胃がん内視鏡

です。しかし、胃がんの患者さんの多くがピロリ菌陽性であることも事実で、現状では胃がんが発生するにはピロリ菌が一因子であることに違いありません。現状ではピロリ菌と発がん機構は明らかにされたわけではなく、さらに先に述べた食事環境因子が必要と考えるのが一般的です。なお、ピロリ菌の除菌が保険適応になっているのは、その関係が明らかにされている胃十二指腸潰瘍で、無症状の方には適応はありません。いずれにしても、胃がんの予防にはバランスのとれた食事を摂取し、心身ともに健康な生活を営むことが大切だと考えられます。
胃がんの診断
実際に胃がんの診断はどのようになされるのでしょうか。胃がんの診断は大きく二つに分けられます。それは①本当に胃がんであるのかという胃がんの存在診断②胃のどの領域にどのくらいの範囲で存在するのかという胃がんの存在範囲診断です。前に述べましたが、胃がんの性質に浸潤性質、血行、リンパ行性転移性質、播種性質があります。検査はこれらの所見の有無をみていきます。検査には血液検査、胃X線検査、胃内視鏡検査(超音波検査と病理検査を含む)、腹部超音波検査、CT検査、FDG―PETなどがあります。
血液検査】 貧血の有無、肝臓機能異常の有無、腫瘍マーカー(CEA、CA―19―9、AFP)の高値などを調べます。また、検診などでは血清ペプシノゲンⅠ/Ⅱ比率を調べることもあります。この値は萎縮性胃炎、および胃がんなどで低くなる傾向があることが知られおり、健康診断で利用している地域もあります。
胃X線検査】胃がんが胃のどの辺りに、どの範囲で存在するのかを知るために有用な検査です。内視鏡の発達した現在でも重要な検査です。実際にはバリウムを飲んで行います。バリウムはX線では白く写り、胃がんの存在する部位はバリウムをはじくため黒く写ります。このようにバリウムのたまりによるコントラストで胃がんを診断する方法は二重造影法といい、日本人が開発した検査法です。
胃内視鏡検査】がんを直接、肉眼で確認できる唯一の検査です。腫瘍が本当にがんであるのか? がんが胃の上中下、どの範囲に広がっているのか? 胃壁にどのくらい食い込んでいるのか? リンパ節転移はあるのか?の診断を行います。
1. まず、腫瘍ががんであることを確認するには腫瘍の一部の組織を採取し(生検)、顕微鏡で直接確認する必要があります(病理検査)。少し難しい話になりますが、胃がんは病理検査にて分化型と未分化型に二分類されます。わざわざ二分類しているのは性格が多少異なるからです。一般には未分化型の方が分化型に比較しリンパ節転移や腹膜播種しやすく、その一方で分化型は肝転移しやすいといわれています
2. がんの広がりを見るためには、胃内に直接色素をかけて診断することもあります(コントラスト法)(図2)。
3. 胃壁にどのくらい食い込んでいるか診断するためには胃内に水をためて、超音波診断を行うこともあります(超音波内視鏡検査)。あとで述べますが、がんの胃壁侵入の深さ、リンパ節の腫れの有無は治療を行う上で非常に重要な因子です。
【腹部超音波検査】肝臓転移の有無、リンパ節の腫れの有無、腹水の有無の診断に用います。侵襲は少ないのですが、しばしば、お腹の脂肪や腸管ガスが多いと診断の妨げになります。
【CT検査】X線で体を輪切りにした写真を得ることができます。先の腹部超音波検査と異なり、脂肪やガスの影響は受けません。胃がんが胃壁のどのくらいの深さまで浸潤しているのか?肝臓、および肺転移はあるか?腹水はあるか?の診断に使われます。特に、リンパ節の腫れがあるか?の診断には腹部超音波検査では胃の周囲や体の深いところにあるリンパ節の診断はしばしば困難なため必須の検査です。
【FDG―PET】がんの糖代謝が活発である性質を利用した検査です。具体的には糖に放射性標識をつけて注射し、放射性物質の取り込みの多いところ(がん)を検出します。胃がんでは転移部位、もしくは腹膜播種の診断に有用との報告もあります(図3)。 胃がんの進行度?ステージング
最初に述べましたが、近年、胃がんの進行程度によりさまざまな治療法が行われるようになっています。胃がんの進み具合を分かりやすく分類したものがステージングと言われるものです(表1)。ステージングはリンパ節転移(N)、胃壁内への浸潤(T)、および遠隔転移の有無で分類されています。これらの因子はすべて【検査】の項で述べた各検査で得ることができます。ここでは、それらの因子についてもう少し詳しく述べます。
1. 胃がんの深さ(T) 胃壁は五層に分類され(図4)、胃がんの発生する内側から粘膜層(M)、粘膜下層(SM)、固有筋層(MP)、漿膜下層(SS) 、漿膜層(S)に分けられます。それぞれはT因子としてT1(M、 SM)、T2(MP、SS)、T3は漿膜層を破って顔を出している状態、T4は他の臓器にがんが連続性に浸潤している状態です。
2. リンパ節(N) がんはリンパ流という流れにそって広がると考えられており、分かりやすいよう流れにそって番号がつけられ整理されています。胃壁に接したリンパ節は1群リンパ節(N1)、それより少し離れた2群リンパ節(N2)、かなり離れた3群リンパ節(N3)です。ステージングシステムは一見複雑ですが、医者が患者さんのがんの広がりを決定するのに非常に役立っています。例えば、「T2N1」の人と「T3N0」の人とはがんの進行度は違うようですが、分類では両方とも「ステージⅡ」で同様の進行度になります。このステージ分類は過去の胃がん患者さんの予後をはじめとした膨大な情報の蓄積にもとづいて成り立っています。
胃がんの治療法
がんの治療法は先に述べたステージングをもとに行われます。がん治療で大切なのは根治性(がんを完全に取り切ること)をそこなわないで、なるべく体に優しい治療を行うことが大切だと考えられます。第一外科のステージごとにおける治療チャートを示します(図5)。
内視鏡下胃粘膜切除】組織型が分化型がんで、潰瘍がない2以下のがん、もしくは組織型は問わず、潰瘍がない1 以下のがんが適応とされています。これは内視鏡で1括切除できることと、リンパ節転移が無いという条件から定義されています。具体的な方法ですが、まず内視鏡下でがんの下に水を注入し腫瘍をうかせます。次いで、ワイヤーもしくは電気メスで腫瘍を焼き切る手技です(図6)。今後、治療手技がさらに向上すれば、より大きい腫瘍も適応となることが期待されます。
腹腔鏡補助下胃切除術】胃壁浸潤がM、もしくはSMで、リンパ節転移の無い症例が適応となります。具体的にはお腹にポートというパイプを挿入し、お腹を空気で膨らませます。そして、直径10 ほどの細いカメラでお腹のなかを確認しながら胃を切除します(図7)。メリットは①美容上、傷が小さくて済む②手術後の痛みが少なくて済み、回復が早いことなどがあげられます。一部内視鏡下手術は危険である、と考えている人もおられると思いますが、胃がんの分野では早くから内視鏡手術が行われており、十分な経験と訓練を受けた医師がいる施設では、現在では手技も一定しています。合併症の頻度は他の手技と比較し高いということはありません。
開腹胃切除術】上記以外の手術は基本的に開腹手術となります。がんのある場所によって手術手技も多少変わります。すなわち、胃の出口(幽門)付近にがんがあるときは「幽門側胃切除術」といい、胃の下約三分の二を切除する手術。胃の入り口(噴門)付近にがんがあるときは「噴門胃切除」といって胃の上約三分の二を取る手術、もしくは、胃を全部取る「胃全摘術」が適応となります。胃がんが胃の上下広範にわたっている場合は「胃全摘術」になります。また、このとき大事なのが胃周囲のリンパの流れに沿って、リンパ節を取ることです(リンパ節郭清)。どの範囲でリンパ節を切除するかは手術前の検査結果によりますが、基本的には少なくとも2群(胃から少し離れたリンパ節)までは取ります。
さて、胃を取ってしまった後はどうするのか?そのままにしておいたら食べたものがお腹にもれてしまいます。そのため、食べたものがもれないように取ったところをつなげなくてはなりません(再建)。この再建法には、外科医により昔からいろいろな種類が考案されてきました。まだ、どの再建法が一番よいというのは無く、それぞれの施設で一番得意とするものを選択しているのが現状です。いくつか、代表的なものを提示しておきます(図8)。
化学療法】がん細胞を殺す作用のある薬を投与する治療法です。化学療法と外科治療の大きな違いは、外科治療が局所的な治療であるのに対して、化学療法は薬が体全体にわたる全身治療である点です。従って、外科的処置だけでは取り切れない範囲に腫瘍が広がった症例が適応となることが多いのです。具体的には遠くのリンパ節(N3)に転移が疑われる方、腹膜播種を疑われる方、肝臓、肺などに転移のある方などです。
主な薬として、従来からある5―FU、Leucovorin(ロイコボリン)、Cisplatin(シスプラチン)。新規抗がん剤としてTS1、Paclitaxel(パクリタキセル)、Docetaxel(ドセタキセル)、およびIrino-tecan(イリノテカン)などがあります。副作用は吐き気、下痢、皮膚沈着、脱毛、白血球減少などがあります。新規抗がん剤は従来、薬に比較し副作用は少なくなり、がんに対する効果も上昇している傾向が認められます。現在、胃癌学会を中心としデータが集められています。
また、あとで述べますが、進行した例では手術後に補助療法として化学療法を行う「術後補助化学療法」、手術前にがんを縮小させておく「術前化学療法」など手術と組み合わせて行われることもあります。
温熱化学療法】腹膜播種がある方が適応となります。腹膜播種はがん細胞がお腹全体にばらまかれている状態ですので、お腹に直接抗がん剤を入れると同時に、お腹を温めてがん細胞をやっつけようというものです。腹膜播種は難治性のためその効果が期待されます。ただし、播種が腹膜表面にのみ存在する場合が対象で、大きな腫瘤が形成されている場合適応外となります。
放射線療法】腫瘍に直接放射線をあてて、がん細胞を殺すほか、骨転移に対する疼痛コントロールに用いられることがあります。
胃がんのフォローアップ
胃がん手術後には術後症状、再発などさまざまな不安が伴うものです。医師のみならず、患者さん自身も注意していくことが大切です。
術後症状】胃を切ることでさまざまな症状が出ることが知られています。 1. 下痢:月に1、2回ほど下痢をすることがあります。通常の感染性の下痢と異なり、数日で何事もなかったように改善しますのであまり問題になりません。
2. ダンピング症候群:食後に冷や汗、吐き気などの症状が出ることがあります。胃を全部取られた方に多く認めます。原因は胃がなくなったために、食べ物が急速に小腸に流れ込むために起きます。食事の仕方などで改善していきます。
3. 貧血:胃全摘の患者さんに認めることが多いのです。原因はビタミンB―12の吸収障害です。定期的にビタミンB―12の注射をする必要があります。
4. 腸閉塞:胃がんのみならず手術でお腹を切った方はどなたも起こる可能性があります。原因は腸の癒着です。腹痛、嘔吐を認めた場合は我慢しないで主治医に相談してください。
このほか、多様な症状が出ることが予想されますので、症状が認められた場合は悩まず主治
医に相談してください。
追加補助療法】進行胃がんに対して行うことがあります。ただし、その有用性については明
らかなデータはまだありません。現在、胃癌学会が中心となってデータを集め、解析しているところです。しかし、新規抗がん剤のTS―1は原発、再発胃がんに対する有用性が証明
されていますので、再発予防としての効果も期待されます。群馬大学大学院病態総合外科
(第一外科)ではそのことを十分お話し、ステージⅡ以上の方には追加補助化学療法の選択
枝について説明しています。
再発フォロー】胃がん再発は血液検査、定期的内視鏡検査、およびCT検査にてフォローア
ップしていきます。一例として、群馬大学第一外科のフォローアッププログラムを示します(表2)。胃がん手術後は、手術前と異なり症状が出にくいこと、また胃を残す手術をした
場合は手術後十年以上たってから、残胃に胃がんが発生する率が上昇するとのデータもありますので、長期的にしっかりフォローしていくことが大切だと考えられます。また、他の臓
器における新たながん発生について十分に配慮していくことも重要です。
胃がん領域のみならず、医学は日々着実な進歩を遂げています。それに伴い、治療法の選択
肢はよい意味でも増え、複雑化しています。残念ながら、ここに述べた事は胃がん治療の全般的な事項であり、とてもすべて紹介できるものではありません。さらに詳しく知りたい方
は群馬大学第一外科のホームページ、日本胃癌学会編集による胃癌治療ガイドラインの解説(金原出版)などを参考にしていただくとよいかと思います。
胃がんは、わが国に多いがんの一つで、かつては日本人のがん死亡原因の第一位でした。現在では、肺がんに次いで第二位になっています。そのため、わが国では諸外国と比較し、早くから胃がんの研究が盛んに行われ世界をリードしてきました。現在、確立されている日本独自の胃がん検診システムは診断率を飛躍的に向上させ、胃がんの約60%が早期の段階で発見されるに至っています。これは世界でもトップレベルの水準です。それに伴い、胃がんの治療法も従来の画一的な胃切除だけでなく、適応のある疾患には内視鏡下胃粘膜切除術、腹
腔鏡下胃切除術など、より低侵襲で傷が小さくて済む手術が行われるようになってきました。また、近年開発された新規抗がん剤は胃がんに対し、従来よりも高い効果を示すことが
報告され、治療の幅は広がってきています。日本胃癌学会では二〇〇一年より胃癌治療ガイドラインを作成し、胃がん治療に対する一指針を示しています。われわれ群馬大学病態総合
外科(第一外科)では、胃癌ガイドラインを主軸としつつ、基礎的データを蓄積した先端技術を取り入れ、常に患者さんに優しい治療を実践してきました。今回は胃がんについて、患
者さんからよく質問される一般的なことから、その具体的な検査、治療法について概説します。胃と胃がん
胃は食道と十二指腸の間に存在する袋状の臓器で、”みぞおち“のやや左側に存在しています(図1)。胃は食べ物を一時的に貯蔵したり、内側にある粘膜層から胃液(消化液)を分
泌し、食べ物の分解を補助する消化管の一つです。胃粘膜は胃酸と同時に胃を保護する粘液も分泌しますので、胃壁そのものは消化されません。 胃がんとは胃壁の内側に存在するこの
粘膜層から発生する腫瘍のことを指します。胃壁の中(粘膜層以外)から発生する悪性腫瘍は肉腫と言い、厳密に
は胃がんとは区別されます。がんが悪性腫瘍と呼ばれるゆえんはその性質によります。すなわち、無治療でいると胃の粘膜から胃の壁中にどんどん入り込み大きくなります(浸潤性質)。また、血管、リンパ管などを通ってリンパ節、肝臓、肺などの他臓器に広がります(転移性質)。また、胃がんが胃壁を突き破ると、がん細胞の広がりを阻止するものが何もありません。従って、お腹の中にがんがばらまかれた状態になります(播種性質)。良性腫瘍は基本的にはこれらの性質は持ち得ていません。
胃がんの症状
胃がんになると、どのような症状が出るのでしょうか。もちろん、早期の場合は無症状の場合も多くありますが、基本的にはがんの性質に伴った症状が出ます。すなわち、がんが胃壁に浸潤すれば上腹部に痛みを認めるようになります。腫瘍が大きくなるにつれて腹満感、つかえ感、げっぷなどを頻回に認めるようになります。また、胃がんが大きくなると表面がけずれ(潰瘍形成)出血したり、体形成に大切なタンパク質が漏れ出たりし、貧血や体重減少を起こします。実際、原因不明の貧血や体重減少で来院され、検査で胃がんが見つかることもあります。さらに病気が進行すると、肝臓転移による黄疸、肺転移による呼吸苦、腹膜播種による腹水で腹満感が認められるようなります。これらの症状は胃炎、消化性潰瘍などの症状にも類似しているものもあるため、一度は経験されている方もおられると思います。そのため、大丈夫だろうと自己診断し、長期間様子を観察してしまうこともあります。四十歳以上でこのような症状が長期に認められる方は一度、病院を受診し検査されるとよいでしょう。胃がんの原因
 胃がんの原因は何なのでしょうか?と、よく質問されます。残念ながらこれに対する明確な答えはありません。ただ、東洋人の胃がん発生率は西洋人の二倍に上ることが知られており、遺伝子の違いだけでなく食事因子、環境因子などの違いが原因ではないかと推察されています。これら疫学的な見地から、胃がんの危険因子として食生活の面で塩蔵品(漬物な


胃がん内視鏡

ど)、焼き魚などの焦げ、たばこなどがあげられています。逆に予防因子と考えられているのは果物(ビタミンC)、野菜、および酸化防止剤などがあげられています。


胃がん内視鏡

また、最近注目されているものにピロリ菌(Helicobacter pylori)があります。これは一九八〇年代に発見され、比較的最近、認識された菌です。発見したのは残念ながら日本人で


胃がん内視鏡

はなく、マーシャルというオーストラリア人です。ピロリ菌の感染率は西洋人に比較し東洋人に高く認められ、経口的に感染すると考えられています。浄水処理が乏しかった昔は、井


胃がん内視鏡

戸水などからその他への口移し、ペット、糞便感染したと考えられています。そのため、わが国では年齢が高い人ほど感染率が高い傾向が認められます。胃内視鏡検査でピロリ菌は感


胃がん内視鏡

染しないのか?と、よく質問されます。内視鏡学会ではこの菌を想定し、一回の検査ごとに機械の消毒を義務付けており、胃内視鏡検査のためにピロリ菌に感染する危険性は通常の病



胃がん内視鏡

院ではほぼ無いといえます。世界の学者たちはピロリ菌に感染すると、胃に慢性的な炎症(慢性胃炎)や胃十二指腸潰瘍を起こし、最終的に胃がんが発生するのではないかと推測


胃がん内視鏡

し、日夜研究しています。 しかしながら、ピロリ菌と潰瘍との関連は明らかにされているものの、潰瘍から胃がんに移行するステップのメカニズムはいまだに議論されている段階で解


胃がん内視鏡

明されていません。つまり、ピロリ菌に感染していると胃がんになるとか、ピロリ菌を除菌すれば胃がんにはならないということは現段階では言えないの


胃がんステージ

差もあります。これらの薬物有害反応を何とか軽くしようという努力、あるいは一人一人の状態での薬物有害反応を予測し、軽く済ませるための努力が行われていますが、完全になくすことはまだできていません。 なぜ、普通に使われる薬と抗がん剤とではそんなに違うのでしょうか。薬は一般に、投与量を増やすと効果が出てきます。もっともっと投与量を増やすと、今度は薬物有害反応が出てきます。この、効果と薬物有害反応が出現する投与量の幅が非常に広いのが、一般の薬です。通常量の10倍くらい投与しても、それによって命を落とすことはありません。 遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。 遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。 これに対して抗がん剤は、効果を表す量と薬物有害反応を出す量がほぼ同じ、あるいは場合によっては、これが逆転している場合さえあります。 すなわち、投与量が少ないところですでに薬物有害反応が出て、さらに投与すればやっと効果が出るといったような場合です。したがって、抗がん剤で効果を得るためには、薬物有害反応を避けられないことが多いのです。 「この抗がん剤はよく効く」と書いてあれば、おそらく「これでがんが治る」と考えられるかもしれません。しかし多くの場合、そういうことはありません。 抗がん剤で治療して、画像診断ではがんが非常に小さくなり、よく効いたように感じたとしても、残念ながらまた大きくなってくることがあります。それでも見た目には著明に効いたようにみえますので、「効いた」といわれるわけです。例えば肺がんの効果判定では、CTなどによる画像上で、50%以上の縮小を「効いた」と判断します。 もちろん、抗がん剤でがんが完全に治るということもありますが、通常「抗がん剤が効く」という場合、「がんは治らないが寿命が延びる」、あるいは「寿命は延びないけれども、がんが小さくなって苦痛が軽減される」といった効果を表現しているのが現状です。 もちろんそれで満足しているわけではなく、がんが完全に治ることを目指しています。 しかし、難治性のがんの多くでは、効果よりも薬物有害反応の目立つことが少なくありません造血器でできるものには、白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫等があります。 上皮細胞でできるがんの代表的なものには、肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん、頭頸部のがん(喉頭(こうとう)がん、咽頭(いんとう)がん、舌(ぜつ)がん等)等の「癌」があります。一方、肉腫の代表的なものは、骨肉腫、軟骨肉腫、横紋筋肉腫、平滑筋肉腫、線維肉腫、脂肪肉腫、血管肉腫等の「肉腫」があげられ、発生した組織名が冠されています。造血器がんを除くと、そのほとんどはかたまりをつくって増生するので、固形腫瘍(こけいしゅよう)と一括して呼ぶこともあります。 ひらがなの「がん」は悪性腫瘍全体を示すときに用いられ、上皮性腫瘍に限定するときは、漢字の「癌」という表現を用いることが多 B細胞リンパ腫のなかでは、約半数を占めるびまん性大細胞型リンパ腫には、BCL6遺伝子が異常をきたしています。その異常を引き起こす遺伝子の一つにリンパ球をつくるときに大切な働きをするイカロスという遺伝子も関係していることを見つけました。このリンパ腫の原因であるBCL6遺伝子が活性化していることはわかっていますが、その結果、なぜ、がんになるのかもまったくわかっていません。この理由をあきらかにするために、ヒトゲノム計画の成果の一つである新しい研究方法、cDNAマイクロアレイ法を用いた解析
をはじめています。BCL6遺伝子が活性化したときとそうでないときを比べて、どのような遺伝子が変化しているかをしらべ、がんの原因を探ろうとするものです。この2つの状態を比べて、変化する遺伝子を丁寧に調べていけばがんに関係する直接の原因遺伝子をあきらかにすることができるかも知れません。下の図4に見られるように、色の変化を比べることで変化した遺伝子がわかります。どのような遺伝子ががん化に関係するのか、悪性度に関係するのかなど、激しい勢いで進む科学の進歩をうまく取り入れながら成果をだして行きたいと努力を続けています。
型小児白血病の発症機構解析
小児のリンパ性白血病で最も多い遺伝子異常は、融合遺伝子です。この融合遺伝子は、12番染色体と21番染色体の間の相互転座により形成されます。私
たちは、マウスの血液細胞にTEL-AML1融合遺伝子を導入することにより、が血液細胞にどのような異常をもたらすのか研究しています。さらに、TEL-以外にも遺伝子に異常がないか、アレイCGH法を用いて検索しています。このような研究を通して白血病のモデル動物を作成することで、白血病がどのようなメカニズムで発生するのかを知ることができ、治療法や予防法の開発にもつなげていくことができます。
図6:マウスの血液細胞に、レトロウイルス法でを発現させた。緑色蛍光たんぱく質(GFP)を目印として用いた。緑色に光る細胞(図左)のみがTEL-を発現している(図右)ことがわかる。
2.染色体転座以外の遺伝子異常を調べる新たな検査法の研究
染色体転座は、悪性リンパ腫の診断にとって、とても大切な意味を持っていますが、悪性リンパ腫は染色体転座というひとつの遺伝子異常だけでは起こりません。染色体転座が詳しく研究されて明らかになったことは、染色体転座以外の遺伝子異常も重要な役割を果しているということです。これまでは、なかなか研究をすることが難しかったのですが、ヒトゲノム計画の完成により、がんのゲノム異常(遺伝子異常)を調べることができるようになりま
した。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。
図7.実際の
右上にの拡大図を示しています。a)はがん細胞由来のDNAを緑で標識しているので、各点が緑色に光って見えます。一方、b)は正常細胞由来のDNAを赤で標識しているので、各点が赤に光って見えます。これらは同じところに反応しているので、実際の反応は、両者がひとつに重ね合わせられた状態です(下図)。1つのスポット(丸い点)に着目すると、がん細胞由来のDNAで
は、点が緑に光っておらず、正常細胞由来のDNAでは赤く光っているスポットは、この2つを合成した下図では点は赤く光っていますので、これはがん細胞でDNAが欠失している(正常なDNAが失われている)ことを意味します。また、同じように下の合成図で緑が濃くなっているところは、がん細胞でDNAが増幅している(一部のDNAが異常に増えている)ことを意味します。
この研究は、がんの遺伝子異常を調べるという基礎的な研究だけにとどまらず、実際の診断や治療法の選択に重要な意味を持つことが、徐々に明らかになりつつあります。これらの遺伝子異常は、がんの治療のための標的とし
ても大きな意味を持つことが予想されます。これからの5年以内には、さらにがんの遺伝子異常の解明が進み、臨床的な実用化を図ることを目標としています。
多くの種類とタイプがある癌
悪性リンパ腫には、多くの種類とタイプがありますが、種類によって、悪性度も治療法も違いがあります。
大きく分けると、非ホジキンリンパ腫とホジキン病に分けられます。
違いは、リード?シュテルンベルグ細胞といわれる、異常におおきなリンパ球がない場合は非ホジキンリンパ腫。ある場合はホジキン病です。
日本人は圧倒的に非ホジキンリンパ腫が多く、ホジキン病は10%程度です。
抗がん剤が効くホジキン病
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞型リンパ腫は日本人の約35%を占めるいようです。上皮内新生物とは何ですか?上皮内新生物は「Intraepithelial Neoplasia(Neoplasm)」の日本語訳で、「上皮内腫瘍」とも呼ばれています。以前は、上皮内がん(Carcinoma in situ)と呼ばれていたもので、まだ上皮細胞と間質細胞(組織)を境界する膜(基底膜)を破って浸潤(しんじゅん)していないがん(腫瘍、癌)を指します。浸潤していませんから、切除すれば治ります。上皮内がんが最もよく観察されているのは子宮頸部ですが、子宮頸部では前がん病変の異形成と上皮内がんはしばしば共存し、両者の間は必ずしも明瞭な区別がつけられません。これらを連続した一連の病変としてとらえ、「子宮頸部上皮内腫瘍(Cervical Intraepithelial Neoplasia:CIN)」と呼んでいます。3.良性の腫瘍とは何ですか?悪性腫瘍(がん)の特徴に以下の3つがあげられています。 1)自律性増殖:がん細胞はヒトの正常な新陳代謝の都合を考えず、自律的に勝手に増殖を続け、止まることがない。 2)浸潤と転移:周囲にしみ出るように広がる(浸潤)とともに、体のあちこちに飛び火(転移)し、次から次へと新しいがん組織をつくってしまう。 3)悪液質(あくえきしつ):がん組織は、他の正常組織が摂取しようとする栄養をどんどん取ってしまい、体が衰弱する。 良性の腫瘍は上記の「自律性増殖」をしますが、「浸潤と転移」、「悪液質」を起こすことはありません。増殖のスピードも、悪性腫瘍に比べるとゆっくりしています。臨床的には、圧迫症状を来すことはありますが、外科的に完全切除すれば再発することはありません。 代表的な良性腫瘍として、子宮筋腫があります。その他、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)、皮様嚢腫(ひようのうしゅ)等があります。ただし、良性腫瘍の中でも脳腫瘍のように発生部位によっては重篤(じゅうとく)な臨床経過を来すものもあります。がん細胞と正常細胞の違い 人間の体は細胞からできています。がんは、普通の細胞から発生した異常な細胞のかたまりです。 正常な細胞は、体や周囲の状態に応じて、殖えたり、殖えることをやめたりします。例えば皮膚の細胞は、けがをすれば増殖して傷口を塞(ふさ)ぎますが、傷が治れば増殖を停止します。一方、がん細胞は、体からの命令を無視して殖え続けます。勝手に殖えるので、周囲の大切な組織が壊れたり、本来がんのかたまりがあるはずがない組織で増殖したりします。 がん細胞を実験動物に注射すると勝手に増殖を開始し、大きなかたまりをつくります。正常な細胞ではこのようなことはありません。 このページの先頭へ2.多段階発がんがん細胞は、正常な細胞の遺伝子に2個から10個程度の傷がつくことにより、発生します。これらの遺伝子の傷は一度に誘発されるわけではなく、長い間に徐々に誘発されるということもわかっています。正常からがんに向かってだんだんと進むことから、「多段階発がん」といわれています。 傷がつく遺伝子の種類として、細胞を増殖させるアクセルの役割をする遺伝子が必要ではないときにも踏まれたままになるような場合(がん遺伝子の活性化)と、細胞増殖を停止させるブレーキとなる遺伝子がかからなくなる場合(がん抑制遺伝子の不活化)があることもわかっています。 傷の種類として、DNAの暗号に異常が生じる突然変異と、暗号自体は変わらなくても使われ方が変わってしまう、エピジェネティック変異とがあることがわかってきています。 正常な細胞に決まった異常が起こると、その細胞は増殖します。そこに第二の異常が起こると、さらに早く増殖するようになります。この異常の積み重ねにより、がん細胞が完成すると考えられます。 3.がん遺伝子ある遺伝子に傷がついたときに、細胞増殖のアクセルが踏まれたままの状態になる場合があることが知られています。このような遺伝子は、がん遺伝子と呼ばれています。多くの場合、がん遺伝子によってつくられる蛋白質(たんぱくしつ)は、正常細胞も増殖をコントロールしていますが、その働きが異常に強くなることにより、細胞増殖のアクセルが踏まれたままの状態になります。 例えば、「myc」と呼ばれるがん遺伝子の場合、1個の細胞あたりの遺伝子の数が殖えることにより、「myc遺伝子」によりつくられる蛋白質が増えすぎて、際限ない細胞増殖を引き起こすことがわかっています。また、「ras」と呼ばれる一群のがん遺伝子は、特定の場所に傷がつくと働きが過剰な状態になり、やはり際限ない細胞増殖を引き起こすと考えられています。 このようにがん遺伝子の変化は、特定の蛋白質の働きを異常に強めることにより、がんにつながる増殖異常を引き起こします。したがって、その蛋白質の作用をうまく抑えるような薬を見つければ、細胞ががん化することを防いだり、すでにできているがんの増殖を抑えたりすることができます。4.がん抑制遺伝子 がん遺伝子が車のアクセルとすると、そのブレーキにあたる遺伝子が、がん抑制遺伝子です。がん抑制遺伝子は細胞の増殖を抑制したり、細胞のDNAに生じた傷を修復したり、細胞にアポトーシス(細胞死)を誘導したりする働きをします。DNAの傷が蓄積するとがん化に結びつくので、修復が必要です。異常細胞が満腹感を感じたりします。その他、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢、便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。
 卵巣癌ではお腹の中に水分が産生され(腹水)お腹がふくれることがあります。水分は肺にたまることもあり、息切れが生じることもあります。こういう症状は癌でも起こりますが、その他重病でなくとも起こります。その診断は医師でなければできません。
診断と進行期別分類
 この様な症状を起こした原因を探るためには既往歴を尋ね、内診などの診察を行ないます。腟、直腸、下腹部の触診から腫瘤やその発育を感じとります。子宮頚部細胞診(子宮頚癌の検診に一般的に用いられる)も内診時に行なわれますが、卵巣癌の発見、診断には直接関係はありません。その他、次のような検査が行なわれます。
超音波検査では、高周波の音波が用いられております。この人間では聞き取れぬ音波が卵巣に当てられます。その反射波が造り出すパターンによって超音波画像が得られます。健常組織、水分の貯留した嚢腫、そして腫瘤はいずれも異なった反射波を出します。
下部消化管検査、バリウムによる注腸検査は大腸、直腸のレントゲン検査になります。バリウムを含む白いぬるぬるした液を腸に注入した後、レントゲン写真をとります。バリウムが大腸、直腸の輪郭をレントゲン上で描き、腫瘤や腹腔内の状況を判定する手助けとなります。
経静脈的腎盂撮影は、造影剤を注射した後に腎臓や尿管のレントゲン写真をとります。又、よく血液中のCA-125という物質を測定します。これは腫瘍マーカーといわれ卵巣癌細胞で作られています。しかし、は卵巣癌の女性に必ずめられるとは限らず、良性の卵巣腫瘍の人にも認められることがあります。従って、これだけで癌と診断することはできません。
 卵巣癌と診断する確実な方法は組織標本を顕微鏡で病理医が確認するしかありません。この検査のために組織を切除することを生検といいます。組織を取るため外科的に開腹術を行ないます。癌が疑われる場合、卵巣全体を取りだします。(卵巣摘出術)。これは重要な方法であって、もしも癌であった場合、卵巣の外側を切り出すと、癌細胞が中から出てきて病気を広げることになるのです。もし癌が見つかった場合、後に示すような術式を施行します。この際、近傍のリンパ節も切除し、又、横隔膜その他腹腔内臓器の組織もとっておきます。これらの資料は全て病理医により癌細胞の有無を確認します。この過程を観血的な進行期分類の決定と呼び、癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要になります。
治療
 卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。
 癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分


胃がんステージ

の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがありま


胃がんステージ


す。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受ける


胃がんステージ


のは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま

胃がんステージ


います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容を


胃がんステージ

メモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに


胃がんステージ


参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。

胃がんステージ


どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険性と副作用は何ですか? 

胃がんステージ


治療の決定は複雑です。診療計画については複数の医師のアドバイスを受けることも役立ちます。の助言を受ける医者を探すにも自


胃がん分類

便秘、頻尿感がでてきます。腟からの出血は卵巣癌の症状としては稀です。
卵巣癌ではお腹の中に水分が産生され(腹水)お腹がふくれることがあります。水分は肺にたまることもあり、息切れが生じることもあります。こういう症状は癌でも起こりますが、その他重病でなくとも起こります。その診断は医師でなければできません。
診断と進行期別分類
この様な症状を起こした原因を探るためには既往歴を尋ね、内診などの診察を行ないます。腟、直腸、下腹部の触診から腫瘤やその発育を感じとります。子宮頚部細胞診(子宮頚癌の検診に一般的に用いられる)も内診時に行なわれますが、卵巣癌の発見、診断には直接関係はありません。その他、次のような検査が行なわれます。
?超音波検査では、高周波の音波が用いられております。この人間では聞き取れぬ音波が卵巣に当てられます。その反射波が造り出すパターンによって超音波画像が得られます。健常組織、水分の貯留した嚢腫、そして腫瘤はいずれも異なった反射波を出します。
下部消化管検査、バリウムによる注腸検査は大腸、直腸のレントゲン検査になります。バリウムを含む白いぬるぬるした液を腸に注入した後、レントゲン写真をとります。バリウムが大腸、直腸の輪郭をレントゲン上で描き、腫瘤や腹腔内の状況を判定する手助けとなります。
経静脈的腎盂撮影は、造影剤を注射した後に腎臓や尿管のレントゲン写真をとります。又、よく血液中のCA-125という物質を測定します。これは腫瘍マーカーといわれ卵巣癌細胞で作られています。しかし、は卵巣癌の女性に必ずめられるとは限らず、良性の卵巣腫瘍の人にも認められることがあります。従って、これだけで癌と診断することはできません。
卵巣癌と診断する確実な方法は組織標本を顕微鏡で病理医が確認するしかありません。この検査のために組織を切除することを生検といいます。組織を取るため外科的に開腹術を行ないます。癌が疑われる場合、卵巣全体を取りだします。(卵巣摘出術)。これは重要な方法であって、もしも癌であった場合、卵巣の外側を切り出すと、癌細胞が中から出てきて病気を広げることになるのです。もし癌が見つかった場合、後に示すような術式を施行します。この際、近傍のリンパ節も切除し、又、横隔膜その他腹腔内臓器の組織もとっておきます。これらの資料は全て病理医により癌細胞の有無を確認します。この過程を観血的な進行期分類の決定と呼び、癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要になります。
治療
卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。
癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがあります。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受けるのは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま
います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容をメモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。
どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険対しても、抗がん剤はしばしば使用されます。フルオロウラシルが有効で、近年、この抗がん剤の奏効率を高める治療の研究が進み、好成績が得られつつあります。最近、塩酸イリノテカンが有効であることも報告されています。重い全身合併症がなく、肝臓、腎臓、骨髄機能に高度な障害がない場合は、化学療法が行われます。使用される抗がん剤には、ゲムシタビン、フルオロウラシル等がありますが、単独では薬剤の効果が十分でないことが多く、効果を高めるためさまざまな努力がなされています。肺や骨、リンパ節など他の臓器への転移がある場合には、シスプラチンを中心とした抗がん剤を使用して、全身化学療法を行います。多種類の薬剤を併用して行いますが、薬物有害反応がかなり強くみられます。奏効率は、60~70%といわれています。手術後は、抗がん剤のシスプラチンを主体とする多剤併用化学療法でがん細胞の完全消失が認められ、長期に生存している患者さんも増えています。手術が不可能な場合は、放射線療法やブレオマイシンなどの抗がん剤の投与が行われます。外科療法や放射線療法等を主体とした治療を行いますが、抗がん剤などによる化学療法を併用することがあります。ある程度進行していたら、化学療法を併用します。悪性度の高いがんに対しては、手術後に全身的化学療法を続けて行います。10.新薬の誕生までの道のり最初の抗がん剤の発見以来、約30年の間に100種以上の新薬が開発され、現在、治療に用いられています。抗がん剤は、植物の成分、細菌の培養液など多くの資源から探索されます。あるいは、人工的に合成する場合もあります。新しい抗がん剤の候補が発見されると、ヒトの培養がん細胞やヒトのがん細胞を植えつけた動物に対しての有効性が研究され、次にその薬物有害反応が研究されます。がんに対する効果と、ヒトが耐えられるかどうか、その薬物有害反応はどういう種類でどの程度か等が判断された後に、実際のがん治療における有効性を知るために、臨床の研究へとステップアップします。 ヒトでの臨床研究では、まず、薬物有害反応、血中濃度、有効性等の研究(第I相研究)が行われます。このときに安全な投与量が決定されます。次に、この安全な投与量を用いて、薬の有効性と有害事象が研究されます(第II相研究)。以上の結果から、市販する価値を認められた薬のみが、広く治療に用いられます。一般に、新薬の発見から市販までに10年以上かかるといわれるほど、長い慎重な研究を重ねて新しい抗がん剤が誕生します。しかし、それでは有効な抗がん剤の恩恵を受けられない方も多いので、よく効く抗がん剤はできるだけ早く使えるようにしようという努力がなされています。11.抗がん剤による薬物有害反応について抗がん剤には、がん細胞を死滅させるとともに、正常な細胞も傷害させてしまうという作用(薬物有害反応)があります。理想的な抗がん剤は、がん細胞だけに作用して正常な組織には作用しないという薬ですが、残念ながらそのような薬は現在のところ存在しません。もちろん、分子標的薬といったがんにのみ作用する抗がん剤の開発、あるいは投与の工夫により、なるべくがんへの選択性を高めるための研究が行われていますが、薬物有害反応をゼロにすることはできていません。抗がん剤とその主な薬物有害反応には、あげたようなものがあります。抗がん剤の薬物有害反応はさまざまですが、正しく使えば多くの場合は使用を中止すれば治ります(可逆性)ので、がんの治療は可能です。薬物有害反応を薬により軽減させることも、薬物療法の大きな役割です。治療を受ける方が薬物有害反応に十分耐えることができ、そして十分効果的にがん細胞を破壊できる抗がん剤が、実際の治療に使用されています。 近年では、薬物有害反応の異なる複数の抗がん剤を同時に用いて薬物有害反応を分散させ、がんに対する効果も増強させる多剤併用化学療法が行われています。特徴の異なる薬剤を組み合わせることによってすべての薬物有害反応が軽く済み、軽い薬物有害反応なら薬物有害反応防止剤で克服できるということです。 がんの化学療法を安全に行うためには、抗がん剤の効果と薬物有害反応を熟知している専門医による治療が必要です。主治医は、通常どのような薬をどのように内服、または静脈注射するかとともに、その治療を受けた場合の効果と、どのような薬物有害反応が出るかを詳しく説明します。そのときわからないことがあれば必ず質問するなどして、よく理解したうえで治療を受けることが大切です。薬物有害反応をコントロールすることが、抗がん剤による治療にとって重要です。病状をよく知り、その治療の必要性をよく理解することは、薬物有害反応に対する心構えにもなります。以下に主な薬物有害反応について述べます。1)血液毒性ー骨髄抑制抗がん剤の多くは増殖が盛んな細胞に作用するため、骨髄細胞や毛根といった正常細胞もダメージを受けやすくなります。骨髄細胞(幹細胞)は血液中の細胞(白血球、赤血球、血小板)のもととなる細胞のため、これらがダメージを受けることにより、血液中の白血球、赤血球、血小板の減少が起こります。これらの細胞は、免疫、酸素運搬、血液凝固といった大切な役割を持っているので、減少の度合いが強いと命にかかわりかねません。そのため抗がん剤を投与するときは、頻回に採血をし、毒性をモニターすることが大切となります。2)白血球の減少と発熱ほとんどすべての抗がん剤に白血球減少がみられるため、抗がん剤の投与
量が規制されます。白血球減少は、最も高頻度に現れる薬物有害反応といえます。白血球が減少する時期は抗がん剤の種類によって違いますが、3~4週間の間隔で注射をする場合、
多くは10~14日後に最も減少します。減少する程度は個人差があります。そして白血球数が2,000/μl以下になって免疫力が低下し、発熱、感染症(肺炎など)の可能性があると判断し
た場合には抗生物質を投与することがあります。白血球減少に対して、抗がん剤を投与した後に顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)を皮下注射、または静脈注射して白血球減少を予防
したり、回復を早めることがあります。3)血小板の減少と出血傾向血小板は出血を止める働きがあるため、血小板が減少すると出血しやすくなり、皮下に出血斑ができたり、歯を磨
いたときに出血するようになります。さらに血小板減少が重症化すると、脳出血や消化管出血のおそれが強くなるので、入院をして血小板輸血をしなければならない場合もあります。
血色素の減少と貧血赤血球は白血球に比べて寿命が長いため、抗がん剤により高度の貧血を起こすことはまれですが、軽度の貧血はよく起こります。延命を目的として治療するがん完
全に治すことが期待できない場合でも、化学療法でがんをコントロールしつつ、できる限りQOLの高い日常生活を送りながら、しかも長期に生存することを目標とします。延命を目的と
して治療するがんには、以下のようなものがあります。シスプラチンにより、治療成績は飛躍的に向上しました。外科
半分くらいの方がほとんど痛みを感じなくなります。外部照射を1~3週の治療期間で行います。(2)転移性脳腫瘍密封小線源治療外部照射法に対して内部照射法ともいわれますが、この用語はあまり使われません。管、針、ワイヤー、粒状などの形状となった容器に密封されたラジウム、セシウム、イリジュウム、金などの放射性同位元素を放射線源として使います。口腔、舌、乳房、前立腺などのがんでは、がん組織やその周囲組織に直接放射線源を挿入します(組織内照射法)。食道がん、子宮頸部がん、肺がんでは、食道、子宮腔、気管などの腔内にあらかじめチューブを適当な位置に装着し、その後放射線源を挿入して(腔内照射法)治療します。放射線がたくさん照射されるのが、がん組織やその周囲のわずかな正常組織であるため、がんを治す確率が高く、しかも副作用が少なくできる治療法です。一般的には小さながんに効果が高い治療法です。外部照射と組み合わせて使われることもあります。放射線源の強さにより、24時間から7~8日にわたって治療する場合と、数分の治療を数回繰り返す場合があります。長時間治療する方法を時間あたりの線量が低いので低線量率といい、短時間治療する方法は高線量率といいます。低線量率で長時間治療している間は、他の人に放射線があたらないように特別の部屋に入っている必要があります。高線量率の場合は治療するのは治療室内ですが、数分で術ら心臓に戻ってくる血流が遮断され、顔面のむくみ、腕のむくみ、呼吸が苦しい、咳などの症状が出ます。 抗がん剤がよく効くがんでは、まず抗がん剤での治療が行われることが多いですが、2~5週の外部照射をすることがあります。50~90%で症状がよくなります。 転移性骨腫瘍により脊髄が圧迫されると、歩行困難、しびれや感覚がなくなったりします。状態に応じて手術または放射線治療が行われます。2~5週の外部照射が行われます。 治療前の神経症状の程度で改善率が異なり、全く歩行ができない状態では神経網膜芽細胞腫、悪性リンパ腫、子宮頸部がん、肺がん、食道がん、前立腺がん、皮膚がんなどで行われています。(2)手術の前、または後の治療(術前、術後治療)手術中に散らばるおそれのあるがん細胞をできるだけ殺しておくためや、がんをできるだけ小さくして手術をしやすくしたりするために手術前に放射線の治療をすることがあります。手術後には手術で切除しきれずに残ったがん細胞を殺してしまい、再発の可能性を下げるために治療をすることがあります。乳がん(温存療法、乳房切除術後)、頭頸部がん、骨軟部腫瘍、食道がん、肺がんなどで行われています。(3)手術後の再発に対する治療手術をした部位から再発した食道がん、肺がん、頭頸部がん、乳がんなどでは、遠隔転移がなければ放射線治療で治癒する可能性があります。抗がん剤と併用して治療することもあります。再発したがんによる症状を緩和する目的でも放射線治療が行われます。(4)全身照射骨髄移植を施行する直前に、免疫力を落として移植される骨髄がうまく生着するためや、白血病などの再発を減らすために行います。1日で終了することもありますが、多くは数日にわたって行われます。最近は朝と夕方の2回治療を行い、3日くらいで終了する方法が多くなっています。(5)術中照射手術中にがん組織に放射線照射をする方法です。直接確認して確実にがん組織に照射することができ、がん組織周囲の腸管などの放射線に弱い組織を避けて治療ができます。膵がん、直腸がんなどで行われています。1回だけで終了します。通常の外部照射を追加することもあります。 2)がんによっておこっている症状を和らげるための治療(緩和治療)骨転移による痛み、脳転移による神経症状、がん組織による気管、血管、神経などの圧迫による症状を和らげます。生存期間を延ばすことにはあまり寄与しないかもしれませんが、一日一日をできるだけ苦しまずに安楽に暮らしていけるようにすることが可能な治療です。4.放射線治療の方法放射線治療の方法には身体の外から放射線を照射する外部照射法と、放射線源を直接身体の組織や、食道、子宮といった腔に挿入して治療する密封小線源治療があります。どちらかひとつの放射線治療をすることもあれば、外部照射法と密封小線源治療を組み合わせて治療することもあります。最も多く行われている方法は外部照射法のみで行われる治療です。 非密封の放射性同位元素による治療についても簡単に記載します。 1)外部照射法外部照射法に使われている治療機器には、放射線源であるコバルトを使う治療装置や、電子を加速してX線、電子線をとり出すリニアック、マイクロトロン、ベータトロンがあります。これらは高エネルギー治療装置といわれ、1960年代以降に普及してきました。それ以前は低いエネルギーのX線治療装置が主流でした。しかし、この治療装置では、身体の深いところにあるがんよりは表面の皮膚に高い線量となってしまい、がん病巣に対する線量が不十分なため、がんの治りが悪く、しかも強い皮膚炎が生じてしまいました。皮膚に潰瘍やケロイドができたりといった副作用が強く、しかも効果があまりないという放射線治療のイメージはこの時代につくられたものと思います。 外部照射は以下のような手順で行われます。(1)固定具の準備頭頸部領域などのがんを治療する場合には、シェルと呼ばれる固定具をつくることがあります。治療は何回にも分けてしますから、毎回同じ体位で治療するために使用します。毎回同じ体位で治療することは非常に大事なことで、治療成績にも影響してきます。乳がん温存療法での放射線治療でも、毎回同じように上腕を上げるために特製の腕置きを使うことがあります。(2)治療計画放射線をどの部位に、どの方向から、どのくらいの量を何回に分けて治療するのかという治療計画をします。シュミレーターと呼ばれるX線透視装置やCTを使って治療部位を決め、がんに十分な放射線量があたり、がんの周囲の正常組織にあまりあたらないように放射線照射の方向を検討します。一方向からの治療のこともあれば、いくつもの方向から照射する場合もあります。CTで得られた画像を用い、3次元治療計画、強度変調放射線治療(IMRT)という照射方法にすることもあります。従来の放射線治療方法に比べると腫瘍により限局して放射線を照射することができる方法です。ホルモン療法とはある種のがんでは、がん細胞の発育にホルモンを必要とします。そのため、特定のホルモンを分泌している部分を手術で取り除いたり、経口や注射によってそのホルモンと反対の作用をするホルモンを投与して、がん細胞の発育を阻止する治療法が行われます。この治療法をホルモン療法(内分泌療法)といい、がん細胞を殺すのではなく、がんの発育を阻止してコントロールするのが特徴です。ホルモン療法は長期間の治療になり、薬物有害反応は示すようなものがあります。治療の対象となる主ながんは、乳がん、子宮体部がん、前立腺がん、甲状腺がん、腎がん等です。どのような照射方法が適当かは腫瘍部の線量分布、周囲正常組織の照射線量、治療の目的、全身状態などを考慮して決定します。(3)照射位置のマ-キング照射方法が決まると、皮膚表面あるいはシェル表面にマ-キングをします。放射線の照射 毎日の治療は、体表面に描かれたマ-キングをもとに放射線治療技師により行われます。治療に用する時間は、治療室に入ってから出てくるまで10~20分程度で、実際に放射線が照射されている時間は数分です。 (5)治療の期間通常月~金曜日までの週5日が治療日で土曜日、日曜日、祝日が休みです。何週かにわたって治療します。場合によっては週3日や週4日治療することもあります。 どのくらいの回数を治療するかは、治療の目的、全身状態などにより異なります。1回や1週(数回)で終わることもあれば、2ヶ月もかかることもあります。1日に2~3回に分すすめられることがあります。また時には、超音波その他の検査法により、経過を観察することもあります。


胃がん分類

悪性腫瘍とは癌のことです。近傍の正常組織や臓器に浸潤しこれらを破壊してゆきます。
また癌細胞は卵巣の腫瘍本体から離れ、腹腔内の他の臓器にたどりつき新しい腫瘤を形成し


胃がん分類

ます。卵巣癌は特に大腸、胃、横隔膜などに進展します。癌細胞はまた、リンパ経路や血行路にも入りこみ、これを伝って他の部位へも移行します。この癌の移行を転移と呼びます。


胃がん分類

卵巣癌には様々な種類があります。最も一般的なものは卵巣表層上皮から発生する上皮性卵巣癌です。(その他の種類は発生が稀で本書では扱いません)癌が転移しても、その転移病

胃がん分類


巣には同じ種類の細胞が認められ、原発病巣と同じ名前で呼ばれます。例えば卵巣癌が大腸に転移しても転移性卵巣癌と呼びます。新しい病巣が大腸にできても大腸癌ではありませ


胃がん分類

ん。
卵巣癌は初期に発見するのが難しい病気です。普通は初期には無症状であり、多くの場合発


胃がん分類

見されるまでには広がっているのです。圧迫、痛み、その他の症状をもたらすまでに癌が発育していることが多いのです。症状が出ていても非常にぼんやりとしているため、見過ごさ


胃がん分類

れることがあります。
腫瘍が発育すると、お腹がはってふくれた感じや、下腹部の不快感が出現してきます。食欲

胃がん分類


低下や少量の食事をとっただけでも満腹感を感じたりします。その他、消化不良、吐き気、体重減少がでてきます。大きな腫瘍になると近傍の臓器である腸や膀胱を圧迫し、下痢


胃がん初期症状

前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを大阪府では1998年の一年間で868人の食道癌患者さんが発生しています。これは罹患率の高い胃癌の約6分の1、大腸癌の約6分の1にすぎませんが、食道癌は人口の高齢化に伴い年々増えています。 食道癌の症状
全国集計によると進行した食道癌では90%の方が症状を有し、症状の主なものは嚥下困難食べ物を飲みこみにくい)と様々な程度のつかえ感や狭窄感(食べ物がつまる感じ)でし
た。一方早期の食道癌の症状は食物が通過する時に胸の辺りが「しみる」「圧迫される」等の軽微なものですが、40%の方は無症状です。食道癌は早い段階からリンパ節や他の臓器
への転移がみられ、発見が遅れると各種治療を行っても完治はできません。したがって癌を完治させるためには、症状のない早期の内に発見する必要があります。
4.食道癌を早期に発見するためには
食道癌の高危険群
食道癌は男女比が6:1と圧倒的に男性に多く、50歳代以降の方に多く発生します。また、たばことお酒を共に嗜む人では、食道癌の危険性は9倍、頭頚部の癌に罹ったことのある
人では26倍高くなります。これらの危険因子をもつ方や症状がある方は食道癌の検査を受けることをお勧めします。 食道癌の検査法
食道癌の検査にはレントゲン検査と内視鏡検査がありますが、早期に診断するためには内視
鏡検査が必要です。内視鏡検査ではルゴール(ヨード)を噴霧すると癌が鮮やかに浮かび上がり早めにみつけるためには
以上のような点に注意しても、食道がんの発生をぐことは不可能です。したがって早期発見がきわめて重要となります。 
ふだんから、地域での検診やかかりつけの病院での定期検査で、年1回は内視鏡(胃カメラ)検査を受けることが肝要です。また、前述したような自覚症状に気づいたら、我慢せず早めに病院を受診し、検査を受けてください。
もし、ルゴール散布による色素内視鏡検査をルゴールに不染な白色の粘膜が5?以下であれば、がんの可能性は低いのですが、1?以上だとがんの可能性が高くなります。
微小な不染粘膜が発見された場合は、少なくとも6カ月後の再検査が必要となります。
食道がんは悪性度の高いがんの1つですが、最近の医学の進歩により食道がんの治療成績は飛躍的に改善してきました。早期がんであれば完治することも可能ですが、進行すればするほど治療も困難となります。
とくに喫煙者、多飲者の人は年1回の内視鏡検査(胃カメラ)を必ず行なえば、早期発見と早期治療に結びつくと考えられます。
がんでの死亡率
日本人の3人に1人はがんで死亡しているといわれるくらい、日本人の死亡率として
多い病気です。
顕微鏡検査で前立腺がんと診断された場合、前立腺がんは腫瘍の悪性度をグリーソンスコアーとよばれる病理学上の分類を使用して表現します。これはがんの悪性度を5段階に評価するものです。「1」が最もおとなしいがんで、「5」が最も悪いがんを意味します。前立腺がんの多くは、複数の、悪性度の異なる成分を有しているため、最も多い成分と次に多い成分を足し算してスコアー化します。これがグリーソンスコアーです。たとえば最も多い成分が「3」で次に多い成分が「4」の場合、「3」+「4」=「7」と評価されます。グリーソンスコアーの解釈ではスコアーが「6」か、それ以下は性質のおとなしいがん、「7」は前立腺がんの中で最も多いパターンで中くらいの悪性度、「8」~「10」は悪性度の高いがんと理解されます。この分類は治療法を考えるうえでとても大切です。
画像診断
前立腺がんと診断された場合、病気の広がりを確認するため、(CT、身体をエックス線で断面を調べる方法)あるいは、(MRI、強い磁場の中で生ずる電磁波をコンピューターでとらえて断面像を得る方法)、骨シンチグラム(アイソトープの静注によって骨転移の有無を調べる方法)が施行されます。これらにより局所での進行の程度、リンパ節転移、あるいは骨転移の有無を確認します。
CTはリンパ節転移やがんの周辺への進展の有無を確認するために施行されます。MRIでは前立腺内でがんが存在している場所や前立腺内にがんがとどまっているか、あるいは前立腺外への進展がないか、精嚢への浸潤がないか、など特に治療として手術療法が考慮される場合には有用な情報が得られます。ただ全例に必要というわけではなく、専門医は状況を判断して必要な場合にどちらか、あるいは両方の検査を指示します。
骨シンチでは骨に異常がある場合には集積が強く描出されます。集積の度合いやそのかたよりなどにより骨転移があるかどうかを判定します。
4.病期(ステ-ジ)
触診所見、画像診断の結果などから前立腺がんの病期は決定されますが、前立腺がんの分類は複雑です。これは前立腺肥大症として手術が行われ、その結果、前立腺がんが認められた場合も含めて分類するためです。
またPSA検査の普及にともない、触診あるいは画像検査などで特別がんを疑う所見がなかったにもかかわらず、PSA値の異常を認めたため生検を施行し、その結果がんを認めた場合をどのように分類するかということが必要となりました。
現在の分類では、前立腺がんを疑って検査を受けると、T1c以上の病期と分類され、前立腺がんを疑わず結果的に前立腺がんが発見された場合にはT1a.bと分類されます。PSA値の異常の
みで生検を実施し、がんが検出された場合はT1cと分類されます。T2以上は触診、あるいは画像で異常があった場合の分類となります。
ともいうべき器官でもあります。乳房には乳腺と呼ばれる腺組織と周囲の脂肪組織が存在します。乳腺組織は15から20の「腺葉」に、各腺葉は「小葉」と呼ばれる部分に枝分かれし、
小葉は乳汁を分泌する小さな「腺房」が集まってできています。各腺葉には乳管と呼ばれる細い管が1本ずつ出ていて、小葉や腺房と連絡しあいながら乳頭(乳首)に到達します。
乳癌はこの乳腺を構成している乳管や小葉の内腔の細胞から発生して、しだいに乳管や小葉を越えて増大していきます。癌細胞が乳管の中や小葉の中にとどまっているものを非浸潤
癌、乳管や小葉を越えて外に出ているものを浸潤癌とよびます。この他癌が乳頭で湿疹様に広るパジェット病があります。この乳癌についてこれから説明していきます。
乳癌の疑いと言われた方へ   
A乳癌が疑われる契機
乳癌が疑われる契機としては、乳房にしこりがあるという症状が大半です。それから、乳頭から分泌物がでる場合、そして最近では乳癌検診によって異常を指摘される場合も増えて
きています。ただしこのような症状があるから必ず乳癌ということではなく、良性疾患が原因であること
これですと照射時間は5-10分程度で、体の調子が非常に悪い方でなければ外来での治療も十分可能です。放射線治療の用い方は、照射だけの完治を目的とした根治照射、手術の前または後に照射する術前照射、術後照射などがあります。このように手術と組み合わせる方法は、リンパ節転移や周囲臓器への腫瘍の細かな浸潤など手術での確実な切除が保証できない部位に対して照射し、手術?放射線のお互いの持つ利点を生かそうとするものです。一方放射線治療だけで根治する食道癌は比較的小さな(早期の)腫瘍に限られます。小さな食道癌(5 cm以下)の外部照射での治癒率(5年生存率)は30 %と見込まれます。食道は肺や心臓などの大切な臓器に近いため外部照射ではなかなかたくさんの放射線を照射することが出来ないのですが、当センターではより多くの線量を安全に照射するために外部照射に加えて、食道内に放射線を発生する放射性同位元素(イリジウム)を挿入する腔内照射も行っております。この腔内照射では肺、心臓、脊髄などは線源から少し離れているだけですが、照射による副作用はほとんど考えるひつようのない程度まで急激に照射線量が低下します。このため食道の癌病巣に多くの放射線を照射することが可能となり、な経験を
基に安全かつ合併症の少ない治療を行えることと、切り取った癌の組織検査で内視鏡治療での癌の根治度を正確に評価できる点です。当院ではこれまで内視鏡治療後の出血や穿孔に
抗癌剤治療を受けた方の成績も含まれておりません。ここに示したようにIII期、IV期の食道癌は手術のみでは肉眼的に癌をすべて切除しても再発することが多いので、最近では期V期の方の多くには手術前に抗癌剤治療を行うようになりました(治療方法の選択の項参照)。手術前に抗癌剤治療を受けた方の5年生存率は40%でした。単純に比較することは
難ですが、手術前に抗癌剤治療を行うことにより、進行した食道癌の治療成績は改善され
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、
胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球
が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が
んに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2.症状
他のがんと同じように早期の前立腺がんに特有の症状はありません。あるとしてもその多くは前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多い)、残尿感(排尿後、尿が出
切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このような症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がない場合の症状は前立腺肥大症


胃がん初期症状


前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化


胃がん初期症状

などを背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性で


胃がん初期症状

は胃がんを抜き、肺がんに次いで2位になると見られる。
読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、20

胃がん初期症状


の前立腺の治療実績をし施設から回答を得た(回収率7
前立腺肥大症に伴う症状です。具体的には排尿困難(尿が出にくい)、頻尿(尿の回数が多

胃がん初期症状


い)、残尿感(排尿後、尿が出切らないで残った感じがする)、夜間多尿、尿意切迫(尿意を感じるとトイレに行くまでに排尿を我慢できない状態)、下腹部不快感などです。このよ


胃がん初期症状

うな症状があり、たまたま病院を受診した際に前立腺がんの検診が併せて施行され、検査の結果、前立腺がんが発見されることがほとんどです。また前立腺がんが進行しても転移がな

胃がん初期症状


い場合の症状は前立腺肥大症と大差はありません。
前立腺がんは進行すると骨に転移しやすいがんです。前立腺自体の症状はなく、たまたま腰

胃がん初期症状


痛などで骨の検査をうけ、前立腺がんが発見されることもあります。また肺転移によって発見されることもあります。


抗がん剤胃がん

は、日本人に増加傾向が著しいがんです。毎年約6万人が罹患し、2015年ごろには胃がんを抜くとの予測もあります。また、大腸がんによる死亡は、男性では肺がん、肝臓がんに次いで3番目、女性では1番目に多くなると推定されています。男性も女性もほぼ同じ頻度で大腸がんにかかります。60歳代がピークで70歳代、50歳代と続きます。欧米と比べ、10歳ほど若い傾向があります。5~10%の頻度で30歳代、40歳代の若年者に発生し、若年者大腸がんは家族や血縁者の中に多発する傾向が認められることがあります。大腸がんができやすい部位は直腸とS状結腸で、全体の約70%をしめています。特に直腸は全大腸がんの約50%が発生するほどがんができやすい場所です。2番目に多いのは便が長い間貯留しているS状結腸です。正確な理由はわかりませんが、一つには、内容物(便)が硬くなってきている部位では粘膜面の細胞の剥がれ落ちる数が多く、その分補強される数も多い(細胞分裂が盛んである)ためと考えられています。 大腸癌(大腸ガン)の原因大腸がんの発生には、遺伝的因子よりも環境的因子の比重が大きいと考えられています。食生活の急激な欧米化、特に動物性脂肪やタンパク質の取り過ぎが原因ではないかといわれています。動物性の脂肪を摂ると、消化を助けるために胆汁酸が多く分泌されます。脂肪の消化の際に発生する物質のなかに発がん物質があり、大腸の粘膜にがんが発生すると考えられています。しかし、5%前後の大腸がんは遺伝的素因で発症するとされています。大腸がんにかかりやすい危険因子として、 大腸ポリープになったことがある。 血縁者の中に大腸がんにかかった人がいる。 長い間潰瘍性大腸炎にかかっている。 治りにくい痔瘻(じろう)。 などの因子が指摘されています。大腸内視鏡を用いた精度の高い検査では、大腸ポリープはかなりの頻度で見つかります。一部のポリープはがんになることがありますが、多くはがんにはなりません。ポリープが見つかった場合は専門医に相談し、大きさ、かたち、色調を診てもらい、内視鏡的ポリープ切除などの適切な処置を受ける必要があります。 大腸癌(大腸ガン)の症状早期のがんは、症状はまずありません。血便のある場合はがんの注意信号です。がんの表面が潰瘍で出血しやすくなっているためです。肛門に近い部位にがんができた場合排便の際に肛門から出血する場合もあります。この症状は痔核と思われて放置されることがあります。がんによる血便では肛門痛がなく、暗赤色の血液が便に混じったり、ときに黒い血塊が出るなどの特徴があります。痔核と診断するためには大腸がんでないことを確認する必要があります。大腸は長い臓器であるため、部位によって症状が異なります。大腸を右結腸、左結腸、直腸の3つに大別して比較してみると、右結腸では腹部症状(腹鳴、腹満など)が多く、次いで貧血、便通異常であり、左結腸では下血、便通異常(便秘、下痢)、腹部症状、の順であり、直腸では大半が下血で、便通異常、肛門部症状です。症状によって病気のおおよその部位の見当をつけることができます。腸閉塞をきたすのは左結腸で、右側の貧血とがん細胞が正常細胞と比べて熱に弱いという性質を利用した、がんの治療法です。顔に発生した肉腫が丹毒(たんどく)による発熱で消失したことや、自然治癒したがんのうちおおよそ1/3で発熱していたという報告等、がんが治ることと発熱の間には、何らかの関連がありそうだと昔からいわれていました。本格的な研究がはじまったのは、1960年代になってからです。現時点では研究段階の治療で、まだ標準的治療とはいえません。この治療法の対象となるのは、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや再発がんです。2.方法温熱療法には、全身を加温する方法(全身温熱療法)と、がんやその近くを温める方法(局所温熱療法)があります。一般には局所温熱療法が主に行われる方法で、マイクロ波や電磁波を用いた装置で局所を温めます。体の外から加温するのが最も多く行われる方法ですが、その他に食道、直腸、子宮、胆管といった管腔(かんくう:空間のある場所)内に器具を入れて加温する方法や、がん組織の中に数本の電極針を刺し入れて加温する方法が試みられています。がんに対する効果は41℃以上で得られますが、42.5℃以上で特に強くなることが知られています。体の表面に近いがんは目的の温度まで比較的容易に温めることができますが、体の奥深いところにあるがんは、脂肪、空気、骨が邪魔をして十分に温めることが難しい場合が多く、温熱療法の効果が不十分になる可能性があります。 温熱療法は通常は単独で用いるのではなく、放射線や抗がん剤の効果を強めることを目的に、放射線や抗がん剤と併せて使います。最も研究が行われているのは局所温熱療法と放射線を併せて行う治療で、脳腫瘍、食道がん、乳がん、大腸がん、膀胱がん、軟部組織腫瘍等のがんで試みられています。 加温時間は長ければ長いほど効果が増しますが、一方、治療を受ける患者さんの負担が大きく、45~60分くらいが普通です。毎日治療をするとがん細胞が熱に強くなり、温熱療法の効果が下がりますので、3日くらいは間隔を空けて治療します。週に1~2回治療するのが一般的です。 放射線は通常の放射線療法と同じく週5回照射する場合と、温熱療法を施行する日に合わせて週1~2回照射する場合があります。週1~2回の照射では1回の放射線量が多く、副作用が強くなることがありますので、治療する場所が限られます。3.副作用温熱療法に伴う副作用には、加温した部位のやけど、痛みがあります。体の深いところを治療するのに適した高周波の加温装置を使用した場合は、頻脈、体温上昇といった全身の症状が出ることがあります。放射線と併せて用いたときには、放射線の副作用を増悪させないという報告が多くみられます。国内での装置の普及も進み、全国の多くの病院に導入されました。1996年4月より、それまで条件付き適用であった保険も全面適用となりました。しかし、温熱療法ががんの治療法として第一に選ばれる状況は、限られています。多くのがんでは種類や進みぐあいを考えてからと仙骨近くの皮膚、直腸を切開し病変に到達する方法です。肛門括約筋(肛門を開閉する筋肉)を切らない方法と切る方法があります。術後に、放射線療法や化学療法を追加する場合もあります。 人工肛門 肛門に近い直腸がんや肛門にできたがんでは、人工肛門を造設する直腸切断 術という手術を行わなければなりません。また、高齢者は肛門括約筋の力が低下しており、無理して括約筋温存術を採用すれば術後の排便コントロールが難しい場合もあるので、人工肛門による排便管理を勧めています。患者会専門の看護師を通し、便を排出するためのストーマ(開口部)教育を充実さ せ、人工肛門管理の自立とメンタルケアに務めることが重要です。 3)放射線療法放射線療法は高エネルギーX線やその他の種類の放射線を用いてがん細胞を殺す治療のことです。外科手術のように、あくまでも放射線療法は局所療法であり、治療対象域内 のガンにしか効果はありません。手術前に腫瘍を小さくして切除しやすいようにする目的で行われることもありますが、ほとんどの場合は手術後、切除した周囲に残っているかもしれないガン細胞を破壊するために追加されます。 また、外科的に切除することが不可能な腫瘍がある場合には、腫瘍による痛みなどの症状を取り除くために照射します。(直腸がんの原発巣や骨盤内再発の治療、大腸がんの骨転移、脳転移)
放射線療法には2つのタイプがあります。 大腸は消化吸収された残りの腸内容物をため、水分を吸収しながら大便にするところです。多種、約2mの長さがあり、結腸と直腸、肛門からなります。
小腸から大腸に移行するところに回盲弁があり、盲腸の下端に虫垂突起があります。盲腸から続いて上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸と続き、そして直腸、肛門になります。肛門に近い約20cmを直腸、それ以外の部位を結腸と呼びます。
大腸癌(大腸ガン)とは?大腸癌とは、この管腔の粘膜面に発生した悪性腫瘍です。HLAは他人からの臓器移植の生着率に影響します。このHLAに抗原がペプチド(アミノ酸がいくつか結合したもの)の形で結合し、T細胞に提示されると、T細胞はその表面にあるT細胞レセプターと呼ばれる受容体(抗原とぴったり凹凸が合致するようになっている)によって、これは抗原だと認識します。ただし、T細胞が活性化するにはこれだけでは不十分で、抗原提示細胞上にあるいくつかの補助分子(細胞表面に存在し、細胞と細胞の接着に関与する分子や細胞内に刺激を伝える分子等)を介する作用が必要となります。すべての条件がそろうと、例えばHLAクラスIに結合した抗原ペプチドは、特にCD8陽性T細胞と呼ばれるT細胞に提示され、これを認識したT細胞は、活性化してキラーT細胞に変身します。また、HLAクラスIIに結合したペプチドはCD4陽性T細胞に提示され、ヘルパーT細胞を活性化させます。抗原提示細胞としては、マクロファージ、B細胞、あるいは樹状細胞(Dendritic Cell:DC)がありますが、その中でも特に樹状細胞は、最も強い抗原提示機能を持っています。 免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体等を活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療では、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4の治療法として期待されています。 免疫担当細胞を用いたがんの治療は、T細胞を増殖、活性化させる因子であるインターロイキン2(Interleukin-2:IL-2)と呼ばれるリンフォカイン(サイトカインの中で特にリンパ球が産生するもの)の発見により、発展してきました。がん患者さん自身のリンパ球を体外でIL-2と培養して、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球を患者さんに戻す治療法は「リンフォカイン活性化キラー細胞(Lymphokine Activated Killer cells:LAK)療法とじょうけっかんそくせんりょうほう)に比べて危険性は少なく、おおよそこの治療を受けた90%の患者さんで有効性を認めています。近年の画像診断やコンピュータの技術進歩により、複雑な形状の病巣に対しても治療が可能になり、現在は転移性脳腫瘍などがんの治療にも応用されています。わが国では、平成8年4月1日に保険適用になっています。2.リニアックを用いた定位放射線照射ガンマナイフによる治療は線量の集中性がよく、優れた治療成績をあげました。これを参考にして、一般の病院にすでに普及した放射線治療装置である直線加速器(リニアック)を用いて、病巣に放射線を集中させる治療を行う試みが開発されました。実際にはこの治療は、1980年代になってから主として動静脈奇形を対象にはじめられ、1980年代後半には、一部の施設でがんの治療にも行われるようになってきました。 この治療方法は、リニアックを回転させながら放射線を照射することと治療ベッドの回転を組み合わせる方法など、さまざまな方法が開発され、ガンマナイフと同等の放射線集中効果を得ることができます。この方法を可能にしたのは、種々の画像診断の技術が向上したことに加え、放射線治療の精度や、放射線の照射量の計算などを行うコンピュータ技術の進歩によるものです。この治療技術はアメリカで1990年代になって急速に普及し、脳動静脈奇形、聴神経鞘腫等の良性疾患だけでなく、転移性脳腫瘍、原発性悪性脳腫瘍の一部にも適用されています。わが国では、頭蓋内腫瘍を含む頭頸部腫瘍および脳動脈奇形に対して、平成10年4月1日に保険適用となっています。 国立がんセンターでは1991年7月以来、全国に先駆けて独自にこのシステムを開発し、スマート(SMART)と名づけて治療を行っています。この治療の対象は、主に原発性および転移性のがんです。この治療法の大きな特徴は、分割照射法を採用している点です。がんの放射線治療では、1回照射よりも分割照射のほうが周囲の正常組織への副作用を軽減できます。同じ部位に数回にわたって分割した照射を可能にするため、高精度な位置決めができる固定具を治療を受ける患者さんごとに作製しています。この方法では、他の照射法で治療の途中に起こりがちな倦怠(けんたい)、食欲不振、むかつきや嘔吐等の副作用が少なく、また照射後周囲の正常組織の有害反応はわずか3%だけでした。国立がんセンター中央病院では、この方法を用いてこれまで約400人の治療を行い、局所の治療としては優れた効果をあげています。 同様に、リニアックを用いた定位放射線照射を行うサイバーナイフ(cyberknife)は米国で開発された放射線治療装置で、135kgの超小型リニアックを6軸制御の日本製産業ロボットに取り付けた装置です。X線透視用カメラで患者さんの動きをモニターし、正確な治療を行うように工夫されています。従来のリニアックによる定位放射線照射と比較してリニアックが自由に動くので、病巣の形に応じた治療が可能です。 小さな肺がんや転移性肺がん等に対しても定位放射線治療が応用され(体幹部定位放射線治療)、平成16年4月1日に保険適用になっています。 温熱療法は、―、外科療法、放射線療法、抗がん剤による化学療法のうちのどれか1つか、またはそれらを併せた治療法を選択することが最も妥当です。現時点では温熱療法は、通常の治療法では治すことが難しい局所進行がんや、再発がんの治療法をいろいろ検討すかを検査すること、また肝や肺に転移していないかを検査することです。これらはCT,MRI,超音波などを用いて検査します。 便潜血反応検査大腸がんでは、大腸粘膜にできたがんに便が接触し、出血するため、便に血液が混ざる特徴があります。便潜血(べんせんけつ)検査はこの出血を見つける検査です。 直腸指診?肛門直腸鏡検査排便時の出血や便潜血反応検査の結果により、大腸がんの疑いがあれば、直腸指診と肛門直腸鏡検査が行なわれます。直腸がんの約80%は直腸指診によって見つかるといわれています。直腸がんだけでなく、膀胱や子宮、卵巣、前立腺の異常も調べられます。肛門直腸鏡検査は長さ約10センチの金属筒状の肛門鏡を挿入し、直腸内を直接観察するものです。 注腸X線検査肛門からバリウム溶液と空気を入れて膨らませ、大腸にバリウムを付着させ、X線写真を撮る方法で、様々な大腸疾患の診断に役立っています。大腸の形、大きさ、内径、位置、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。正常な大腸はその輪郭が滑らかな曲線を描きます。これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形していたり、粘膜のひだや模様の異常を見つけることができます。注腸X線検査の欠点として、盲腸や直腸、S状結腸の病変で腸の重なりのある場合やバリウムがたまっていると病変を見逃す危険があります。 大腸内視鏡検査内視鏡検査はファイバースコープや先端にCCD(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接、消化器粘膜を観察する方法です。 内視鏡検査は病巣(びょうそう)部を直接観察できることが大きな特徴です。主病巣の位置や大きさだけでなく、病巣の拡がりや表面の形状(隆起(りゅうき)や陥凹(かんお))、色調などから、病巣の数やある程度の深達度(しんたつど)が判断できます。もう1つの内視鏡検査の大きなメリットは、直接細胞を採り(生検)、病理検査ができるため、病気の判定に役立っています。大腸内視鏡検査は、事前に腸内を空にしてから行います。肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜表面の様子をモニターで観察します。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査をします。進行型大腸がんの約80%は潰瘍型なので、潰瘍とそれを囲む堤防様にがんができていることが発見できます。し大腸がんー併せて大きな特徴でもあります。また,大腸の症状も嘔吐などの腸閉塞症状がはじめての症状であったり,腹部や頚部の腫瘤が初めて気づく症状であることもありますがこれらの症状はがんがかなり進行していることを意味しています。最近は検診の普及で、便潜血反応検査で陽性に出たことで発見される率が増加してきています。いわゆる、無症状検診発見例です。90年後半では,半数近くが無症状で発見されています。 大腸癌(大腸ガン)の

抗がん剤胃がん


検査大腸がんは、早期に発見されればほぼ100%近く完治しますが、一般的には自覚症状がないため、無症状の時期に発見することが重要となります。大腸がんの検診の代表的なもの


抗がん剤胃がん

は、便潜血反応検査で、食事制限なく簡単に受けられる検査です。この検査だけでは大腸がんを確定することはできませんが、健康な集団の中から、大腸がんの精密検査が必要な人を

抗がん剤胃がん


拾いあげる最も有効な検査法です。大腸がんの確定診断のためには、注腸X線と大腸内視鏡が必須です。どちらの検査も下剤で便を全部排出しないと精度の高い検査はできません。ま

抗がん剤胃がん


た、レントゲンや内視鏡ができる状態でない腸閉塞状態でも、CT検査で腫瘍の状態を把握することができます。術前検査で大事なことは、がんがある周囲のリンパがはれていないー

抗がん剤胃がん


かし、全体像をとらえにくく、がんで腸管のなかが狭くなってしまっている場合は、挿入不可能なこともあります。また、大きな腫瘤(しゅりゅう)型がんの場合は接触して出血する

抗がん剤胃がん


こともあります。さらに、粘膜下層への進行の深さを調べるため、大腸用超音波内視鏡が用いられることもあります。 CT検査?MRI検査?超音波検査CT検査は身体にあらゆる角

抗がん剤胃がん


度からX線照射し、得られた情報をコンピューターで解析するものです。造影剤を使う場合と使わない場合がありますが、造影剤を用いる方法では病変がより鮮明に描き出され、検査


抗がん剤胃がん

したい臓器やその周辺をミリ単位の断層写真として観察できます。CT検査の結果はX線検査や内視鏡検査


早期胃がん

なります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表
面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
扁桃切除手術は片方ずつをの治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できす。
の治療法は以下になります 外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもありす。
臨床経過観察。 がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます再発前立腺がんの治療法再発前立腺がんの治療法は以下になります: 放射線療法。 放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
骨の痛みを和らげる緩和的療法としてのなどの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。 化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。で実施されている臨床試験についての前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き?がんの家系…両親と兄弟のなかに2人以上のがん患者がいる。
?食道に病変がある…逆流性食道炎、腐食性食道炎、食道アカラシア、バレット食道など。
以上7項目をあげましたが、とくに注意すべきことは、たばことアルコールです。したがって、食道がんを予防するためにしていただきたいことは以下の3点です。
?禁煙。
?過量の飲酒をしないこ。1日2合以下で、毎日は飲まないこと。アルコール濃度の高い種類のお酒を避けること。
?食道の粘膜が荒れるような熱いもの、辛いもの、硬いもの。
早めにみつけるためには
以上のような点に注意しても、食道がんの発生を100%防ぐことは不可能です。したがって早期発見がきわめて重要となります。 
ふだんから、地域での検診やかかりつけの病院での定期検査で、年1回は内視鏡(胃カメラ)検査を受けることが肝要です。また、前述したような自覚症状に気づいたら、我慢せず早めに病院を受診し、検査を受けてください。
もし、ルゴール散布による色素内視鏡検査を行ない、ルゴールに不染な白色の粘膜が5?以下であれば、がんの可能性は低いのですが、1?以上だとがんの可能性が高くなります。
微小な不染粘膜が発見された場合は、少なくとも6カ月後の再検査が必要となります。
食道がんは悪性度の高いがんの1つですが、最近の医学の進歩により食道がんの治療成績は飛躍的に改善してきました。早期がんであれば完治することも可能ですが、進行すればするほど治療も困難となります。
とくに喫煙者、多飲者の人は年1回の内視鏡検査(胃カメラ)を必ず行なえば、早期発見と早期治療に結びつくと考えられます。
がんでの死亡率日本人の3人に1人はがんで死亡しているといわれるくらい、日本人の死亡率として多い病気です。
その中でもとくに、食道がんというのはやっかいながんの1つです。
手術する際にも食道に最新の注意が払われなくてはいけません。
なので、食道がんでの死亡率を減らすために、今自分が出切ることを精一杯やっておょう。
当サイトでは、食道がんの初期症状から詳しく解説し、その治療方法まで述べていきます。
その1つ1つを十分に理解しながら、読み進めていっていただければ幸いです。
食道がんでの生存率
食道がんは上皮に出来るがんであると言われていて、50歳から60歳の年齢で多く10対1このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はすれば、入手できます。
外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
まとめの回答黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では腺窩に貯まるいって胸のなかにカメラを挿入する)を使って傷を小さくする手術手技も開発され、行なわれています。
抗がん剤治療と放射線治療
さまざまな理由で外科手術が不可能な場合や、再発転移を予防する治療法として、抗がん剤治療や放射線治療を選択します。
食道がんは、他の消化器がんと比べ、抗がん剤や放射線治療の効果が高いので、以前から広く行なわれてきましたが、最近ではより効果的な方法の開発もあり、有力な治療手段の1つとなってきました。
抗がん剤にはいろいろな副作用もあるので慎重に投与しますが、最近では副作用が少なく、がん細胞への効果の高い方法を選択しています。
食道がんにならないためには
食道がんになる危険性が高い項目をあげると、次のとおりです。
55歳以上の男性。
喫煙者…とくにたばこ1日20本以上。
飲酒者…とくに飲酒1日3合以上。あるいは強い酒をそのまま飲む。アルコールを飲む機会の多い接客業の女性など。
熱い食べものや辛い食べものが好きな人。
咽喉頭がん、胃がん、肺がん、大腸がんなどにかかったことがある。
の割合で男性に発症しやすいと言われています。
食道がんの生存率について皆さんは気になるのではないでしょうか。
どんな病気でも、やはり病気は【死】にもつながるイメージがありますので、生存率は気になります。そこで生存率についてちょっと調べてみました。
食道がんにかかった方の生存率ですが、残念なことに【5年以上の生存率は5%】と少ないものになっています。
食道がんにかかって1年以内の死亡率はとても高い病気なのです。
食道がんにかかると何故こんなにも生存率が悪いのでしょうか?答えは単純なものでした。
は癌は全身にひろがり手術や他の治療を行っても完治させるのは困難です。
癌の深部浸潤の程度(T因子)徴がある一方で、食道がんになっているところはルゴールに染まらず、白い粘膜としてはっきりと観察できるのです。
最終診断は、そのルゴールに染まっていない細胞組織を少し採って調べ、顕微鏡を使ってがん細胞を証明するのです。
食道がんが発見されたら、さらにCTスキャンや超音波(エコー)検査などにより、がんの進行度を調べ、その進行度に応じた治療方法を決定します。
食道がんの治療法は?
日本では以前より食道がんに対し、外科手術が治療の第一選択であり、主流でした。外科手術は患者さんの肉体的、精神的にきわめて大きな負担を与えてきました。
しかし最近では、外科手術も手技の改良や進歩、術後管理の発展により改善されつつあります。またがんを治すだけでなく、治療後の患者さんの生活の質の向上(QOLともいいます)まで考慮した、各種新しい治療法も開発されています。
これらの治療法をうまく組み合わせて食道がんを治す時代に入っています。したがって現在では、患者さん一人ひとりにあった、合理的な治療法を選択することが要求されていると言っても過言ではありません。
それでは代表的な食道がんの治療法を紹介します。
内視鏡的粘膜切除術


早期胃がん

粘膜固有層までにとどまっている食道がんは、通常、転移がみられないので、内視鏡を使て
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあ


早期胃がん

ります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
外照射。 組織内照射 高密度焦点式超音波治療の臨床試験。

早期胃がん


放射線療法の臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れます


早期胃がん

が、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験に


早期胃がん

の治療法は以下になります:
通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあ

早期胃がん


ります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
法併用または非併用する外照射。 組織内照射。


早期胃がん

併用または非併用する放射線療法の臨床試験。 超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。 新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試


早期胃がん

験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れまが、


ピロリ菌胃がん

女性で自分の家系に卵巣がんの人がいる方は、卵巣がんの発生するリスクが高くなります。病気を発症する危険を高めるものをリスク因子と呼びます。
一親等(母、娘、あるいは姉妹)に卵巣がんの人がいる場合、卵巣がんの発生するリスクが高くなり、一親等と二親等(祖母あるいは叔母)の両方に卵巣がんの人がいる場合、卵巣がんになるリスクはさらに高くなります。また、一親等の中で卵巣がんの人が2人以上いる場合は、リスクがいっそう高まります。卵巣がんの中には、突然変異という変化を起こした遺伝子が次の世代に引き継がれて、それが原因で卵巣がんが発生する場合があります。
細胞の中にある遺伝子には、親から引き継がれた遺伝情報があります。遺伝性の卵巣がんは、卵巣がん全体の約5%~10%を占めています。現在まで明らかにされている遺伝様式には、卵巣がんのみが遺伝する様式、卵巣がんと乳がんが遺伝する様式、そして卵巣がんと大腸がんが遺伝する様式の3種類があります。
遺伝子に発生した変化をみつけだす検査法はすでに開発されていて、がんになるリスクが高い人では、同じ家系にある人をこうした遺伝子検査で調べる場合があります。
腫瘍の自覚症状は意外に分かりにくい
卵巣に出来る腫瘍には色々な種類がありますが?その8割が良性のもので?卵巣がんと呼ばれている悪性の腫瘍は実に残りの2割程度といわれています。最近では、年々卵巣がんにかかる人は、増えているのですが、特徴として、都市部に住んでいる女性に多いという傾向がわかってきました。最近の研究ではライフスタイルと卵巣がんの関連性について研究が進められているそうです。
卵巣がんの自覚症状は、お腹が張ったような感じがするとか、おしっこが近いとか、下腹の部分に、しこりのようなものがある気がするといったようなあまり痛みを伴わない症状が多いといわれています。このため卵巣がんは、自覚症状がわかりにくいことから、卵巣がんであることがわからないまま、病院に来て検査を受ける方が多いそうです。
最近多いのは、子宮内膜症から卵巣がんに進行してしまうというケースも増えているようなので、痛みが無くても、体に少しでも異変を感じたら、そのまま放っておくのではなく、早めに病院に行くほうがいいかもしれません。良性の腫瘍ならいいですが、卵巣がんに進行して悪性の腫瘍になってしまうと死亡率が上がってしまいます。
早めにキチンと検診を受ける
卵巣に出来る悪性腫瘍のことを卵巣がんといい、近年少しずつですが、発生確率が増えてきているといわれています。卵巣がんというのは、女性特有の病気です。初期症状は自覚症状が無い場合が多く、お腹が張ったような感じや、下腹のしこり、頻尿などといったような痛みを伴わない症状が多いとのことです。卵巣がんで腹水がたまった状態になると、転移していたり、末期のがんになっていることもあります。そうなると、専門医がいる病院で検査しなければなりません。卵巣というのは、親指くらいの大きさの臓器です。女性の体の左右に一つずつあります。卵巣がんの検査の方法は、腫瘍マーカーなどの科学的な検査方法や超音波検査、病理学的な細胞を採取して行う検査など色々あります。卵巣がんの治療の方法は、抗がん剤を使用したり、化学療法を行ったり、進行が進んでいる場合は、卵巣の摘出手術を行うこともあります。
末期のガンでないかぎりは外科的手術をしなくても、漢方を使った漢方療法や、免疫療法などが行われているようです。
子宮にはその左右に卵巣という臓器がついており、これらに発生するがんを卵巣がんと言います。卵巣がんはある程度腫大するとか腹水が貯留するなどがんが蔓延してから、初めて自覚的な症状がでるため早期診断しにくいがんであり、当院の症例でも半数以上が進行がんで診断されている悪性腫瘍です。また卵巣がんと良性の卵巣腫瘍との鑑別は難しく、手術で摘出?検査してから初めてがんと診断される場合も多くあります。
このように卵巣がんの診断や治療は難しく、取り上げるべき問題点は数多くあるのですが、卵巣腫瘍の診断の方法や発想を理解して頂くために、1. 卵巣がんの分類、2. 良性腫瘍との鑑別が難しい、について下の「II. 卵巣がんの問題点」で取り上げます。ここでは主に卵巣がんの一般的な診断?治療について述べます。
初期症状
腹部膨満感肥満妊娠等、理由がないのにお腹が膨れてきた場合
腹部腫瘤自覚自分で触って下腹部にしこりが触れる場合
検診異常    検診で下腹部に腫瘍があるとか卵巣が腫れているといわれた場合
診断の為の検査 画像診断
超音波?CT?MRI等の画像診断で腫瘍の大きさや内容の性状を検査します。また腹水や胸水の貯留の有無や明らかな転移病巣の有無等、がんの進行の程度を調べます。1cm以下の小さながんは解らない場合があります。検査をしてから1週間以内には結果がわかります。
腫瘍マーカー
卵巣が腫大した状態?卵巣腫瘍を良性の腫瘍か悪性のものか区別する際に、有用な血液検査として腫瘍マーカーがあります。CA125?CA19-9等が主な腫瘍マーカーで、これらが異常な高値を示す場合には悪性の可能性が高いとされています。治療前に高値を示した腫瘍マーカーは治療中?治療後に繰り返し検査して、治療効果の判定や経過観察に利用します。検査してから1-2週間くらいで結果がわかります。
細胞検査?組織検査
腹水や胸水が溜まっている場合には、これらを一部採取してがん細胞の有無を調べます。がん細胞があれば確実にがんと診断されます。また膣内?腹部?鼠径部など採取しやすい場所に転移病巣がみられる場合にはこれを一部採取し組織検査する場合があります。
治療手術
卵巣がんの手術は治療目的の腫瘍摘出と同時に、がんの進行期を診断する目的でも行います。手術前に卵巣がんとわかっている場合や手術中に卵巣がんと診断された場合には、子宮+両側附属器(卵巣?卵管)+大網?骨盤内~傍大動脈リンパ節+虫垂等を摘出するのが標準手術とされており、これに加え進行期確認の目的で腹腔内のがん細胞の有無を検査するため腹水細胞診も行います。また肉眼的に見てがんの転移と思われる部分も出来る限り摘出します。これらの摘出したものを十分に検査し、最終的ながんの進行期や組織型を診断し、手術後の追加治療を検討します。がんが明らかに広がっていて全部摘出できない場合には、手術を縮小して抗がん剤治療を行う場合もあります。
化学療法
卵巣がんは比較的化学療法が有効ながんで、その治療には多くの抗がん剤が使用されています。中でもシスプラチン?カルボプラチンと呼ばれる白金製剤は特に有効であり、現在では卵巣がん治療の中心となっています。またタキソールやタキソテールと呼ばれるタキサン系薬剤も有効であり、現在は白金製剤とタキサン系薬剤とを併用するのが、卵巣がんに対する第一選択化学療法の世界標準とされています。主な副作用としては吐き気?嘔吐、脱毛、手足のしびれ、白血球や血小板減少があります。これらの副作用が強い場合には化学療法を変更したり中止したりすることがあります。
卵巣がんは組織型という顕微鏡による検査で分類するのですが、卵巣は様々な組織が混在する臓器であるため、そこに発生する卵巣がんは膨大な種類に分類されています。その発生母地から上皮性卵巣がん、性索間質性卵巣がん、胚細胞性卵巣がんの3つに分け、それから組織学的に細かく分類するのが一般的ですが、ここでは卵巣がんの組織型分類と化学療法に対する感受性について述べます。
卵巣がんはその発生母地から上皮性?性索間質性?胚細胞性の3つに分類するのですが、1991-2000年の間の当院治療症例の頻度をみると上皮性が93.8%、性索間質性が1.4%、胚細胞性は3.8%でした。また上皮性の中でも漿液性が39.4%、粘液性が13.4%、類内膜型が23.3%、明細胞性が11.6%でした。つまり卵巣がんの組織型の内訳は上皮性が大半を占め、さらに全体の80%以上が漿液性?粘液性?類内膜型?明細胞性の4大組織型ということになります。
卵巣がん治療の中心は手術と化学療法ですが、化学療法で中心となる抗がん剤は白金製剤です。卵巣がんは組織型によりこの白金製剤に対する感受性が異なり、漿液性?類内膜型?胚細胞性等の高感受性の組織型と、粘液性?明細胞性等の低感受性の組織型に分類することができます。このように卵巣がん治療において、組織型は大変重要な意味を持ちます。また卵巣がんのその他の組織型の抗がん剤の選択等、詳細は担当医にお尋ね頂けましたら幸いです。
良性腫瘍との鑑別が難しい
当院には他の病院で「卵巣腫瘍」とか、「卵巣の疑いがある」と言われた患者さんがよく相談にみえます。皆さん「手術しないでがんの診断はできないのか」とか、「腫瘍マーカーは正常なのになぜ手術が必要なのか」とか言われますが、超音波検査等画像診断や腫瘍マーカー検査の結果がなければ何も解りませんし説明もできません。ここでは1)なぜ良性の卵巣腫瘍と卵巣がんは手術しないと鑑別できないのか、2)画像診断や腫瘍マーカーの考え方、3)卵巣腫瘍の治療方針、について述べます。
なぜ良性の卵巣腫瘍と卵巣がんは手術しないと鑑別できないのか
画像診断で明らかに転移がある場合は別ですが、悪性腫瘍の診断は原則的に病理組織学的に行われます。このため手術前にがんの診断をするには、腫瘍の一部を採取し病理組織検査を行わなければなりません。例えば胃がんや大腸がんなら内視鏡でがんの部位から組織を採取できます。例えば子宮頚がんなら膣からがんが確認できるため容易に組織が採取できます。では卵巣がんは組織採取ができるのでしょうか?
卵巣は腹腔内に小腸や大腸、子宮等と共にあります。膣から直接針を刺して、または腫瘍が大きい場合には腹部から針を刺して組織を採取することは不可能ではありません。しかし、悪性腫瘍であった場合には針を刺したことでがん細胞が腹腔内に蔓延することになります。
前述の様に、がん細胞が腹腔内に蔓延していることは卵巣がんの進行期にも用いられており予後を左右しかねない因子です。針を刺したことでがんが進行する可能性を考えれば、このような検査が一般に行われていないことが御理解頂けると思います。
画像診断や腫瘍マーカーの考え方
卵巣腫瘍と卵巣がんは原則的に手術で腫瘍全部を摘出し、病理組織検査により鑑別します。しかし実際には手術前に「卵巣がんの疑いがある」とか「良性卵巣腫瘍の可能性が高い」と説明されます。これは主にCT?MRI?超音波検査等の画像診断や、CA125やCA19-9等の腫瘍マーカー検査により予想されています。
良性卵巣腫瘍の場合は腫瘍の内容が水?粘液?血液?脂肪等で一様の場合が多いに対し、卵巣がんの場合には水?粘液?血液の成分の他に充実部と呼ばれる部位が認められる場合が多くあります。これは良性腫瘍の場合には腫瘍細胞自体は増殖しませんが、これらが産生する水?粘液?脂肪等が腫瘍内に貯留するため腫瘍自体が増大するのに対し、がんの場合には産生する水?粘液?血液等が腫瘍内に貯留すると同時に、腫瘍細胞自体が増殖するため腫瘍が増大します。充実部はこの腫瘍細胞自体の増殖により形成されると考えられ、画像診断ではこの充実部の有無を検索することにより、良性の卵巣腫瘍か卵巣がんかを予想します。
腫瘍マーカーは、がん特異抗原と呼ばれるがん細胞から放出されていると言われている物質の血清内(血液内)濃度を測定しています。臨床において悪性疾患の病勢を反映することが多いため、多くの悪性腫瘍に様々な腫瘍マーカーが用いられていますが、腫瘍マーカー各々によって測定する物質が異なるため正常値や安定性が異なります。卵巣がんで主に用いられている腫瘍マーカーはCA125やCA19-9と呼ばれるもので、卵巣がんの病勢をよく反映し、また血液検査で簡便なため広く用いられています。
良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとを鑑別する際に、というより卵巣腫瘍を認めた場合には必ず腫瘍マーカーは検査します。正常値であれば良性の卵巣腫瘍の可能性が高く、高値であれば卵巣がんの可能性が高いと判定するのですが、良性腫瘍でも腫瘍マーカーが上昇場合もあり、また月経周期や腹痛等の症状によって変動する等、値が不安定で1回の検査では確定できない場合もあります。
卵巣腫瘍の治療方針

ピロリ菌胃がん


以上の様に手術前に良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとを鑑別するのは非常に難しいのです。このため卵巣がんの可能性がありますが経過観察しましょう」とか、「良性の卵巣腫瘍の可能性


ピロリ菌胃がん

が高いですが手術しましょう」、というよく解らない説明をせざるをえない場合があります。では説明を受ける患者さん側としては、どう考えれば良いのでしょうか?

ピロリ菌胃がん


私達が手術を勧めるのは、1)卵巣がんの可能性がある、2)腫瘍が大きい、または今後大きくなることが予想される、3)腹痛?生理痛(月経困難症)等の症状や不妊症等他の病気の原

ピロリ菌胃がん


因になる、場合だと思います。手術を勧められた場合には、どの項目にあてはまるのか担当医に確認するのが良いと思います。

ピロリ菌胃がん


経過観察をすすめる場合は、1)良性の可能性が高く症状もない場合、2)自然に消失する可能性がある場合です。画像診断でも腫瘍マーカーでも悪性を示唆する所見がなく、症状もな


ピロリ菌胃がん

ければ早急に治療する必要がなく、経過観察を勧められます。また卵巣は卵胞で卵を育てて排卵してと性周期により形態が変化します。一時的に卵巣腫瘍を認めても自然に消失する場


ピロリ菌胃がん



合も多く、「手術をしたけど腫瘍はなかった」では話になりません。
以上、良性の卵巣腫瘍と卵巣がんとの鑑別について簡単に述べました。手術するか経過観察

ピロリ菌胃がん/b


するかの判断は、やはり診察をして検査を把握していなければ適確な判断ができないため、疑問があれば検査結果や診断根拠について、直接担当医に質問されるのがよいと考えます。


胃がんステージ3

●扁桃肥大の治療
 イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
 通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
 肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
 アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
 また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治

胃がんステージ3

療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主

胃がんステージ3

治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食

胃がんステージ3

して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け

胃がんステージ3

る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完

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全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく

胃がんステージ3

ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁

胃がんステージ3

桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
 
胃がんステージ3

扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の


胃がん病院

かどうかは、全くの偶然に左右されると考えていいと思います。
偶然に左右されるからと言って、例えば、タバコを喫ってもよいということにはなりません。ほとんどの人は、白血病になるのが恐くて、放射能に汚染されている所には絶対行かないでしょう。平成11年9月の東海村のJCOで起こった臨界事故の記憶はまだ新しいところですが、放射能はたいへん恐いことは皆さんご存じの通りです。
タバコも同じです。タバコを喫い続けると発がんの原因となることは統計学的にハッキリしています。喉頭癌が90倍、肺癌が7倍、がん全体が3倍増えることが判っています。また、夫がヘビー?スモーカである妻は肺癌が2倍に増えます。ヘビー?スモーカーが必ずしも肺癌になるとは限らないのですが、なる確率は高いのですから、その原因を絶つべきです。白血病も増えます。それに、喫煙は心筋梗塞や慢性の肺疾患の原因にもなりますので、是非、止めましょう。
白血病の発生率
わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、1999年では年間人口10万人当り 5.3人 (男5.4 、女3.8)で、年間6,100名以上が死亡しています。男性の方が多いのは他のがんと同様です。白血病は小児から高齢者までまんべんなく発生しますが、高齢者では発生率はより高くなり、70歳代では年間人口10万人当り10人以上になります。ただし、多くは骨髄異形成症候群関連の白血病です。
小児から青年層においては、白血病は最も発生頻度の高いがんです。子供や若い人や働き盛りの壮年にも発生しますので、社会的には影響のある病気です。そのため、実数はそれほど多くはないのですが、高齢者の病気である他のがんよりも、より注目されることになります。青年層の死因としては、事故死に次いで第二位を占めています。
かつては、洋の東西を問わず、メロドラマや悲劇の若きヒロイン達は結核に罹って死んでいったものですが、昨今は結核の代わりに白血病が広く用いられています。また、実話を題材にした小説や映画などにも白血病が良く登場するのは、若者が罹るがんの中で最も頻度が高いという理由があるからです。また実際、俳優の夏目雅子さんや渡辺謙さんなどは、急性骨髄性白血病に罹っています。夏目雅子さんの頃から白血病も治るようになり始めていましたが、残念ながら発病後直ぐに亡くなられました。渡辺 謙さんは一度再発したようですが、その後の化学療法が良く効き、完全に治っているようで、最近、「ラースト?サムライ」でトム?クルーズと共演して国際的にも有名になりました。
急性白血病と慢性白血病の比は約4:1です。急性白血病の内、骨髄性とリンパ性の比は、成人では約4:1、小児では逆に約1:4です。わが国の年間白血病発生率が欧米の 10万人当り7-8人に比較して低いのは、慢性リンパ性白血病が極端に少ないためです。この白血病は欧米においては最も頻度の高い白血病に属し、全白血病の30%を占めていますが、わが国では極めて稀であり、約2%を占めるにすぎません。欧米では、慢性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病の比は約8:1ですが、わが国では全く逆で約1:9です。一方、成人T細胞白血病?リンパ腫はわが国に特徴的にみられる疾患です。
本白血病の化学療法は副腎皮質ホルモン、ビンクリスチン、ダウノルビシン、シクロフォスファミド、アスパラギナーゼを中心とする併用療法により完全寛解導入を目指します。小児急性リンパ性白血病の95%、成人急性リンパ性白血病の70-80%が完全寛解に到達します。その後、メソトレキセート脊髄腔内注射や頭蓋放射線照射による中枢神経白血病予防を行います。そして、導入療法と同じ薬剤やこれらとは交差耐性のない薬剤を併用して地固め療法を3コース行い、さらに6メルカプトプリンとメソトレキセートを中心とする維持療法を約 2年間行います。小児では標準リスク群の80%以上、高リスク群の60%以上を治癒できるようになりましたが、成人では化学療法に難反応性のフィラデルフィア(Ph)染色体陽性白血病が多いこともあって、完全寛解例の30%程度にしか治癒が得られません。ただし、年齢30歳未満、初診時の白血球数30,000/μL 未満でPh染色体を持たない予後良好群では50%以上が治癒可能です。成人のPh染色体陽性急性リンパ性白血病は造血幹細胞移植療法を行っても治癒させることは困難です。
しかし、ごく最近、後で慢性骨髄性白血病の所で述べますが、 Ph染色体陽性白血病の原因となっている異常融合遺伝子bcr/ablが作るチロシン?キナーゼ活性を特異的に阻害するイマチニブが開発されました。しかし残念ながら日本では2004年現在、急性リンパ性白血病には保険適用がなく使用する訳には行きませんが、現在10施設で治験が実施されていますし、Jaでは、厚生労働省科学研究費補助金(効果的医療技術の確立推進臨床研究事業)の援助を受けて初発のPh染色体陽性急性リンパ性白血病を対象に、他の薬との併用による多施設共同研究をしています。治療成績は予想どおり良好であり、かつては極めて難治性であったPh染色体陽性急性リンパ性白血病の治療成績が大いに向上するものと期待されています。 JALSG参加施設をで調べていただければ、条件の合う未治療の患者さんはイマチニブによる治療が受けられます。
まず化学療法による寛解導入療法を行います。診断時には患者さん体内には個の白血病細胞がありますが、化学療法により個以下に減少しますと、正常の白血球、赤血球、血小板が回復してきます。血球が正常値になり、骨髄中の芽球も5%未満になり、他の臓器浸潤も消失すると完全寛解 とよびます。治った (治癒) と言わないのは、完全寛解になっても患者さん体内には個以下の白血病細胞が残存しており、放っておけば必ず再発してくるためです。白血病では完全寛解状態が3年以上続けば、まず再発しませんので、完全寛解が5年以上続けば治癒したとみなしています。 最近、白血病の原因遺伝子を検査することができるようになりましたので、遺伝子をRT-PCR法という最新の方法で増幅して検査しますと、個の細胞中にある1個の白血病細胞を見つけることができます。ですから、より詳しく完全寛解の程度を調べることができるようになりました。そのため、これまでのように骨髄中の芽球を顕微鏡で調べて判定するものを血液学的完全寛解、遺伝子を調べて判定するものを分子的完全寛解と呼ぶようになりました。勿論、治癒と判定するためには、分子的完全寛解状態になる必要があります。
骨髄移植療法とは、致死量の抗がん剤を投与したり全身放射線照射を行うことにより白血病細胞を殺した後に、強力治療によって回復しなくなる骨髄中の造血細胞を、他人の骨髄を移植することにより、血球を回復させる治療法です。必要なのは骨髄中にあって血液細胞をつくる基になる造血幹細胞です。最近、この造血幹細胞が末梢血中や臍帯血の中にもあり、これらを用いる末梢血幹細胞移植や臍帯血幹細胞移植も骨髄移植と同じ程度に有効であることが判りましたので、最近では造血幹細胞移植療法と一括されるようになりました。造血幹細胞移植療法により薬物療法ではほとんど治癒の期待できない難反応例や再発症例においても治癒が期待できます。大量のサイクロフォスファミドやブサルファンなどの抗がん剤や全身放射線照射を始めとする移植前の前治療が、現存の抗白血病治療法の中で最も強力であるという事実に加え、移植片対白血病効果すなわち移植したドナーのリンパ球が患者さんの白血病細胞を免疫学的に攻撃するという効果があるためです。
単純に考えると大変結構な治療法なのですが、HLA 適合ドナー (家族ないしは非血縁者) がいることが第一条件です。また、移植前の治療が強力であることより、これに耐え得るよう全身状態が良好であり、年齢が50才以下の患者さんのみに施行できるという制限があります。HLA とはヒトの組織適合抗原のことで、両親から一つずつもらう組織型は4組の組み合わせが出来ますので、兄弟姉妹間で適合する確率は4分の1です。子供のすくない日本人ではなかなか適合ドナーを見つけることができません。そのため、骨髄バンクや臍帯血バンクが作られて、非血縁者ドナーによる移植も行われています。
は最も主要な組織適合抗原型ですが、赤血球にAB型以外の血液型がたくさんあるように、組織適合抗原型も幾つかあり、それらの全てが合う訳ではありませんので、組織適合抗原型の違いによる免疫病が出てきます。すなわち、ドナーのリンパ球が患者組織を免疫学的に攻撃する移植片対宿主病です。非血縁者ドナー移植では、その差がより大きいため、がより強く出ます。
重症型のは致死的となりますので、この医原病は造血幹細胞移植療法において、解決しなければならない最も重大な問題です。この免疫反応をシクロスポリン(サンジュミン)やタクロリムス(プログラフ)などの免疫抑制薬で抑えることはできますが、これらの薬は正常の免疫反応も抑制しますので、今度は免疫不全症が現れて、間質性肺炎などの合併症が多くなってきたり、移植片対白血病効果も抑えられるために再発が起こりやすくなりますので、なかなか対応の難しい合併症です。
特に、非血縁者ドナー移植では、GVHDでの発生頻度も重症度も高くなり、GVHDで亡くなる患者さんもかなりの割合で出現します。最近では、HLAを単に血清学的に検査するだけではなく、DNAも調べることができるようになりました。DNAタイプも完全一致している場合のGVHDの発生頻度は家族ドナーと同じ程度になりますので、より安全に施行できます。幸い臍帯血幹細胞移植の場合は、例え非血縁者ドナーでも、このGVHDが軽症であると言われていますが、臍帯血中の造血幹細胞数が少ないため子供でしか行えません。家族間移植でも、長期的に見ると、移植関連合併症により約30%が死亡し、また白血病再発も約20% にみられます。ただし、移植直後の移植関連死は、最近の治療の進歩により大幅に減っており、移植そのものはかなり安全に行われるようになりました。
薬物療法の成績が向上してきたため、初回の寛解期から造血幹細胞移植療法、特に、非血縁者ドナー移植を行うか否かは議論のあるところです。欧米での大規模な前方向比較研究やJの前方向研究の結果は、成人の急性骨髄性白血病と急性リンパ性白血病においては、造血幹細胞移植療法により再発は少なくなりますが、全体の生存期間が明らかに良くなるというエビ
デンス(証拠)はあまりありません。移植できた患者さんの成績だけをみると良く見えるのですが、移植する前に再発するとか、たとえドナーがいても移植療法に耐えられないような
全身状態にある患者さんもまとめて解析しますと、化学療法の成績とそれほど違わないという成績なのです。逆にみれば、早期再発した患者さんや全身状態の悪い患者さんを除外して
解析すれば、化学療法の成績も良く見えることになるのです。しかし、予後不良因子を持った患者さんでは、JALSGの最近の成績も含め、造血幹細胞移植の方が良さそうであるという
成績の方が多いため、年齢が若ければ移植を行った方がよいと考えられています。ただし、ハッキリした予後不良因子を持った白血病の場合、例えばPh染色体陽性急性リンパ性白血病
や骨髄異形成症候群由来の急性白血病は別として、初回の寛解期にはGVHDが強く出る非血縁ドナー移植は行わない方がよいと思われます。完全寛解になった時に、自分の骨髄や末梢血
中の幹細胞を保存しておき、強力治療後にこれを移植する自家造血幹細胞移植療法に関しても、明らかに良いというエビデンスはほとんどありません。
急性前骨髄球性白血病や小児急性リンパ性白血病では、分子標的療法や化学療法での長期予後が非常に良くなりましたので、造血幹細胞移植は初回の完全寛解期には行わず再発後しか
行いませんが、成人患者さんの場合、急性骨髄性白血病および急性リンパ性白血病では図3のようなフローチャートに沿って行っているのが一般的です。
白血病の原因
 他のがんと同様に、白血病の原因と発生機序はハッキリ判っている訳ではありません。しかし、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩により、がんは多段階の遺伝子異常を経て発生していると理解されています。簡単に言えば、がん細胞とは遺伝子に傷がつき、その結果、死ににくくなっている細胞をいいます。しかし、遺伝子に傷がついたら直ちにがんになる訳ではなく、いくつかの遺伝子異常が重なって白血病になるのです。遺伝子に傷をつけるものは、我々の廻りにけっこうたくさんあります。代表的なものがタバコです。その他、レトロウイルスを代表とするウイルスや健康診断の時に浴びる放射線さらに自然界にも存在する発がん性を持つ物質や薬物などです。これらにより遺伝子の異常が発現し、次いで相互転座を中心とする染色体の異常がおこり、その結果、がん遺伝子が恒常的に活性化されて細胞の異常増殖が見られたり、相互転座の結果つくられた異常融合遺伝子のために成熟細胞への分化ができなくなったりしてがん化します。
がん関連遺伝子には、がん化を促進する働きをするがん遺伝子と、がん化を抑える働きをするがん抑制遺伝子がありますが、一般のがんの場合と違い血液系のがんでは、がん抑制遺伝子の不活化は末期にならないと見られません。
そして、多段階の遺伝子異常が起きた後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びたがん細胞が白血病として発症してくるものと考えられています。
白血病では、患者さんからがん細胞(白血病細胞)を容易に得ることができますので、遺伝子異常を始めとする研究はヒトのがんの中では最も進んでいます。後にも述べますが、急性前骨髄球性白血病という白血病にみつかる染色体相互転座t(15;17)に関する解析は最も進んでいます。すなわち、通常ヒトでは23組ある染色体の内、この白血病では、第15番染色体と第17番染色体の一部が切断されて互いに入れ代わる相互転座ということがおこっています(図1)。
その際、第17番染色体にあるレチノイン酸受容体α遺伝子(RARα) が第15番染色体にあるPML 遺伝子の下流部に転座してPML/RARα融合遺伝子が作られます。この融合遺伝子によって作られる異常蛋白は、 RARα遺伝子とPML 遺伝子から作られる蛋白が本来持っている白血球の成熟分化作用を阻止します。その結果、急性前骨髄球性白血病では、前骨髄球の段階で細胞の成熟分化が停止し、前骨髄球よりなる白血病が発症しているものと理解されています。
レチノイン酸とは活性型ビタミンAのことです。急性前骨髄球性白血病では異常な融合遺伝子ができることによりビタミンAの受容体の作用が抑えられ、細胞が分化?成熟できなくなっています。大量のビタミンAを使うと、白血病細胞を無理やり分化?成熟させ、計画細胞死を起こさせて殺します。急性前骨髄球性白血病にレチノイン酸が著効を示すのは、このためです。
その他に、慢性骨髄性白血病にみつかる染色体相互転座t(9;21)に関する解析も進んでいま


胃がん病院

す。相互転座によって作られる融合遺伝子が産生する蛋白BCR/ABLにおいては、ABLが本来もっているチロシン?キナーゼの働きが恒常的に活性化されています。その結果、細胞が死に

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にくくなり、白血病になるのです。
家族の誰かが白血病に罹りますと、大抵の人は、なぜ白血病になったのか、遺伝するのか、


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あるいは伝染するのかを聞いてきます。一般の白血病は遺伝病ではありませんし、伝染もしません。では、なぜ白血病になるのかというと、どうも全くの偶然によるものらしいので


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す。すなわち、我々の身体の中では、上に述べた色々の誘発原因により、がん細胞は常時発生しているようですが、初期のがん細胞の多くはまもなく死に絶えるようなのです。そのま


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ま増殖し続けて本物のがんになるか、あるいは死に絶えるかは、全くの偶然に左右されるようです。

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南九州や五島列島に風土病的に存在する成人T細胞白血病?リンパ腫は HTLV-I というレトロウイルスによるものです。広島?長崎の原爆後やチェルノブイリの原発事故後に白血病が

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多発しました。また、タバコを喫う人は肺癌になりやすく、焦げた焼魚や塩分の多い漬物などをよく食べる人は胃癌になりやすいことなどは確かですので、ある程度の原因はありま

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す。しかし、これらは、最初の第一段階のがん化を引き起こしはしますが、その後に、がんが病気として発生する


早期胃がん検診協会

2 白血病の原因
他のがんと同様に、白血病の原因と発生機序はハッキリ判っている訳ではありません。しかし、最近の遺伝子を中心とする研究の進歩により、がんは多段階の遺伝子異常を経て発生していると理解されています。簡単に言えば、がん細胞とは遺伝子に傷がつき、その結果、死ににくくなっている細胞をいいます。しかし、遺伝子に傷がついたら直ちにがんになる訳ではなく、いくつかの遺伝子異常が重なって白血病になるのです。遺伝子に傷をつけるものは、我々の廻りにけっこうたくさんあります。代表的なものがタバコです。その他、レトロウイルスを代表とするウイルスや健康診断の時に浴びる放射線さらに自然界にも存在する発がん性を持つ物質や薬物などです。これらにより遺伝子の異常が発現し、次いで相互転座を中心とする染色体の異常がおこり、その結果、がん遺伝子が恒常的に活性化されて細胞の異常増殖が見られたり、相互転座の結果つくられた異常融合遺伝子のために成熟細胞への分化ができなくなったりしてがん化します。
がん関連遺伝子には、がん化を促進する働きをするがん遺伝子と、がん化を抑える働きをするがん抑制遺伝子がありますが、一般のがんの場合と違い血液系のがんでは、がん抑制遺伝子の不活化は末期にならないと見られません。
そして、多段階の遺伝子異常が起きた後に、生体の免疫防御機構をかいくぐって生き延びたがん細胞が白血病として発症してくるものと考えられています。
白血病では、患者さんからがん細胞(白血病細胞)を容易に得ることができますので、遺伝子異常を始めとする研究はヒトのがんの中では最も進んでいます。後にも述べますが、急性前骨髄球性白血病という白血病にみつかる染色体相互転座t(15;17)に関する解析は最も進んでいます。すなわち、通常ヒトでは23組ある染色体の内、この白血病では、第15番染色体と第17番染色体の一部が切断されて互いに入れ代わる相互転座ということがおこっていま図1)
その際、第17番染色体にあるレチノイン酸受容体α遺伝子(RARα) が第15番染色体にあるPML 遺伝子の下流部に転座してPML/RARα融合遺伝子が作られます。この融合遺伝子によって作られる異常蛋白は、 RARα遺伝子とPML 遺伝子から作られる蛋白が本来持っている白血球の成熟分化作用を阻止します。その結果、急性前骨髄球性白血病では、前骨髄球の段階で細胞の成熟分化が停止し、前骨髄球よりなる白血病が発症しているものと理解されています。
レチノイン酸とは活性型ビタミンAのことです。急性前骨髄球性白血病では異常な融合遺伝子ができることによりビタミンAの受容体の作用が抑えられ、細胞が分化?成熟できなくなっています。大量のビタミンAを使うと、白血病細胞を無理やり分化?成熟させ、計画細胞死を起こさせて殺します。急性前骨髄球性白血病にレチノイン酸が著効を示すのは、このためです。その他に、慢性骨髄性白血病にみつかる染色体相互転座t(9;21)に関する解析も進んでいます。相互転座によって作られる融合遺伝子が産生する蛋白BCR/ABLにおいては、ABLが本来もっているチロシン?キナーゼの働きが恒常的に活性化されています。その結果、細胞が死ににくくなり、白血病になるのです。
家族の誰かが白血病に罹りますと、大抵の人は、なぜ白血病になったのか、遺伝するのか、あるいは伝染するのかを聞いてきます。一般の白血病は遺伝病ではありませんし、伝染もしません。では、なぜ白血病になるのかというと、どうも全くの偶然によるものらしいのです。すなわち、我々の身体の中では、上に述べた色々の誘発原因により、がん細胞は常時発生しているようですが、初期のがん細胞の多くはまもなく死に絶えるようなのです。そのまま増殖し続けて本物のがんになるか、あるいは死に絶えるかは、全くの偶然に左右されるようです。
南九州や五島列島に風土病的に存在する成人T細胞白血病?リンパ腫は HTLV-I というレトロウイルスによるものです。広島?長崎の原爆後やチェルノブイリの原発事故後に白血病が多発しました。また、タバコを喫う人は肺癌になりやすく、焦げた焼魚や塩分の多い漬物などをよく食べる人は胃癌になりやすいことなどは確かですので、ある程度の原因はあります。しかし、これらは、最初の第一段階のがん化を引き起こしはしますが、その後に、がんが病気として発生するかどうかは、全くの偶然に左右されると考えていいと思います。
偶然に左右されるからと言って、例えば、タバコを喫ってもよいということにはなりません。ほとんどの人は、白血病になるのが恐くて、放射能に汚染されている所には絶対行かないでしょう。平成11年9月の東海村のJCOで起こった臨界事故の記憶はまだ新しいところですが、放射能はたいへん恐いことは皆さんご存じの通りです。
タバコも同じです。タバコを喫い続けると発がんの原因となることは統計学的にハッキリしています。喉頭癌が90倍、肺癌が7倍、がん全体が3倍増えることが判っています。また、夫がヘビー?スモーカである妻は肺癌が2倍に増えます。ヘビー?スモーカーが必ずしも肺癌になるとは限らないのですが、なる確率は高いのですから、その原因を絶つべきです。白血病も増えます。それに、喫煙は心筋梗塞や慢性の肺疾患の原因にもなりますので、是非、止めましょう。
3 白血病の病態と分類
白血病細胞が骨髄を占拠し、正常造血機能を抑制するために、正常血液細胞の産生が低下し、赤血球減少による貧血症状や、白血球、特に好中球減少による感染症状や、血小板減少による出血症状が現れます。次いで病状が進行しますと、脾臓、肝臓およびリンパ節への白血病細胞浸潤による腫大がみられるようになります。
がん化は血球を作るもとになる造血幹細胞のレベルでおこり、血液細胞の分化?成熟のある一定の段階で分化が停止し、それより上流の未分化な芽球細胞が増殖して腫瘍を構成している場合と、生体の調節能を逸脱し自律性増殖を示すものの、一応分化?成熟する能力を保持している場合があります。前者は急性白血病、後者は慢性白血病や骨髄異形成症候群です。
急性白血病は急性に経過し、未治療なら数ヵ月内に死の転帰をとりますが、慢性白血病は未治療でも数年の慢性経過をとります。前者と後者のがん化機構は全く違っていますので、急性の病気が慢性化するというようなものとは違います。がん化している細胞系列により、骨髄性とリンパ性に分け、類縁疾患も含め表1のように分類しています。
骨髄穿刺液の塗抹標本をメイ?ギムザ色素で染色後に顕微鏡で検査し、FAB (French-American-British) 分類により分類します。この分類法は、それまで主観的に行われていた分類法に、ペルオキシダーゼ染色陽性率や細胞の形態分類の数量化を取り入れた分類法で、より客観的となり、国際比較が可能になりました。ペルオキシダーゼ染色陽性芽球が3%以上なら急性骨髄性白血病 3%未満なら急性リンパ性白血病 )と分類します。AML はM0からM7までの8型に、ALL はL1からL3までの3型に分類します。M3は急性前骨髄球性白血病で、先に述べた15番染色体と17番染色体の相互転座が認められます。M5は急性単球性白血病。M6は赤血球系の白血病すなわち急性赤白血病。M7は血小板をつくる細胞の白血病すなわち急性巨核芽球性白血病です。
最近、新WHO分類が提唱されました。FAB分類では白血病芽球が骨髄細胞中で30%以上を占めるものを急性白血病とし、30%未満の骨髄異形成症候群と区別していましたが、この新分類法では、急性骨髄性白血病では芽球が20%以上のものを急性白血病としましたので、骨髄異形成症候群のうち白血病移行期RAEB (RAEB-T)がなくなりました。また、特定の染色体異常を持っている白血病は一つのタイプにまとめられ、一定の特徴をもたないものは従来のFAB分類を採用しています。
急性リンパ性白血病では、先ず白血病細胞の起源によりT細胞性とB細胞性とに分けるとともに、芽球が25%以上のものを急性白血病とし、それ未満のものは悪性リンパ腫とみなしています。すなわち、急性リンパ性白血病と悪性リンパ腫を同じ疾患群として扱っているのです。特に、慢性リンパ性白血病や成人T細胞白血病は、悪性リンパ腫が白血病化したものと前から考えられていましたので、新WHO分類法はより科学的になったと理解すべきでしょう。ただし、FAB分類は客観性が高い分類法ですので、しばらくはこれが用いられると思いますが、急性骨髄性白血病では骨髄中の芽球が20%以上、急性リンパ性白血病では25%以上のものを急性白血病とみなし、強力な治療を行うという方向は取り入れられると思います。
4 白血病の発生率
わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、1999年では年間人口10万人当り 5.3人 (男5.4 、女3.8)で、年間6,100名以上が死亡しています。男性の方が多いのは他のがんと同様です。白血病は小児から高齢者までまんべんなく発生しますが、高齢者では発生率はより高くなり、70歳代では年間人口10万人当り10人以上になります。ただし、多くは骨髄異形成症候群関連の白血病です。
小児から青年層においては、白血病は最も発生頻度の高いがんです。子供や若い人や働き盛りの壮年にも発生しますので、社会的には影響のある病気です。そのため、実数はそれほど多くはないのですが、高齢者の病気である他のがんよりも、より注目されることになりま


早期胃がん検診協会

す。青年層の死因としては、事故死に次いで第二位を占めています。
かつては、洋の東西を問わず、メロドラマや悲劇の若きヒロイン達は結核に罹って死んでい


早期胃がん検診協会

ったものですが、昨今は結核の代わりに白血病が広く用いられています。また、実話を題材にした小説や映画などにも白血病が良く登場するのは、若者が罹るがんの中で最も頻度が高


早期胃がん検診協会

いという理由があるからです。また実際、俳優の夏目雅子さんや渡辺謙さんなどは、急性骨髄性白血病に罹っています。夏目雅子さんの頃から白血病も治るようになり始めていました


早期胃がん検診協会

が、残念ながら発病後直ぐに亡くなられました。渡辺 謙さんは一度再発したようですが、その後の化学療法が良く効き、完全に治っているようで、最近、「ラースト?サムライ」でト

早期胃がん検診協会


ム?クルーズと共演して国際的にも有名になりました。
急性白血病と慢性白血病の比は約4:1です。急性白血病の内、骨髄性とリンパ性の比は、成人


早期胃がん検診協会

では約4:1、小児では逆に約1:4です。わが国の年間白血病発生率が欧米の 10万人当り7-8人に比較して低いのは、慢性リンパ性白血病が極端に少ないためです。この白血病は欧米にお


早期胃がん検診協会

いては最も頻度の高い白血病に属し、全白血病の30%を占めていますが、わが国では極めて稀であり、約2%を占めるにすぎません。欧米では、慢性リンパ性白血病と慢性骨髄性白血病の

早期胃がん検診協会


比は約8:1ですが、わが国では全く逆で約1:9です。一方、成人T細胞白血病?リンパ腫はわが国に特徴的にみられる疾患です。


胃がん食事療法

●扁桃肥大の治療
 イビキの原因の一つにもなっている肥大した口蓋扁桃を縮小させることが出来ます。従来、扁桃肥大がある場合にはイビキの手術として口蓋扁桃摘出手術を含めた咽頭形成手術UPPPが適応とされ、入院手術が必要でした。確実な咽頭拡大には勿論UPPPの手術的価値は大きいものですが、扁桃肥大が主要因のイビキの治療には手術侵襲の大きいUPPPではなく、ラジオ波凝固治療で扁桃を縮小させるだけでも咽頭腔を拡げることが出来ます。ラジオ波凝固治療法は、口蓋扁桃肥大や慢性扁桃炎あるいは舌扁桃肥大が原因となっている咽喉頭異常感症の治療にも応用することが出来ます。(扁桃肥大のRFITT-1,-2)
●炎症を繰り返す慢性扁桃炎や腺窩性(陰窩性)扁桃炎に対する適応
 通常の手術手技による口蓋扁桃摘出手術には少なくないリスクが伴いますが、コブレーターやセロンによる扁桃のラジオ波凝固治療は、慢性炎症を起こしている口蓋扁桃のボリュームをより安全に減少させることが出来ます。また、扁桃はそれほど腫れていなくても口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩というくぼみの中にたまる膿汁と膿栓によって生じる口臭やのどの不快感(咽喉頭異常感症)に対して、腺窩を含めて口蓋扁桃全体をラジオ波凝固治療によって縮小させることが出来ます。
●イビキの治療あるいはイビキの咽頭形成手術の補助として
 肥厚した軟口蓋や口蓋垂を縮小させることによって、咽頭腔を拡大することが出来ます。また、舌扁桃肥大などで舌根部が肥大しているため、睡眠中に舌の付け根がのどを塞いで気道が狭くなるために起こっているイビキのケースにもラジオ波凝固治療は舌扁桃と舌根部の縮小手術(舌根肥大のRFITT-1,-2) として応用できます。コブレーターやセロンなどのラジオ波治療機器を用いる咽頭形成手術( CAUP: Coblation Assisited Upper Airway Procederes, RAUP: Radiofrequency-Assisted Uvulopalatoplasty )も、レーザーを用いる咽頭形成手術(LAUP)と共にイビキに有効な手術方法です。(軟口蓋のRFITT-1,-2)
●鼻閉の改善のために(→下鼻甲介のラジオ波凝固治療の実際、手術図)
 アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対して、レーザー治療を繰り返しても鼻閉(鼻づまり)の改善が悪い場合、ラジオ波凝固治療によってレーザーよりも効果的に永続性を持たせて肥大した下鼻甲介を縮小させることが出来ます。ラジオ波を用いた下鼻甲介の減量手術は、外来で短時間で簡便に、安全に施行できる理想的な手術法と考えられます。レーザー治療を繰り返した後にも残る下鼻甲介の肥大に対してはレーザー治療と殆ど変わることのない術前処置と費用でラジオ波凝固治療を受けていただけます。
 また、慢性副鼻腔炎で鼻茸が鼻腔を閉塞しているようなケースにも、外来治療としてラジオ波凝固治療を適応して鼻茸を凝固縮小させることが出来ます。
【ラジオ波凝固治療器】質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。質問A:口臭とのどの不快感
 いつもノドが気になっていて何かすっきりとする方法はないかと思っている時に「扁桃腺と口臭」という記事を読んで、自分でも思い当たる節があったのと、膿栓のようなものがある場合は唾液を飲み込んでもなんとなく鼻に抜けて不快感があり、気になっておりました。最近は年に1度くらいですが、風邪を引くと38度から39度の熱が出ることもあります。しかしながら、扁桃腺の摘出手術はなにやら大変そうだし、そこまで事が重要ではないかもしれないと思っています。そこで、以下質問をさせて頂きたいと思います。
1) 扁桃のラジオ波凝固治療にかかる時間と費用
 入院の必要はあるのか?一回で終わるのか?全身麻酔などは必要か?
2) 扁桃のラジオ波凝固治療後の効果期間
 とりあえず、一度治療して、またある程度の期間を経ると戻るのか?
3) 扁桃のラジオ波凝固手術とレーザー手術の違い、治療効果期間
を教えていただきたく、お願い申し上げます。
質問B:のどの違和感とラジオ波凝固治療
 私は扁桃腺に特に弊害は無く、いびきもひどくはありません。しかし扁桃腺がかなり大きく、普段も喉に当たって気になるときがあるので扁桃腺を切除しようとして大学病院で見てもらったところ、扁桃腺は確かに大きいけれど全く異常は無いので切る必要は無いが気になるならば手術もできますとのことでした。ラジオ波凝固治療で縮小させることができればと思います。
1) ラジオ波凝固治療のために入院は必要でしょうか?
手術は入院を必要とせず、通院で良いというのはとても魅力的です。もしも手術を受けたいと思うのであれば、一度そちらにお伺いして診察してもらってからとなるのでしょうか?
2) 費用はどのくらい掛かりますでしょうか?扁桃の大きさによっても違うのでしょうか?もしくは症状によっても違うのでしょうか?
3) 治療のあとすぐ普通に生活できるのでしょうか?
以上よろしくお願いします。
質問C:扁桃腺のくぼみにいつも何かが詰まっています
 扁桃腺のくぼみにいつも異物が詰まっています。今年の4月ごろ風邪をこじらせて1ヶ月ぐらい声が出なくなり、声が出るようになった5月ごろから現在までずっと扁桃腺に何かがくっついているような咽喉が詰まっているような感じが続きます。時々、黄色くて臭いトウモロコシの粒のようなものが自然に出ます。そうするとしばらくはすっきりするのですが、また、咽喉が詰まったような感じや、扁桃腺になにかがくっついている不快感が続きます。時には息苦しく感じることもあります。近所の耳鼻咽喉科で見てもらったところ、うがいをすればよいとのことであまり丁寧に診察してもらえませんでした。このまま放置しておいて治癒するものなのでしょうか。
質問D:扁桃肥大と習慣性扁桃炎
 扁桃腺が肥大していて、最近では年に最低3回は炎症を起こしています。特に冬は毎年で、インフルエンザがはやる前に切除したいと考えています。医師のすすめで大学病院で切るか、そちらのようなレーザーを専門に扱っているような病院でやるか、検討しています。緊急にやらなくてはいけない手術ではないので出来るだけ仕事を休まず、安くやりたいと思っています。もちろん大きさや状態にもよると思いますが、どの程度の通院で出来るのか、日数や費用を教えて下さい。又、お話を聞きに行くのに、土曜日しか行けないのですが混みますか?教えて下さい。宜しくお願いします。
質問E:口蓋扁桃のラジオ波凝固治療に関する質問
 いつもお世話になっています。先日は、診察ありがとうございました。私は来月、口蓋扁桃のラジオ波凝固手術を予約させていただきました、患者の??です。扁桃のラジオ波凝固治療についての質問を幾つかさせていただきます。
1) 手術の方法について解説をお願いします。
2) 手術の危険度はどうなのでしょうか?
3) 手術の痛みはどれほどでしょうか?
4) 手術後の患者の痛みは何時間位続きますか?
5) 出血はありますか?また、手術後の出血は続きますか?
6) 患者は、手術後食事や水等はいつ頃からとれるでしょうか?
7) 手術後は口内炎の大きいのができるようなものと聞きましたが、どの位の大きさでしょうか?また、そのようになった場合の対処法や注意事項。
8) 術前、術後の注意事項などがあれば、お願いします。
9) 扁桃腺の全摘出より軽くすむそうですが、摘出手術との比較や違いを教えて下さい
 手術を決めた後に、自分が手術の事を全然理解していないことに気がつきました。会社や家族にも説明出来ないでいます。ご面倒ですが、よろしくお願いします。

まとめの回答
 黄色や白色の臭いがする粒々は、口蓋扁桃の腺窩あるいは陰窩と呼ばれる「くぼみ」に貯まってくる膿栓というものです。長い年月のうちには扁桃は萎縮してゆき、それにつれて扁桃の腺窩も浅くなり膿栓は少なくなることが期待できますが、すぐに無くなるというものではありません。口蓋扁桃の膿栓は実際には健康上の害になることは殆どないと考えられます。嫌な口臭や咽喉頭異常感症の原因として咽頭の不快感をもたらすことが主な症状です。耳鼻咽喉科では、腺窩に貯まる膿栓を専用の器具で吸引除去したり、腺窩洗浄という処置をしたりといった保存的治療を繰り返して行う外来治療が行われます。陰窩洗浄は耳鼻咽喉科処置の苦手な人や咽頭反射の強い方には向きませんから、そのような場合にはよくうがいをするといった自己管理で対応することになります。扁桃は大きくて呼吸の障害になってイビキの原因になっていたり、咽頭の異常感症が続いたり、膿栓で口臭が気になる方などでは、入院して扁桃を全摘出する手術あるいは外来での高周波凝固やラジオ波凝固による口蓋扁桃を縮小あるいは部分切除する治療などが社会的適応として行われます。
 扁桃に電気凝固を応用する治療はリンク集に掲載した勝田耳鼻咽喉科の志井田先生により詳説されています。その一つの方法として当院では新しく開発されたラジオ波凝固治療機器であるコブレーターCoblatorやセロンCelonによるラジオ波凝固治療を行っています。ラジオ波凝固は基本的には特別新しい治療法ではなく、これまでの高周波電気凝固治療とほぼ同質のものですが、発生する熱が比較的低温で作用し、周辺組織への熱凝固?変性の度合いが穏やかなものになっています。
 手術はラジオ波凝固治療装置を用い、付属する何種類かの電極端子を使って行います。電極端子は大きく分けて2種類あり、その一つは口蓋扁桃に刺入してラジオ波熱凝固するものと、もう一つは表層処置用で口蓋扁桃の表面から扁桃組織をラジオ波凝固?蒸散するものです。つまり、口蓋扁桃の内部から凝固?縮小させる方法と、表面から扁桃を凝固?削除してゆく方法を併用します。
 扁桃のラジオ波凝固治療に際し、適切な手術方法が行われる限りにおいて、その手術の危険度は非常に低いと考えています。しかし全ての医療行為において言えることですが、全く安全な手術というものはありません。塗布麻酔と同時に、少量ですが局所麻酔の注射も施行しますから麻酔に付随した危険も皆無ではありません。また、いくら安全といっても電気凝固治療で手術部位より外れた危険部位を焼灼してしまうような不測の出来事も、幸いにしてそのようなケースはこれまでに未だ経験していませんが、今後絶対無いと言うことは出来ません。治療は常に慎重に行うということと、少しでも安全性に疑問がある場合には手術は中止するということにつきます。
 術後の痛みは個人差が大きいのですが、扁桃炎を起こしたときと同じ位と考えていただいております。手術後4~5日、特に最初の2~3日間はのどの痛みが強いことがあります。扁桃のほぼ全体を凝固?焼灼しますから、その大きさの口内炎が出来るのと同じと考えられますが、扁桃の炎症は口の中によくできる痛みの強いアフタ性口内炎よりは遙かに痛くはありません。術後には感染予防と炎症を抑えるために抗生物質や消炎鎮痛剤等を内服し、うがいを励行していただき、手術当日から軟らかい食事をとっていただきます。翌日からの日常生活や業務は通常通りに行っていただけますが、1~2週間経過して創治癒の過程で術後創よりの後出血のケースがあります(2007年6月の時点で手術531件中3例0.6%に術後後期出血がありました)ので、少なくとも術後2週間は無理な行動は控えて出来るだけ安静をとるようにしてください。たばこは傷の治りを悪くし、痛みを増す原因になりますから厳禁です。食事も硬いものや刺激物は控えて下さい。術後の食事や諸注意は別項で説明していますイビキ手術の術後の諸注意に準じて行って下さるとよいでしょう。
 手術に際して出血は殆どありません。ラジオ波凝固治療は口蓋扁桃の部分切除手術を行う形になります。口蓋扁桃全摘出手術に比べると、入院しなくて出来ること、手術中や手術後の出血が殆ど無く安全度が高いこと、術後の痛みも短く軽く済むこと、全摘出することによる長く続くことのある喉の違和感やひきつれ感などが無いこと等の多くの利点があります。しかし、口蓋扁桃を全部摘出するわけではないので残存する扁桃の炎症は起こり得ますから炎症予防に対する効果が全摘出に比較して劣ること、一回の凝固治療で治療効果が少ないときには繰り返す必要があることが欠点ですが、そのような場合でも、外来治療として危険無く繰り返してゆけます。レーザーは高温が発生する危険性から、外来での扁桃切除手術にレーザーを用いるメリットはあまりありません。扁桃の外来治療には電気凝固治療ことに比較的低温で処置できるラジオ波凝固が向いています。
 また扁桃自体は大きくない埋没型の扁桃でも、その扁桃の陰窩に膿栓が溜まりやすいという状態を改善するためにラジオ波治療は行われます。手術手技は扁桃肥大の場合と同じで、埋没している扁桃自体と扁桃の表面を出来るだけ縮小させ、陰窩の窪みを浅くして開口部を拡げることによって膿栓が溜まりにくくすることが出来ます。
 扁桃切除手術は片方ずつを1ヶ月以上の治療間隔をおいて施行しています。ラジオ波凝固はその効果が3~6週かかって、じっくり出てくる治療法です。一側を治療後に充分な間隔をおいて、治療した側の扁桃の縮小効果判定をしてから反対側を治療するようにしています。欧米では両側同時に行っているケースが多いようですが、急を要する疾患ではありませんから、少し期間を要しても出来るだけ安全性を重視し、身体の負担を少なく施行する方法がよいだろうと考えています。初診では手術治療の適応判断を行い、予約でラジオ波凝固治

胃がん食事療法

療を行っています。手術前には感染症、炎症性疾患、肝機能障害などの有無をチェックするために血液検査を受けておいていただきます。高血圧や糖尿病などの全身疾患のある方は主

胃がん食事療法

治医の先生に疾患の十分なコントロールをしていただいた上で手術を受けていただく必要があります。手術は平日の朝一番に行っています。当日朝は水分摂取はかまいませんが、絶食

胃がん食事療法

して来院していただきます。最初にゼリー状の麻酔薬でうがいをすることでウエッとなる咽頭反射をなくします。のどの反射が強い方はご自宅でうがいをする要領で、口を上手に開け

胃がん食事療法

る練習をしておいていただきます。麻酔薬のうがいで咽頭の表面麻酔ができたら、次に局所麻酔薬を扁桃の周囲に数ccのわずかな量ですが注射し、15分くらい待って手術時の疼痛を完

胃がん食事療法

全に無くしてからラジオ波凝固治療を行います。治療時間は10分くらいのものです。術後は特に処置することはありませんから通院は不要です。1ヶ月位で術後経過をみせていただく

胃がん食事療法

ようにお願いしています。肥大した扁桃の実質や深い腺窩の縮小効果が十分に得られていないような場合には再治療の予定を立てていただくことになります。繰り返すことによって扁

胃がん食事療法

桃の縮小効果はより良好になります。ラジオ波凝固により縮小した扁桃は炎症が続くことがない限り再増大することはありません。
 
胃がん食事療法

扁桃のラジオ波凝固治療は医療費用の項目で扁桃切除手術として示してあります。保険診療による3割負担の


胃がん腹水

しかし、不正性器出血等の症状を認めてから産婦人科を受診するような場合には、手遅れで命を失うことも少なくありません。
 我が国では、昭和30年頃から、子宮ガン検診が実施されるようになりました。その結果、早期発見?早期治療の子宮ガンが増え、子宮ガンで死亡する人が、減少しています。
 初期の子宮ガンは、無症状です。今でも「何とも無いから、検診を受けない!」と頑張る方がまだ居ますが、それは誤りです。健康に自信がある方こそ、子宮ガン検診を受けて欲しいものです。
 性交渉の経験が有る御婦人は、毎年1回、子宮ガン検診を受けることをお勧めします。毎年受診していれば、たとえ子宮ガンになっても、早期発見が可能です。手術で100%治すことができます。
 子宮ガン検診は、細胞診と言う方法で検診を行います。子宮の出入口を、綿棒(又はヘラ)で擦って、そこから採取した細胞を顕微鏡で調べる、そういう検査です。検査の所要時間は約1分間。
 子宮ガンは子宮の出入口(子宮頸部)に発生する子宮頚ガンと子宮の奥(子宮体部)に発生する子宮体ガンとに分けられます。子宮ガンの7~8割は、子宮頚部に発生します。一般に子宮ガン検診と言えば子宮頚ガンを指している場合が多いです。
 しかし、最近、子宮体ガンの発生頻度が徐々に増加しています。そのため、昭和62年から子宮体ガン検診も、同時に施行されるようになりました。ただ、子宮体ガン検診は、子宮頚ガン検診に比べれば、検査精度が少し低く、若干の見落としが有ります。
 30~40年前迄は、「不正性器出血が有ったら子宮(頚)ガンを疑え」と言われていました。しかし、最近では、子宮頚ガンの大部分が、検診で発見された無症状の子宮頚ガンです。それら無症状のうち、早期発見?早期治療された子宮ガンは、治っております。
 残念なことに、婦人科検診を全く受けず、不正性器出血や、悪臭を伴う帯下等、進行子宮ガン特有の症状を呈してから、産婦人科外来を受診する方がまだ居ます。
 平均的な日本女性は、50歳前後で閉経(月経が止まること)ですが、その後40年間生き続けます。閉経は、女の店仕舞い(ミセジマイ)ではありません。閉経は、女の人生の折返点です。
 今日、60歳代、70歳代の女性も、上手に化粧をしています。お肌(ハダ)の手入れ、それは大切です。ただ、一年に一回は、お股(マタ)の手入れもお忘れなく。子宮ガン検診を受けましょう。
2000年における我が国の女性のがん死亡数は116,344人であり、そのうち子宮がんは5,216人で4.5%、部位別では8位でした。1950年以降、検診の普及により子宮がんの死亡数と死亡率は年々低下し、1950年に比べ、それぞれ0.62倍、0.41倍となっていますが、1993年を最低に以降増加傾向にあります。この原因のひとつが若年者の子宮頸がんによる死亡数の増加です。
20代の子宮がん
最近20代の子宮頸がんが増加しています。頸がんの発生率は50歳以上の中高年層ではこの20年間で順調に減っていますが、逆に20~24歳では約2倍に、25~29歳では3~4倍に増加しています。これは最近の性行動の低年齢化、多様化にともない10代、20代の女性のクラミジアや淋病など性感染症の急増とともに性感染症としてHPVに感染する機会が著しく増えたことによります。
HPV(ヒトパピローマウイルス)
子宮頸がんの約95%以上にHPV(human papilloma virus)ヒトパピローマウイルスというウイルスが検出され、HPV感染が子宮頸がんの原因であることがわかっています。HPVはヒトの皮膚や粘膜に感染しさまざまな疣(イボ)をつくるウイルスで100種類以上が知られており約30種類が女性性器に感染します。 このHPVは性交渉によって感染しますが性交経験のある女性の約80%に感染するありふれた感染症で、そのほとんどは排除され消えてしまいます。しかし感染した女性の10%にウイルスが残り感染が長期化(持続感染)し子宮頸部の細胞に異常を引き起こします。
子宮がんの検査
子宮頸がん検診は通常子宮の出口(子宮腟部、頸部)から綿棒などで細胞を擦り取って顕微鏡で観察する細胞診検査を行います。しかし従来の方法では前がん病変の検出感度が50~60%という報告もあり、米国では一時期、検査の精度の低下が社会問題となったため、さまざまな試みのひとつにHPV検査を導入しました。ハイリスク型のHPVが確認されればこれからがん化する可能性のある病変を検出できることになり、細胞診検査と併用することで診断の精度を向上させることができます。港区では昨年より自治体としては全国にさきがけてHPV検査の併用による調査をおこなっております。
子宮がん検診
子宮頸がん検診は胃がん検診とともに最も古くから始められたがん検診であり、ほぼ40年の歴史を持っています。古くは胃がんに次いで第2位の死亡率であった子宮頸がんも検診の普及に伴い減少してきましたが、さきにお話ししたように最近は逆に増加傾向にあります。その原因のひとつに我が国の検診受診率の低さ(これは子宮頸がんにかぎりません)にあります。欧米諸国における子宮頸がん検診の受診率は約80%で、それに較べ我が国の受診率は15%にとどまり最近はさらに減少傾向にあります。
2004年、厚労省により検診は2年に1回でも良いという指針が出され今後さらに低下に拍車をかける可能性があります。ほとんどの自治体では隔年の検診を実施していますが、これは受診率の高い海外のデータを基にした指導で、そのまま我が国に当てはめることは疑問です。港区では20歳よりの毎年の検診を実施しております。
また受診率の向上をめざしていままで病変の検出率の低さが問題になっていた自己採取法にHPV検査を組み合わせた新しい検診のシステムも検討されています。港区がん検診のHPV検査はそのパイロットスタディーの意味合いもあります。
子宮がんの治療
子宮がんの治療は飲んだり塗ったりして直る薬があればいいのですが基本的には手術療法が主となり、進行がんに対しては放射線療法や化学療法も行います。最近は晩婚化と少子化のため進行がんであっても子宮を残すような術式の研究や、PDTという光線療法も行われていますが、前がん病変やごく初期のがんであれば子宮の出口を少し切り取るだけの手術(円錐切除術)で完治し、妊娠出産にも影響を及ぼしません。そのためにも毎年の検診を心がけましょう。
タバコと子宮がん
喫煙が子宮頸がんの原因のひとつであることをご存知ですか。詳しいことは解明されていませんが、HPV感染と関係してなんらかの影響を及ぼし、実際ニコチンは頸がんのがん細胞の増殖速度を高めることが示されています。またパートナーの喫煙も受動喫煙と精液中のニコチンの作用が影響すると考えられます。
私たち港区医師会の取り組み
医療費の削減がとりざたされ、メタボリックシンドロームに代表される予防医学に重点がおかれていることもあり、現状のがん検診事業は決して満足のいくものではありません。そのなかで港区は子宮頸がん検診の対象者は20歳以上で毎年の検診を実施しており、また2006年より通常の細胞診検査に加え全国の自治体にさきがけてHPV検査(20代の受診者)を併用した調査を開始しました。HPV検査の導入により、いままで信頼性の低かった自己採取による検診の正診率もたかまり、検診受診率の向上に寄与できる可能性があります。
子宮頸がんはすべてのがんのなかで唯一予防のできる、すなわちがんになる前から診断が出来るがんです。ぜひみなさんも毎年の子宮がん検診を受診されてください。
子宮癌には、子宮体部にできる子宮体癌と子宮頚部にできる子宮頚癌とがあります。子宮体部というのは子宮の本体の部分で、子宮頚部というのは子宮が膣に接する部分のことです。
 日本では子宮頚癌の方が圧倒的に多く、9対1の割合になります。この傾向はどこの国でも変わらないようですが、日本よりは子宮体癌の比率が高くなっています。しかし、日本でも最近は子宮体癌の割合が徐々に多くなってきています。子宮体癌の方がたちの悪い癌なので、心配な傾向です。
子宮頚癌は、細胞診検査という集団検診の方法が確立されましたので、ごく初期の癌が見つかるようになり、死亡率が大変下がってきています。ですから定期的な検診を受けていればそれほど恐れることはありません。お産を経験した人に発生しやすい癌ですので、お産を経験した30歳以上の女性は年に1回は定期検診を受けることが推奨されています。
症状で注意しなければならないのは、不正性器出血です。頚癌が少し進行した状態になると不正出血と”おりもの”がみられます。出血量は癌の進行とともに増大します。このような症状が出た場合には、定期検診の日まで待つのではなく、すぐに産婦人科で診断を受けるべきです。
検診などで癌ということがわかった場合には、症状のすすみ具合により、様々な治療法がありますので、治療法については主治医とよく相談して決めてください。
子宮体癌は、頚癌より高齢者に多く発生します。40代~60代にかけてが最も多く発生し、閉経後に体癌を発症する人が8割以上を占めます。体癌は、頚癌と異なり出産経験がない人、不妊症の人などに多く発生します。また閉経が遅い、卵胞ホルモンを長期間使用していたなどの人でも子宮体癌が発生しやすいといわれています。
最近では、こうしたハイリスクといわれる人に対して、老人保健法で集団検診も行われるようになっています。ですからもし自分がハイリスクに入ると考えられる人は、こうした検診とか、産婦人科での定期的な検診を受けることが必要です。
子宮体癌はたちが悪いといっても、初期の段階で癌を発見すれば、9割程度の人が発見され
てから5年以上生存するというデータも出ていますから、やはり定期的な検診が必要です。浸潤子宮癌、特に子宮頸癌の手術は、日本では広汎子宮全摘術が一般的です。この手術によ
り子宮の切除範囲が拡大され治療成績の向上が認められ、広くこの術式が採用されてきました。この手術の切除範囲拡大によって膀胱に分布する神経の切断がやむなく行われ、膀胱の
弛緩性の麻痺が生じる結果となり、この手術の大きな問題点となっていました。また、同時に行われる骨盤内リンパ節郭清術によって下肢からのリンパ流が骨盤内で遮断され、象の足
のように腫れる下肢リンパ浮腫が大きな問題となり、厚生労働省の研究班の課題としても取り上げられてきております。
当科では以前からこれらの課題に取り組み、膀胱支配神経の温存および下肢浮腫の予防に関し、日本産婦人科手術学会の「主題」発表として1997年、1999年、2001年そして2004年に取
り上げられ、さらに日本産科婦人科学会の2004年のシンポジウム「安全性および確実性の向上を目指した婦人科手術の工夫ー広汎子宮全摘術における尿管および膀胱神経温存と下腿浮
腫の予防を安全確実に行う方法について」としても取り上げられ、日本の子宮癌の低侵襲手術をリードしてきました。そしてほとんどの症例で膀胱神経麻痺と下肢浮腫が防止可能とな
ってきております。如何にしてその難問を解決にむすびつけたか、少し分かりにくいかもしれませんが述べてみます。
子宮がんは、女性にできる悪性腫瘍で、発生部位により二つに分けられます。子宮頸部に発生する子宮頸ガンと、子宮体部の粘膜にできる子宮体がんです。両者は好発年齢、発生原因、症状、組織像や治療内容が異なるため区別して扱う病気です。
子宮頸がん
膣の内面は、扁平上皮という粘膜で覆われていますが、その上部の子宮頸管の内側は円柱上
皮という粘膜で、おもにこの境界部にがんができます。
子宮頸がんは子宮がん全体に対し約7割を占め、若い年代(40代)に多く、扁平上皮がん
と呼ばれる種類です。ただ子宮ガン検診の普及により減少傾向にあります。初期には自覚症状はありませんが、病状が進行していくと不正出血やおりもの、腰痛や下腹部の痛みなどが
出てきます。
子宮体がん子宮の奥の赤ちゃんを育てる部分を子宮体部といい、その子宮体部の粘膜にがんができます。おもに閉経後の50歳以上の人に発生しますが、若い人の場合は、不妊症の人や卵巣機
能に障害がある人に起こります。症状には、まず不正出血があげられ、月経異常や、閉経後では月経のような出血があらわれます。進行すると、おりものの量が増え、さらに進むと強
い悪臭を伴います。子宮体がんは一般に、子宮頸がんより進行は遅いといわれています。以前は子宮頸がんが子宮がんの大半を占めていましたが、最近では食生活の欧米化や高齢化な
どにより子宮体がんが増加傾向にあり、上皮内がんの段階で発見されることは稀です。子宮体がんがほとんど全て腺がん(内膜腺由来)であるのに対して、子宮頚がんは扁平上皮がんと
腺がんに分類されます。かつては大多数を扁平上皮がんが占めていましたが、ここでも腺がんが近年急速に数を増やし、進行子宮頚
がんのかなりの割合を占めるに至っています。
?原因?
子宮頸がん
ヒトパピローマウイルスによる感染であることがかなり明確になってきています。この感染に何らかの他の要因が加わり、発がんすると考えられています。感染は性行為によって発生し、それ以外の感染は極めて稀とされます。現在までのところ、感染から何年で発症するかは諸説があり、はっきりしていません。
子宮体がん
発生や進行に女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)が影響を与えていると考えられています。このため、未婚、未妊、卵巣機能不全、肥満、高脂血症、糖尿病などの人はエストロゲンが子宮内膜に働いている時間が長くなるため、子宮体がんのリスクを高めるといわれています。子宮体がんの場合も、前がん病変として子宮内膜増殖症が注目されています。
現在、子宮内膜増殖症は4つに分類されています。
単純型子宮内膜増殖症
複雑型子宮内膜増殖症
単純型子宮内膜異型増殖症
複雑型子宮内膜異型増殖症
このうち子宮内膜異型増殖症複合型は子宮体がんの前段階と考えられており、このタイプの増殖症が、がん組織と共に存在していることもしばしば認められます。これ以外の3つの増殖症は、いずれもがん化の確立は低いと考えられています。 また、近年の食?生活習慣の欧米化、ストレスや喫煙?環境ホルモンによる活性酸素の増加などが子宮体がんの増加を促す要因となっています。
?予防?
 

胃がん腹水

早期発見であれば完全に直るものなので年に一度ぐらいの頻度で定期検診を受けるのが対策のひとつです。子宮頸がんの要因である感染症を防ぐために身体や局部を清潔に保つこと

胃がん腹水


も予防対策になります。また、日常の生活習慣や食生活と子宮がんは、密接な関係にあるといわれています。

胃がん腹水


生活習慣では禁煙、アルコールの過剰摂取をしない、バランスのとれた食事する、暴飲暴食を避ける、適切な運動?休養をとり、ストレスをためない工夫を心がけましょう。特に食べ


胃がん腹水

物では、高塩分?高コレステロール食は避け、繊維質?緑黄色野菜?魚類や、がんを抑える作用があるといわれる大豆食品をたくさんとるようにしましょう。


胃がん腹水

また、近年がんの発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く含む食品を摂ることも有効ながん予防策です。活性酸素を消去する物質としては体内で作り出される抗酸化酵


胃がん腹水

素と食事等から摂取する抗酸化力のあるビタミンA?C?E?B群やポリフェノール?カロチノイド、大豆イソフラボンなどがあります。子宮がんは早期発見?早期治療が重要であり

胃がん腹水


初期段階では自覚症状のない場合が多いこの病気は、早期発見のためにも定期健診を受けることが大変重要です。特に子宮頸がんは、早期に発見して治療すれば、ほぼ100%治るが


胃がん腹水

んだといえます。子宮ガンは、早期に発見して治療すれば治ります。毎年、子宮ガン検診を受けていれば、子宮ガンで死ぬことはまず有りません。


胃がん兆候

が胃がんというデータがあります。この検査の特徴は何といっても非常に手軽に受けられるという点です。レントゲンのように食事の制限もなく、わずかな血液を採るだけで診断が可能なのです。
血液検査の利点と欠点
従来のレントゲン法と較べてみるとまず利点として
1)胃がん発見率が高く、特にがん検診の目的である早期がん(救命胃がん)発見率が高いこと。 レントゲンは影絵(形態)診断ですから大きくなった進行がんを発見するのは得意ですが小さな早期がんの発見は不得意といえます。
2)検査が受けやすく、多数の検診が可能です。
3)レントゲン被ばくなどの問題がなく安全性が高い。 4)費用が安い(レントゲンの1/4~1/10、現在高崎市では無料)などなどたくさんの利点があります。   一方欠点としては形態診断ではないので進行がんの見落としもありうることがあげられます。  一般的に早期がんでは殆ど自覚症状がありませんが、進行がんでは胃痛、嘔気、など何らかの胃症状を伴うことが多いので、症状のある人は「検診」でなく保険証を持って医療機関へ受診(診療)してほしいと思います。  検診は血液検査にしろ、レントゲン検査にしろ精密検査ではないのでがんを100%発見することは不可能なのです。
当医師会では平成8年度から従来のレントゲン検診とは別にみどりの健診の時に得られる血液を用いて希望者に大腸がん検診とセットの形で胃がんの血液検診を行っています。
集計された2年間(平成8年および9年度)の成績を簡単にお知らせしますと表のようになります。これらの数字からもおわかりの様にこれからの胃がん検診は血液検診が主流になってゆくものと思われます。
これからの胃がん検診
 血液による胃がん検診は、1982年アメリカのサムロフ教授がペプシノゲンと萎縮性胃炎の関係を報告、その後日本の三木一正教授(東邦大)が、その測定法の開発、胃がん検診への応用など10年以上の歳月をかけて集大成され現在に至っています。平成9年度から厚生省に血液による胃がん検診に関する研究班(三木班)が設置され、これからの新しい胃がん検診が現在検討されています。高崎市医師会も先進地区としてそのメンバーに加えられ2年間の詳細な成績を報告しました。近い将来日本の胃がん検診はまず血液検査を行い陽性者は内視鏡検査に、陰性者にはレントゲン検査を受けていただく(進行がんの見落としを防ぐため)2段階方式に変わってゆくものと思います。
高崎市医師会ではこの新しい血液による胃がん検診法を全国の市町村にアピール するとともに高崎市民から胃がん死をなくすため、今後とも継続してゆく予定ですので1 人でも多くの市民の方が受診されることを強く希望しております。みどりの健診を受けら れる時一言、「血液による胃がん検診を希望します」とおっしゃっていただければよいの です。一緒に行う便の潜血反応による大腸がん検診でも多数の早期大腸がんが発見さ れており、さに一挙両得です。お待ちしています!
内視鏡などにより胃がんが早期に発見されやすくなったことなどから、日本人における胃がんの死亡率は年々低下していますが、依然として年間10万人の患者様が胃がんに罹患していると言われています。
また、胃がんは抗がん剤や放射線の効果が出にくい種類のがんであるため、手術を行った後の治療法の選択肢に頭を悩まされる方が多いのが事実です。
実はそのような胃がんに対して、腫瘍の退縮や余命の延長、QOL(Quality of Life:生活の質)の向上など、様々な治療効果を期待できるのが、「分子整合栄養医学に基づく栄養療法」であるということをご存知でしょうか?
++分子整合栄養医学とは++
分子整合栄養医学とは、アメリカの故ライナス?ポーリング博士(1901-1994)が提唱し、カナダのエイブラム?ホッファー博士(1917-)らが中心となり発展してきた、新しい治療学の一分野と言える学問です。
分子整合栄養医学とは、従来の薬物を使う治療とは異なり、「至適量の栄養素を補給することによって、体内の分子の異常を整えることにより、病気の予防?治療を行う」という治療法です。
ホッファー博士は精神科医であり、大量のナイアシン(ビタミンB3)を摂取することにより、統合失調症を治療できることを立証した高名な医師です。
そして栄養による治療によって、5000人を超える統合失調症の患者様の治療に当たられ、素晴らしい治療結果を出していることで知られています。
ホッファー博士の膨大な数の患者様の中には、当然ながら、がんを合併した方々も多くいらっしゃいました。
博士はそのような患者様に対して、がんを治療する目的ではなく、あくまでも精神疾患の治療を目的に栄養素を用いた治療を行っていました。
ところが驚くべきことに、がんの組織の退縮、症状の軽快、余命の大幅な延長など、がんに対して著名な改善効果を認めた患者様が多く認められたのです。
そのような事実から、ホッファー博士ポーリング博士をはじめとしたアメリカ?カナダの臨床医を中心に、栄養療法によるがん治療の研究が活発に行われ、臨床症例がこつこつと積み重ねられていきました。
++分子整合栄養医学によるがんの治療成績++
ビタミンCやビタミンE、セレン、βカロテンなどの栄養素が、がんに効果を発揮するという考えは、医学界からは強い反発を招き、長らく受け入れられることはありませんでした。
しかしその有効性を認める多くの論文が発表され、現在ではアメリカの厚労省にあたるNIH (米国国立衛生研究所)やNCI(米国国立がん研究所)もその効果を認めるに至っています。中でもビタミンCの摂取、特に点滴による高用量(10‐100g/回)の定期的な投与が、末期がん患者においてがんの退縮や余命の延長をもたらす、と言うテータが数多く発表されています。ゴンザレスらは、アスコルビン酸(ビタミンC)の抗腫瘍効果について、過去25年間の医学文献を再検討し、アスコルビン酸のがん予防効果、その作用機序等についてまとめ、特に静脈点滴による高用量のアスコルビン酸投与ががん治療に有効であると結論づけています1)。 ドリスコらは、2例の進行した卵巣がん患者において、標準治療(手術?化学療法)とともに、点滴による高用量のアスコルビン酸投与および経口の抗酸化物質(ビタミンC?E?CoQ10?βカロテン?ビタミンAなど)の摂取などの補完治療を行ったところ、腫瘍マーカーの陰性化、診断から3年が経過しても再発を認めていないことを報告し、これらの治療が標準治療の効果を高め、安全性を増し、予後を良好にしている可能性について述べています2)。
またNIHのレビンらは、パダヤッティ、リオールダン、ヒューイットなどによる、主にアスコルビン酸の高用量の投与によって目覚しい治療効果を出したがん患者の3症例について報告しています3)。
胃がんについては、分子整合栄養医学を実践する日本のグループにより、標準治療に分子整合栄養療法を加えた「栄養療法群」と、「標準治療群」、「免疫療法群(標準治療+免疫療法)」の予後を比較検討したデータがあります4)。
対象はステージ2期および3期の胃がん患者群で、雑誌「ランセット」で発表された愛知県がんセンターの中里博士の論文の同ステージの患者群と、栄養療法群とを比較しています。
条件としては全く同一とは言えませんが、分子整合栄養療法の補完療法としての延命効果を表す結果と捉えることができます。
(*この場合の免疫療法とはタン白結合多糖類を使った治療法)

++なぜ分子整合栄養医学ががんに効果的なのか++
なぜ「栄養による治療」が、がんにこのような効果をもたらすのでしょうか?

アメリカの栄養によるがん治療の権威であるパトリック?クイリン博士は、栄養療法によるがん治療の目的を以下のように述べています5)。

化学療法と放射線療法の効果を高めつつ、かつその副作用を減らす。
栄養的に問題があるために、平均的ながん患者に起きる口内潰瘍、疲労、吐き気、脱毛、器官の薬物中毒などを、劇的に減らす。
患者自身の免疫能力を高めて、体全体を通じて、がんと戦う免疫細胞の能力を強化する。
体脂肪以外の体の組織が失われる悪液質という一般的な副作用をなくしたり、劇的に少なくする。
食事の改善を通じて、がんの細胞だけを選択的に餓死させるのを促す。
がんの拡がるのを抑えるような、自然自信のガン?ファイターを、植物から導入する。
がん細胞だけを選択的に攻撃する栄養物質の大量投与によって、がんの活動を低下させる。
化学療法や放射線療法そのものが、新たながんを生み出すことを防ぐ。
遺伝的にがんになりやすいことがわかっている患者に、がんが再発するリスクを減らす。
そもそもがんを起こす原因になった背後条件を変えることによって、がんの完全ないしは部分的退縮を起こさせるチャンスを顕著に増やす。
栄養療法のもっとも素晴らしい点のひとつは、患者様の体力?抵抗力?免疫力を高め、患者様の治る力を最大限に引き出す、と言うことです。

がんそのものが、栄養欠乏などにより起こるホメオスターシス(生体恒常性)の乱れ、免疫力の低下、酸化ストレスによる細胞のダメージなど、悪化した体内環境に基づいて発生するものですから、それらを調整し整えることはより自然で根本的な治療であると言えるのです。

また栄養療法は、既存のがん治療、すなわち手術?化学療法?放射線療法を邪魔するものではなく、むしろその効果を最大限に発揮し、しかも副作用を抑える効果があります。

化学療法や放射線療法と違い、がん細胞にのみ選択的に毒性を発揮し、正常細胞には悪影響を与えないのも特徴です。

++ビタミンの新しい考え方++
本当にビタミンやミネラルなどにそのような効果があるのでしょうか?

一般的に、ビタミンに対しては以下のようにお考えの方が多いと思います。

バランスのよい食事をすれば、必要な栄養素は全て摂取できる。
ビタミンの欠乏症を防ぐには、必要栄養所要量のビタミン摂取で十分であり、それ以上に摂っても意味はない。
水溶性ビタミン(ビタミンCやビタミンB群など)は大量に摂っても尿に排泄されるので無駄である。
脂溶性ビタミン(ビタミンAやビタミンEなど)は大量に摂取すると過剰になるので危険である。
残念ながら、今ではこのような考え方は間違っていると言わざるを得ません。
現代ではビタミンに対する研究が進み、次々と新しい知見が発表され、ビタミンの作用は今まで考えられていたよりも人体にとって良い影響を及ぼすことがわかってきたのです。

ビタミンの新しい考え方は以下のようなものです。

現代人の多くには栄養欠乏がある(きちんと食事をしていたとしても)。
ビタミン欠乏症に限らず、その他の症状もビタミンによって改善される。
必要栄養所要量は欠乏症を防ぐための「最低限」の量であり、「最適な健康」を保つためにはそれより多くの量が必要である。
ビタミンによる改善の効果は、「量依存」である。少量を摂っても効果は現れにくい。
ビタミンの必要量には個人差があり、環境や疾患によっても必要量が増加する。その人にとって「至適量(本当に必要な量)」を摂ってはじめて、治療的な効果が現れる。
水溶性ビタミンを至適量摂取すると、体内に一定量貯蓄され、必要に応じて代謝された上で尿中に排泄されるので、無駄にはならない。
脂溶性ビタミン(ビタミンAやビタミンEなど)を天然の複合体の形で至適量摂取した場合、組織の必要部位に貯蓄され、必要に応じて代謝され、病気の回復や健康維持に寄与する。合成の「ビタミン剤」を研究レベルほどの“超大量”に摂取しない限り、ビタミンの「過剰」やそれによる「弊害」が起こることはほとんどない。
薬剤と違い副作用はほとんどなく、安全である。AAPCC(米国毒物コントロールセンター協会)の報告6)によると、米国におけるビタミン?ミネラルなどによる死亡例は年間ほぼ0人であり、多い年でも2人である。それに対し、薬剤による死亡例は米国で年間10万人以上である7。
(*個人や病態、妊娠中であるか否かなどによって、必要量?摂取量の上限には違いがあります)
このように、現代の栄養に対する考え方は日々進歩しており、がんをはじめとする多くの疾患に効果があることが明らかになっています。
++栄養状態はがん患者様の予後を左右する++
がん患者様は「がんで死ぬのではなく、栄養欠損で死に至る」と言われています。
特に胃がん患者様は食欲不振や胃腸の通過障害が起こりやすく、またがんによる代謝の異常などが原因で、栄養障害を起こすケースが高率に見られます。
がんによる栄養障害は体重減少を引き起こし、体重が大幅に減少する患者様ほど生存率が低いことがわかっています。
がんがあっても長く生きるためには、また様々な治療の効果を充分に出すためには、栄養欠乏を是正してがんや治療に対する抵抗力を上げることが必要不可欠なのです。
また、がんを別の側面から見てみると、栄養素を消耗してしまう究極の「消耗性疾患」であると言えます。
いわゆるがんによる「悪液質」が、がんによるものと栄養失調による混合性の代謝異常であると考えれば、適切な栄養補給によって患者様の消耗状態が改善し、QOLが改善することは不思議ではないのです。
++よりよい人生を過ごすために++
腫瘍(また腫瘍に伴う悪液質)はがんの症状であり、病気の本態そのものではありません。 「北風と太陽」の話ではありませんが、がんを敵に回してただ孤独な戦いを挑むのではなく、体力を向上させてがんに対する抵抗力を上げ、がんの進行を可能な限り抑え、生活の質を向上し、人生を豊かに過ごすことが、がん患者様にとって最良の道であると言えるでしょう。
クリニックハイジーアでは、栄養療法と東洋医学、必要に応じて西洋医学を併用する統合医療を行い、患者様の本来の元気を取り戻していただき、よりよい人生を過ごされるためのお手伝いをしてまいります。
統合医療の3つの特徴
1. 60項目以上の詳細な血液検査?尿検査により、原因不明な病気や治療が難しかった病態の原因がわかる
※ 通常の医療機関や人間ドックなどでは、十数項目しか調べません。
※ 腫瘍ができたら腫瘍を手術でとってしまうのではなく、腫瘍ができた原因を追究し、その
原因を治療するのが根本治療であるため、根本的な原因を探すことが重要です。2. 副作用がない
サプリメントと薬剤の違い――天然の複合的な栄養素であるサプリメントは、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して圧倒的に安全です。熟練した医師の管理下で行う
場合、ほとんど副作用はありません。それに対し薬剤は、人体には存在しない化学合成された単一成分であるため、うまくいけば短時間に症状をとれるなどの利点はあるものの、根本
的でなく、副作用があります。
※漢方薬にも劇薬に分類される処方の難しい薬があります。
※アメリカでは1年間に10万人以上が薬の副作用で亡くなっていると言われています。
3. 治療期間の目安は半年~1年である
漢方や栄養療法は、長期間服用しなければと効かないわけではなく、特殊な例を除き、医師の処方どおりに服用すれば、約3ヶ月で症状の著しい改善と検査データの改善を認めます。 
ないようにしたほうがよい、との考え方は間違いです」と明記していた。だが胃癌学会のアンケートによると、一般病院の4分
の3が原則として使っている。証拠軽視の医療がまかり通ってきたのだ。
疑問と反発
「専門医の意見より証拠」というEBMに、反発する医師は多い。今月18日に新潟市で開かれた胃癌学会では、ガイドライ
ンという医療の標準を作ること自体への疑問が出た。
鹿児島大第1外科の愛甲孝教授は、医療内容の公開という点でガイドラインの必要は認めたが、疑問点として「診療報酬
の削減に悪用される恐れがある」「標準と違う医療をした場合、医療訴訟に悪用されないか」「患者は一人ひとり違い、一律
の標準治療は適用しにくい」と指摘した。
これに対して、ガイドラインの作成委員の一人、笹子三津留?国立がんセンター中央病院外
科部長は、反論した。
①医療費削減は時代の流れ。削減しても医療の質を落とさないため、ガイドラインは必要だ
②標準と違う治療もありうる。違うという事実を患者に説明し納得を得ればよい 
③6~7割の患者には標準通りの治療が最善だ。それ以外の場合に何が最善かは通常、証拠
がなくて分からない。証拠
なしに「これが最善」と患者に押しつけるのは医師の裁量権の誤用だ。
さらなる改善を
EBMには判断の根拠として、信頼性の高い証拠が必要だ。米国保健政策研究局は「証拠の
質」を「レベル1」を最高に
4段階に分類している。
だが日本では過去、臨床試験が軽視されており、質の高い証拠は少ない。笹子さんは今回のガイドラインについて「基づいた証拠の質はほとんどレベル3以下。今後の改善は欠かせない」と説明する。
慶応大放射線科の近藤誠講師は「手術後の抗がん剤などを厳しく評価したのはうなずける。しかし手術への評価が甘く、
証拠重視に徹していない。胃の周囲のリンパ節を取る手術を勧めているが、根拠が弱い。実験的な医療と認めるべきだ」


胃がん兆候

と話している。
がん死因のトップは胃がん

胃がん兆候


日本人の病気による死因のトップは「がん」ですが、その中でも1位の座を占めている のが胃がんで、毎年約5万人の人が亡くなっています。しかし最近では治療法も発達し 早期に発

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見すればほぼ 100%助かります。しかもより早期に発見すれば、開腹手術を 受けることなく、内視鏡により治療(粘膜切除術)することができるようになりました。

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手軽に受けられる血液検査法
胃がん検診というとバリウムを飲むレントゲン法(施設で行われる直接撮影や集検車による


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間接撮影)が一般的ですが最近注目を浴びているのが血液による検査法です。これは「ペプシノゲン法」といい、血液に含まれているペプシノゲンという物質の量を測ることによっ


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て、胃がんの前段階ともいえる「慢性萎縮性胃炎」を診断するものです。この胃炎の人がすべて「がん」になる訳ではありませんが、この胃炎粘膜を背景としてかなり高い確率で胃が

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んが発生することがわかっています。新しい血液による検査法は、胃がんそのものを診断するのではなく、胃がんになりやすい人を診断しようというわけです。検査の結果、陽性(慢

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性萎縮性胃炎)であると診断されたら定期的に精密検査(内視鏡検査)を受ける必要があります。ペプシノゲン陽性の人では100人に1人、陰性の人では1万人に1人