応になる人は、そう多くはありません。
また、術後の5年生存率は、術後病期で見て1期:80%、2期:60%、3期:40%、4期:10%未満です。
転移しやすく、再発率の高い癌
早期の発見し難いばかりではなく、他の臓器や骨に転移が多く見られる癌です。また、幸いに手術ができたとしても、再発率の高い癌です。手術後で約2割に局所再発、5~6割に遠隔転移が見られるほどです。
転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱?尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いることもあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見ても分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や全身衰弱などが出てきます。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
早期は症状がありません
早期では無症状ですが、進行すると前立腺肥大症と同じで、夜中に何度も排尿したり、排尿の勢いが弱くなったり、排尿そのものに時間がかかるようになります。
手術とホルモン療法
前立腺ガンは男性ホルモンが症状を悪化させ女性ホルモンが症状を改善します。
そのため薬や手術で男性ホルモンの分泌を抑えたり、女性ホルモンの投与を長期間行います。
早期なら前立腺を摘出する手術によって完治も可能です。
病状が進行すると、昼間で10回以上、夜間で3回以上の頻尿、残尿感が見られることがあります。
血尿と腰痛が見られることもあり、前立腺肥大症とほぼ同じ症状が出ます。また精液に血が混じることもあります。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
具体的な薬剤活用方法
(1) 西洋の抗癌剤を受ける時
  ???サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2) 西洋の抗癌剤ができない時
  ???主役として   癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないⅣ期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。
放射線治療
放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。
しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。
子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。
転移のルート
がんが子宮体部にとどまっているのがI期、
子宮頸部に浸潤しているのがII期、
子宮外に浸潤しているのがIII期で、
V期は膀胱?直腸に浸潤しているか、肺?肝臓?骨などに遠隔転移がみられる段階です。
がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染の
ための水様性?血性?膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真?CTで異常影が認められ、疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
生存率
10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
自覚症状
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
転移のルート
血液からの転移?????肺、骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移????脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
病状は、転移した部位により異なる
肺や肝臓に転移した場合、痛みなどの症状がでてくる事はまれです。定期健診や、画像診断で見つかることが、多いです。症状が現れたときはかなり進行しているときです。
骨に転移したときは 痛みがあります。脳に転移したときは、脳腫瘍と同じ症状が現れます。
卵巣がんは早期発見が難しく、診断されにくい癌です。
卵巣がんは症状に乏しく、ある程度の大きさにならないと、画像で診断できないためと、卵巣が親指の頭ほどの大きさで体の奥に存在するため、細胞診断ができないので、早期に発見されにくいがんです。
卵巣がんは1期で発見される人が30%で、3期 4期の進行がんで発見される人が6割を占めています。
3期であれば、5年生存率は30%、4期になると、5年生存率は10%に低下すると言われています。
手術は治療と同時にがんの進行度を調べるのが目的です。
卵巣がんの手術は、がんの摘出を兼ねて「がんの進行度」を把握する目的で行います。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。
見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。
卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。
早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。
こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。
自覚症状
自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合が多いがんです。
転移のルート
卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広がります。
主な転移先?????肝臓 大腸
その他の症状
癌の進行による体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。
子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4~5割が0期で発見されます。
子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん
不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです
子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。
子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。
手術が基本です
一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。
手術が出来ないほど、がんが進行している場合や、重い合併症があったり、高齢者などで手術に耐えられないと診断された場合には、放射線療法が主体となります。
化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないⅣ期などの進行例や再発例に対して延命を期待し目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージI~III)が97%、大きさ2~5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
て行われます。
放射線治療
放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。
しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。
子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。


胃がん抗がん剤

子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。


胃がん抗がん剤

転移のルート
がんが子宮体部にとどまっているのがI期、

胃がん抗がん剤


子宮頸部に浸潤しているのがII期、
子宮外に浸潤しているのがIII期で、

胃がん抗がん剤


IV期は膀胱?直腸に浸潤しているか、肺?肝臓?骨などに遠隔転移がみられる段階です。
がんの進行にともなう症状


胃がん抗がん剤

がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性?血性?膿性の帯下が増え、悪臭を発するようにな

胃がん抗がん剤


ります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下
腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出

胃がん抗がん剤


が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌


胃がん抗がん剤

悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります血液検査と生検でわかる癌