ことにあるといわれています。 抗ガン剤は有害無益今まで、いろいろな専門誌、出版物を読みあさり、何が本当に正しいのか分からなくなって来ています。また、ガン患者さんにもいろいろ聞いてみたら、本人達もよく治療方法も分からず医師のいいなりになっていることも事実のようで、やっぱり何が本当の事なのかさっぱり分かりません。分かってきた事は、抗ガン剤は、有害だということだけは、本とのようです。しかし、医師も治療には、この方法しかないことも事実です。 NHKで驚きの報告がNHKの朝の番組で内科学会の医師が「皆さんご存じないと思いますが、実は抗ガン剤自体が強い毒物でして、患者さんの中には、ガンで亡くなる前に、その強い毒で亡くなっていく方が相当いるのです」恐らく、生放送中でカットのしようがなく、学会の方からすれば、ハプニングでしょう。このことから、医師は抗ガン剤の怖さを十分に知っていて、患者さんに使用していると、言う事になります。 常に負け、一矢でも二矢でも報いるいつか病気で死ぬのは自然の摂理ないと思っています。なぜなら、がん細胞を持っているだけでは死なないのです。がん細胞の増殖をいかにして「くい止める」か、ということです。がん患者で薬の治療ができなければ代替療法とかの治療もあります。実際、私の知り合いで末期のがんになり別にも転移していますが、健康食品(ちなみに沖縄にしかないフコイダンドリンクというものです)を飲んで増殖を止め、今、現在でも元気に仕事している人もいます。がんになりもうダメだとあきらめたら負けです。がんに負けないようがんばりましょう。 がんの手術がんが早期で発見されれば、すぐに手術もできがんを完治する可能性も大きいです。しかし、ほとんどのがんは、初期症状がなく早期発見が難しく発見された時には、すでに手術ができない状態も多いようです。手術をする場合でも、がんが転移している可能性もあり、がんをすべて取り除くことも厳しいようです。ここで一番大切なことは、あなたの執刀医が経験豊富かどうかということです。実際の医者の言葉で手術の経験豊富な医者は、安心できるが、経験を積んでない医者は失敗する可能性が高いとの事。医者も人間ですから経験を積まないと上手くはならない事は分かります。しかし、我々は実験材料にはなりたくないです。 がんの転移がんの転移と聞いたら生きる希望もありません。なぜなら、がんの転移は手術も出来なくなるため、死というイメージがあるからです。しかし、あきらめてはいけません。きついですけどがんの治療がない訳ではありません。私の友人もがんが転移していますが、あきらめてないと言っています。友人は、がんの治療に温熱療法を行っています。がん細胞は39度で増殖が止まり42度になる消滅するとあります。友人は「今できることを確実な方法で行う事が一番大切」だと温熱とがんに効く健康食品を飲んで必死に治療をしています。その友人が飲んでいる健康食品が「沖縄のフコイダン」というもので調べたところによると「日本がん学会」での発表があり、がんを消滅させ効果があると医療学会で注目されているそうです。友人の話では、抗がん剤治療を行う場合「沖縄のフコイダン」を一緒に併用すると抗がん剤の副作用を軽減させる効果があり、がんの進行をストップさせる事が出来るようです。私の感想では今、一番大事なことは、がんになっても絶対あきらめず、絶対治してみせるという友人のような気持ちを持つことが大切だと思いました。ちなみに友人は、本当にがんの患者かと思うくらい元気で、次の検査が楽しみだといっています。 がんの免疫療法がん免疫療法とは、免疫担当細胞、サイトカイン、抗体などを活性化する物質を用いて免疫機能を目的の方向に導く治療法です。がんの治療においては、現在広く行われている外科療法、化学療法、放射線療法に続き、免疫療法が第4のがんの治療法として期待されています。 免疫細胞を用いたがんの治療は、がん患者さん自身のリンパ球を体外で培養して、がん細胞を殺傷する作用の強いリンパ球を大量に増やして、この活性化したリンパ球をがんの患者さんに戻す活性化キラー細胞療法と呼ばれています。副作用のほとんどない先進的ながん治療と言われています。 すい臓がん予後大腸がんと診断されて半年あまりですが、やっぱり一番気になるのががんの予後のことです。がんと診断された時は、食欲も大いにあり体重も70kgでした。しかしがんで入院し食事も制限され手術をし、抗がん治療も始まってからは、みるみるうちにやせ細って55kgに。がん細胞が、肝臓に転移しているらしく、これからのがんの治療は、どうするのかと主治医とも相談しています。最近ですが知り合いの健康食品会社の友人から、がん細胞を消滅させる「沖縄のフコイダン」という商品があると聞き、試してみたく友人から取り寄せして、抗がん剤との併用で飲んでいます。早く良い結果がでる事を信じて、また皆さんに報告します。 がん患者の余命がんになって家族が余命を告げられるほど、つらいものはないです。それが本人がん患者自身だと更にもっとつらい事でしょう。がんで余命を告げられた家族のうち30%前後が不安や抑うつが認められています。がんになり、がんが転移して余命を告げられ不安でショックになり食事ものどを通らずにやせ細っていきます。しかし「私は絶対あきらめない」と言う友人。 病院でのがん治療を止め、今は温熱や健康食品などで体力を維持しているところです。私もたかが健康食品だと思っていましたが友人の飲んでいる健康食品を色々調べてみると、それは、モズクの成分から出来た「沖縄のフコイダン」というものでした。 それはがん細胞を消滅させてがんの進行を遅らせることの出来る画期的な健康食品で、さまざまな医療機関でも余命を告げられたがんの患者さんに治療として使用されているとの事でした。一般の医療機関のお医者さんは、このような情報をどうしてもっと早く教えてくれないのか疑問に思うところです。 余命を言われた友人は「沖縄のフコイダン」を飲んで治療に専念し、だいぶ体の調子がいいようです。私の友人のように治療方法がないと言われた患者さんにとっては心強い情報だと思っております。 がんの患者さんは体温が36度以下!体温が1度低下すると免疫力が30%落ちてウィルスに対する抵抗力がなくなり病気になりやすいとあります。 逆に言えばいつも体温を36度以上に維持していれば病気にならないということです。あるお医者さんによると、がんの患者さんのほとんどが体温の低下に伴う免疫力の低下だとも言っています。 の中では、毎日何千ものがん細胞が発生しているともいわだから病気と闘う医療は、神との戦いです。常に負けが用意されている。一矢でも二矢でも報いることだけを考える。病気をガンと言い換えれば、苦い独白の意味が伝わってくる。抗ガン剤によって、神に一矢でも二矢でも報いてきたと言いたいのだろう。 一寸先は闇。病院内も未開のジャングル病院の中も未開のジャングルなのだ。懸命に知恵を使って、一歩一歩進むしかない。人の命は地球より重たい、ではないのか。医療資源も無限に使えない。日本の医療費も高い。少ないお金をどう分配すれば良いのか。さらに嘆いてしまいます。暗い絶望と無力感の淵に立ちつくすのは、日本のガン治療そのものの後ろ姿かもしれない。 抗ガン剤に携わっている人は犯罪者ガンだったからねぇと遺族は、患者が死んだのを、ガンで死んだと思っている。しかし、現実はガン治療の抗ガン剤で死んでいっているようです。毎年、抗ガン剤の苦しみで死んでいく25万人近い犠牲者がいるという。その責任追及は、医師だけでなく、病院側だけでもない、ガンを治す効果などと、もともとない猛毒物質を抗ガン剤となずけ医薬品として認可し製造販売したクニの責任も当然だと、いわれています。 ガンになったら、どうせ死ぬだろ外科医の報告で、治験のもうひとつの側面は、新薬を人体に投与して見ることだ。この場合、副作用で死ぬ可能性もある。「どうして今までの薬ではなく、新しい薬を使うのですか?」とたずねると「今までの薬では、あなたは助からない。でも新薬なら???」という状況に追い込まれたら「お願いします」と飛びつくしかない。これが治験といわれているようです。これがウソだといいのですが、本当なら恐ろしい話です。 昨日の治験の続き「どうしていえることです。「がんになる」とは、食事とストレスが一番影響する分けです。今まで、なに制限なく食べたい物を好きなだけ食べお酒も飲みたいだけ飲みタバコも好んでいた方が、がんになり食事もお酒もタバコも制限されるとなると、がんの不安だけでなく、好きな物を取り上げられることの方が辛いという方も多くいます。夜も眠れなくなり精神的ストレスも大きくうつ状態に陥ることもあります。しかし、冷静に対処して、この難関を乗り切らないと次の生きる道はありません。まずはストレス解消方法を探す事が第一です。それとがんの治療方法は、西洋医学だけではありません。漢方療法、代替療法、温熱療法など他にもいろいろあります。中でも、がんの患者さんの多くの方が、免疫力アップのために健康食品を試しているといわれています。 がんの手術がんが早期で発見されれば、すぐに手術もできがんを完治する可能性も大きいです。しかし、ほとんどのがんは、初期症状がなく早期発見が難しく発見された時には、すでに手術ができない状態も多いようです。手術をする場合でも、がんが転移している可能性もあり、がんをすべて取り除くことも厳しいようです。ここで一番大切なことは、あなたの執刀医が経験豊富かどうかということです。実際の医者の言葉で手術の経験豊富な医者は、安心できるが、経験を積んでない医者は失敗する可能性が高いとの事。医者も人間ですから経験を積まないと上手くはならない事は分かります。しかし、我々は実験材料にはなりたくないです。 がん患者の食事療法がん患者の食事療法とは、調べてみたら特にこれという決定的なものが見当たりません。全てのがんにいえますが野菜中心の食事にして、肉類は控えめにした方がいいとあります。これはがんの患者さんに限らず健康な人にもいえることです。「がんになる」とは、食事とストレスが一番影響する分けです。今まで、なに制限なく食べたい物を好きなだけ食べお酒も飲みたいだけ飲みタバコも好んでいた方が、がんになり食事もお酒もタバコも制限されるとなると、がんの不安だけでなく、好きな物を取り上げられることの方が辛いという方も多くいます。夜も眠れなくなり精神的ストレスも大きくうつ状態に陥ることもあります。しかし、冷静に対処して、この難関を乗り切らないと次の生きる道はありません。まずはストレス解消方法を探す事が第一です。それとがんの治療方法は、西洋医学だけではありません。漢方療法、代替療法、温熱療法など他にもいろいろあります。中でも、がんの患者さんの多くの方が、免疫力アップのために健康食品を試しているといわれています。 がん闘病私の友人ががんになり苦しい闘病生活を余儀なくされています。がん闘病生活の中での一番苦しいことは、やっぱり抗がん剤の副作用だとも言っていました。がんがリンパ節に転移しているとも聞いていたので、絶対に薬の治療もかかせないとも言っていましたが、本人は、薬だけの治療だけではなく免疫を上げるためにも健康食品を飲んでみたいとの本人の意思で何かいい健康食品がないかと探してみました。すると「沖縄のフコイダン」という健康食品に出会い薬と保険から支給するというものです。限度額は所得や年齢によって異なります。70歳未満で平均的な収入のある人の場合、単純に言うと約7万円の医療費は自分で支払い、それ以上の金額はこの制度から支給されます。 また、1年間に4回以上の高額療養費が支給されたときには、患者の1ヶ月の負担額はさらに軽減されます。 高額医療費を受け取るには、まず申請が必要です。申請の窓口は、国民健康保険の場合は役所の国民健康保険課など、企業の場合は勤務先の保険担当者(総務など)となります。 申請には、保険証のほか、医療費の領収書や明細書、印鑑などが必要です。 高額療養費の手続きがよくわからないときは、医療機関の会計窓口や患者相談窓口に相談してみましょう。医療費の領収書や明細書はほかでも使用することがあるので、申請時に返却してもらえるか確認しておきます。 なお高額療養費は、医療費の支払い日や診療を受けてから2年以上たつと、払い戻しを受けられなくなります。
かるのガンの医療費はどのくらいかか早期ガンと進行ガンでは医療費に大きな差
ガンの医療費は、一般的には高額と考えなければなりません。もっとも大きな理由は、ガンの診療には、さまざまな検査や手術、化学療法(療)、放射線治療などを組み合わせて行う
必要があるからです。 医療費控除 高額の税金を支払っている患者の場合、確定申告などをすると医療費を控除でき、税金の払い戻しを受けることができます。医療費そのものだけ
でなく、通院費、入院時の差額ベッド代や食費、松葉杖などの補助器具の購入費も控除対象となるので、ガンの診療に関係する領収書はすべて保管しておくことが大切です。 家族の
QOL(生活の質)を高めるためのヒントヒント1???ひとりでがんばらない家族の中の誰かがガンになると、他の家族は互いを気づかって、自分の率直な気持ちをあまり口に出そ
うとしなくなります。そして、自分ひとりで何とかしようと思うようになります。家族に心配をかけたくないという理由で、実家の両親や友人などに実情を伝えないという人も少なく
ないようです。それぞれ事情があることは分かりますが、ガン患者となった家族と力を合わせて闘病し、ガンと上手につき合い、乗り越えていくには、自分だけでがんばってはいけま
せん。家族内でもときには甘え合って下さい。互いに自分の気持ちを率直に話し、抱き合って泣くことで気持ちが楽になることもあります。困難に直面したときには、周囲の人々の助
けを借りる事を自分に許すこともときには大切です。 ヒント2???自分の体験や気持ちを誰かに話す個人差はあるものの、医師にガンと診断されると、頭の中が真っ白になってショ
ック状態におちいったり、自分がガンのはずはないと医師の言葉を受け入れようとしなかったり、診断結果に怒りを感じ
歩と胸を張っているようです。 アドレナリン注射でリンパ球減る?ガンは、心の病。20年前にアメリカのハーバード大学医学部で、んの約にも立ってないということ?それどころか、患者を副作用で苦しめています。なんとかならないものなのか。 NK細胞こそが自然治癒力の神髄おそらく、多くの医師達は、自分が必死で行った抗がん剤投与や、放射線照射や、手術が、患者のガンと戦う免疫力、自然治癒力を殺いでしまったことに、気がついていない。猛毒抗がん剤や強烈放射線が、がん患者の生命力の原点である造血機能を徹底破壊することを、どこまで知っているのか?抗がん剤、放射線で赤血球が激減し、白血球も死んでいく。と専門家は、いいます。殺人療法から逃げ出し始めた米医学界殺人療法である三大療法を見限って、ガン専門医たちは代替医療に流れを変えている。その結果、アメリカでのガン死亡者数は急速に減少し始めている。NK細胞を減滅させる抗がん剤や放射線をやめるのだから、この結果は当然だ。アメリカの医師達は、この結果で手のひらを返したように代替療法に、殺到している、とあります。日本の医療界でも早く目覚めて、アメリカのようになったらと思うばかりです。 抗がん作用が証明されていても逮捕健康食品などは、「ガンに効く」。それは免疫力をあげる働きがあり、その結果NK細胞は活性化されガンを叩く。身近な食品で立証されている「ガンに効くもの」は結構ある。しかし、一般の食品で「ガンを防ぐ」といって販売したら、業者は、薬事法違反(医薬品の無許可販売)で逮捕されてしまう。薬でも1割しか効果がないのに、おかしな話です。というより医療学会は、自分の商売があがったりになることが心配で、自分を守るために、この法律が出来ているものだと思います。 ガンを悪性化させる抗ガン認可の本当の理由猛毒をガン患者に投与する、毒殺行為の医師を殺人罪で逮捕せよ。という文面があります。抗がん剤で人体は死んでいく。猛毒を投与するのだから当たり前。なぜ抗ガン剤が認可されるのか。恐ろしい事実が判明されています。がん患者を治そうとしていますが、治る分けがないことも承知して「治療を長引かせ」治療名目での莫大な利益が転がり込む仕組み、とあります。これが本当だと絶対に許せないです。ガンに効く緑茶を売ったら逮捕緑茶で胃ガン死亡率が8割も減少させている(小国博士論文)。それにくらべ、猛毒の抗ガン剤、どちらに真実の抗ガン作用があるか?緑茶よりはるかに劣る抗ガン剤が医薬品認可を受け緑茶などの健康食品の成分は、いっさい許可しない。それは、組織が一体化しているからでしょう。「ガンに効く」といったらお茶屋の店主まで薬事法違反で逮捕されてしまう。このようなことがあっていいのだろうか? アガリクスにガン促進の疑いで中止要請?アガリクスに発ガン促す作用(東京新聞2006年2月14日)としてアガリクス製品が販売中止。アガリクスが健康食品だから中止、なら抗ガン剤は、もっと中止しないといけないと思ったのは、私だけでしょうか。厚労省の幹部も「抗ガン剤には、強い発ガン性があることは周知の事実」と発言していますこのような、事実が判明しているにも関わらず、使用中止にならないのは、なぜか。関係者は、分かっているはずなのに???。 笑いとリラックスの副交感神経自律神経は内臓の機能全体を調整している。そのとき交感神経はアドレナリンを分泌し顆粒球を活性化させる。いっぽう副交感神経はエンドルフィンを分泌しリンパ球を活発にする。これが、自律神経が白血球を支配するしくみである。
つまり、怒りは、交感神経(顆粒球)が優位になり、笑うと副交感神経(リンパ球)が優位
胃がん検査
に立つそうです。そこで、ガン細胞をくする効果があれば、抗ガン剤と承認されることが多く、小さくなれば「効いた」というそうです。医師が「この抗ガン剤は効きますよ」といっ
胃がん検査
ても患者、家族は、勘違いして「治る」と思ってしまうそうです。調べれば調べるほど、あ~分からない事だらけです。 カラクリ「オリンピック選手」並みの治験者ある抗ガン剤で
胃がん検査
余命が延びるなら治療を受けたいと、ワラにもすがる患者はいるでしょう。しかし、生存延長の効果が確かめられている抗ガン剤は多くないと言われている。猛毒物だから当然だとの
胃がん検査
意見もある。つまり効くか効かないかは、試してみないと分からない。副作用はほぼ全員に出て運の悪い患者は、治療によって命を落としてしまう。これだったら治療を受けなけれ
胃がん検査
ば、もっと長生きできたのにと、後悔する人もいるといわれている。 抗ガン剤は「ガン応援剤?」抗ガン剤が「患者の免疫細胞を攻撃してしまう」という致命的欠陥という記事があ
胃がん検査
る。抗ガン剤は、「ガン細胞の増殖が盛んであるという共通点に着目し、増殖が盛んな細胞を無差別に攻撃する」増殖の盛んな細胞は、ガンだけではない。身体の細胞は皆活発なため
胃がん検査
抗ガン剤に痛めつけられる。だから毛が抜け、免疫が落ちていくと、あります。 病を治すのは、本人自身病気を治すのは、本人に備わった自然治癒力である、という真理に気がつか
胃がん検査
ない方が結構多い。その真理に気がつけば、その自然治癒力を高めることが真の治療であると、専門家は指摘します。それは、「食」「体」「環境」の歪みを正す
胃がん自覚症状
胃癌に対する低侵襲治療は,口から消化管の中に内視鏡(胃カメラ)を入れて行う治療と,おなかに直接小さな孔を開けて,そこから内視鏡(腹腔鏡といいます)や手術器具を入れて行う治療があります.胃カメラによる治療は,いろいろな条件を満たした粘膜内癌(リンパ節転移の可能性がほとんど無い病変)に限られますが,胃癌は早期癌(粘膜下層までの癌をいいます)でもリンパ節転移する症例がありますので,こうした癌に対しては,リンパ節郭清を含めた外科治療が必要になります.おなかに開けた小さな孔数カ所から手術を行う方法(腹腔鏡下手術といいます)は,1987年にフランスで腹腔鏡下胆嚢摘出術が行われて以来,まず,胆嚢摘出術が一般に広まり,その後,ほかの病気にも急速に導入されてきました.おなかに開ける孔は,胃癌手術の場合は,5-12mmのものが4-5か所,35-50mmのものが1か所となるのが普通です.最も大きな孔は,切除した胃(と周囲組織)の取り出しと消化管の再建に用います.胃癌に対する腹腔鏡下手術は,当初は粘膜内癌に対する局所切除が多かったのですが,対象症例が胃カメラによる粘膜切除術とだぶるため,当科においては,現在は,胃癌に対する治療としては腹腔鏡下胃局所切除術はほとんど行っていません.多くの胃癌が十二指腸寄りの2/3の領域にできるため,もっとも多く行っている術式は,腹腔鏡下胃幽 門側切除術で,ついで腹腔鏡下胃噴門側切除術,まれに広範囲の早期癌に腹腔鏡下胃全摘術を行っています.幽門側胃切除術は,一部の進行癌も腹腔鏡下手術で行ってます (適応については次項参照).1999年以降,当科における胃癌手術の半分以上が腹腔 鏡下手術となっています.
私は14年前に胃がんを患いました。
希望を失いかけていた私が1冊の雑誌との出会ったことによって回復への段階を歩み始めたのです。
がんと闘っていると様々な不安や自信喪失が襲ってきます。「自分はこのまま死ぬのではないだろうか。」という不安から、病気に対して目をそむけて逃げ出したくなっていた時の事です。
中国抗癌協会が発行する――《癌症康復》―― という雑誌を見つけました。
その雑誌と出会ってから、私の健康回復は方向性が明確になり、抗がんへの自信を一層強めることが出来たのです。
癌患者が周恩来首相をしのぶ》という記事があり、それが私のその後を大きく変えました。
内容は、周恩来首相が1974年6月から1976年1月8日に逝去するまで、6回の大手術をしながら一方で、昼夜国内外の大事を処理していたこと、生前、自身ががん患者であったため、がんの予防や治療に大きな力を注ぎ、中国医学と西洋医学を融合することにより、がん治療に新しい道を開こうと全国に呼びかけたことが書かれていました。
この文章を読んで彼の強靱な気力に私は深く元気付けられたものです。
私はそれまで死を見つめてがんと闘ってきました。
しかしこれからは自分を見つめ、皆と一緒に南京癌友康復協会に入り、群体抗癌に身を投じて積極的に生きて行こうと決断しました。
南京癌友康復協会はがんを克服するための新しい理念、知識を学ぶことが出来ます。
治療についての知識、考え方、栄養の摂り方、食生活、漢方薬の飲み方など、がんと闘う上で起こってくる様々な問題を解決してくれます。
私は、一人でも多くの方がこの組織の一員になり、皆で群体抗癌することによって生活が更に充実し、がんに打ち勝って健康になることを望んでいます。
南京癌友康復協会会報より
がん克服への道をお聞かせください。
病名:胃がん
Q.病状や進行度などできるだけ具体的にお聞かせください。
1991年7月に胃の悪性腫瘍だと診断される。
細胞診を検査をして進行性の末期がんだと分かりました。
すぐ4/5の胃部切除手術を行いました。
Q.癌の告知を受けたときのご自身の気持ちはいかがでしたか?
始めは穏やかではありませんでした。
腫瘍が悪性の高い種類だと知っていたからですが、医者の熱心な治療と同病の仲間との会話、自分の努力によって、気持ちが次第に平静になりました。
今までの経験を考えると気持ちの持ち方がとても重要だと思います。
Q.癌倶楽部に入会したきっかけや動機は何だったのでしょうか?(1)心の通じ合える人を探す(2)楽しみを求める。同じ癌患者同士が集まるとその愉快感は格別です。
(3)癌の回復過程をもっと豊富多彩にし、生活を充実させ多様化出来る。
Q.がん発病時の年齢は?
満50才
Q.ご自身ががんになった原因は何だと思いますか?
?ストレス ?たばこ ?食生活
Q.がんの予兆(予感)のようなものはありましたか?
有りました。具体的に言えば喫煙の量が減って、体も痩せていき、食欲もないなどの症状がありました。
Q.がんが発見されたきっかけは?
?自覚症状
Q.治療を受けた病院名は?
江蘇省人民病院、江蘇省武装警察南京病院
Q.その病院でどのような治療法を受けましたか?
?手術 ?抗がん剤
Q.西洋医学の治療を受けての感想や意見があればお書きください。
最初の治療として、手術と化学治療は有効です。
Q.中西医結合医療を受けましたか?
?はい
第二段階の化学治療を受ける時の漢方薬の治療は効果的でした。
Q.中国医学はどのようなものを行ないましたか
漢方薬、気功(長期的に漢方薬を内服、気功も継続する必要がある)
Q.具体的な製品名や、治療法の名前があればお教えください。
補気補血薬、白花蛇舌草などの抗がん生薬
Q.中国医学を併用してどのような効果がありましたか?
中末期のがん患者に対しては、手術と化学治療を受けてから、症状に合う漢方薬の配合治療が必要だと思います。私は6年間にわたり漢方薬を飲んできましたが、克服できたのはそのおかげだと思っています。漢方薬は体の具合を調整し、西洋医学治療の不足を補うことができます。
回復中の漢方薬による調養が重要で効果的です。
Q.がんを克服するために大切なことは何でしょうか?
?精神力?食事?漢方薬?気功(運動)自分自身の努力?周りの人の支え
Q.そのうちで一番大切な要素は何だと思いますか?
(1)自分で生きていく決心を強め、希望を持って生活すること
(2)回復の過程の養生
(3)治療と健身運動を堅持し、飲食の改善、趣味を持つ
Q.日本の患者さんに対するメッセージをお願いします。
(1)回復の決心を強めてください。がんは治るものです。少なくともおさえることはできます。やたらに治療しないように。無責任な治療が長びいては間に合わない結果になりかねません。
(2)定期的に復診します。早期発見、早期治療をつねに考慮に入れ、油断してはいけません。
(3)積極的に健身運動に参加し、新鮮な空気を吸い込むことも重要です。
(4)栄養をたくさん摂取し、食物を好き嫌いなく広く食べ、栄養のバランスを保つことが大切です。
.Q.その他、がん治療やがんを克服するために大切なことなど意見お書きください。
(1) 自分の病気は自分で治す。自らの行動で明るい将来を開きます。
(2) 自分は主導的に家族内部の雰囲気を緩和させます。自分の健康が家族や社会と密接に結びついています。
(3) 治療回復中、精神上のストレス解消は必要ですが、油断してはいけません。
治療のいいチャンスを放棄しないようにしましょう。
胃がんの約半数は、痛みや胃の不快感など、何らかの症状がきっかけで発見されていますが、残りの人には特に自覚症状はありません。ですから、胃がんを早期に発見するためには、症状の有無に関わらず、1年に1度は、胃の検査を受けることが大切です。
特に、図1にあげたような、胃がんのリスクを高める要因をもっている人は、定期的に検査を受けることをお勧めします(図1)。
■内視鏡でくまなく観察
胃がんの検査では、集団検診などで行われるエックス線検査が一般的です(図2)。しかし、エックス線検査では、「胃の入り口付近の撮影が難しい、平坦なタイプのがんを発見するのは難しい」といった欠点があります。これらの欠点を補うためには、胃の内視鏡検査が有効になります。
内視鏡検査では、胃の粘膜をくまなく観察できるので、わずかな凹凸や色調の変化などから、ごく早期のがんも発見できます(図3)。凹凸の変化がわかりにくい場合は、内視鏡を通して色素を散布し、凹凸を際立たせて粘膜の異常を見つけることもできます。
■早期発見で広がる治療の選択肢
胃がんの治療の基本は、がんを手術で取り除くことですが、早期のがんであれば、内視鏡でがんを治療することが可能です。内視鏡による治療では、外科手術のように開腹したり、胃を切除する必要がないため、患者さんへの身体的な負担が少なく、治療後も従来とほとんど変わらない生活を送ることができます。
治療の選択肢を広げるためにも、定期的に検査を受けて、がんの早期発見に努めることが大切です。
人間の体には、約60兆の細胞があるといわれています。これらの細胞は絶えず分裂と死滅を繰り返しており、死滅には「アポトーシス」というメカニズムが働きます。
アポトーシスとは、細胞の遺伝子にあらかじめ組み込まれている「細胞の自殺死」のことです。老化して不要になった細胞は、自ら死滅して体から取り除かれ、新しい細胞と入れ替わります。細胞が分裂と死滅を繰り返しているおかげで、私たちは生命を維持することができるのです。
ところが、細胞の中の遺伝子が発ガン性物質や活性酸素(攻撃性の強い悪玉の酸素)などによって傷つけられると、細胞は無秩序に分裂しはじめ、自殺せずにどんどん増殖します。これが、細胞のガン化の第一歩であると考えられます。
この恐ろしいガン細胞にアポトーシスを誘導する作用があるとして注目されている有効成分がフコイダンです。
モズクやコンブ、メカブ、ヒジキなどの海藻(渇藻類)に含まれる水溶性(水に溶けやすい性質)の食物繊維で、海藻特有のヌルヌル成分のもとです。
フコイダンの特筆すべき特徴は、がん細胞の遺伝子に直接働きかけてアポトーシスを促すことです。フコイダンによってアポトーシスのスイッチを押されたがん細胞は、増殖を止めて自ら死滅します。縮小したガン細胞は最後にはバラバラとなり、白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)に食べられてなくなります。しかみ、フコイダンは周囲の正常な細胞を傷つけることなく、ガン細胞だけを狙い撃ちして自滅に追い込むと考えられています。
このように、フコイダンにはガン細胞に直接働きかける作用があるため、ガン細胞に表面的にふれやすい胃がんや大腸ガン、食道ガンなど消化器系のガンに強力な効果を発揮します。
ピロリ菌を胃から排出して胃壁を保護する
フコイダンには、胃がんを招くヘリコバクター?ピロリという細菌を除去する働きもあります。
フコイダンがピロリ菌を撃退するしくみ
そもそもピロリ菌は、胃?十二指腸潰瘍の原因となる菌として20年ほど前に発見されました。
ピロリ菌に感染すると胃壁に炎症が起こり、これが慢性化することで胃粘膜が萎縮し、どんどん薄くなっていきます。すると、胃液を分泌する細胞が減り、胃が腸に似た細胞に変化していきます。
このような変化が繰り返されると、胃がん発症の下地ができるのです。
ピロリ菌は、胃粘膜の表面に住み着いています。フコイダンは胃の中でそのピロリ菌に吸い付くのです。そして、ピロリ菌に吸い付いたフコイダンは、そのまま腸に送られ、便となっ
胃がん自覚症状
て体外へ排出されます。
もともとフコイダンは食物繊維であるため、便のかさを増して、便通を促してくれる働きが
胃がん自覚症状
あり、腸内に潜む発ガン性物質もいっしょに排出してくれます。
しかも、フコイダンには胃粘膜を保護し、傷ついた部分を修復する作用があります。ですか
胃がん自覚症状
ら、胃炎などの胃腸病を抑えるとともに、ピロリ菌が胃壁の内部に侵入することも防いでくれます。
胃がん自覚症状
フコイダンは免疫力も高める
フコイダンには免疫力(病気から体を守る力)を高める優れた作用があります。
胃がん自覚症状
全身の免疫力を高めてガンに負けない体力にしてくれるのです。
フコイダンが免疫力を高めるしくみは、次のようなものです。
胃がん自覚症状
フコイダンの一部は、腸の表面近くにあるM細胞から吸収されます。M細胞は異物を積極的に吸収する役割を担っているため、フコイダンも異物として扱われてしまいます。
胃がん自覚症状
するとその情報は、M細胞の下にあるパイエル板と呼ばれる免疫の司令塔に伝わり、そこからいろいろな免疫細胞(白血球を構成する免疫担当の細胞)に、異物に警戒するよう攻撃命令
胃がん自覚症状
が発せられます。
こうして、一気に全身の免疫力が高まり、ガン細胞の増殖を防ぐことができるわけです。
私は14年前に胃がんを患いました。
希望を失いかけていた私が1冊の雑誌との出会ったことによって回復への段階を歩み始めたのです。
がんと闘っていると様々な不安や自信喪失が襲ってきます。「自分はこのまま死ぬのではないだろうか。」という不安から、病気に対して目をそむけて逃げ出したくなっていた時の事です。
中国抗癌協会が発行する――《癌症康復》―― という雑誌を見つけました。
その雑誌と出会ってから、私の健康回復は方向性が明確になり、抗がんへの自信を一層強めることが出来たのです。
癌患者が周恩来首相をしのぶ》という記事があり、それが私のその後を大きく変えました。
内容は、周恩来首相が1974年6月から1976年1月8日に逝去するまで、6回の大手術をしながら一方で、昼夜国内外の大事を処理していたこと、生前、自身ががん患者であったため、がんの予防や治療に大きな力を注ぎ、中国医学と西洋医学を融合することにより、がん治療に新しい道を開こうと全国に呼びかけたことが書かれていました。
この文章を読んで彼の強靱な気力に私は深く元気付けられたものです。
私はそれまで死を見つめてがんと闘ってきました。
しかしこれからは自分を見つめ、皆と一緒に南京癌友康復協会に入り、群体抗癌に身を投じて積極的に生きて行こうと決断しました。
南京癌友康復協会はがんを克服するための新しい理念、知識を学ぶことが出来ます。
治療についての知識、考え方、栄養の摂り方、食生活、漢方薬の飲み方など、がんと闘う上で起こってくる様々な問題を解決してくれます。
私は、一人でも多くの方がこの組織の一員になり、皆で群体抗癌することによって生活が更に充実し、がんに打ち勝って健康になることを望んでいます。
南京癌友康復協会会報より
がん克服への道をお聞かせください。
病名:胃がん
Q.病状や進行度などできるだけ具体的にお聞かせください。
1991年7月に胃の悪性腫瘍だと診断される。
細胞診を検査をして進行性の末期がんだと分かりました。
すぐ4/5の胃部切除手術を行いました。
Q.癌の告知を受けたときのご自身の気持ちはいかがでしたか?
始めは穏やかではありませんでした。
腫瘍が悪性の高い種類だと知っていたからですが、医者の熱心な治療と同病の仲間との会話、自分の努力によって、気持ちが次第に平静になりました。
今までの経験を考えると気持ちの持ち方がとても重要だと思います。
Q.癌倶楽部に入会したきっかけや動機は何だったのでしょうか?(1)心の通じ合える人を探す(2)楽しみを求める。同じ癌患者同士が集まるとその愉快感は格別です。
(3)癌の回復過程をもっと豊富多彩にし、生活を充実させ多様化出来る。
Q.がん発病時の年齢は?
満50才
Q.ご自身ががんになった原因は何だと思いますか?
?ストレス ?たばこ ?食生活
Q.がんの予兆(予感)のようなものはありましたか?
有りました。具体的に言えば喫煙の量が減って、体も痩せていき、食欲もないなどの症状がありました。
Q.がんが発見されたきっかけは?
?自覚症状
Q.治療を受けた病院名は?
江蘇省人民病院、江蘇省武装警察南京病院
Q.その病院でどのような治療法を受けましたか?
?手術 ?抗がん剤
Q.西洋医学の治療を受けての感想や意見があればお書きください。
最初の治療として、手術と化学治療は有効です。
Q.中西医結合医療を受けましたか?
?はい
第二段階の化学治療を受ける時の漢方薬の治療は効果的でした。
Q.中国医学はどのようなものを行ないましたか
漢方薬、気功(長期的に漢方薬を内服、気功も継続する必要がある)
Q.具体的な製品名や、治療法の名前があればお教えください。
補気補血薬、白花蛇舌草などの抗がん生薬
Q.中国医学を併用してどのような効果がありましたか?
中末期のがん患者に対しては、手術と化学治療を受けてから、症状に合う漢方薬の配合治療が必要だと思います。私は6年間にわたり漢方薬を飲んできましたが、克服できたのはそのおかげだと思っています。漢方薬は体の具合を調整し、西洋医学治療の不足を補うことができます。
回復中の漢方薬による調養が重要で効果的です。
Q.がんを克服するために大切なことは何でしょうか?
?精神力?食事?漢方薬?気功(運動)自分自身の努力?周りの人の支え
Q.そのうちで一番大切な要素は何だと思いますか?
(1)自分で生きていく決心を強め、希望を持って生活すること
(2)回復の過程の養生
(3)治療と健身運動を堅持し、飲食の改善、趣味を持つ
Q.日本の患者さんに対するメッセージをお願いします。
(1)回復の決心を強めてください。がんは治るものです。少なくともおさえることはできます。やたらに治療しないように。無責任な治療が長びいては間に合わない結果になりかねません。
(2)定期的に復診します。早期発見、早期治療をつねに考慮に入れ、油断してはいけません。
(3)積極的に健身運動に参加し、新鮮な空気を吸い込むことも重要です。
(4)栄養をたくさん摂取し、食物を好き嫌いなく広く食べ、栄養のバランスを保つことが大切です。
.Q.その他、がん治療やがんを克服するために大切なことなど意見お書きください。
(1) 自分の病気は自分で治す。自らの行動で明るい将来を開きます。
(2) 自分は主導的に家族内部の雰囲気を緩和させます。自分の健康が家族や社会と密接に結びついています。
(3) 治療回復中、精神上のストレス解消は必要ですが、油断してはいけません。
治療のいいチャンスを放棄しないようにしましょう。
胃がんの約半数は、痛みや胃の不快感など、何らかの症状がきっかけで発見されていますが、残りの人には特に自覚症状はありません。ですから、胃がんを早期に発見するためには、症状の有無に関わらず、1年に1度は、胃の検査を受けることが大切です。
特に、図1にあげたような、胃がんのリスクを高める要因をもっている人は、定期的に検査を受けることをお勧めします(図1)。
■内視鏡でくまなく観察
胃がんの検査では、集団検診などで行われるエックス線検査が一般的です(図2)。しかし、エックス線検査では、「胃の入り口付近の撮影が難しい、平坦なタイプのがんを発見するのは難しい」といった欠点があります。これらの欠点を補うためには、胃の内視鏡検査が有効になります。
内視鏡検査では、胃の粘膜をくまなく観察できるので、わずかな凹凸や色調の変化などから、ごく早期のがんも発見できます(図3)。凹凸の変化がわかりにくい場合は、内視鏡を通して色素を散布し、凹凸を際立たせて粘膜の異常を見つけることもできます。
■早期発見で広がる治療の選択肢
胃がんの治療の基本は、がんを手術で取り除くことですが、早期のがんであれば、内視鏡でがんを治療することが可能です。内視鏡による治療では、外科手術のように開腹したり、胃を切除する必要がないため、患者さんへの身体的な負担が少なく、治療後も従来とほとんど変わらない生活を送ることができます。
治療の選択肢を広げるためにも、定期的に検査を受けて、がんの早期発見に努めることが大切です。
人間の体には、約60兆の細胞があるといわれています。これらの細胞は絶えず分裂と死滅を繰り返しており、死滅には「アポトーシス」というメカニズムが働きます。
アポトーシスとは、細胞の遺伝子にあらかじめ組み込まれている「細胞の自殺死」のことです。老化して不要になった細胞は、自ら死滅して体から取り除かれ、新しい細胞と入れ替わります。細胞が分裂と死滅を繰り返しているおかげで、私たちは生命を維持することができるのです。
ところが、細胞の中の遺伝子が発ガン性物質や活性酸素(攻撃性の強い悪玉の酸素)などによって傷つけられると、細胞は無秩序に分裂しはじめ、自殺せずにどんどん増殖します。これが、細胞のガン化の第一歩であると考えられます。
この恐ろしいガン細胞にアポトーシスを誘導する作用があるとして注目されている有効成分がフコイダンです。
モズクやコンブ、メカブ、ヒジキなどの海藻(渇藻類)に含まれる水溶性(水に溶けやすい性質)の食物繊維で、海藻特有のヌルヌル成分のもとです。
フコイダンの特筆すべき特徴は、がん細胞の遺伝子に直接働きかけてアポトーシスを促すことです。フコイダンによってアポトーシスのスイッチを押されたがん細胞は、増殖を止めて自ら死滅します。縮小したガン細胞は最後にはバラバラとなり、白血球の一種であるマクロファージ(大食細胞)に食べられてなくなります。しかみ、フコイダンは周囲の正常な細胞を傷つけることなく、ガン細胞だけを狙い撃ちして自滅に追い込むと考えられています。
このように、フコイダンにはガン細胞に直接働きかける作用があるため、ガン細胞に表面的にふれやすい胃がんや大腸ガン、食道ガンなど消化器系のガンに強力な効果を発揮します。
ピロリ菌を胃から排出して胃壁を保護する
フコイダンには、胃がんを招くヘリコバクター?ピロリという細菌を除去する働きもあります。
フコイダンがピロリ菌を撃退するしくみ
そもそもピロリ菌は、胃?十二指腸潰瘍の原因となる菌として20年ほど前に発見されました。
ピロリ菌に感染すると胃壁に炎症が起こり、これが慢性化することで胃粘膜が萎縮し、どんどん薄くなっていきます。すると、胃液を分泌する細胞が減り、胃が腸に似た細胞に変化していきます。
このような変化が繰り返されると、胃がん発症の下地ができるのです。
ピロリ菌は、胃粘膜の表面に住み着いています。フコイダンは胃の中でそのピロリ菌に吸い付くのです。そして、ピロリ菌に吸い付いたフコイダンは、そのまま腸に送られ、便となっ
胃がん自覚症状
て体外へ排出されます。
もともとフコイダンは食物繊維であるため、便のかさを増して、便通を促してくれる働きが
胃がん自覚症状
あり、腸内に潜む発ガン性物質もいっしょに排出してくれます。
しかも、フコイダンには胃粘膜を保護し、傷ついた部分を修復する作用があります。ですか
胃がん自覚症状
ら、胃炎などの胃腸病を抑えるとともに、ピロリ菌が胃壁の内部に侵入することも防いでくれます。
胃がん自覚症状
フコイダンは免疫力も高める
フコイダンには免疫力(病気から体を守る力)を高める優れた作用があります。
胃がん自覚症状
全身の免疫力を高めてガンに負けない体力にしてくれるのです。
フコイダンが免疫力を高めるしくみは、次のようなものです。
胃がん自覚症状
フコイダンの一部は、腸の表面近くにあるM細胞から吸収されます。M細胞は異物を積極的に吸収する役割を担っているため、フコイダンも異物として扱われてしまいます。
胃がん自覚症状
するとその情報は、M細胞の下にあるパイエル板と呼ばれる免疫の司令塔に伝わり、そこからいろいろな免疫細胞(白血球を構成する免疫担当の細胞)に、異物に警戒するよう攻撃命令
胃がん自覚症状
が発せられます。
こうして、一気に全身の免疫力が高まり、ガン細胞の増殖を防ぐことができるわけです。
胃がん術後食事
益な免疫反応を引き起こす可能性が指摘されています。3.ワクチン療法1)腫瘍細胞ワクチン患者さんのがん細胞そのものを破壊したり、あるいは殖えないように処理してから本人に接種し、がんに対する特異的な免疫を誘導する治療法です。しかし、がん細胞胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。 がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。 [効果]造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。 [副作用、問題点]モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。ウイルスに感染した細胞が産生する物質で、ウイルス増殖抑制因子として発見されました。IFNにはα、β、γの3種類があります。IFNの作用には、直接がんに作用する場合と、免疫担当細胞を介した間接作用があります。IFN-αの効果については、特に慢性骨髄性白血病に対して有効だという結果が得られ、その治療薬として注目されています。 慢性骨髄性白血病に関しては上記のとおりです。また、これまで腎がんや悪性黒色腫を対象に多くの治験が行われてきていますが、効果は弱く、化学療法との併用が検討されています。現在では、慢性骨髄性白血病に対するほどの効果は期待されていない状況です。 IFN治療による副作用として、発熱、感冒様症状があります。このほかに無気力、抑うつなどの精神障害などが認められる場合があります。IFNは慢性骨髄性白血病に対する効果が高いのですが、その作用機序については明らかになっていません。今後の検討課題です。 2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。 免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛ん脳腫瘍という病気は、様々な種類の腫瘍の集まりであり、その種類によって治療法や予後が異なることから、理解の難しい腫瘍といえます。脳という精緻な臓器に発生するために、発生場所のわずかな違いにより全く異なった症状を呈することも理解を一層困難にしています。脳腫瘍についての全般的な知識を述べるとともに、今回のシンポジウムがどのように構成されているかの全体像を示し、「こどもの脳腫瘍」に関する理解を深めていただきます。
2. 脳腫瘍の頻度と治療上の特徴 白血病による小児死亡が1970年代半ばから急速に減少しているのに比べて、脳腫瘍による死亡は1980年代からほとんど変化していません。CTスキャンやMRIにより脳腫瘍の診断精度が向上して、診断される数が増えたということも一つの要素ではあります。個々の腫瘍では治療成績が向上しているものが確かにあるにもかかわらず、脳腫瘍全体としてみれば小児死亡原因の構造を変えるほどの十分な治療効果が得られていないのが現実です。小児死亡の原因となる腫瘍は、後にも述べますように、悪性脳腫瘍に分類される一群の腫瘍であり、今回のシンポジウムはこのような腫瘍に対する治療が主たるテーマになっています。
脳腫瘍の治療が、白血病のような血液腫瘍に比べて困難であるのはなぜでしょうか? 理由はいくつか考えられます。
白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。
血液から脳への薬物移行を制限する血液?脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。
脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。
発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的治療が困難です。
3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
転移のルート
血液からの転移?????肺、骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移????脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
病状は、転移した部位により異なる
肺や肝臓に転移した場合、痛みなどの症状がでてくる事はまれです。定期健診や、画像診断で見つかることが、多いです。症状が現れたときはかなり進行しているときです。
骨に転移したときは 痛みがあります。脳に転移したときは、脳腫瘍と同じ症状が現れます。
卵巣がんは早期発見が難しく、診断されにくい癌です。
卵巣がんは症状に乏しく、ある程度の大きさにならないと、画像で診断できないためと、卵巣が親指の頭ほどの大きさで体の奥に存在するため、細胞診断ができないので、早期に発見されにくいがんです。
卵巣がんは1期で発見される人が30%で、3期 4期の進行がんで発見される人が6割を占めています。
3期であれば、5年生存率は30%、4期になると、5年生存率は10%に低下すると言われています。
手術は治療と同時にがんの進行度を調べるのが目的です。
卵巣がんの手術は、がんの摘出を兼ねて「がんの進行度」を把握する目的で行います。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。
見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。
卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。
早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。
こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。
自覚症状
自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合が多いがんです。
転移のルート
卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広がります。
主な転移先?????肝臓 大腸
その他の症状
癌の進行による体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。
子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4~5割が0期で発見されます。
子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん
不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです
子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。
子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。
手術が基本です
一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。
手術が出来ないほど、がんが進行している場合や、重い合併症があったり、高齢者などで手術に耐えられないと診断された場合には、放射線療法が主体となります。
化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないⅣ期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。
放射線治療
放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。
しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。
子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。
転移のルート
がんが子宮体部にとどまっているのがI期、
子宮頸部に浸潤しているのがII期、
子宮外に浸潤しているのがIII期で、
IV期は膀胱?直腸に浸潤しているか、肺?肝臓?骨などに遠隔転移がみられる段階です。
がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性?血性?膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌
胃がん術後食事
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
胃がん術後食事
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れてい
胃がん術後食事
る場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。卵巣は一対の女性生殖器です。骨盤内で子宮の両側に位置しており
胃がん術後食事
ます。いずれもアーモンドのような形と大きさをしています。卵巣には2つの機能があり、卵の発育と女性ホルモンの産生を担っています。
胃がん術後食事
毎月の性周期の中で、片方づつ排卵がおきます。この卵は卵管を通って子宮へ移動します。卵巣はまた女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の発生源であります。このホル
胃がん術後食事
モンが乳房、体型、体毛など女性特有の発育をコントロールしています。女性ホルモンはまた、性周期や妊娠も調整します。
胃がん術後食事
癌とは100以上もの疾患の総称です。いずれも体の最小構成単位である細胞に障害を及ぼします。癌が発生するのは、個々の細胞が正常を逸し無秩序に分裂しはじめるときです。
胃がん術後食事
他の臓器と同様に卵巣も様々な細胞からできております。普通は必要に応じて細胞分裂が起こり、多数の細胞が産生されます。この
2. 脳腫瘍の頻度と治療上の特徴 白血病による小児死亡が1970年代半ばから急速に減少しているのに比べて、脳腫瘍による死亡は1980年代からほとんど変化していません。CTスキャンやMRIにより脳腫瘍の診断精度が向上して、診断される数が増えたということも一つの要素ではあります。個々の腫瘍では治療成績が向上しているものが確かにあるにもかかわらず、脳腫瘍全体としてみれば小児死亡原因の構造を変えるほどの十分な治療効果が得られていないのが現実です。小児死亡の原因となる腫瘍は、後にも述べますように、悪性脳腫瘍に分類される一群の腫瘍であり、今回のシンポジウムはこのような腫瘍に対する治療が主たるテーマになっています。
脳腫瘍の治療が、白血病のような血液腫瘍に比べて困難であるのはなぜでしょうか? 理由はいくつか考えられます。
白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。
血液から脳への薬物移行を制限する血液?脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。
脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。
発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的治療が困難です。
3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
転移のルート
血液からの転移?????肺、骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移????脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
病状は、転移した部位により異なる
肺や肝臓に転移した場合、痛みなどの症状がでてくる事はまれです。定期健診や、画像診断で見つかることが、多いです。症状が現れたときはかなり進行しているときです。
骨に転移したときは 痛みがあります。脳に転移したときは、脳腫瘍と同じ症状が現れます。
卵巣がんは早期発見が難しく、診断されにくい癌です。
卵巣がんは症状に乏しく、ある程度の大きさにならないと、画像で診断できないためと、卵巣が親指の頭ほどの大きさで体の奥に存在するため、細胞診断ができないので、早期に発見されにくいがんです。
卵巣がんは1期で発見される人が30%で、3期 4期の進行がんで発見される人が6割を占めています。
3期であれば、5年生存率は30%、4期になると、5年生存率は10%に低下すると言われています。
手術は治療と同時にがんの進行度を調べるのが目的です。
卵巣がんの手術は、がんの摘出を兼ねて「がんの進行度」を把握する目的で行います。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
卵巣がんの場合は、がんの摘出も兼ねて、治療と同時にがんの進行度を調べるのを目的で行われます。
見た目は卵巣内にとどまる早期がんのようであっても、調べてみるとすでに、リンパや腹膜は主などである場合が少なく無いと言われています。
卵巣がんは抗癌剤の効果が期待しやすい癌です。
早期の場合などでリンパ節に転移がありそうな場合、抗がん剤を投与することにより、手術の規模を縮小することが出来ます。4期のがんでも抗がん剤で縮小してから、手術を行う事があります。術後補助療法として、抗がん剤の投与が行われます。
こうした治療を行っても、5年生存率は、1期が80%、2期が60%、3期が30%、4期は10%とかなり厳しい状況であると言われています。
自覚症状
自覚症状に乏しく、発見されたときにはすでに、リンパや腹膜播種などである場合が多いがんです。
転移のルート
卵巣がんのうちの上皮がんは腹膜に転移し、そこから肝臓の表面や大網に広がります。
主な転移先?????肝臓 大腸
その他の症状
癌の進行による体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、腹膜播種による腹水などが見られます。
子宮体がんは6割が1期、子宮頸がんは4~5割が0期で発見されます。
子宮体がんは褐色のオリモノがでたり、下着の汚れで気づく事が多いがん
不正出血で発見された場合でも子宮体がんの65%が1期で発見されます。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
日本では、子宮がんの約80%が子宮頸がんです
子宮がんは胃がん、乳がんに次いで多いがんですが、死亡率は年々下がっています。子宮がんは早期の段階で発見されれば、ほとんどが治ります。
子宮がんが徐々に増加してくる30歳を過ぎた頃からは、年に1回子宮がんの検査を受けることがとても重要です。
手術が基本です
一般には、できるかぎり手術を行って、病巣を摘出する根治的治療法がとられます。この目的のために手術療法と放射線療法を併用する場合もあります。
手術が出来ないほど、がんが進行している場合や、重い合併症があったり、高齢者などで手術に耐えられないと診断された場合には、放射線療法が主体となります。
化学療法は、現段階では補助的な治療法と考えられており、とくに手術の出来ないⅣ期などの進行例や再発例に対して延命を期待して行われます。
放射線治療
放射線治療は、いずれかのがんに対しても行われます。とくに子宮頸がんの大部分を占める扁平上皮がんには放射線が良く効きます。その治療成績は手術療法と大差ないので初回治療を放射線療法単独で行うこともあります。
しかし、一般に腺がんでは放射線の効果が劣るので、ほとんどが腺がんである子宮体がんでは手術療法が優先されます。
子宮体がんの5年生存率は、1期も2期も95%、3期で65%、4期で35%といわれています。
子宮頸がんにみられる特徴的な症状に、性交時の子宮膣部への刺激による出血があります。
子宮体がんの場合には、月経以外に出血(不正性器出血)がみられます。特に閉経後に不正性器出血をみたときは、すぐに検査を受けたほうがよいでしょう。
転移のルート
がんが子宮体部にとどまっているのがI期、
子宮頸部に浸潤しているのがII期、
子宮外に浸潤しているのがIII期で、
IV期は膀胱?直腸に浸潤しているか、肺?肝臓?骨などに遠隔転移がみられる段階です。
がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性?血性?膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌
胃がん術後食事
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
胃がん術後食事
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れてい
胃がん術後食事
る場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。卵巣は一対の女性生殖器です。骨盤内で子宮の両側に位置しており
胃がん術後食事
ます。いずれもアーモンドのような形と大きさをしています。卵巣には2つの機能があり、卵の発育と女性ホルモンの産生を担っています。
胃がん術後食事
毎月の性周期の中で、片方づつ排卵がおきます。この卵は卵管を通って子宮へ移動します。卵巣はまた女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の発生源であります。このホル
胃がん術後食事
モンが乳房、体型、体毛など女性特有の発育をコントロールしています。女性ホルモンはまた、性周期や妊娠も調整します。
胃がん術後食事
癌とは100以上もの疾患の総称です。いずれも体の最小構成単位である細胞に障害を及ぼします。癌が発生するのは、個々の細胞が正常を逸し無秩序に分裂しはじめるときです。
胃がん術後食事
他の臓器と同様に卵巣も様々な細胞からできております。普通は必要に応じて細胞分裂が起こり、多数の細胞が産生されます。この
スキルス胃がん治療
[問題点]
TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。
4)インターロイキン12(Interleukin-12:IL-12)によるサイトカイン療法
活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12はNK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。
[効果、問題点]
臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response Modifiers:BRM)療法
BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。
(1)BCG(ビー?シー?ジー)
BRMが注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。
(2)OK-432(オーケー-432)
ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。
(3)PSK(ピー?エス?ケー)
担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。
(4)Lentinan(レンチナン)
シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ?オブ?ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。
(5)Bestatin(ベスタチン)
細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。
(6)Sizofiran(SPG:シゾフィラン)
スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。
(7)Levamisole(レバミゾール)
本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。
[効果]
上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。
[副作用]
一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。
[問題点]
特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。
6.抗体療法
抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。
抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。
がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。
[効果]
造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。
[副作用、問題点]
モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。
2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。
近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。
免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。
現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。 もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異的抗原の遺伝子を正常細胞に導入して、がん抗原特異的な免疫を誘導するワクチン療法です。
1)受動免疫強化療法
リンパ球からがんに特異的リンパ球(TILなど)を取り出して増やし、そこに抗がん効果を増強する遺伝子を導入して患者さんの体内に戻すことによって、抗がん免疫の効果を増強する試みがなされています。
現在までに、TILにTNFやIL-2等の遺伝子を導入した後に患者さんに戻すという遺伝子治療が行われてますが、現時点では臨床的に意義のある治療効果は得られていません。
がん細胞に、免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法
と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNA(RNA)ワクチン療法に分けられます。
ウイルスに感染した細胞が産生する物質で、ウイルス増殖抑制因子として発見されました。IFNにはα、β、γの3種類があります。IFNの作用には、直接がんに作用する場合と、免疫担当
細胞を介した間接作用があります。IFN-αの効果については、特に慢性骨髄性白血病に対して有効だという結果が得られ、その治療薬として注目されています。
スキルス胃がん治療
[効果]
慢性骨髄性白血病に関しては上記のとおりです。また、これまで腎がんや悪性黒色腫を対象
スキルス胃がん治療
に多くの治験が行われてきていますが、効果は弱く、化学療法との併用が検討されています。現在では、慢性骨髄性白血病に対するほどの効果は期待されていない状況です。
スキルス胃がん治療
[副作用、問題点]
IFN治療による副作用として、発熱、感冒様症状があります。このほかに無気力、抑うつなど
スキルス胃がん治療
の精神障害などが認められる場合があります。IFNは慢性骨髄性白血病に対する効果が高いのですが、その作用機序については明らかになっていません。今後の検討課題です。
スキルス胃がん治療
3)腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factor:TNF)によるサイトカイン療法
TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞
スキルス胃がん治療
に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。
スキルス胃がん治療
[効果、副作用]
全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨
スキルス胃がん治療
床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。
TNFは抗がん作用を持つ反面、がん末期の患者さんに悪液質(患者さんが衰弱した状態です)を引き起こす作用を持つことや、副作用が非常に強いなどの問題点があるために、副作用を軽減した製剤の開発が進められています。
4)インターロイキン12(Interleukin-12:IL-12)によるサイトカイン療法
活性化した単球や樹状細胞からつくられるIL-12は、がん細胞を殺傷するような免疫反応を誘導するのに重要であることが報告され、注目されています。IL-12はNK細胞やキラーT細胞の増殖を促したり、がん細胞を殺傷する能力を高めます。マウスでは、がんの転移抑制や移植がんの縮小等、劇的な効果が認められています。
[効果、問題点]
臨床でも抗がん効果が期待されましたが、現時点では第I相試験が終了した段階で、有効かどうかの結論はまだ出ていません。5.生体応答調節剤(Biological Response Modifiers:BRM)療法
BRMは、1980年代になって新しくつくられた言葉です。米国立がん研究所のBRM委員会によれば、BRMとは「腫瘍細胞に対する宿主(患者さん)の生物学的応答を修飾することによって、治療効果をもたらす物質または方法」と定義されています。このBRM療法は患者さんの免疫系をはじめとして、体全体の働きを調節することにより、治療効果を得ようとする治療です。つまり、がんを治そうとする患者さん自身の持つ力を応援し、手助けし、強めるものです。このように、BRMは通常の抗がん剤とは基本的に考え方が異なっています。この治療法は単独で行われるよりも、むしろ免疫能が低下してしまう外科療法や放射線、化学療法等と併用することによって、患者さんの防御能力が低下するのを予防したり、より高めることを目的に行われます。したがって、その効果は従来の化学療法とは異なった観点から評価すべきと考えられています。実際に米国では、他の確立された治療法と併用することによって効果が認められれば、そのBRMは有効であると評価されています。しかしわが国での臨床評価は、今までの化学療法と同じように、BRM単独での抗がん効果で評価されています。より客観的、科学的、倫理的な評価法を確立すべきと考えられます。
(1)BCG(ビー?シー?ジー)
BRMが注目されるようになったのは、1970年に行われた悪性黒色腫に対するBCG生菌による治療以来のことです。非特異的免疫療法の草分けであり、現在に至っても多くの報告が出されています。膀胱(ぼうこう)がん、悪性黒色腫で有効であったとする報告がありますが、その他の固形がんでは有効例はほとんど認められていません。
(2)OK-432(オーケー-432)
ある種の細菌(溶連菌)からつくられたもので、好中球、NK細胞、マクロファージ等を活性化します。わが国で広く用いられてきましたが、現在では胃がん、肺がん、がん性胸腹水、他剤無効の頭頸部(とうけいぶ)がん、甲状腺(こうじょうせん)がん等に用いられています。
(3)PSK(ピー?エス?ケー)
担子菌(たんしきん)カワラタケ(サルノコシカケ)の菌糸体より抽出精製した物質(タンパク多糖複合体)です。内服で用いられます。副作用がほとんどない反面、作用は弱いのが特徴です。適応は胃がん(手術例)、治癒切除例の結腸直腸がんへの化学療法との併用に限定されています。
(4)Lentinan(レンチナン)
シイタケより抽出されたものです。キラーT細胞、マクロファージ、NK細胞等を誘導、活性化すると考えられています。がん患者さんの悪液質やQOL(クォリティ?オブ?ライフ:生活の質)を改善するという報告がありますが、適応は手術不能または再発胃がんにおけるテガフール(抗がん剤の1つ)との併用に限定されています。
(5)Bestatin(ベスタチン)
細菌(放線菌)由来です。適応は成人非リンパ性白血病に対する完全寛解導入後の維持、強化で、化学療法剤と併用されます。
(6)Sizofiran(SPG:シゾフィラン)
スエヒロタケより抽出されました。適応は、子宮頸部がんにおける放射線療法との併用に限定されています。
(7)Levamisole(レバミゾール)
本来、駆虫薬として開発された物質(イミダゾール化合物)で、免疫増強効果があることが判明しました。肺がんや大腸がんの術後において、フルオロウラシル(抗がん剤の1つ)との併用で延命効果が得られたとの報告がありますが、臨床効果は確立されていません。
[効果]
上記のとおりで、一部のがんで有効性が認められています。
[副作用]
一部のBRM療法で発熱や白血球増多が認められますが、重篤な副作用は報告されていません。
[問題点]
特定の免疫担当細胞にのみ作用するわけではないので、作用機序が必ずしも明確でありません。作用機序の科学的な解明や、評価法の見直しが必要と考えられます。
6.抗体療法
抗体とは、抗原に対して特異的に結合できるタンパク質で免疫グロブリンと呼ばれ、B細胞が産生します。多種多様の抗原に対して、特異的な抗体が存在します。ある抗原に対して特異的な単一の抗体を、モノクローナル抗体と呼びます。近年、モノクローナル抗体を作製する方法が確立され、この技術は医学や生物学の分野で多大な貢献をもたらしました。がんに特異的な抗原に対するモノクローナル抗体なども多数つくられ、がんの研究、治療に広く用いられてきています。
抗体は一般に、補体(抗体の反応を補って、殺菌や溶血反応を起こす血清中の因子)を介して抗体が結合した細胞や細菌等を破壊したり、マクロファージやキラー細胞による細胞の破壊を助けるなどの働きがあります。モノクローナル抗体は、ある特定のがん細胞にだけそうした作用を及ぼすわけです。また、がん細胞のモノクローナル抗体を用いた治療としては、増殖を抑える働きのあるモノクローナル抗体も存在します。
がん細胞に特異的なモノクローナル抗体に細胞毒、抗がん剤あるいはアイソトープを結合させ、がん細胞を殺してしまおうという治療(ミサイル療法)が試みられています。また、ある種の白血病や乳がんに対する抗体療法も行われています。さらにがん組織にがん細胞を殺す作用のあるT細胞やNK細胞を集結させるため、T細胞やNK細胞とがん細胞の両方に対する抗体(双特異性抗体)なども開発されています。
[効果]
造血系がんである白血病に対し、細胞表面抗原に対する抗体療法が行われています。その中の報告で、成人T細胞白血病において、IL-2レセプターα鎖に対する抗体療法によって、一部の症例が完全寛解したというものがあります。また、大腸がん細胞由来のがん抗原に対するモノクローナル抗体(17-1A)を用いた、大腸がんおよび膵臓(すいぞう)がんの治療例も報告されています。そして、大腸がん手術後の補助療法として有効であったとの報告もあります。最近、がん遺伝子の1つであるErb-B2に対するモノクローナル抗体を用いた臨床応用がはじまり、注目されています。わが国でも、臨床試験が現在進行中です。
[副作用、問題点]
モノクローナル抗体は、全身投与すると肝臓などの臓器に集積し、がん組織への特異的な集積の低下が認められています。また、モノクローナル抗体はマウスなどの動物を使って作製されるので、これを患者さんに投与すると、異種由来のモノクローナル抗体に対する患者さん自身の抗体(ヒト抗マウス抗体)が産生されてしまいます。
2回目以降の投与ではモノクローナル抗体が体内から除去されやすくなるために効果が激減したり、アナフィラキシーショック(異種のタンパクを投与することによるショック症状)が起こる可能性がある等の問題点があります。そこで、ヒト型抗体の作製などの試みがなされています。
近年、遺伝子治療が難治性疾患に対する新たな治療法として、注目を浴びてきています。
免疫療法の分野でも、抗がん免疫にかかわる遺伝子を用いて抗がん免疫を誘導、増強することを目的とした研究が盛んに行われ、欧米ではすでに臨床応用も開始されています。ここでは、欧米における免疫遺伝子治療の現状を紹介します。
現在までに、研究および臨床に応用されている免疫遺伝子治療は、大きく2つに分けられます。1つは、抗がん活性を持つリンパ球に、その効果を高める遺伝子を導入して生体内に戻す受動免疫強化療法です。 もう1つは、がん細胞にサイトカインなどの遺伝子を導入したり、がん特異的抗原の遺伝子を正常細胞に導入して、がん抗原特異的な免疫を誘導するワクチン療法です。
1)受動免疫強化療法
リンパ球からがんに特異的リンパ球(TILなど)を取り出して増やし、そこに抗がん効果を増強する遺伝子を導入して患者さんの体内に戻すことによって、抗がん免疫の効果を増強する試みがなされています。
現在までに、TILにTNFやIL-2等の遺伝子を導入した後に患者さんに戻すという遺伝子治療が行われてますが、現時点では臨床的に意義のある治療効果は得られていません。
がん細胞に、免疫反応を増強するような遺伝子を導入してそれを接種する腫瘍ワクチン療法
と、がん特異的抗原の遺伝子を直接、体内に接種するDNA(RNA)ワクチン療法に分けられます。
ウイルスに感染した細胞が産生する物質で、ウイルス増殖抑制因子として発見されました。IFNにはα、β、γの3種類があります。IFNの作用には、直接がんに作用する場合と、免疫担当
細胞を介した間接作用があります。IFN-αの効果については、特に慢性骨髄性白血病に対して有効だという結果が得られ、その治療薬として注目されています。
スキルス胃がん治療
[効果]
慢性骨髄性白血病に関しては上記のとおりです。また、これまで腎がんや悪性黒色腫を対象
スキルス胃がん治療
に多くの治験が行われてきていますが、効果は弱く、化学療法との併用が検討されています。現在では、慢性骨髄性白血病に対するほどの効果は期待されていない状況です。
スキルス胃がん治療
[副作用、問題点]
IFN治療による副作用として、発熱、感冒様症状があります。このほかに無気力、抑うつなど
スキルス胃がん治療
の精神障害などが認められる場合があります。IFNは慢性骨髄性白血病に対する効果が高いのですが、その作用機序については明らかになっていません。今後の検討課題です。
スキルス胃がん治療
3)腫瘍壊死因子(Tumor Necrosis Factor:TNF)によるサイトカイン療法
TNFは主としてマクロファージにより産生され、がんに出血性壊死を起こさせたり、がん細胞
スキルス胃がん治療
に直接的に働いて殺傷するなどの作用があります。動物実験ではTNFを投与すると短期間でがんが縮小するため、抗がん効果のあるサイトカインとして臨床応用が注目されました。
スキルス胃がん治療
[効果、副作用]
全身投与では、発熱、血圧低下等の重篤な副作用のために有効な量を投与できないので、臨
スキルス胃がん治療
床応用が進んでいない状況です。そこで、悪性黒色腫ではがん局所への注入が試みられました。全身投与の場合と比較して、より高い効果が認められたなどの報告もあります。
高齢者胃がん
喉頭の主な働きは①発声機能、②気道としての役割、③下気道の保護の3つです。
(1)発声機能 肺からの呼気(吐く息)を利用して声帯で空気の振動(喉頭原音)を形成します。振動した空気が咽頭?口腔で共鳴し、口唇より発せられて言葉となります。楽器にたとえると、声帯はクラリネットのリードに相当します。
(2)気道としての役割 喉頭を構成する輪状軟骨は、肺まで続く気道の中で唯一の全周性硬組織であり、気道の入口部を虚脱から守っています。
(3)下気道の保護
(誤嚥の防止) 嚥下時(食物を飲み込む瞬間)には、喉頭蓋やその周囲の声門上部括約筋の反射的な働きによる喉頭閉鎖が行われ、食物が喉頭から気管や肺へ入ることを防いでいます。食物が気管や肺へ入ることを誤嚥といい、誤嚥が続くと肺炎になり致命的なことにもなりかねません。
これらの働きは、物心ついて以来、日常生活ではあまりにも当然のこととして意識されることすらないため、機能障害が生じた場合のハンディキャップ(不自由さ)は非常に大きいものとなります。
2.喉頭癌の特徴と病期
A.喉頭癌の特徴
日本の喉頭癌罹患率は人口10万人あたり約3人で、ヒトに発生する癌のうちでも頻度の低い癌です。つまり、喉頭は癌になりにくい臓器のひとつであるともいえます。
全国の年間罹患数は約3000名で、最近10年間は大きな増減なくほぼ横ばい状態です。
喉頭癌の主な特徴は、①タバコとの関連、②男性優位、③声門癌?早期癌の増加、④末期の苦しさです。
(1)タバコとの関連
喉頭癌患者の96.5%は喫煙者で、非喫煙者は3.5%に過ぎません。「喫煙さえしなければよい」という最も予防しやすい癌であるといえます。この世からタバコがなくなれば理論的には喉頭癌は約1/30に激減することになります。
(2)男性優位
喉頭癌は10:1(声門癌では18:1)で圧倒的に男性に多い癌です。これほど性差のある癌は他に類をみません。しかしながら、非喫煙者では1:1と性差がなくなることから、喫煙習慣を主とした男性的生活習慣の影響が強いと考えられています。
年齢的には20~30歳代には少なく、60歳代後半に発病のピークがあります。つまり、タバコ1箱を20歳から30~40年吸い続けた結果としての典型的な生活習慣病といえます。
(3)声門癌?早期癌の増加
当センターのデータでは、声帯に発生する声門癌の比率が徐々に増加し、最近では喉頭癌全体の2/3を占めるようになってきました。また、喉頭癌全体でも早期癌(Ⅰ?Ⅱ期)が70%を占めるようになってきました。診断技術の進歩もありますが、喉頭癌に対する社会的な認識が向上した結果、早い時期に受診される方の割合が増加した影響が大きいと考えられています。
(4)末期の苦しさ
喉頭の働きは、物心ついて以来、日常生活ではあまりにも当然のこととして意識されることすらないため、機能障害が生じた場合のハンディキャップ(不自由さ)は非常に大きいものとなります。
癌が増大すると、咽候頭痛(のどの痛み)、嚥下障害、出血?血痰、呼吸困難などの種々の症状が出現します。食事が困難となれば経鼻経管栄養(流動食)が必要となり、呼吸困難となれば気管切開が避けられなくなります。気管切開後は声が出なくなります。
B.喉頭癌の病期と特徴
喉頭癌は声帯から発生する声門癌とその上方の声門上癌に大別され、性質が異なります。声門下部に発生することは稀です。
喉頭癌の病期は国際的なTNM分類を用いⅠ~Ⅳ期にわけられますが、簡略に示すと次のようになります。
病期Ⅰ期:T1N0
病期Ⅱ期:T2N0
病期Ⅲ期:T3N0,T1~3N1
病期Ⅳ期:T4N0~3,T1~3N2~3,M1(遠隔転移が認められる)
(1)声門癌の分類とその特徴
T1:声帯に限局している
T2:声門上部または声門下部に広がっている
T3:声帯の可動性が失われている
T4:喉頭の外にまで広がっている
N0:頸部リンパ節転移を認めない
N1:3㎝以下の頸部リンパ節転移を1個認める
N2~3:それ以上の広がりをもつ頸部リンパ節転移を認める
声門癌では頸部リンパ節転移を認めることは少なく、癌が喉頭に限局していることがほとんどです。声門癌ではⅠ期が70%、Ⅱ期が23%を占め、ほとんどが早期癌です。Ⅲ?Ⅳ期の進行癌は7%に過ぎません。
(2)声門上癌の分類とその特徴
T1:声門上部に限局している
T2:声門部に広がっている
T3:深部進展(深い根)があるか声帯の可動性が失われている
T4:喉頭の外にまで広がっている
N0:頸部リンパ節転移を認めない
N1:3㎝以下の頸部リンパ節転移を1個認める
N2~3:それ以上の広がりをもつ頸部リンパ節転移を認める
声門上癌では頸部リンパ節転移を認めることは珍しくありません。そのため、声門上癌ではⅠ期が6%、Ⅱ期が24%に過ぎず、70%がⅢ?Ⅳ期の進行癌となっています。
3.喉頭癌の症状と診断
A.喉頭癌の症状
喉頭癌の代表的な症状は、嗄声(させい;声がれ)と咽喉頭違和感(のどのイガイガ感)です。声門癌は癌が小さいうちから嗄声の症状が出現するため、早期癌のうちに見つかりやすいという特徴があります。声門上癌は癌が小さいうちには特有の症状がなく、慢性咽喉頭炎(主に喫煙によるため)によるのどの違和感との区別は多くの場合困難です。声帯にまで広がってはじめて嗄声が出現します。
癌が進行すると、血痰や嚥下時痛(のどの痛み)が出現するようになり、さらに進行すると喘鳴(のどでヒーヒー?ゼーゼー音がする)や呼吸困難も伴うようになってきます。
B.喉頭癌の診断
喉頭は喉頭鏡検査(舌を引っ張り出して鏡で見る)や喉頭ファイバースコープ検査(細いファイバースコープを鼻から挿入して見る)によって見ることができます。これらの検査で喉頭に異常が認められる場合、その部分から小さな肉片を採取し、病理組織検査により診断を確定します。喉頭の病理組織採取は、多くの場合のどに局所麻酔薬をスプレーして行うことができますが、数日の入院の上全身麻酔下に行う必要がある場合もあります。
喉頭癌と診断がつけば、病変の根の深さや広がりの程度を正確に診断するために、CTやレントゲン検査を行い、治療方針を検討します。
現時点では、腫瘍マーカーによる血液検査等で診断の手がかりが得られることはありません。
4.喉頭癌の治療と副作用?後遺症
喉頭癌の治療には、主に放射線治療と手術療法があり、手術療法には喉頭部分切除術と喉頭全摘出術があります。レーザー治療を取り入れている施設もあります。
A.放射線治療(照射)
体の外から喉頭に放射線を当てる治療です。治療効果を減じず副作用を最小限に抑えるため、30回前後に分割して照射を行います。1回の照射に要する時間は数分です。通常、1日1回照射を行いますので、治療期間は約1ヶ月半かかりますが、外来通院治療が可能です。声の質も良好で、ほぼもとの声に回復します。
副作用は、照射野(放射線の当たっている範囲)の咽喉頭炎ですが、通常は消炎鎮痛剤の内服により対応可能です。
後遺症は、咽喉頭乾燥によるのどの違和感です。喫煙者ではそれまでの喫煙による慢性喉頭炎に加わるため、のどの違和感が多くの場合長く続きます。咽喉頭の乾燥を防ぐために蒸気吸入が勧められます。重篤な後遺症はほとんどありませんが、稀に喉頭を構成する軟骨の炎症や壊死が生じることも報告されています。
B.喉頭部分切除術
早期~中期の喉頭癌に対して可能な手術です。癌に侵された部分とその周囲を含めて切除し、喉頭のその他の部分を残す術式です。
手術直後は喉頭の働きが十分でないため、一時的な気管切開孔を必要としますので、その間は声が出ません。切除される範囲の大きさや術創の治癒状況によりますが、多くは約2週間以上の気管切開孔が必要です。その後、気管切開孔の閉鎖を行います。
後遺症は切除される部分と大きさにより異なります。声帯が切除範囲に入ると、程度の差はあれ嗄声が残ります。声門上部が大きく切除されると、誤嚥しやすくなり嚥下練習が必要となることもあります。
C.喉頭全摘出術
進行癌に対して行われる術式で、喉頭外まで進展した場合には周囲組織も含めて摘出を行います。下気道の入口部が切除されることにより、上気道(鼻腔?口腔)との連続性が絶たれることになりますので、食道と気道が完全に分離されることになります。食事は手術前とほぼ同様にできるようになりますが、咽頭(食道の入口)の一部を縫合閉鎖するため、術後10日前後の経鼻経管栄養(流動食)が必要になります。
術後の後遺症は、①無喉頭によるための後遺症と②気管呼吸による後遺症があります。
(1)無喉頭による後遺症
手術直後より、手術前の声は全く出なくなりますので、身体障害者3級の認定になります。手術前と同じ声は出ませんが、リハビリテーションによる代用音声習得により、その後一生筆談という方はほとんどいません。代用音声には、食道発声法、シャント発声法や器具(人工喉頭)を用いた発声法があります。いずれの発声法でも、日常生活の会話は十分可能で、営業マンや学校の先生として社会復帰を果たしている方も多くおられます。
(a)食道発声 1~3ヶ月の練習が必要ですが、習得できればいつでもどこでも両手フリーハンドで話すことができます。以前当科で行った調査では、発声練習に通えた75歳以下のほとんどの方は習得可能でした。
(b)器具を用いた発声 パイプ式(笛式)人工喉頭や電気式人工喉頭などがありますが、いずれも食道発声よりも習得は容易です。ただし、常に携帯する必要があります。
(2)気管呼吸による後遺症
上気道(鼻腔?口腔)と下気道(肺)との連続性が絶たれるため、気管断端と皮膚を縫合した気管孔を下頸部に形成することになります。呼吸は気管孔からのみとなるため、この気管孔は生涯閉じることはできません(永久気管孔)。そのため、日常生活において次のような種々のハンディキャップが生じることになります。
気管炎を起こしやすい、胸までしか入浴できない、匂いがわからない(嗅覚脱出)、熱いものがフーフーできない、鼻がかめない、息を止めて力むことができない、などです。
D.頸部郭清術進行癌では、頸部リンパ節転移を伴っていることが多いため、リンパ節と周囲の組織を含めて摘出する頸部郭清術が同時に行われることがあります。術後の後遺症として、肩こりのような頸部の違和感や腕を上げにくくなることがあります。
5.喉頭癌の治療法の選択
喉頭機能を温存しながら病気の根治を図ることが究極のゴールとなりますが、当センターでは病期診断の後、毎週行われる耳鼻咽喉科?放射線治療科合同検討会で年齢?全身状態?職業などを考慮しながら最適な治療法を検討した後、ご本人と相談し最終的に決定してゆきます。
治療法選択の原則は、放射線治療による根治が見込める場合には、治療のリスクがほとんどなく治療後の機能障害が小さいため、放射線治療を第1選択としています。喉頭部分切除術は、年齢や全身状態によりリスクの高い場合がありますので、十分な検討が必要ですが、切除範囲によっては高齢者でも可能な場合もあります。しかしながら、進行癌の状態では、末期の苦痛を回避するために、声を犠牲にした喉頭全摘出術を行わざるを得なくなります。
A.声門癌に対する治療法の選択T1:放射線治療?喉頭部分切除術?レーザー手術
いずれの治療法でも高い(80%以上)制御率が期待できます。
当センターでは放射線治療を第1選択とし、放射線治療後の再発に対しても、再発病変が小さい場合には積極的に喉頭部分切除術を行っています。
T2:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
T1よりは制御率は低くなりますが、多くは放射線治療を第1選択としています。放射線治療後の再発に対しては、再発病変が小さい場合には積極的に喉頭部分切除術を行っていますが、喉頭全摘が必要となることも少なくありません。
T3:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
一般的には喉頭全摘出術ですが、放射線治療により喉頭温存を図り、再発時に喉頭全摘出を行う方針をとる場合が多くあります。インフォームド?コンセントのうえ、再建手術を用いた拡大部分切除術により喉頭機能温存を目指すチャレンジも行っています。
T4:喉頭全摘出術
根治(救命)のためには、声を犠牲にする覚悟をしていただかなければなりません。
B.声門上癌に対する治療法の選択
T1:放射線治療?喉頭部分切除術
いずれの治療法でも制御率は高く(80%以上)、当センターでは放射線治療を第1選択としています。
T2:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
T1よりは制御率は低くなりますが、多くは放射線治療を第1選択としています。ただ、再発に対してはほとんど喉頭全摘が必要となるため、部分切除術が可能な場合には部分切除術を第1選択とすることも少なくありません。
T3:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
一般的には喉頭全摘出術ですが、放射線治療により喉頭温存を図り、再発時に喉頭全摘出を行う方針をとる場合が多くあります。ただ、制御率がT2よりもさらに低いため、部分切除術が可能な場合には部分切除術を第1選択とすることもあります。
T4:喉頭全摘出術
6.大阪府立成人病センター耳鼻咽喉科の治療成績
大阪府立成人病センターでは、平均60~70人の喉頭癌の患者さんを毎年治療してきました。これは大阪府下全体の喉頭癌患者さんの約26%をカバーしていることになり、公表されてい
る限り日本国内最多です。2001年12月までに治療を行った喉頭癌患者さんは約1500人に達しています。
1990~99年の10年間に根治治療を行った喉頭癌の治療成績を、5年生存率(喉頭癌以外の原因で亡くなった方を除いた場合の5年生存率)と喉頭温存率で示すと次のとおりです。
高齢者胃がん
声門癌
T1(喉頭癌全体の47%):5年生存率 86%(97%)、喉頭温存率 95%
T2(喉頭癌全体の15%):5年生存率 88%(96%)、喉頭温存率 68%
高齢者胃がん
T3(喉頭癌全体の2.5%):5年生存率 70%(75%)、喉頭温存率 20%
T4(喉頭癌全体の2.5%):5年生存率 52%(81%)
高齢者胃がん
声門上癌
T1(喉頭癌全体の2%):5年生存率 68%(100%)、喉頭温存率 85%
T2(喉頭癌全体の8%):5年生存率 57%(85%)、喉頭温存率 54%
高齢者胃がん
T3(喉頭癌全体の12%):5年生存率 59%(75%)、喉頭温存率 14%
T4(喉頭癌全体の5%):5年生存率 50%(65%)
高齢者胃がん
1.喉頭について
A.喉頭の場所
高齢者胃がん
喉頭は前頸部のほぼ中央に位置し、外からは喉頭を主として構成している甲状軟骨を「のど仏」として触ることができます。喉頭は気道(空気の通り道)の一部であり、鼻腔または口腔から入った空気は中咽頭から喉頭を経由して気管?気管支?肺へと広がってゆきます。口
高齢者胃がん
腔から中咽頭は食物の通路でもあるため、喉頭は気道が食道から分離独立した下気道の入口部にあたります(図1)。 喉頭の枠組みは甲状軟骨?輪状軟骨による硬組織により構成され、披裂軟骨の複雑な動きにより声門(両側声帯の間)の開閉を行うことで次のような種々
高齢者胃がん
の働きを行っています。また、喉頭は声帯を中心とする声門部と、それより口側の声門上部および気管側の声門下部に分けられます。
B.喉頭の働き
(1)発声機能 肺からの呼気(吐く息)を利用して声帯で空気の振動(喉頭原音)を形成します。振動した空気が咽頭?口腔で共鳴し、口唇より発せられて言葉となります。楽器にたとえると、声帯はクラリネットのリードに相当します。
(2)気道としての役割 喉頭を構成する輪状軟骨は、肺まで続く気道の中で唯一の全周性硬組織であり、気道の入口部を虚脱から守っています。
(3)下気道の保護
(誤嚥の防止) 嚥下時(食物を飲み込む瞬間)には、喉頭蓋やその周囲の声門上部括約筋の反射的な働きによる喉頭閉鎖が行われ、食物が喉頭から気管や肺へ入ることを防いでいます。食物が気管や肺へ入ることを誤嚥といい、誤嚥が続くと肺炎になり致命的なことにもなりかねません。
これらの働きは、物心ついて以来、日常生活ではあまりにも当然のこととして意識されることすらないため、機能障害が生じた場合のハンディキャップ(不自由さ)は非常に大きいものとなります。
2.喉頭癌の特徴と病期
A.喉頭癌の特徴
日本の喉頭癌罹患率は人口10万人あたり約3人で、ヒトに発生する癌のうちでも頻度の低い癌です。つまり、喉頭は癌になりにくい臓器のひとつであるともいえます。
全国の年間罹患数は約3000名で、最近10年間は大きな増減なくほぼ横ばい状態です。
喉頭癌の主な特徴は、①タバコとの関連、②男性優位、③声門癌?早期癌の増加、④末期の苦しさです。
(1)タバコとの関連
喉頭癌患者の96.5%は喫煙者で、非喫煙者は3.5%に過ぎません。「喫煙さえしなければよい」という最も予防しやすい癌であるといえます。この世からタバコがなくなれば理論的には喉頭癌は約1/30に激減することになります。
(2)男性優位
喉頭癌は10:1(声門癌では18:1)で圧倒的に男性に多い癌です。これほど性差のある癌は他に類をみません。しかしながら、非喫煙者では1:1と性差がなくなることから、喫煙習慣を主とした男性的生活習慣の影響が強いと考えられています。
年齢的には20~30歳代には少なく、60歳代後半に発病のピークがあります。つまり、タバコ1箱を20歳から30~40年吸い続けた結果としての典型的な生活習慣病といえます。
(3)声門癌?早期癌の増加
当センターのデータでは、声帯に発生する声門癌の比率が徐々に増加し、最近では喉頭癌全体の2/3を占めるようになってきました。また、喉頭癌全体でも早期癌(Ⅰ?Ⅱ期)が70%を占めるようになってきました。診断技術の進歩もありますが、喉頭癌に対する社会的な認識が向上した結果、早い時期に受診される方の割合が増加した影響が大きいと考えられています。
(4)末期の苦しさ
喉頭の働きは、物心ついて以来、日常生活ではあまりにも当然のこととして意識されることすらないため、機能障害が生じた場合のハンディキャップ(不自由さ)は非常に大きいものとなります。
癌が増大すると、咽候頭痛(のどの痛み)、嚥下障害、出血?血痰、呼吸困難などの種々の症状が出現します。食事が困難となれば経鼻経管栄養(流動食)が必要となり、呼吸困難となれば気管切開が避けられなくなります。気管切開後は声が出なくなります。
B.喉頭癌の病期と特徴
喉頭癌は声帯から発生する声門癌とその上方の声門上癌に大別され、性質が異なります。声門下部に発生することは稀です。
喉頭癌の病期は国際的なTNM分類を用いⅠ~Ⅳ期にわけられますが、簡略に示すと次のようになります。
病期Ⅰ期:T1N0
病期Ⅱ期:T2N0
病期Ⅲ期:T3N0,T1~3N1
病期Ⅳ期:T4N0~3,T1~3N2~3,M1(遠隔転移が認められる)
(1)声門癌の分類とその特徴
T1:声帯に限局している
T2:声門上部または声門下部に広がっている
T3:声帯の可動性が失われている
T4:喉頭の外にまで広がっている
N0:頸部リンパ節転移を認めない
N1:3㎝以下の頸部リンパ節転移を1個認める
N2~3:それ以上の広がりをもつ頸部リンパ節転移を認める
声門癌では頸部リンパ節転移を認めることは少なく、癌が喉頭に限局していることがほとんどです。声門癌ではⅠ期が70%、Ⅱ期が23%を占め、ほとんどが早期癌です。Ⅲ?Ⅳ期の進行癌は7%に過ぎません。
(2)声門上癌の分類とその特徴
T1:声門上部に限局している
T2:声門部に広がっている
T3:深部進展(深い根)があるか声帯の可動性が失われている
T4:喉頭の外にまで広がっている
N0:頸部リンパ節転移を認めない
N1:3㎝以下の頸部リンパ節転移を1個認める
N2~3:それ以上の広がりをもつ頸部リンパ節転移を認める
声門上癌では頸部リンパ節転移を認めることは珍しくありません。そのため、声門上癌ではⅠ期が6%、Ⅱ期が24%に過ぎず、70%がⅢ?Ⅳ期の進行癌となっています。
3.喉頭癌の症状と診断
A.喉頭癌の症状
喉頭癌の代表的な症状は、嗄声(させい;声がれ)と咽喉頭違和感(のどのイガイガ感)です。声門癌は癌が小さいうちから嗄声の症状が出現するため、早期癌のうちに見つかりやすいという特徴があります。声門上癌は癌が小さいうちには特有の症状がなく、慢性咽喉頭炎(主に喫煙によるため)によるのどの違和感との区別は多くの場合困難です。声帯にまで広がってはじめて嗄声が出現します。
癌が進行すると、血痰や嚥下時痛(のどの痛み)が出現するようになり、さらに進行すると喘鳴(のどでヒーヒー?ゼーゼー音がする)や呼吸困難も伴うようになってきます。
B.喉頭癌の診断
喉頭は喉頭鏡検査(舌を引っ張り出して鏡で見る)や喉頭ファイバースコープ検査(細いファイバースコープを鼻から挿入して見る)によって見ることができます。これらの検査で喉頭に異常が認められる場合、その部分から小さな肉片を採取し、病理組織検査により診断を確定します。喉頭の病理組織採取は、多くの場合のどに局所麻酔薬をスプレーして行うことができますが、数日の入院の上全身麻酔下に行う必要がある場合もあります。
喉頭癌と診断がつけば、病変の根の深さや広がりの程度を正確に診断するために、CTやレントゲン検査を行い、治療方針を検討します。
現時点では、腫瘍マーカーによる血液検査等で診断の手がかりが得られることはありません。
4.喉頭癌の治療と副作用?後遺症
喉頭癌の治療には、主に放射線治療と手術療法があり、手術療法には喉頭部分切除術と喉頭全摘出術があります。レーザー治療を取り入れている施設もあります。
A.放射線治療(照射)
体の外から喉頭に放射線を当てる治療です。治療効果を減じず副作用を最小限に抑えるため、30回前後に分割して照射を行います。1回の照射に要する時間は数分です。通常、1日1回照射を行いますので、治療期間は約1ヶ月半かかりますが、外来通院治療が可能です。声の質も良好で、ほぼもとの声に回復します。
副作用は、照射野(放射線の当たっている範囲)の咽喉頭炎ですが、通常は消炎鎮痛剤の内服により対応可能です。
後遺症は、咽喉頭乾燥によるのどの違和感です。喫煙者ではそれまでの喫煙による慢性喉頭炎に加わるため、のどの違和感が多くの場合長く続きます。咽喉頭の乾燥を防ぐために蒸気吸入が勧められます。重篤な後遺症はほとんどありませんが、稀に喉頭を構成する軟骨の炎症や壊死が生じることも報告されています。
B.喉頭部分切除術
早期~中期の喉頭癌に対して可能な手術です。癌に侵された部分とその周囲を含めて切除し、喉頭のその他の部分を残す術式です。
手術直後は喉頭の働きが十分でないため、一時的な気管切開孔を必要としますので、その間は声が出ません。切除される範囲の大きさや術創の治癒状況によりますが、多くは約2週間以上の気管切開孔が必要です。その後、気管切開孔の閉鎖を行います。
後遺症は切除される部分と大きさにより異なります。声帯が切除範囲に入ると、程度の差はあれ嗄声が残ります。声門上部が大きく切除されると、誤嚥しやすくなり嚥下練習が必要となることもあります。
C.喉頭全摘出術
進行癌に対して行われる術式で、喉頭外まで進展した場合には周囲組織も含めて摘出を行います。下気道の入口部が切除されることにより、上気道(鼻腔?口腔)との連続性が絶たれることになりますので、食道と気道が完全に分離されることになります。食事は手術前とほぼ同様にできるようになりますが、咽頭(食道の入口)の一部を縫合閉鎖するため、術後10日前後の経鼻経管栄養(流動食)が必要になります。
術後の後遺症は、①無喉頭によるための後遺症と②気管呼吸による後遺症があります。
(1)無喉頭による後遺症
手術直後より、手術前の声は全く出なくなりますので、身体障害者3級の認定になります。手術前と同じ声は出ませんが、リハビリテーションによる代用音声習得により、その後一生筆談という方はほとんどいません。代用音声には、食道発声法、シャント発声法や器具(人工喉頭)を用いた発声法があります。いずれの発声法でも、日常生活の会話は十分可能で、営業マンや学校の先生として社会復帰を果たしている方も多くおられます。
(a)食道発声 1~3ヶ月の練習が必要ですが、習得できればいつでもどこでも両手フリーハンドで話すことができます。以前当科で行った調査では、発声練習に通えた75歳以下のほとんどの方は習得可能でした。
(b)器具を用いた発声 パイプ式(笛式)人工喉頭や電気式人工喉頭などがありますが、いずれも食道発声よりも習得は容易です。ただし、常に携帯する必要があります。
(2)気管呼吸による後遺症
上気道(鼻腔?口腔)と下気道(肺)との連続性が絶たれるため、気管断端と皮膚を縫合した気管孔を下頸部に形成することになります。呼吸は気管孔からのみとなるため、この気管孔は生涯閉じることはできません(永久気管孔)。そのため、日常生活において次のような種々のハンディキャップが生じることになります。
気管炎を起こしやすい、胸までしか入浴できない、匂いがわからない(嗅覚脱出)、熱いものがフーフーできない、鼻がかめない、息を止めて力むことができない、などです。
D.頸部郭清術進行癌では、頸部リンパ節転移を伴っていることが多いため、リンパ節と周囲の組織を含めて摘出する頸部郭清術が同時に行われることがあります。術後の後遺症として、肩こりのような頸部の違和感や腕を上げにくくなることがあります。
5.喉頭癌の治療法の選択
喉頭機能を温存しながら病気の根治を図ることが究極のゴールとなりますが、当センターでは病期診断の後、毎週行われる耳鼻咽喉科?放射線治療科合同検討会で年齢?全身状態?職業などを考慮しながら最適な治療法を検討した後、ご本人と相談し最終的に決定してゆきます。
治療法選択の原則は、放射線治療による根治が見込める場合には、治療のリスクがほとんどなく治療後の機能障害が小さいため、放射線治療を第1選択としています。喉頭部分切除術は、年齢や全身状態によりリスクの高い場合がありますので、十分な検討が必要ですが、切除範囲によっては高齢者でも可能な場合もあります。しかしながら、進行癌の状態では、末期の苦痛を回避するために、声を犠牲にした喉頭全摘出術を行わざるを得なくなります。
A.声門癌に対する治療法の選択T1:放射線治療?喉頭部分切除術?レーザー手術
いずれの治療法でも高い(80%以上)制御率が期待できます。
当センターでは放射線治療を第1選択とし、放射線治療後の再発に対しても、再発病変が小さい場合には積極的に喉頭部分切除術を行っています。
T2:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
T1よりは制御率は低くなりますが、多くは放射線治療を第1選択としています。放射線治療後の再発に対しては、再発病変が小さい場合には積極的に喉頭部分切除術を行っていますが、喉頭全摘が必要となることも少なくありません。
T3:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
一般的には喉頭全摘出術ですが、放射線治療により喉頭温存を図り、再発時に喉頭全摘出を行う方針をとる場合が多くあります。インフォームド?コンセントのうえ、再建手術を用いた拡大部分切除術により喉頭機能温存を目指すチャレンジも行っています。
T4:喉頭全摘出術
根治(救命)のためには、声を犠牲にする覚悟をしていただかなければなりません。
B.声門上癌に対する治療法の選択
T1:放射線治療?喉頭部分切除術
いずれの治療法でも制御率は高く(80%以上)、当センターでは放射線治療を第1選択としています。
T2:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
T1よりは制御率は低くなりますが、多くは放射線治療を第1選択としています。ただ、再発に対してはほとんど喉頭全摘が必要となるため、部分切除術が可能な場合には部分切除術を第1選択とすることも少なくありません。
T3:放射線治療?喉頭部分切除術?喉頭全摘出術
一般的には喉頭全摘出術ですが、放射線治療により喉頭温存を図り、再発時に喉頭全摘出を行う方針をとる場合が多くあります。ただ、制御率がT2よりもさらに低いため、部分切除術が可能な場合には部分切除術を第1選択とすることもあります。
T4:喉頭全摘出術
6.大阪府立成人病センター耳鼻咽喉科の治療成績
大阪府立成人病センターでは、平均60~70人の喉頭癌の患者さんを毎年治療してきました。これは大阪府下全体の喉頭癌患者さんの約26%をカバーしていることになり、公表されてい
る限り日本国内最多です。2001年12月までに治療を行った喉頭癌患者さんは約1500人に達しています。
1990~99年の10年間に根治治療を行った喉頭癌の治療成績を、5年生存率(喉頭癌以外の原因で亡くなった方を除いた場合の5年生存率)と喉頭温存率で示すと次のとおりです。
高齢者胃がん
声門癌
T1(喉頭癌全体の47%):5年生存率 86%(97%)、喉頭温存率 95%
T2(喉頭癌全体の15%):5年生存率 88%(96%)、喉頭温存率 68%
高齢者胃がん
T3(喉頭癌全体の2.5%):5年生存率 70%(75%)、喉頭温存率 20%
T4(喉頭癌全体の2.5%):5年生存率 52%(81%)
高齢者胃がん
声門上癌
T1(喉頭癌全体の2%):5年生存率 68%(100%)、喉頭温存率 85%
T2(喉頭癌全体の8%):5年生存率 57%(85%)、喉頭温存率 54%
高齢者胃がん
T3(喉頭癌全体の12%):5年生存率 59%(75%)、喉頭温存率 14%
T4(喉頭癌全体の5%):5年生存率 50%(65%)
高齢者胃がん
1.喉頭について
A.喉頭の場所
高齢者胃がん
喉頭は前頸部のほぼ中央に位置し、外からは喉頭を主として構成している甲状軟骨を「のど仏」として触ることができます。喉頭は気道(空気の通り道)の一部であり、鼻腔または口腔から入った空気は中咽頭から喉頭を経由して気管?気管支?肺へと広がってゆきます。口
高齢者胃がん
腔から中咽頭は食物の通路でもあるため、喉頭は気道が食道から分離独立した下気道の入口部にあたります(図1)。 喉頭の枠組みは甲状軟骨?輪状軟骨による硬組織により構成され、披裂軟骨の複雑な動きにより声門(両側声帯の間)の開閉を行うことで次のような種々
高齢者胃がん
の働きを行っています。また、喉頭は声帯を中心とする声門部と、それより口側の声門上部および気管側の声門下部に分けられます。
B.喉頭の働き
胃がん治療法
編集] 治療
胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ?部位?拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。
日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、
深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)
治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。
治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によっては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなる
胃癌ではじめに出現する症状は上腹部の不快感、膨満感などであることが多い。これらの症状は癌以外の消化器疾患、たとえば慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも認められ胃癌に特異的なものではない。これらの他の上部消化器疾患の
症状に続いて、胃癌が進行すると腫瘍からの出血に伴う症状が出現する。便が黒色となったり、軟便傾向となる。さらに胃癌からの出血がつづき、貧血が進行すると、貧血による自覚症状、たとえば運動時の息切れ、易疲労感などの症状が現れる。さらに進行する方法です。ポリープの基部まで大きくとれる、ポリープをとった後に出血する危険が少ない、大腸に穴が開く危険が少ない、という特徴があります。
進行した結腸がんの手術
結腸がんと進行大腸がんの手術の場合では、がんの口側(口に近い方向)および肛門側(肛門に近い方向)にそれぞれ5~10cm離れて腸を切除します。腸には腸に流れてゆく動脈および腸から流れ出る静脈とリンパ管とリンパ節があり、これが腸間膜という膜の中に入っています。そして静脈、リンパ管、リンパ節にはがん病巣から離れて流れ出したがん細胞がある危険性があります。
そこでリンパ節を含む腸間膜を大腸とともに切除します。腸間膜とリンパ節の切除範囲の大きさとしてのように2群までの場合、および3群までの場合があります。がんの場合では2群まで、進行がんの場合では3群までとることが多いです。
しかし患者さんの年齢や併発症(患者さんが大腸がん以外にもっている病気、糖尿病、腎臓病[じんぞうびよう]、心臓病、呼吸器の病気など)がある場合は2群までの切除にとどめることもあります。
がんの口側と肛門側それぞれ5~10cm離れて大腸を切除しますが、リンパ節は動脈に沿って流れるので動脈の位置と流れの方向を考え、実際には10cm以上の大腸を切除することもしばしばあります。また大腸がんがより進行している
とき、およびリンパ節転移が進んでいるときは切除範囲も大きくなります。個々のがんの位置および進行程度により設定されます。
進行した直腸がんの手術
直腸がんと進行直腸がんの場合でも腸と腸間膜およびリンパ節の切除を行いますが、直腸ではがんより肛門側の腸および直腸間膜にはあまりがんが進んでこないので、がんから肛門側に離れて直腸を切る長さはでよいこととなっていま
す。そこでがんから肛門側に離れて直腸を切ったときに肛門と肛門括約筋[こうもんかつやくきん]が残れば括約筋温存術ができることになります。しかし、がんまでの距離が3.0cmあってもがんそのものの大きさが非常に大きく約
5.0cmにもなると、がんから離れた距離にも目に見えない小さながん細胞が散らばっている危険性から肛門もとる必要があるので直腸切除術+人工肛門造設術になります。
大腸とは、小腸から食物残渣を受ける盲腸から始まって結腸[けつちよう](上行結腸[じようこうけつちよう]、[おうこうけつちよう]、下行結腸[かこうけつちよう]直腸、そして肛門に至る長さ約1m80cmに及ぶ腸の全体を
呼ぶ言葉です。直腸は直腸S状部、上部直腸、下部直腸の3つに分けられています。がんができた部位によって結腸がん、直腸がんと呼びます。結腸がんと直腸がんをまとめて大腸がんといいます。また肛門にできるがん、肛門がんも広い意味で大腸がんに含めて診断と治療が行われています。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱?尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いるこ
ともあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見て
も分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や
全身衰弱などが出てきます。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょ
高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。
慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。
1.初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。
2.診断時から4期に相当する癌
他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。
したがって、進行による転移という表現はしません。
3.その他の病状
血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用
貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚?粘膜障害など
移植による副作用
生着不全。免疫不全
表皮や真皮などの細胞に発声するガンです。
40歳代以上から発生率が高くなり、70歳代くらいでピークになります。
多くの種類とタイプがある癌
悪性リンパ腫には、多くの種類とタイプがありますが、種類によって、悪性度も治療法も違いがあります。
大きく分けると、非ホジキンリンパ腫とホジキン病に分けられます。
違いは、リード?シュテルンベルグ細胞といわれる、異常におおきなリンパ球がない場合は非ホジキンリンパ腫。ある
場合はホジキン病です。
日本人は圧倒的に非ホジキンリンパ腫が多く、ホジキン病は10%程度です。
抗がん剤が効くホジキン病
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞がある
胃がん治療法
かどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
胃がん治療法
T3
癌の浸潤が漿膜下組織を超えて漿膜に接しているか、またはこれを破って遊離腹腔に露出し
胃がん治療法
ているもの(SE)。
T4
胃がん治療法
癌の浸潤が直接他臓器まで及ぶもの(SI)
TX
胃がん治療法
癌の浸潤の深さが不明なもの。
その他のTNM分類としてはN:リンパ節、H:肝転移、P:腹膜転移、CY:腹腔細胞診、M:遠隔転移
胃がん治療法
がある。
腹腔細胞診を行っていない。
胃がん治療法
遠隔転移の有無が不明である。
こういった分類をする意義としてはこららによってクリニカルステージが決定されクリニカ
胃がん治療法
ルステージによって治療法が決定されるからである。基本的にN3やH1、P1、CY1、M1となれば無条件ステージⅣとなり予後は厳しいということになる。
胃癌の治療方針は、腫瘍の大きさ?部位?拡がり、病期、全身状態、あるいは患者の希望など様々な要素を勘案し決定される。
日本では長い間、胃切除+D2郭清(2群リンパ節までの郭清)が標準治療とされ実践されてきた。しかし近年、診断技術の発達により早期胃癌の割合が増える一方、内視鏡的切除や縮小手術が開発され、多様な治療が行われるようになってきた。
こうした状況を踏まえ、科学的根拠に基づいた治療の標準化を目指して2001年に日本胃癌学会による「胃癌治療ガイドライン」が作成された(最新は第2版;2004年4月)。 ガイドラインでは、これまでに集積された膨大な症例の解析を基に、癌の進行度(腫瘍の深達度、大きさ、分化度、リンパ節転移の有無、遠隔転移の有無等)に応じた治療法が規定されている。 たとえば、
深達度がM(粘膜内)で、N0(リンパ節転移なし)、分化型、2cm以下、潰瘍形成なし、であれば、内視鏡的粘膜切除術
StageIIもしくはIIIAなら、2群リンパ節郭清を伴う胃切除術(=定型手術)
StageIVなら、(姑息的手術+)化学療法(+緩和治療)
などといった具合である。
一方、欧米では胃癌の治療方針に大きな違いがある。日本の医師が広範なリンパ節郭清を伴う胃切除を行い、手術による癌の完全切除を重視するのに対し、欧米では手術は最小限に済ませ、術後の化学療法や放射線療法を重視する傾向にある。(後述「外科手術」も参照)
治療内容について説明されると、患者は最新の治療法について知りたいと考えるものである。癌の治療法の一部は臨床治験や未承認治療と呼ばれる実験的な医療もある。
治療方針の決定は癌の進行度や、患者の全身状態に応じていろいろと複雑である。場合によっては、診断や治療計画について患者が他の専門の医師に意見を求める行為(セカンドオピニオン)は、十分な治療を行ううえで手助けとなる
胃癌ではじめに出現する症状は上腹部の不快感、膨満感などであることが多い。これらの症状は癌以外の消化器疾患、たとえば慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍でも認められ胃癌に特異的なものではない。これらの他の上部消化器疾患の
症状に続いて、胃癌が進行すると腫瘍からの出血に伴う症状が出現する。便が黒色となったり、軟便傾向となる。さらに胃癌からの出血がつづき、貧血が進行すると、貧血による自覚症状、たとえば運動時の息切れ、易疲労感などの症状が現れる。さらに進行する方法です。ポリープの基部まで大きくとれる、ポリープをとった後に出血する危険が少ない、大腸に穴が開く危険が少ない、という特徴があります。
進行した結腸がんの手術
結腸がんと進行大腸がんの手術の場合では、がんの口側(口に近い方向)および肛門側(肛門に近い方向)にそれぞれ5~10cm離れて腸を切除します。腸には腸に流れてゆく動脈および腸から流れ出る静脈とリンパ管とリンパ節があり、これが腸間膜という膜の中に入っています。そして静脈、リンパ管、リンパ節にはがん病巣から離れて流れ出したがん細胞がある危険性があります。
そこでリンパ節を含む腸間膜を大腸とともに切除します。腸間膜とリンパ節の切除範囲の大きさとしてのように2群までの場合、および3群までの場合があります。がんの場合では2群まで、進行がんの場合では3群までとることが多いです。
しかし患者さんの年齢や併発症(患者さんが大腸がん以外にもっている病気、糖尿病、腎臓病[じんぞうびよう]、心臓病、呼吸器の病気など)がある場合は2群までの切除にとどめることもあります。
がんの口側と肛門側それぞれ5~10cm離れて大腸を切除しますが、リンパ節は動脈に沿って流れるので動脈の位置と流れの方向を考え、実際には10cm以上の大腸を切除することもしばしばあります。また大腸がんがより進行している
とき、およびリンパ節転移が進んでいるときは切除範囲も大きくなります。個々のがんの位置および進行程度により設定されます。
進行した直腸がんの手術
直腸がんと進行直腸がんの場合でも腸と腸間膜およびリンパ節の切除を行いますが、直腸ではがんより肛門側の腸および直腸間膜にはあまりがんが進んでこないので、がんから肛門側に離れて直腸を切る長さはでよいこととなっていま
す。そこでがんから肛門側に離れて直腸を切ったときに肛門と肛門括約筋[こうもんかつやくきん]が残れば括約筋温存術ができることになります。しかし、がんまでの距離が3.0cmあってもがんそのものの大きさが非常に大きく約
5.0cmにもなると、がんから離れた距離にも目に見えない小さながん細胞が散らばっている危険性から肛門もとる必要があるので直腸切除術+人工肛門造設術になります。
大腸とは、小腸から食物残渣を受ける盲腸から始まって結腸[けつちよう](上行結腸[じようこうけつちよう]、[おうこうけつちよう]、下行結腸[かこうけつちよう]直腸、そして肛門に至る長さ約1m80cmに及ぶ腸の全体を
呼ぶ言葉です。直腸は直腸S状部、上部直腸、下部直腸の3つに分けられています。がんができた部位によって結腸がん、直腸がんと呼びます。結腸がんと直腸がんをまとめて大腸がんといいます。また肛門にできるがん、肛門がんも広い意味で大腸がんに含めて診断と治療が行われています。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
最初は自覚症状がほとんどなく、現われるのは血尿です。
診断に際しては、尿に悪性細胞が含まれているかどうかを見る細胞診、膀胱鏡検査、正検、膀胱?尿道造影検査、リンパ管造影検査などが行われています。
癌の性質や病状によっても治療法は異なります
手術に関しても膀胱を残せるかどうかで内容が異なってきます。
膀胱を摘出すると尿をためておく袋が無くなるので尿路変更術が必要になってきます。
手術後の再発予防に抗がん剤の膀胱内注入療法も実施されます。また放射線療法を用いるこ
ともあります。
初期では、膀胱刺激症状(痛みや頻尿)を伴わない血尿が現われます。約75%に、目で見て
も分かる肉眼的血尿がみられ、顕微鏡的血尿も含めると血尿は必ず起こる症状です。
進行すると排尿障害、排尿痛、膀胱部の痛み、頻尿などが見られ、さらに進行すると貧血や
全身衰弱などが出てきます。
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょ
高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。
慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。
1.初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。
2.診断時から4期に相当する癌
他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。
したがって、進行による転移という表現はしません。
3.その他の病状
血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用
貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚?粘膜障害など
移植による副作用
生着不全。免疫不全
表皮や真皮などの細胞に発声するガンです。
40歳代以上から発生率が高くなり、70歳代くらいでピークになります。
多くの種類とタイプがある癌
悪性リンパ腫には、多くの種類とタイプがありますが、種類によって、悪性度も治療法も違いがあります。
大きく分けると、非ホジキンリンパ腫とホジキン病に分けられます。
違いは、リード?シュテルンベルグ細胞といわれる、異常におおきなリンパ球がない場合は非ホジキンリンパ腫。ある
場合はホジキン病です。
日本人は圧倒的に非ホジキンリンパ腫が多く、ホジキン病は10%程度です。
抗がん剤が効くホジキン病
日本でのホジキン病の治療は、抗がん剤+放射線によって、6割から8割の長期生存が望めます
線維細胞になれば命を脅かすことはなくなります。その時点でがんと「共存共生」できるのです。
がん治療の現場で、望むもの?望まれるもの
どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
免疫力というのは、何でしょう?
「ガン細胞や体内に侵入したウイルスなど、いってみれば体にとっての敵をいち早く発見し、攻撃し、やっつけてしまう力の事」です。
実際の臨床現場でも、何らかの手段により免疫力を高めることでガン細胞の成長がストップする事はよくあるケースです。
治るという事について
注射をしたり薬を飲んだりしてようやく治る病気もあれば、初期の風邪などは一晩グッスリ眠っただけで治ってしまったりします。どちらの場合でも、病気を治す一番の力は「あなた自身の力」です。もう少し具体的に言えば「あなたの体の免疫力」なのです。
例えばがん。どんなに健康な人でも、体の中では1日に約3000個の細胞ががん化しているといわれています。それでも体中がガンにならずにすむのは「免疫力」が正常に働き、ガン細胞を退治しているからなのです。免疫力というのは、想像以上に強力で頼りになるものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞がある
胃がん治療法
かどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
胃がん治療法
T3
癌の浸潤が漿膜下組織を超えて漿膜に接しているか、またはこれを破って遊離腹腔に露出し
胃がん治療法
ているもの(SE)。
T4
胃がん治療法
癌の浸潤が直接他臓器まで及ぶもの(SI)
TX
胃がん治療法
癌の浸潤の深さが不明なもの。
その他のTNM分類としてはN:リンパ節、H:肝転移、P:腹膜転移、CY:腹腔細胞診、M:遠隔転移
胃がん治療法
がある。
腹腔細胞診を行っていない。
胃がん治療法
遠隔転移の有無が不明である。
こういった分類をする意義としてはこららによってクリニカルステージが決定されクリニカ
胃がん治療法
ルステージによって治療法が決定されるからである。基本的にN3やH1、P1、CY1、M1となれば無条件ステージⅣとなり予後は厳しいということになる。
胃がん看護
康診断や人間ドックで偶然発見されることも多いのですが、通常の胃カメラでは早期の病変は見つけにくく、ルゴールという色素を食道にかけることによって発見率は高くなります。しかしルゴールをかけるとしみますので、一般の検診ではやっていないところが多いようです。
比較的初期の癌でも胸やけや、熱いものを飲み込んだときのしみるような感じ、などの自覚症状が出ることもあります。また、先に述べたバレット食道癌の人は、もともと逆流性食道炎の症状、つまりきみずが上がる、朝起きた時胸やけがする、などの症状を持っている人が多いようです。
進行すると食道内腔が狭くなり、まず固形食がつかえるようになります。しかしこの段階でもまだ手遅れというわけではないので、すぐに検査を受けることをお勧めします。さらに進行すると水も通らなくなってどんどん痩せてきたり、胸の中に重石を抱えているような圧迫感や、背中の痛みを感じるようになります。
声帯を動かす働きをする反回神経の周りのリンパ節に転移が起こると、嗄声(させい)といって声がかすれたり、水を飲み込んだときにむせやすくなったりします。
【食道癌の診断】
前述したように、早期に食道癌を発見するためには検診を受けるしかありません。特に50歳以上、飲酒?喫煙習慣のある方は、定期的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。内視鏡検査にしても透視(バリウムを飲む検査)にしても、一般の検診では胃の病変を発見することに重点が置かれているため、先に述べたような食道の症状のある方は、検査前によく伝えておくことが大切です。
いったん食道癌の診断がついた後、癌の拡がりを調べて進行度(ステージ)を判定したり、治療方法を決めるために、以下のような検査を行います。
◆食道造影
バリウムを飲んで食道を通過するところをX線(レントゲン)で撮影します。癌が食道のどの部分にあるかを気管など周囲臓器との位置関係から判定したり、病変の長さを計測したりするのに有用です。放射線治療を行う場合には、照射野(放射線をあてる範囲)を決めるために必要です。また、胃に合併病変がないか、手術を行う場合には再建臓器として胃を使うことができるかどうかなどの判定のために、胃の造影検査も同時に行います。
◆内視鏡検査
いわゆる「胃カメラ」です。この言葉のとおり、一般には胃の病気を見つけるために行われ、食道はすっと通りすぎてしまうと早期の病変は見つけにくいことがあります。食道にルゴールという色素を散布することにより、正常な粘膜は茶褐色に染まりますが、癌細胞は染まらないため白く抜けて見えます。少ししみることがありますが、病変の範囲を判定するためには必要です。食道癌は多発することも多く、ひとつの癌が見つかった場合、離れたところに別の早期癌が発見されることもあります。治療前に全ての病変を見つけておくためにも、ルゴール撒布は有用です。確定診断のためには、内視鏡の際に小さな組織をとってきて、顕微鏡で癌細胞の有無を調べる病理検査が必要です。これを生検といいますが、組織を採取すること自体には痛みはありません。病理検査には数日から1週間程度かかります。
◆超音波内視鏡
先端に超小型の超音波断層装置のついた内視鏡を用いて、通常の内視鏡と同様の方法で検査を行います。主に癌の深さ(深達度)を判定するために行いますが、同時に、食道の外側にあるリンパ節が腫れていないかどうかもみることができます。特に早期の場合は、後で述べるように、内視鏡で切除可能かどうかを判断するためには深達度とリンパ節転移の有無を性格に診断することが大切です。
◆CT
レントゲンを用いた断層写真です。病変と周囲臓器との関係や、リンパ節転移の有無、肝臓や肺への転移の有無などを調べます。これらをより正確に判定するためには、造影剤を注射して撮影する必要があります。造影剤を注入する際は、一瞬カーッと身体が熱くなりますが、すぐにおさまります。以前に造影剤を使って検査でアレルギー反応が出たことのある方は、事前に申し出てください。当院には、短時間で連続的な撮影ができ、コンピュータを使っていろいろな角度からの画像を立体的に構築し、非常に鮮明な画像を得ることのできる最新の装置が導入されています。
◆MRI
磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。放射線の被曝はありません。通常食道癌の診断?治療には必須の検査ではありませんが、当科では、CTなどに写ったリンパ節が転移かどうかの診断をするためにコンビデックスという造影剤を使ったMRI検査の臨床治験を行っています。これまでの方法では、大きく腫れているリンパ節を転移あり、小さなものを転移なし、と判断していましたが、実際に摘出したリンパ節をみてみると、炎症で大きく腫れている場合や、小さくても転移のある場合があります。コンビデックのリンパ節の取り込みの具合から、転移か否かをより正確に診断しようという検査です。もちろんこれは全ての患者様に行うものでなく、ご希望の方、治験の承諾が得られた方に無料で行うものです。詳しくは直接外来でお尋ねください。
◆PET
最近行われるようになってきた検査法です。細胞分裂の盛んな細胞(癌)はエネルギー(ブドウ糖)を正常細胞よりも多く消費するという性質を利用した検査で、フッ素18という放射性物質を付けたブドウ糖(FDG)を静脈注射すると、FDGは癌の部分に集まって画像で濃く見えます。食道癌と診断がついた後の転移検索の目的では現在のところ保険適応はないため、自費になります。また現時点ではPETの撮影装置は限られた施設にしかなく、当院にも導入の予定はありますが、今のところは他の施設に撮影を依頼することになります。
◆腫瘍マーカー
よく、血液検査をすれば癌かどうかがわかる、と思っておられる方があります。確かに血液検査で特定の腫瘍マーカーの値が高いためいろいろな検査を進めていったら癌が見つかった、という方はおられます。しかし進行癌の方でも必ずしも腫瘍マーカーが高くなるというものではありませんし、逆に腫瘍マーカーが少しくらい高くても癌でないことも多いのです。前立腺癌など特定の癌では早期発見のために有用なマーカーもありますが、一般には癌か否かを診断するというよりは、いったん癌治療をされた方の再発を早く見つけるために有用な検査です。癌の種類によって検査する腫瘍マーカーの種類は異なり、食道癌ではCEA, SCC, CYFRAなどを測定します。
【食道癌の治療】
内視鏡的粘膜切除
リンパ節転移のない早期癌が対象になります。早期癌とは、胃癌や大腸癌の場合は先に述べた壁深達度の粘膜下層までの癌を指しますが、食道癌では比較的浅い段階からリンパ節に転移をきたします。しかし粘膜固有層までにとどまっていればリンパ節転移の可能性はほとんどないため、内視鏡治療を行うことが可能です。しかしたとえ粘膜固有層までにとどまっていても、非常に大きな範囲に拡がっている時は内視鏡的切除が難しい場合や、切除できても後から狭窄をきたすことがあります。この治療法の合併症は、出血や穿孔ですが、緊急手術を要することは稀で、たいていの場合は内視鏡的に止血や穿孔部の閉鎖が可能です。
切除した組織は顕微鏡で詳しく調べ、実際に癌が粘膜固有層までに留まっていて、切離断端に癌が存在しなければ(すなわち採りきれていれば)これで治療は終了です。後は切除の傷跡が順調に治っているかどうかを内視鏡で何度か確認します。切除組織の切り端まで癌が及んでいた場合は、もう一度追加切除ができる場合もありますし、手術や放射線化学療法といった追加治療が必要になる場合もあります。癌が粘膜筋板を超えて浸潤していた場合にはリンパ節に転移している可能性があるため、何らかの追加治療を行ったほうが良いでしょう。
注意しておいていただきたいのは、食道癌は同時性?異時性に多発することがあるということです。幸い早期に発見されて内視鏡的に完全に切除された場合も、食道自体は残っているため、今後新たな病変ができる可能性が食道癌にかかったことのない人に比べて高いのです。ですから治療後も、定期的な検査は是非続けて下さい。
◆放射線化学療法(CRT)
放射線治療単独、あるいは化学療法(抗癌剤治療)単独で行われることは少なく、通常は両方を同時に行なう放射線化学療法が一般的です。この場合抗癌剤としては5-FUやシスプラチン、時にアドリアシン、ネダプラチン、タキソテールなどが用いられます。放射線と抗癌剤治療を同時に行うのでは副作用が強すぎて大変ではないかと心配される方もあるでしょうが、抗癌剤には放射線の感受性を高める作用もあり、両方同時に行うことで相乗効果が期待できます。もともと持っておられる併存症のために手術ができない場合や、他臓器浸潤?遠隔転移があり根治手術が不可能なときは、放射線化学療法を行うことになります。また手術の適応がある場合でも、放射線化学療法で完治するケースの報告が増えており、食道癌治療の選択枝のひとつと考えられるようになってきました。当院で治療されたステージⅡ、Ⅲの放射線化学療法の成績では、64%の方で肉眼的にいったん癌が消失しています。しかしこのうちの約半数の方に再発が起こっていますので、最終的に完治した方は全体の27%ということになります。
具体的な治療プランは施設によって若干の違いはあるでしょうが、一般に放射線化学療法だけで治療しようとする場合は、60Gy(グレイ)くらいの量の放射線をあてる必要があります。1回(1日)に2Gyずつあてると、30回の治療が必要です。週5日照射して2日休む、というサイクルで、最低で6週間かかります。多くの方は途中で副作用のために中休みをおく必要が出てきますので、それに応じて治療期間が長くなります。副作用としては、食欲が落ちたり、身体がだるかったり、放射線をあてている部位に応じて胸やけや、のどの痛み、口内炎ができたりすることがあります。また自覚症状のない副作用として、骨髄の機能が低下して白血球や血小板の数が減ることがありますので、治療中は定期的に採血をする必要があります。これらの副作用は、治療後1ヶ月もすれば消失しますが、晩期毒性といって、何ヶ月もたってから出てくる副作用もあります。特に放射性肺臓炎をおこすと、重症の場合は命にかかわることもあります。肺や心臓のまわりに水がたまることもあります。これらはいったん起こると利尿剤などを飲んでも治りにくく、水の量が多くなって心臓や肺を圧迫する場合は、針で水を抜く場合もあります。晩期毒性の発生は数%程度と考えられます。
しかしこの治療法のメリットは、何といっても食道を温存でき、手術に伴うリスクも回避できるということです。後で述べますが、食道癌の手術は大手術であり、術後に命にかかわるような合併症をおこす可能性もゼロではありません。合併症の一部には一生機能障害としてついて回るものもあります。特に頚部食道癌の場合には喉頭も同時に取ることがあり、その場合には自分の声が出なくなるという、大きな犠牲をはらわなければなりません。放射線化学療法は決してからだに優しい治療ではありませんが、これで治ればこのような機能喪失が回避できるのです。
一方、この治療法の問題点のひとつは、治療により癌がすべて消えたかどうかの判定が難しいことです。放射線により癌細胞は壊死していきますが、生き残った細胞は食道の粘膜面よりもむしろ深いところに存在することが多いのです。ですから放射線化学療法後に内視鏡で生検を行っても、これらの細胞を採取することはできません。定期的にいろいろな検査を行って、再発していないかどうかをチェックしていく必要があります。不幸にして再発した場合、および60Gyの照射終了時点ですでに明らかに癌が残っていた場合は、次の治療法が問題になってきます。というのは、放射線は同一の部位には60Gyから最大限でも70Gyくらいまでしかあてられないからです。この段階で遠隔転移などがなければ、手術が可能な場合もあります。これをサルベージ(救済)手術といいます。しかし放射線治療後は組織が繊維化で硬くなっており、最初から手術をする場合に比べて格段に手術が難しくなり、したがって手術リスクも大きくなるのです。手術不能の場合は抗癌剤による治療を続けて延命をはかるか、緩和治療(苦痛を取り除く治療)を行うことになります。
◆手術
食道切除手術の適応となるのはステージIからIIIですが、非常に高齢であったり、もともと心臓や肺などに重篤な併存症がある場合には適応となりません。また通常ステージIVは根治手術の対象とはなりませんが、食事が食べられるようにするためのバイパス手術や、胃や小腸に栄養チューブを入れるための手術は行われることがあります。ここでは主に根治を目的とした食道切除術についてお話します。
一般的な胸部食道がんの場合、食道を切除するためには開胸といって胸を開けることが必要になります。食道は心臓の裏、背骨の前にあり、通常は右の肋骨の間を分けて食道まで到達します。手術の間は右側の肺をしぼませておいて、左側の肺だけで呼吸をすることになりますが、手術中は人工呼吸器を使って行いますので心配ありません。開胸操作が終わった段階で右肺をもとのように膨らませますが、一部の膨らみが悪いまま無気肺という状態になったり、痰が多いときは肺炎を起こしたりすることがありますので、これらを予防するためにも、術後半日くらい人工呼吸器で加圧したり、痰を吸ったりします。この間は患者さんには苦痛のないように睡眠剤を使用します。
食道を切除した後は胃を管状にして持ち上げ(胃管といいます)、食道とつなぎます。したがっておなかを開ける手術も必要です。以前に胃の手術をしていたり、食道癌と同時に胃にも病変があって胃が使えないときは、小腸や大腸を用いることもあります。食道と胃をつなぐ位置は、頚部でつなぐ場合と胸の中でつなぐ場合があります。もともとおなかの中にあった胃袋ですから、上のほうまで持ってあがるほどつっぱって、縫合不全(つないだところがうまくつかずに、内容が漏れること)の発生率が高くなります。つまり胸の中でつないだほうが縫合不全の起こる可能性は低いのですが、いったん起こると胸の中に膿がたまったりして、重篤な状態になります。どの位置で吻合するかは、もともと病変のあった部位にもよりますし、その他いろいろな条件によって決められます。
食道癌に限らず一般に癌の手術では、その臓器だけを切除するのでなくリンパ節郭清という操作が必要になってきます。特に食道癌では、比較的早い段階からリンパ節に転移してきますので、これらのリンパ節をとってくる必要があります。その際、小さな転移は肉眼的にはわかりませんから、腫れているリンパ節だけでなく転移しやすいと思われるリンパ節をまとめてとってきます。通常は縦隔(胸の中)、腹部に加えて、頚部のリンパ節も郭清します。したがって食道の手術では、むね、おなかに加えて、くびも切る必要があるのです。ただし、下部の食道の比較的早い段階の癌であった場合は、頚部の郭清を行わないこともありますし、腹部食道に限局した癌であれば開胸操作も行わない場合があります。
食道癌のリンパ節郭清に伴って、時に反回神経麻痺という後遺症が残ることがあります。反回神経というのは、声帯を動かして声を出したり、物を飲み込むときに声帯を閉めて肺のほうに食べ物や飲み物が入り込まないようにしている神経です。この神経が縦隔の上部を走っており、この神経の周囲のリンパ節は転移率が高いのでしっかり郭清することが必要です。この際神経は切離しないように注意深く行われますが、もともと転移リンパ節が反回神経を巻き込んでいる場合は切離せざるを得ない場合もありますし、切離しなくでも触っただけで、一時的に神経麻痺がくることがあります。反回神経麻痺が起こると声がかすれたり、飲み込んだときにむせやすくなったり、無意識のうちに気管に唾や飲み物が入って肺炎を起こしたり、呼吸困難になることもあります。ひどい場合は気管切開といって、のどから直径1cmくらいのチューブを入れておく必要があります。一時的な反回神経麻痺の場合は、半年以内で軽快します。これを過ぎると回復の見込みは少なくなり、ずっと気管にチューブを入れておく必要がありますが、発生が可能なタイプのチューブもあり、チューブの交換も自宅で簡単に行うことができます。当科での永久的な反回神経麻痺の発生率は約3%です。
長期的な合併症としては、胃液が逆流してきて残った食道に逆流性食道炎をおこしたり、吻合した部分が狭窄を起こしたりすることがありますが、これらはいずれも内服薬や内視鏡による拡張術で対処可能です。
以上のように、食道癌の手術というのは消化器の手術の中でも最も大きな手術です。以前に比べると比較的安全に行われるようにはなってはきたものの、手術後の合併症による死亡例もゼロではありません。当科での現在の手術関連死亡率は2%程度です。手術前から肝硬変や糖尿病など、何らかの併存症をもっている方ほど合併症発症のリスクが高くなりますので、術前に専門医とよく相談してください。また、手術症例数はもちろん、術後管理にも慣れたスタッフやICUなどの設備が充実した病院を選ぶことが大切です。
◆集学的治療
手術の前や後に放射線療法や化学療法を行なうなど、複数の治療法を組み合わせて根治性を高めようとする方法です。特に10年ほど前から、術前に根治量の半分、すなわち30-40Gyの放射線化学療法を行なって癌をできるだけ縮小させておいてから手術を行う「放射線化学療法+手術」という方法がいくつかの施設で行われてきました。このくらいの照射量であれば、サルベージ(救済)手術のときのように、手術が難しくなるということはありません。当科でも1998年からこの治療法をとりいれてきましたが、その結果から、今後の食道癌の治療方法を考える上で大切なことがわかってきたのです。
【当科における治療成績と治療方針】
治療方法を決めるにあたって一番大切なことは、どの治療がなおる可能性が最も高いか、ということでしょう。これはふつう「5年生存率」で表します。
一番治療法の選択が難しいステージII, IIIに限定して、当院でこれまでに放射線化学療法単独で治療された患者さんと、前述したように半量の放射線化学療法の後に手術を行なった患者さんの5年生存率を比べてみましょう。なお治療方法は、充分な説明の後患者さんが選択されたものです。線が右上にいくほど、治療成績が良いことを示します。赤い線は放射線化学療法の後に手術をした人で、このうち①は切除した組織を顕微鏡で調べたら、かなり癌が少なくなっていた人、③はあまり癌が縮小していなかった人です。青い線は放射線化学療法だけで治療した人で、②は治療後いったん肉眼的に癌が消えた人、④は治療終了の時点で癌が明らかに残っていた人です。つまり、①と②は放射線化学療法がよく効いた人、ということができますが、この場合は生存率には大きな差はありません。③と④は放射線化学療法が
あまり効かなかった人であり、この場合はこれだけで治療していても2年生存は望めないわけで、途中で方針を変更して手術で切除すれば③までは生存率を上げることができます。
このように、放射線療法や化学療法は誰にでも同じ効果があるわけではありません。どの人に効くか効かないか、すなわち放射線化学療法に対する感受性を治療前に判定しようと、現
在さまざまな研究が行われていますが、残念ながらまだ決定的な方法はありません。したがって現在当科では、放射線化学療法から治療を始めた患者さんの場合も、途中で一度効果判
定を行い、このまま放射線化学療法を続行するか手術にきりかえるか、を再度検討しています。
【治療方法を決めるにあたり】
食道癌の治療は、医師から治療方針、治療期間、各治療法のメリット?デメリットなどの説
明を十分にうけ(インフォームドコンセント)、患者さんの価値観などを加味して、患者さん自身が最終的な治療方法を決定する時代になりつつあります。最近は、主治医以外の医師
の意見を聞くセカンド?オピニオンも普及してきたので、これを利用して複数の医師から意見を聞くのもよいでしょう。
食道癌の診断?治療方法は日々進歩しています。大阪医科大学一般?消化器外科では現時
点での情報を提示しながら、豊富な経験に基づいた診断と治療を行っています。
日本では年間およそ1万人が食道癌で亡くなっています。消化器癌の中では胃癌?大腸癌に比べると頻度の低い癌ですが、膵臓癌と並んで最も治療の難しい癌といえます。50歳代から60歳代にかけ発症率が高くなり、男女比は10対1と圧倒的に男性の患者さんに多くみられます。タバコや強いお酒は食道癌発生のリスクを高める危険因子とされています。これらの危険因子は舌癌や咽頭癌、喉頭癌、胃癌の危険因子とも共通するため、食道癌になった人はこれらの癌にもなりやすく、逆にこれらの癌になったことがある人は食道癌にもなりやすいといえます。
食道はのど(咽頭)と胃の間をつなぐパイプで、胃や腸のように消化機能はなく、単なる食
べ物の通り道に過ぎません。胸の中は、左右の肺がおさまっている胸腔というスペースと、中央の心臓や大動脈などのある縦隔というスペースで構成されています。食道は縦隔にあ
り、上部は気管と背骨の間、下部は心臓と大動脈、肺に周囲を囲まれています。
食道内壁の粘膜は、皮膚と同じ扁平上皮からできており、日本人の食道癌のほとんど(95%
程度)はこの扁平上皮細胞から発生する扁平上皮癌です。一方欧米では胃や腸と同じ腺上皮から発生する腺癌が半数以上を占めています。これは欧米人には下部食道の扁平上皮が腺上
皮におきかわるバレット食道が多いためであり、バレット食道の発生は胃液が食道へ逆流して起こる逆流食道炎と関連があるといわれています。最近は日本でもこのバレット食道癌の
発生率が徐々に高まっています。
食道癌の進行度(ステージ)は3つの因子によって決まります。ひとつめは癌が食道の壁のどの
程度の深さまで進んでいるかで、これを壁深達度(T因子)といいます。食道の壁は粘(粘膜上皮層、粘膜固有層、粘膜筋板)、粘膜下層、固有筋層、外膜に分かれており、最初は上
皮から発生した癌が進行とともに次第に深い層に入り込み、ついには食道壁を超えて周囲にある気管や大動脈、肺、心臓などに浸潤していきます。内視鏡(胃カメラ)で切除できるのは、リンパ節転移のない、粘膜固有層までの病変に限られます。
二番目の因子はリンパ節転移で、これをN因子といいます。食道は特にリンパ管が網の目
のように発達しており、比較的早い時期からリンパ節に転移を起こします。胃癌や大腸癌では壁深達度の「粘膜下層」までであればリンパ節に転移している確率は数%以下であり、早期癌とよばれます。しかし食道癌の場合は、粘膜下層まで癌が進むと半数近くの人がリンパ節転移をおこしているとされています。リンパ節に転移があっても、それが完全に切除できれば根治も望めますが、一般に転移リンパ節の個数が多くなるほど再発率も高くなります。縦に長く走る食道では、リンパ節転移は頚部、縦隔。腹部の3つの領域にまたがって広がって
胃がん看護
いきます。上部にできた食道癌では頚部のリンパ節に、下部の食道癌では腹部のリンパ節に転移する確率が高くなりますが、食道癌では原発部位の近くから順に広がっていくのではな
胃がん看護
く、ある部分を飛び越えて突然遠く離れたところのリンパ節にとんでいったりすることもあります。したがって食道癌の手術ではふつう、くび?むね?おなか、の3箇所を切ってリンパ
胃がん看護
節を摘出することが多いのですが(これをリンパ節郭清といいます)、下部にできた食道癌で他にリンパ節転移がみられない場合などは、頚部のリンパ節郭清を行わない場合もありま
胃がん看護
す。
進行度を決めるもう一つの因子は他臓器転移(M因子)です。食道壁や周囲の血管に癌細胞
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が入り込むと、血液の流れにのって離れた場所、例えば肝臓、肺、骨などに転移していきます。このような場合はふつう、手術でとりきれることが少ないので、抗癌剤の治療が中心に
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なってきます。
壁深達度(T)、リンパ節転移(N)、他臓器転移(M)の3つの因子から、食道癌の進行度
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(ステージ)が決まり、ステージが早いほど、根治の可能性が高くなります。
食道癌取り扱い規約 第9版 (日本食道疾患研究会編、金原出版)より抜粋
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【食道癌の症状】
内視鏡で切除できるような初期の食道癌ではほとんど自覚症状はありません。これらは健
比較的初期の癌でも胸やけや、熱いものを飲み込んだときのしみるような感じ、などの自覚症状が出ることもあります。また、先に述べたバレット食道癌の人は、もともと逆流性食道炎の症状、つまりきみずが上がる、朝起きた時胸やけがする、などの症状を持っている人が多いようです。
進行すると食道内腔が狭くなり、まず固形食がつかえるようになります。しかしこの段階でもまだ手遅れというわけではないので、すぐに検査を受けることをお勧めします。さらに進行すると水も通らなくなってどんどん痩せてきたり、胸の中に重石を抱えているような圧迫感や、背中の痛みを感じるようになります。
声帯を動かす働きをする反回神経の周りのリンパ節に転移が起こると、嗄声(させい)といって声がかすれたり、水を飲み込んだときにむせやすくなったりします。
【食道癌の診断】
前述したように、早期に食道癌を発見するためには検診を受けるしかありません。特に50歳以上、飲酒?喫煙習慣のある方は、定期的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。内視鏡検査にしても透視(バリウムを飲む検査)にしても、一般の検診では胃の病変を発見することに重点が置かれているため、先に述べたような食道の症状のある方は、検査前によく伝えておくことが大切です。
いったん食道癌の診断がついた後、癌の拡がりを調べて進行度(ステージ)を判定したり、治療方法を決めるために、以下のような検査を行います。
◆食道造影
バリウムを飲んで食道を通過するところをX線(レントゲン)で撮影します。癌が食道のどの部分にあるかを気管など周囲臓器との位置関係から判定したり、病変の長さを計測したりするのに有用です。放射線治療を行う場合には、照射野(放射線をあてる範囲)を決めるために必要です。また、胃に合併病変がないか、手術を行う場合には再建臓器として胃を使うことができるかどうかなどの判定のために、胃の造影検査も同時に行います。
◆内視鏡検査
いわゆる「胃カメラ」です。この言葉のとおり、一般には胃の病気を見つけるために行われ、食道はすっと通りすぎてしまうと早期の病変は見つけにくいことがあります。食道にルゴールという色素を散布することにより、正常な粘膜は茶褐色に染まりますが、癌細胞は染まらないため白く抜けて見えます。少ししみることがありますが、病変の範囲を判定するためには必要です。食道癌は多発することも多く、ひとつの癌が見つかった場合、離れたところに別の早期癌が発見されることもあります。治療前に全ての病変を見つけておくためにも、ルゴール撒布は有用です。確定診断のためには、内視鏡の際に小さな組織をとってきて、顕微鏡で癌細胞の有無を調べる病理検査が必要です。これを生検といいますが、組織を採取すること自体には痛みはありません。病理検査には数日から1週間程度かかります。
◆超音波内視鏡
先端に超小型の超音波断層装置のついた内視鏡を用いて、通常の内視鏡と同様の方法で検査を行います。主に癌の深さ(深達度)を判定するために行いますが、同時に、食道の外側にあるリンパ節が腫れていないかどうかもみることができます。特に早期の場合は、後で述べるように、内視鏡で切除可能かどうかを判断するためには深達度とリンパ節転移の有無を性格に診断することが大切です。
◆CT
レントゲンを用いた断層写真です。病変と周囲臓器との関係や、リンパ節転移の有無、肝臓や肺への転移の有無などを調べます。これらをより正確に判定するためには、造影剤を注射して撮影する必要があります。造影剤を注入する際は、一瞬カーッと身体が熱くなりますが、すぐにおさまります。以前に造影剤を使って検査でアレルギー反応が出たことのある方は、事前に申し出てください。当院には、短時間で連続的な撮影ができ、コンピュータを使っていろいろな角度からの画像を立体的に構築し、非常に鮮明な画像を得ることのできる最新の装置が導入されています。
◆MRI
磁場を使っていろいろな角度から体内の詳細な画像を連続的に撮影する検査です。放射線の被曝はありません。通常食道癌の診断?治療には必須の検査ではありませんが、当科では、CTなどに写ったリンパ節が転移かどうかの診断をするためにコンビデックスという造影剤を使ったMRI検査の臨床治験を行っています。これまでの方法では、大きく腫れているリンパ節を転移あり、小さなものを転移なし、と判断していましたが、実際に摘出したリンパ節をみてみると、炎症で大きく腫れている場合や、小さくても転移のある場合があります。コンビデックのリンパ節の取り込みの具合から、転移か否かをより正確に診断しようという検査です。もちろんこれは全ての患者様に行うものでなく、ご希望の方、治験の承諾が得られた方に無料で行うものです。詳しくは直接外来でお尋ねください。
◆PET
最近行われるようになってきた検査法です。細胞分裂の盛んな細胞(癌)はエネルギー(ブドウ糖)を正常細胞よりも多く消費するという性質を利用した検査で、フッ素18という放射性物質を付けたブドウ糖(FDG)を静脈注射すると、FDGは癌の部分に集まって画像で濃く見えます。食道癌と診断がついた後の転移検索の目的では現在のところ保険適応はないため、自費になります。また現時点ではPETの撮影装置は限られた施設にしかなく、当院にも導入の予定はありますが、今のところは他の施設に撮影を依頼することになります。
◆腫瘍マーカー
よく、血液検査をすれば癌かどうかがわかる、と思っておられる方があります。確かに血液検査で特定の腫瘍マーカーの値が高いためいろいろな検査を進めていったら癌が見つかった、という方はおられます。しかし進行癌の方でも必ずしも腫瘍マーカーが高くなるというものではありませんし、逆に腫瘍マーカーが少しくらい高くても癌でないことも多いのです。前立腺癌など特定の癌では早期発見のために有用なマーカーもありますが、一般には癌か否かを診断するというよりは、いったん癌治療をされた方の再発を早く見つけるために有用な検査です。癌の種類によって検査する腫瘍マーカーの種類は異なり、食道癌ではCEA, SCC, CYFRAなどを測定します。
【食道癌の治療】
内視鏡的粘膜切除
リンパ節転移のない早期癌が対象になります。早期癌とは、胃癌や大腸癌の場合は先に述べた壁深達度の粘膜下層までの癌を指しますが、食道癌では比較的浅い段階からリンパ節に転移をきたします。しかし粘膜固有層までにとどまっていればリンパ節転移の可能性はほとんどないため、内視鏡治療を行うことが可能です。しかしたとえ粘膜固有層までにとどまっていても、非常に大きな範囲に拡がっている時は内視鏡的切除が難しい場合や、切除できても後から狭窄をきたすことがあります。この治療法の合併症は、出血や穿孔ですが、緊急手術を要することは稀で、たいていの場合は内視鏡的に止血や穿孔部の閉鎖が可能です。
切除した組織は顕微鏡で詳しく調べ、実際に癌が粘膜固有層までに留まっていて、切離断端に癌が存在しなければ(すなわち採りきれていれば)これで治療は終了です。後は切除の傷跡が順調に治っているかどうかを内視鏡で何度か確認します。切除組織の切り端まで癌が及んでいた場合は、もう一度追加切除ができる場合もありますし、手術や放射線化学療法といった追加治療が必要になる場合もあります。癌が粘膜筋板を超えて浸潤していた場合にはリンパ節に転移している可能性があるため、何らかの追加治療を行ったほうが良いでしょう。
注意しておいていただきたいのは、食道癌は同時性?異時性に多発することがあるということです。幸い早期に発見されて内視鏡的に完全に切除された場合も、食道自体は残っているため、今後新たな病変ができる可能性が食道癌にかかったことのない人に比べて高いのです。ですから治療後も、定期的な検査は是非続けて下さい。
◆放射線化学療法(CRT)
放射線治療単独、あるいは化学療法(抗癌剤治療)単独で行われることは少なく、通常は両方を同時に行なう放射線化学療法が一般的です。この場合抗癌剤としては5-FUやシスプラチン、時にアドリアシン、ネダプラチン、タキソテールなどが用いられます。放射線と抗癌剤治療を同時に行うのでは副作用が強すぎて大変ではないかと心配される方もあるでしょうが、抗癌剤には放射線の感受性を高める作用もあり、両方同時に行うことで相乗効果が期待できます。もともと持っておられる併存症のために手術ができない場合や、他臓器浸潤?遠隔転移があり根治手術が不可能なときは、放射線化学療法を行うことになります。また手術の適応がある場合でも、放射線化学療法で完治するケースの報告が増えており、食道癌治療の選択枝のひとつと考えられるようになってきました。当院で治療されたステージⅡ、Ⅲの放射線化学療法の成績では、64%の方で肉眼的にいったん癌が消失しています。しかしこのうちの約半数の方に再発が起こっていますので、最終的に完治した方は全体の27%ということになります。
具体的な治療プランは施設によって若干の違いはあるでしょうが、一般に放射線化学療法だけで治療しようとする場合は、60Gy(グレイ)くらいの量の放射線をあてる必要があります。1回(1日)に2Gyずつあてると、30回の治療が必要です。週5日照射して2日休む、というサイクルで、最低で6週間かかります。多くの方は途中で副作用のために中休みをおく必要が出てきますので、それに応じて治療期間が長くなります。副作用としては、食欲が落ちたり、身体がだるかったり、放射線をあてている部位に応じて胸やけや、のどの痛み、口内炎ができたりすることがあります。また自覚症状のない副作用として、骨髄の機能が低下して白血球や血小板の数が減ることがありますので、治療中は定期的に採血をする必要があります。これらの副作用は、治療後1ヶ月もすれば消失しますが、晩期毒性といって、何ヶ月もたってから出てくる副作用もあります。特に放射性肺臓炎をおこすと、重症の場合は命にかかわることもあります。肺や心臓のまわりに水がたまることもあります。これらはいったん起こると利尿剤などを飲んでも治りにくく、水の量が多くなって心臓や肺を圧迫する場合は、針で水を抜く場合もあります。晩期毒性の発生は数%程度と考えられます。
しかしこの治療法のメリットは、何といっても食道を温存でき、手術に伴うリスクも回避できるということです。後で述べますが、食道癌の手術は大手術であり、術後に命にかかわるような合併症をおこす可能性もゼロではありません。合併症の一部には一生機能障害としてついて回るものもあります。特に頚部食道癌の場合には喉頭も同時に取ることがあり、その場合には自分の声が出なくなるという、大きな犠牲をはらわなければなりません。放射線化学療法は決してからだに優しい治療ではありませんが、これで治ればこのような機能喪失が回避できるのです。
一方、この治療法の問題点のひとつは、治療により癌がすべて消えたかどうかの判定が難しいことです。放射線により癌細胞は壊死していきますが、生き残った細胞は食道の粘膜面よりもむしろ深いところに存在することが多いのです。ですから放射線化学療法後に内視鏡で生検を行っても、これらの細胞を採取することはできません。定期的にいろいろな検査を行って、再発していないかどうかをチェックしていく必要があります。不幸にして再発した場合、および60Gyの照射終了時点ですでに明らかに癌が残っていた場合は、次の治療法が問題になってきます。というのは、放射線は同一の部位には60Gyから最大限でも70Gyくらいまでしかあてられないからです。この段階で遠隔転移などがなければ、手術が可能な場合もあります。これをサルベージ(救済)手術といいます。しかし放射線治療後は組織が繊維化で硬くなっており、最初から手術をする場合に比べて格段に手術が難しくなり、したがって手術リスクも大きくなるのです。手術不能の場合は抗癌剤による治療を続けて延命をはかるか、緩和治療(苦痛を取り除く治療)を行うことになります。
◆手術
食道切除手術の適応となるのはステージIからIIIですが、非常に高齢であったり、もともと心臓や肺などに重篤な併存症がある場合には適応となりません。また通常ステージIVは根治手術の対象とはなりませんが、食事が食べられるようにするためのバイパス手術や、胃や小腸に栄養チューブを入れるための手術は行われることがあります。ここでは主に根治を目的とした食道切除術についてお話します。
一般的な胸部食道がんの場合、食道を切除するためには開胸といって胸を開けることが必要になります。食道は心臓の裏、背骨の前にあり、通常は右の肋骨の間を分けて食道まで到達します。手術の間は右側の肺をしぼませておいて、左側の肺だけで呼吸をすることになりますが、手術中は人工呼吸器を使って行いますので心配ありません。開胸操作が終わった段階で右肺をもとのように膨らませますが、一部の膨らみが悪いまま無気肺という状態になったり、痰が多いときは肺炎を起こしたりすることがありますので、これらを予防するためにも、術後半日くらい人工呼吸器で加圧したり、痰を吸ったりします。この間は患者さんには苦痛のないように睡眠剤を使用します。
食道を切除した後は胃を管状にして持ち上げ(胃管といいます)、食道とつなぎます。したがっておなかを開ける手術も必要です。以前に胃の手術をしていたり、食道癌と同時に胃にも病変があって胃が使えないときは、小腸や大腸を用いることもあります。食道と胃をつなぐ位置は、頚部でつなぐ場合と胸の中でつなぐ場合があります。もともとおなかの中にあった胃袋ですから、上のほうまで持ってあがるほどつっぱって、縫合不全(つないだところがうまくつかずに、内容が漏れること)の発生率が高くなります。つまり胸の中でつないだほうが縫合不全の起こる可能性は低いのですが、いったん起こると胸の中に膿がたまったりして、重篤な状態になります。どの位置で吻合するかは、もともと病変のあった部位にもよりますし、その他いろいろな条件によって決められます。
食道癌に限らず一般に癌の手術では、その臓器だけを切除するのでなくリンパ節郭清という操作が必要になってきます。特に食道癌では、比較的早い段階からリンパ節に転移してきますので、これらのリンパ節をとってくる必要があります。その際、小さな転移は肉眼的にはわかりませんから、腫れているリンパ節だけでなく転移しやすいと思われるリンパ節をまとめてとってきます。通常は縦隔(胸の中)、腹部に加えて、頚部のリンパ節も郭清します。したがって食道の手術では、むね、おなかに加えて、くびも切る必要があるのです。ただし、下部の食道の比較的早い段階の癌であった場合は、頚部の郭清を行わないこともありますし、腹部食道に限局した癌であれば開胸操作も行わない場合があります。
食道癌のリンパ節郭清に伴って、時に反回神経麻痺という後遺症が残ることがあります。反回神経というのは、声帯を動かして声を出したり、物を飲み込むときに声帯を閉めて肺のほうに食べ物や飲み物が入り込まないようにしている神経です。この神経が縦隔の上部を走っており、この神経の周囲のリンパ節は転移率が高いのでしっかり郭清することが必要です。この際神経は切離しないように注意深く行われますが、もともと転移リンパ節が反回神経を巻き込んでいる場合は切離せざるを得ない場合もありますし、切離しなくでも触っただけで、一時的に神経麻痺がくることがあります。反回神経麻痺が起こると声がかすれたり、飲み込んだときにむせやすくなったり、無意識のうちに気管に唾や飲み物が入って肺炎を起こしたり、呼吸困難になることもあります。ひどい場合は気管切開といって、のどから直径1cmくらいのチューブを入れておく必要があります。一時的な反回神経麻痺の場合は、半年以内で軽快します。これを過ぎると回復の見込みは少なくなり、ずっと気管にチューブを入れておく必要がありますが、発生が可能なタイプのチューブもあり、チューブの交換も自宅で簡単に行うことができます。当科での永久的な反回神経麻痺の発生率は約3%です。
長期的な合併症としては、胃液が逆流してきて残った食道に逆流性食道炎をおこしたり、吻合した部分が狭窄を起こしたりすることがありますが、これらはいずれも内服薬や内視鏡による拡張術で対処可能です。
以上のように、食道癌の手術というのは消化器の手術の中でも最も大きな手術です。以前に比べると比較的安全に行われるようにはなってはきたものの、手術後の合併症による死亡例もゼロではありません。当科での現在の手術関連死亡率は2%程度です。手術前から肝硬変や糖尿病など、何らかの併存症をもっている方ほど合併症発症のリスクが高くなりますので、術前に専門医とよく相談してください。また、手術症例数はもちろん、術後管理にも慣れたスタッフやICUなどの設備が充実した病院を選ぶことが大切です。
◆集学的治療
手術の前や後に放射線療法や化学療法を行なうなど、複数の治療法を組み合わせて根治性を高めようとする方法です。特に10年ほど前から、術前に根治量の半分、すなわち30-40Gyの放射線化学療法を行なって癌をできるだけ縮小させておいてから手術を行う「放射線化学療法+手術」という方法がいくつかの施設で行われてきました。このくらいの照射量であれば、サルベージ(救済)手術のときのように、手術が難しくなるということはありません。当科でも1998年からこの治療法をとりいれてきましたが、その結果から、今後の食道癌の治療方法を考える上で大切なことがわかってきたのです。
【当科における治療成績と治療方針】
治療方法を決めるにあたって一番大切なことは、どの治療がなおる可能性が最も高いか、ということでしょう。これはふつう「5年生存率」で表します。
一番治療法の選択が難しいステージII, IIIに限定して、当院でこれまでに放射線化学療法単独で治療された患者さんと、前述したように半量の放射線化学療法の後に手術を行なった患者さんの5年生存率を比べてみましょう。なお治療方法は、充分な説明の後患者さんが選択されたものです。線が右上にいくほど、治療成績が良いことを示します。赤い線は放射線化学療法の後に手術をした人で、このうち①は切除した組織を顕微鏡で調べたら、かなり癌が少なくなっていた人、③はあまり癌が縮小していなかった人です。青い線は放射線化学療法だけで治療した人で、②は治療後いったん肉眼的に癌が消えた人、④は治療終了の時点で癌が明らかに残っていた人です。つまり、①と②は放射線化学療法がよく効いた人、ということができますが、この場合は生存率には大きな差はありません。③と④は放射線化学療法が
あまり効かなかった人であり、この場合はこれだけで治療していても2年生存は望めないわけで、途中で方針を変更して手術で切除すれば③までは生存率を上げることができます。
このように、放射線療法や化学療法は誰にでも同じ効果があるわけではありません。どの人に効くか効かないか、すなわち放射線化学療法に対する感受性を治療前に判定しようと、現
在さまざまな研究が行われていますが、残念ながらまだ決定的な方法はありません。したがって現在当科では、放射線化学療法から治療を始めた患者さんの場合も、途中で一度効果判
定を行い、このまま放射線化学療法を続行するか手術にきりかえるか、を再度検討しています。
【治療方法を決めるにあたり】
食道癌の治療は、医師から治療方針、治療期間、各治療法のメリット?デメリットなどの説
明を十分にうけ(インフォームドコンセント)、患者さんの価値観などを加味して、患者さん自身が最終的な治療方法を決定する時代になりつつあります。最近は、主治医以外の医師
の意見を聞くセカンド?オピニオンも普及してきたので、これを利用して複数の医師から意見を聞くのもよいでしょう。
食道癌の診断?治療方法は日々進歩しています。大阪医科大学一般?消化器外科では現時
点での情報を提示しながら、豊富な経験に基づいた診断と治療を行っています。
日本では年間およそ1万人が食道癌で亡くなっています。消化器癌の中では胃癌?大腸癌に比べると頻度の低い癌ですが、膵臓癌と並んで最も治療の難しい癌といえます。50歳代から60歳代にかけ発症率が高くなり、男女比は10対1と圧倒的に男性の患者さんに多くみられます。タバコや強いお酒は食道癌発生のリスクを高める危険因子とされています。これらの危険因子は舌癌や咽頭癌、喉頭癌、胃癌の危険因子とも共通するため、食道癌になった人はこれらの癌にもなりやすく、逆にこれらの癌になったことがある人は食道癌にもなりやすいといえます。
食道はのど(咽頭)と胃の間をつなぐパイプで、胃や腸のように消化機能はなく、単なる食
べ物の通り道に過ぎません。胸の中は、左右の肺がおさまっている胸腔というスペースと、中央の心臓や大動脈などのある縦隔というスペースで構成されています。食道は縦隔にあ
り、上部は気管と背骨の間、下部は心臓と大動脈、肺に周囲を囲まれています。
食道内壁の粘膜は、皮膚と同じ扁平上皮からできており、日本人の食道癌のほとんど(95%
程度)はこの扁平上皮細胞から発生する扁平上皮癌です。一方欧米では胃や腸と同じ腺上皮から発生する腺癌が半数以上を占めています。これは欧米人には下部食道の扁平上皮が腺上
皮におきかわるバレット食道が多いためであり、バレット食道の発生は胃液が食道へ逆流して起こる逆流食道炎と関連があるといわれています。最近は日本でもこのバレット食道癌の
発生率が徐々に高まっています。
食道癌の進行度(ステージ)は3つの因子によって決まります。ひとつめは癌が食道の壁のどの
程度の深さまで進んでいるかで、これを壁深達度(T因子)といいます。食道の壁は粘(粘膜上皮層、粘膜固有層、粘膜筋板)、粘膜下層、固有筋層、外膜に分かれており、最初は上
皮から発生した癌が進行とともに次第に深い層に入り込み、ついには食道壁を超えて周囲にある気管や大動脈、肺、心臓などに浸潤していきます。内視鏡(胃カメラ)で切除できるのは、リンパ節転移のない、粘膜固有層までの病変に限られます。
二番目の因子はリンパ節転移で、これをN因子といいます。食道は特にリンパ管が網の目
のように発達しており、比較的早い時期からリンパ節に転移を起こします。胃癌や大腸癌では壁深達度の「粘膜下層」までであればリンパ節に転移している確率は数%以下であり、早期癌とよばれます。しかし食道癌の場合は、粘膜下層まで癌が進むと半数近くの人がリンパ節転移をおこしているとされています。リンパ節に転移があっても、それが完全に切除できれば根治も望めますが、一般に転移リンパ節の個数が多くなるほど再発率も高くなります。縦に長く走る食道では、リンパ節転移は頚部、縦隔。腹部の3つの領域にまたがって広がって
胃がん看護
いきます。上部にできた食道癌では頚部のリンパ節に、下部の食道癌では腹部のリンパ節に転移する確率が高くなりますが、食道癌では原発部位の近くから順に広がっていくのではな
胃がん看護
く、ある部分を飛び越えて突然遠く離れたところのリンパ節にとんでいったりすることもあります。したがって食道癌の手術ではふつう、くび?むね?おなか、の3箇所を切ってリンパ
胃がん看護
節を摘出することが多いのですが(これをリンパ節郭清といいます)、下部にできた食道癌で他にリンパ節転移がみられない場合などは、頚部のリンパ節郭清を行わない場合もありま
胃がん看護
す。
進行度を決めるもう一つの因子は他臓器転移(M因子)です。食道壁や周囲の血管に癌細胞
胃がん看護
が入り込むと、血液の流れにのって離れた場所、例えば肝臓、肺、骨などに転移していきます。このような場合はふつう、手術でとりきれることが少ないので、抗癌剤の治療が中心に
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なってきます。
壁深達度(T)、リンパ節転移(N)、他臓器転移(M)の3つの因子から、食道癌の進行度
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(ステージ)が決まり、ステージが早いほど、根治の可能性が高くなります。
食道癌取り扱い規約 第9版 (日本食道疾患研究会編、金原出版)より抜粋
胃がん看護
【食道癌の症状】
内視鏡で切除できるような初期の食道癌ではほとんど自覚症状はありません。これらは健
胃がんスキルス
は放射線治療によく反応します。当科では高齢の患者さんには電子線治療を第一選択にする場合があります。
注 ボーエン病?パージェット病の患者さんには他の部位のがん(重複がん)が見つかる場合があります。10%程度に過ぎないと言われてはいますが、消化器?呼吸器の精査を入院中に行います。
I.基底細胞がん
基底細胞がんは、表皮の最下層である基底層や毛包などを構成する細胞から発病しますが、厳密にはがんではありません。正確な年間発生数は不明ですが、日本人に最も多い皮膚がんです。市立病院クラスの皮膚科へは毎年4~5人以上は訪れていると思われます。 基底細胞がんは頭と顔の正中部によく発生し、発生学的に皮膚原器を欠く手のひら?足の裏には発生しません。したがって原因として[表皮を作る元の細胞に問題があり][長期間の日光被爆によって引き起こされる]可能性が高いと想像されます。人口の 高齢化とともに発生数が増え続けています。通常のがん年齢よりも高齢者 に多い傾向(60歳代が全体の26%、70歳以上が全体の45%:国立がんセンター集計)があります。
基底細胞がんの進行は非常に穏やかですが、放置すると皮膚だけでなく筋肉や骨などの深い組織へと浸潤して いきます。リンパ節や内臓への転移は非常にまれです。厳密な意味で悪性腫瘍ではありませんので、十数年も放置して顔が3分の1ほど喰われてしまっても患者さんは元気です。死因となるのは顔面から奥へ侵攻し頭蓋内を破壊する例だけです。
1.基底細胞がんの症状
初期症状として最も多いのは「ほくろ」と勘違いされる小さな黒いオデキです。これが通常は数年間かかって徐々に大きくなり中心部は崩れ、周辺部は堤防状に盛り上 がった黒いオデキが並びます[結節?潰瘍型]。多くは上下のマブタ?鼻?上口唇のまわりに発生します。まれには湿疹やキズが治った跡のような、がんには見えないよう な皮疹もあります。たいてい、痛みや痒みなどの自覚症状はありません。 2.基底細胞がんの診断
確定診断のためには、皮膚生検が必要です。手術の前に病変の広がり?深さを知るためにCT?MR?皮膚超音波検査を要することもあります。
3.基底細胞がんの病期(ステージ)
病期の分類は次の有棘細胞がんの項を参考にしてください。
4.基底細胞がんの治療と予後(治療成績)
治療法は外科療法が標準です。手に触れる腫瘍の辺縁の外側にメスを入れ、皮下脂肪組織も含め十分な深さまで切除します。十分に切除できた場合だけ縫合閉鎖~局所皮弁でキズを直します。このがんは顔面の中心部に多く発生し、目?鼻?口の変形を避けるため甘い手術をすると再発の危険が高くなります。キズを再建してから再発をした基底細胞がんの治療後の再発率、つまり再々発率は50%に達します(この項:国立がんセンターのアンケート集計による)。初回手術で十分な切除が非常に大切です。一方、目?鼻?口あたりの腫瘍を必要十分に切除して再建しないで自然にキズを収縮させる方法もあります。キズが治るまで1~2ヶ月を要するのが欠点ですが、以後は点状に収縮した瘢痕(キズの治った跡)になり、大変に観察し易くなります。
II.有棘(ゆうきょく)細胞がん
有棘細胞がんは、腫瘍細胞が表皮の中間層を占める有棘層を構成する細胞に似たがんです。正確な年間発生数は不明ですが、「基底細胞がん」に次いで多く、市立病院クラスの皮膚科で年間3~5例と思われます。
このがんの誘因としては、はじめの「注意すべき事項」で述べました。とくに問題のある紫外線の影響以外にも皮膚の有棘細胞がんの発症に「ヒト乳頭腫ウイルス」(子宮頚がんなどの原因の一つ)の関わりが注目されています。その他には、放射線治療後におこる慢性放射線皮膚炎などです。さらに、PUVAと呼ばれる皮膚病治療法?化学物質では砒素化合物?タール類?鉱物油(切削油)などが発生に関与する場合があります。
有棘細胞がんは年齢では高齢者に多く、性別ではやや男性に多く、最近では平均寿命を乗り越えた方々の発症が増加しています。
1.有棘細胞がんの症状
有棘細胞がんの発生部位?原因?病期によって様々な症状をあらわします。通常は皮膚の盛り上がりで中央が赤身の肉のように見え、表面はジクジクして出血しやすく、進行すると腫瘍の形はカリフラワー様になることがあります。自覚症状はないことが多いのですが、神経浸潤を生じると強い疼痛を覚えるようになります。腫瘍の表面は正常皮膚と違って脆く細菌感染を起こしやすいためでしょうか、こんなときには教科書通りに膿を持ったり悪臭を放ったりします。
2.有棘細胞がんの診断
確定診断のためには、少し大きめの皮膚生検が必要です。他に腫瘍の拡がりや転移を調べるため、胸部レントゲンやCT?MRなどの精密検査を必要に応じて行います。検査によってがんの進行状態(病期:ステージ)を確かめそれぞれの病期に応じた治療法を行います 。
3.有棘細胞がんの病期(ステージ)分類
皮膚がん(悪性黒色腫を除く)は、以下のように0期からIV期までの5つの病期に分けられます。
0期: 悪性化した細胞(がん細胞)が見られますが、表皮の 中にとどまっています。この時期を「表皮内がん」と呼び、がんの一歩手前の状態です。まだ本物のがんではありません。日光角化症?ボーエン病など。
I期: 腫瘍の大きさが長径2cm以下、真皮だけ、または真皮から皮下組織の中にとどまっている時期です。
II期: 腫瘍の大きさは2cmを超えていますが、真皮?または真皮から皮下組織の中 にとどまっています。
III期: 腫瘍の大きさにかかわらず、腫瘍の深さが皮下組織を超えて筋肉?軟骨?骨などに及んでいる時期です。または、腫瘍の大きさにかかわらず、「所属リンパ節」 と呼ばれる頭頚部なら首?上肢や胸なら脇の下?下肢や陰部なら太ももの付け根のリンパ節に転移があるものです。(注:同時にいくつもの腫瘍がある場合は、そのうち最も進行した腫瘍で病期分類します)
IV期: 所属リンパ節を越えて遠隔転移(または内臓に転移)している時期です 。
4.治療法とそれによる副作用
治療方法:外科療法?凍結療法?放射線療法?化学療法があります。
1) 外科療法
有棘細胞がんは腫瘍そのものだけを切除しても、再発や転移を起こす可能性が ありますので、腫瘍のまわりの正常に見えるところを含めて、幅も深さも余裕をもって切除する必要があります。また所属リンパ節をキレイに掃除する手術(廓清術)も必要に応じて行われます。手術によって皮膚や組織の欠損が大きくなった場合には、植皮術をはじめ、形成外科的な方法で傷を治します。
治療による障害:I期、II期で行われる手術は体の表面に近い部分の切除なので、通常は術後大きな機能障害はおこりません。美容的な面も形成外科の著しい進歩により満足すべき水準に達してきました。手足のユビ?上肢?下肢の切断術では術後の機能訓練が必要です。また、切除して存在しないはずの部分に痛みを感 じる「幻肢痛」が起こることがあります。またワキの下や太モモの付け根のリンパ節郭清を受けた場合は、手足がむくんだりしびれたり することがあります。首のリンパ節郭清を受けた場合には、肩の張りやこりが続いたり、顔面神経が麻痺することがありますが、月日の経過とともに軽くなっていきます。
2) 凍結療法
液体窒素を使ってがん組織内の温度が-20~-50℃になるように冷やし、がん細胞を凍結壊死させる方法です。0期や浸潤のごく浅いがんはこの方法で治療が可能です。凍結療法は 治療時や治療後の身体への影響の少ない方法なので、高齢の方や持病のために身体の具合の悪い方にも適した治療法です。
3) 放射線療法
有棘細胞がんは放射線療法がよく効くといわれていますが、何故か皮膚では通常単独では著効しません。皮膚への放射線治療はエックス線や6~9メガ電子ボルトの電子線を照射します。ふつう1回の照射は少量短時間ですので通院でも可能です。当科では、やはり単独では効果の少ない抗がん剤を点滴してから照射を受けていただいています(集学的治療)。
治療による障害:放射線を照射する部位によって障害は異なります。一般に、放射線を照射した部位の皮膚が一種のヤケドの状態になり、発赤?水疱?びらんなどを生じ、後に色素沈着や関節の拘縮?手足のむくみなどがおこることがあります。晩期障害として何十年後かに二次がんの発生が報告されています。
4) 化学療法
ある程度がんが進行していた場合には、全身療法である化学療法が治療の中心とならざるをえません。しかし、がん細胞を完全に殺し尽くすような化学療法は、皮膚がんでは副作用の危険が上回るためありません。前項で述べたように副作用の比較的少ない5FUという抗がん剤と放射線療法を併用する方法を受けていただいております(集学的治療)。
化学療法の主な副作用は食欲不振?吐き気?嘔吐?発熱?全身倦怠感?脱毛?下痢?呼吸機能障害(特に肺線維症=死亡する恐れが大)?肝機能障害?腎機能障害?骨髄抑制(血液中の白血球?赤血球?血小板が減少するこ と)などです。いずれも抗がん剤によっておこる一時的なものですが、回復が遅れた 場合には、それぞれの副作用を軽くするような治療を行います。
5)集学的治療
ある程度進行した有棘細胞がんは、上の1~4のうちからひとつを選んで治療を行 うのではなく、これらをうまく組み合わせて最も効果が上がるような治療を 行います。これを集学的治療といいます。
5.病期別治療
0期: 腫瘍の辺縁から0.5 cm 離して、深部は腫瘍が露出しない程度に皮下脂肪組織を含めて切除します。
凍結療法を選択できる場合もあります。抗がん剤軟膏の使用は、将来がんに進んだときの悪性度を高めるため慎重にしなければなりません。
I期: 腫瘍の辺縁から1~2cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。
II期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。一般に腫瘍が大きくなると、浸潤の深いものが増え、この場合、皮下脂肪組織と筋肉の
境界部にある筋膜という薄い膜も切除します。化学療法や放射線 法を併用することがあります。
II期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離して切除します。腫瘍は皮下組織を超えて浸潤してい ますので、筋肉を含めて切除したり、骨を削ったり、時には患肢の切断術が必要にな ります。
また、リンパ節に転移がある場合は「所属リンパ節郭清」と呼ばれる手術方法によって、リンパ節を掃除します。III期もII期と同様に化学療法や放射線療法を 併用することがあります。
IV期: 化学療法や放射線療法が中心となり、これに手術も組み合わせる集学的治療を 行い
ます6.有棘細胞がんの治療成績
有棘細胞がんは身体の表面に出現するため、内臓がんに比べて早期発見?早期治療 が可能な場合が多く治療成績は良好です。0期やI期のうちに治療を受けた場合、5 年生存率はほぼ1
00%、II期の場合でも85%、III期では所属リンパ節転移のない場合で65%、所属リンパ節転移のある場合は55%くらいとなります。IV 期になり、内臓転移を起こしていると治療は
簡単ではありません。転移を起こしてい る部位によっても治療成績は異なるのですが、標準的な治療を行った場合の5年生存 率は30%以下となります(この項は国立がんセンターによ
るアンケート集計より)。また、ユビの皮膚がん?脈管~神経浸潤を来しているがんの治療成績は更に悪くなる傾向があります。
皮膚は表面に近い部分から表皮?真皮?皮下組織の3つの部分に大きく 分かれます。さらに表皮はいくつかの層(表面から順に角質層?顆粒層?有棘層?基底層と呼びます)に分かれます。基底 層(表皮最下層)と真皮の間には基底膜があります。真皮~皮下組織にかけて、毛包?脂腺?汗腺という表皮と構造の類似した皮膚付属器があります。真皮?皮下には他に脂肪織?血管?立毛筋などの上皮以外の重要な組織と神経があります。これらのうち、表皮と皮膚付属器の細胞が悪性化したも のを総称して「皮膚がん」と呼びます。ごくマレなものまで含めると皮膚がんは非常に多種類です。本文では頻度の高い基底細胞がんと有棘細胞がん(皮膚がん前駆症?表皮内がんを含みます)について述べ、特徴的な侵攻を示すパージェット病についても簡単にふれます。
「ホクロのがん」として知られ、悪性度の高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」についてはいずれ別項として掲載されると思います。
注意すべき皮膚の状態
皮膚の異常はじかに目で見える反面、自分でイジリまわせるという危険性があります。それでも皮膚がんは早期に発見 できる可能性が高いと言えます。[強烈な日光(紫外線)を浴び続けたり][大量に浴びた放射線]が皮膚がんを引き起こすことはよく知られています。[昔に負ったひどいヤケドやケガのキズ跡][何年も治らないジクジクした皮膚病]の一部から皮膚がんができることもあります。一方、ホクロや湿疹だと思っていたら、実はがんだったという例もあります。皮膚にできた病変をごらんになって、「変だな」と思われたら、突いたり削 ったり御自分で手当せずに、御面倒でも一度は皮膚科専門医にお見せください。次に述べます日光角化症?ボーエン病?パージェット病のような病変は、専門の医師以外は診断することが困難です。確定診断は皮膚生検によります。これらの湿疹と紛らわしい前がん病変と特殊ながんを簡単に述べておきます。
(1)日光角化症
初老期になりますと頭?顔?くびすじ?手背?前腕などの日光(紫外線)のよくあたる部位 に、大きさ1 cm から数cm、正常皮膚との境界が不明瞭な[淡い褐色から紅褐色][角のような~表面がカサカサ]した皮疹が見られることがあります。「老人性角化腫」とも呼ばれ、高齢に なるほど発生頻度と面積が大きくなるようです。この前がん病変は近年増加傾向にあります。その原因 として[高齢者の増加][オゾン?ホールの増大]という説もあります。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください。(2)ボーエン病
ふつうは胸?腹?背など、日光に当たらない部位 に発生し、湿疹と間違われるやすい皮膚がんの表皮内病変です。不整形の斑状または軽く盛り上がった皮疹で[色は淡紅色から褐色調
胃がんスキルス
が多く][時には一部にびらん][かさぶたが付いている]こともありますが、正常皮膚との境界は明瞭です。「ボーエン;Bowen」というのは人名 です。全身にこの皮疹がで きる
胃がんスキルス
「多発性ボーエン病」は砒素との関連(昔の梅毒の薬の材料や鉱山での接触)が知られています。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください(3)パージェット病
胃がんスキルス
発見者の名前:Paget(本人が「パージェット」と発音したそうです)から「パージェット病」と呼ばれます。「パージェット病」は大きく「乳房パージェット病」と「乳房外パージ
胃がんスキルス
ェット病」の二つに分けられます。ここでは「乳房外パージ ェット病」につき述べます。乳房外パージェット病は、[60歳以上][性比は男3:女1][よくできる部位は外陰部?肛門
胃がんスキルス
のまわり?ワキの下][ときに痒みのある湿疹のような赤い斑]です。湿疹やタムシ(実際にカンジダという菌がよくみつかります)に似ています。クスリを長期間塗っても治らず、
胃がんスキルス
むしろ範囲のひろがっていくような場合には 注意が必要です。診断がついたら、主な治療は外科療法です。しかし、乳房外パージェット病のがん細胞は、表皮内をはうように、またス
胃がんスキルス
キップをするようにして、肉眼的な腫瘍の輪郭よりずっと広い範囲にちらばる性質を持っており、完全に切除するためには腫瘍の周囲の肉眼的には正常にみえる部分を3~5cmの余裕を
胃がんスキルス
もって切除しなければ十分とは言えません。予め、周辺の正常と思われる皮膚を点々と生検し(マッピング)、おおよその病変の広がりを把握します。また、この腫瘍
注 ボーエン病?パージェット病の患者さんには他の部位のがん(重複がん)が見つかる場合があります。10%程度に過ぎないと言われてはいますが、消化器?呼吸器の精査を入院中に行います。
I.基底細胞がん
基底細胞がんは、表皮の最下層である基底層や毛包などを構成する細胞から発病しますが、厳密にはがんではありません。正確な年間発生数は不明ですが、日本人に最も多い皮膚がんです。市立病院クラスの皮膚科へは毎年4~5人以上は訪れていると思われます。 基底細胞がんは頭と顔の正中部によく発生し、発生学的に皮膚原器を欠く手のひら?足の裏には発生しません。したがって原因として[表皮を作る元の細胞に問題があり][長期間の日光被爆によって引き起こされる]可能性が高いと想像されます。人口の 高齢化とともに発生数が増え続けています。通常のがん年齢よりも高齢者 に多い傾向(60歳代が全体の26%、70歳以上が全体の45%:国立がんセンター集計)があります。
基底細胞がんの進行は非常に穏やかですが、放置すると皮膚だけでなく筋肉や骨などの深い組織へと浸潤して いきます。リンパ節や内臓への転移は非常にまれです。厳密な意味で悪性腫瘍ではありませんので、十数年も放置して顔が3分の1ほど喰われてしまっても患者さんは元気です。死因となるのは顔面から奥へ侵攻し頭蓋内を破壊する例だけです。
1.基底細胞がんの症状
初期症状として最も多いのは「ほくろ」と勘違いされる小さな黒いオデキです。これが通常は数年間かかって徐々に大きくなり中心部は崩れ、周辺部は堤防状に盛り上 がった黒いオデキが並びます[結節?潰瘍型]。多くは上下のマブタ?鼻?上口唇のまわりに発生します。まれには湿疹やキズが治った跡のような、がんには見えないよう な皮疹もあります。たいてい、痛みや痒みなどの自覚症状はありません。 2.基底細胞がんの診断
確定診断のためには、皮膚生検が必要です。手術の前に病変の広がり?深さを知るためにCT?MR?皮膚超音波検査を要することもあります。
3.基底細胞がんの病期(ステージ)
病期の分類は次の有棘細胞がんの項を参考にしてください。
4.基底細胞がんの治療と予後(治療成績)
治療法は外科療法が標準です。手に触れる腫瘍の辺縁の外側にメスを入れ、皮下脂肪組織も含め十分な深さまで切除します。十分に切除できた場合だけ縫合閉鎖~局所皮弁でキズを直します。このがんは顔面の中心部に多く発生し、目?鼻?口の変形を避けるため甘い手術をすると再発の危険が高くなります。キズを再建してから再発をした基底細胞がんの治療後の再発率、つまり再々発率は50%に達します(この項:国立がんセンターのアンケート集計による)。初回手術で十分な切除が非常に大切です。一方、目?鼻?口あたりの腫瘍を必要十分に切除して再建しないで自然にキズを収縮させる方法もあります。キズが治るまで1~2ヶ月を要するのが欠点ですが、以後は点状に収縮した瘢痕(キズの治った跡)になり、大変に観察し易くなります。
II.有棘(ゆうきょく)細胞がん
有棘細胞がんは、腫瘍細胞が表皮の中間層を占める有棘層を構成する細胞に似たがんです。正確な年間発生数は不明ですが、「基底細胞がん」に次いで多く、市立病院クラスの皮膚科で年間3~5例と思われます。
このがんの誘因としては、はじめの「注意すべき事項」で述べました。とくに問題のある紫外線の影響以外にも皮膚の有棘細胞がんの発症に「ヒト乳頭腫ウイルス」(子宮頚がんなどの原因の一つ)の関わりが注目されています。その他には、放射線治療後におこる慢性放射線皮膚炎などです。さらに、PUVAと呼ばれる皮膚病治療法?化学物質では砒素化合物?タール類?鉱物油(切削油)などが発生に関与する場合があります。
有棘細胞がんは年齢では高齢者に多く、性別ではやや男性に多く、最近では平均寿命を乗り越えた方々の発症が増加しています。
1.有棘細胞がんの症状
有棘細胞がんの発生部位?原因?病期によって様々な症状をあらわします。通常は皮膚の盛り上がりで中央が赤身の肉のように見え、表面はジクジクして出血しやすく、進行すると腫瘍の形はカリフラワー様になることがあります。自覚症状はないことが多いのですが、神経浸潤を生じると強い疼痛を覚えるようになります。腫瘍の表面は正常皮膚と違って脆く細菌感染を起こしやすいためでしょうか、こんなときには教科書通りに膿を持ったり悪臭を放ったりします。
2.有棘細胞がんの診断
確定診断のためには、少し大きめの皮膚生検が必要です。他に腫瘍の拡がりや転移を調べるため、胸部レントゲンやCT?MRなどの精密検査を必要に応じて行います。検査によってがんの進行状態(病期:ステージ)を確かめそれぞれの病期に応じた治療法を行います 。
3.有棘細胞がんの病期(ステージ)分類
皮膚がん(悪性黒色腫を除く)は、以下のように0期からIV期までの5つの病期に分けられます。
0期: 悪性化した細胞(がん細胞)が見られますが、表皮の 中にとどまっています。この時期を「表皮内がん」と呼び、がんの一歩手前の状態です。まだ本物のがんではありません。日光角化症?ボーエン病など。
I期: 腫瘍の大きさが長径2cm以下、真皮だけ、または真皮から皮下組織の中にとどまっている時期です。
II期: 腫瘍の大きさは2cmを超えていますが、真皮?または真皮から皮下組織の中 にとどまっています。
III期: 腫瘍の大きさにかかわらず、腫瘍の深さが皮下組織を超えて筋肉?軟骨?骨などに及んでいる時期です。または、腫瘍の大きさにかかわらず、「所属リンパ節」 と呼ばれる頭頚部なら首?上肢や胸なら脇の下?下肢や陰部なら太ももの付け根のリンパ節に転移があるものです。(注:同時にいくつもの腫瘍がある場合は、そのうち最も進行した腫瘍で病期分類します)
IV期: 所属リンパ節を越えて遠隔転移(または内臓に転移)している時期です 。
4.治療法とそれによる副作用
治療方法:外科療法?凍結療法?放射線療法?化学療法があります。
1) 外科療法
有棘細胞がんは腫瘍そのものだけを切除しても、再発や転移を起こす可能性が ありますので、腫瘍のまわりの正常に見えるところを含めて、幅も深さも余裕をもって切除する必要があります。また所属リンパ節をキレイに掃除する手術(廓清術)も必要に応じて行われます。手術によって皮膚や組織の欠損が大きくなった場合には、植皮術をはじめ、形成外科的な方法で傷を治します。
治療による障害:I期、II期で行われる手術は体の表面に近い部分の切除なので、通常は術後大きな機能障害はおこりません。美容的な面も形成外科の著しい進歩により満足すべき水準に達してきました。手足のユビ?上肢?下肢の切断術では術後の機能訓練が必要です。また、切除して存在しないはずの部分に痛みを感 じる「幻肢痛」が起こることがあります。またワキの下や太モモの付け根のリンパ節郭清を受けた場合は、手足がむくんだりしびれたり することがあります。首のリンパ節郭清を受けた場合には、肩の張りやこりが続いたり、顔面神経が麻痺することがありますが、月日の経過とともに軽くなっていきます。
2) 凍結療法
液体窒素を使ってがん組織内の温度が-20~-50℃になるように冷やし、がん細胞を凍結壊死させる方法です。0期や浸潤のごく浅いがんはこの方法で治療が可能です。凍結療法は 治療時や治療後の身体への影響の少ない方法なので、高齢の方や持病のために身体の具合の悪い方にも適した治療法です。
3) 放射線療法
有棘細胞がんは放射線療法がよく効くといわれていますが、何故か皮膚では通常単独では著効しません。皮膚への放射線治療はエックス線や6~9メガ電子ボルトの電子線を照射します。ふつう1回の照射は少量短時間ですので通院でも可能です。当科では、やはり単独では効果の少ない抗がん剤を点滴してから照射を受けていただいています(集学的治療)。
治療による障害:放射線を照射する部位によって障害は異なります。一般に、放射線を照射した部位の皮膚が一種のヤケドの状態になり、発赤?水疱?びらんなどを生じ、後に色素沈着や関節の拘縮?手足のむくみなどがおこることがあります。晩期障害として何十年後かに二次がんの発生が報告されています。
4) 化学療法
ある程度がんが進行していた場合には、全身療法である化学療法が治療の中心とならざるをえません。しかし、がん細胞を完全に殺し尽くすような化学療法は、皮膚がんでは副作用の危険が上回るためありません。前項で述べたように副作用の比較的少ない5FUという抗がん剤と放射線療法を併用する方法を受けていただいております(集学的治療)。
化学療法の主な副作用は食欲不振?吐き気?嘔吐?発熱?全身倦怠感?脱毛?下痢?呼吸機能障害(特に肺線維症=死亡する恐れが大)?肝機能障害?腎機能障害?骨髄抑制(血液中の白血球?赤血球?血小板が減少するこ と)などです。いずれも抗がん剤によっておこる一時的なものですが、回復が遅れた 場合には、それぞれの副作用を軽くするような治療を行います。
5)集学的治療
ある程度進行した有棘細胞がんは、上の1~4のうちからひとつを選んで治療を行 うのではなく、これらをうまく組み合わせて最も効果が上がるような治療を 行います。これを集学的治療といいます。
5.病期別治療
0期: 腫瘍の辺縁から0.5 cm 離して、深部は腫瘍が露出しない程度に皮下脂肪組織を含めて切除します。
凍結療法を選択できる場合もあります。抗がん剤軟膏の使用は、将来がんに進んだときの悪性度を高めるため慎重にしなければなりません。
I期: 腫瘍の辺縁から1~2cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。
II期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離し、表皮?真皮?皮下脂肪組織を腫瘍とともに切除します。一般に腫瘍が大きくなると、浸潤の深いものが増え、この場合、皮下脂肪組織と筋肉の
境界部にある筋膜という薄い膜も切除します。化学療法や放射線 法を併用することがあります。
II期: 腫瘍の辺縁から2~3cm離して切除します。腫瘍は皮下組織を超えて浸潤してい ますので、筋肉を含めて切除したり、骨を削ったり、時には患肢の切断術が必要にな ります。
また、リンパ節に転移がある場合は「所属リンパ節郭清」と呼ばれる手術方法によって、リンパ節を掃除します。III期もII期と同様に化学療法や放射線療法を 併用することがあります。
IV期: 化学療法や放射線療法が中心となり、これに手術も組み合わせる集学的治療を 行い
ます6.有棘細胞がんの治療成績
有棘細胞がんは身体の表面に出現するため、内臓がんに比べて早期発見?早期治療 が可能な場合が多く治療成績は良好です。0期やI期のうちに治療を受けた場合、5 年生存率はほぼ1
00%、II期の場合でも85%、III期では所属リンパ節転移のない場合で65%、所属リンパ節転移のある場合は55%くらいとなります。IV 期になり、内臓転移を起こしていると治療は
簡単ではありません。転移を起こしてい る部位によっても治療成績は異なるのですが、標準的な治療を行った場合の5年生存 率は30%以下となります(この項は国立がんセンターによ
るアンケート集計より)。また、ユビの皮膚がん?脈管~神経浸潤を来しているがんの治療成績は更に悪くなる傾向があります。
皮膚は表面に近い部分から表皮?真皮?皮下組織の3つの部分に大きく 分かれます。さらに表皮はいくつかの層(表面から順に角質層?顆粒層?有棘層?基底層と呼びます)に分かれます。基底 層(表皮最下層)と真皮の間には基底膜があります。真皮~皮下組織にかけて、毛包?脂腺?汗腺という表皮と構造の類似した皮膚付属器があります。真皮?皮下には他に脂肪織?血管?立毛筋などの上皮以外の重要な組織と神経があります。これらのうち、表皮と皮膚付属器の細胞が悪性化したも のを総称して「皮膚がん」と呼びます。ごくマレなものまで含めると皮膚がんは非常に多種類です。本文では頻度の高い基底細胞がんと有棘細胞がん(皮膚がん前駆症?表皮内がんを含みます)について述べ、特徴的な侵攻を示すパージェット病についても簡単にふれます。
「ホクロのがん」として知られ、悪性度の高い「悪性黒色腫(メラノーマ)」についてはいずれ別項として掲載されると思います。
注意すべき皮膚の状態
皮膚の異常はじかに目で見える反面、自分でイジリまわせるという危険性があります。それでも皮膚がんは早期に発見 できる可能性が高いと言えます。[強烈な日光(紫外線)を浴び続けたり][大量に浴びた放射線]が皮膚がんを引き起こすことはよく知られています。[昔に負ったひどいヤケドやケガのキズ跡][何年も治らないジクジクした皮膚病]の一部から皮膚がんができることもあります。一方、ホクロや湿疹だと思っていたら、実はがんだったという例もあります。皮膚にできた病変をごらんになって、「変だな」と思われたら、突いたり削 ったり御自分で手当せずに、御面倒でも一度は皮膚科専門医にお見せください。次に述べます日光角化症?ボーエン病?パージェット病のような病変は、専門の医師以外は診断することが困難です。確定診断は皮膚生検によります。これらの湿疹と紛らわしい前がん病変と特殊ながんを簡単に述べておきます。
(1)日光角化症
初老期になりますと頭?顔?くびすじ?手背?前腕などの日光(紫外線)のよくあたる部位 に、大きさ1 cm から数cm、正常皮膚との境界が不明瞭な[淡い褐色から紅褐色][角のような~表面がカサカサ]した皮疹が見られることがあります。「老人性角化腫」とも呼ばれ、高齢に なるほど発生頻度と面積が大きくなるようです。この前がん病変は近年増加傾向にあります。その原因 として[高齢者の増加][オゾン?ホールの増大]という説もあります。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください。(2)ボーエン病
ふつうは胸?腹?背など、日光に当たらない部位 に発生し、湿疹と間違われるやすい皮膚がんの表皮内病変です。不整形の斑状または軽く盛り上がった皮疹で[色は淡紅色から褐色調
胃がんスキルス
が多く][時には一部にびらん][かさぶたが付いている]こともありますが、正常皮膚との境界は明瞭です。「ボーエン;Bowen」というのは人名 です。全身にこの皮疹がで きる
胃がんスキルス
「多発性ボーエン病」は砒素との関連(昔の梅毒の薬の材料や鉱山での接触)が知られています。診断がついたら治療です→有棘細胞がん0期をごらんください(3)パージェット病
胃がんスキルス
発見者の名前:Paget(本人が「パージェット」と発音したそうです)から「パージェット病」と呼ばれます。「パージェット病」は大きく「乳房パージェット病」と「乳房外パージ
胃がんスキルス
ェット病」の二つに分けられます。ここでは「乳房外パージ ェット病」につき述べます。乳房外パージェット病は、[60歳以上][性比は男3:女1][よくできる部位は外陰部?肛門
胃がんスキルス
のまわり?ワキの下][ときに痒みのある湿疹のような赤い斑]です。湿疹やタムシ(実際にカンジダという菌がよくみつかります)に似ています。クスリを長期間塗っても治らず、
胃がんスキルス
むしろ範囲のひろがっていくような場合には 注意が必要です。診断がついたら、主な治療は外科療法です。しかし、乳房外パージェット病のがん細胞は、表皮内をはうように、またス
胃がんスキルス
キップをするようにして、肉眼的な腫瘍の輪郭よりずっと広い範囲にちらばる性質を持っており、完全に切除するためには腫瘍の周囲の肉眼的には正常にみえる部分を3~5cmの余裕を
胃がんスキルス
もって切除しなければ十分とは言えません。予め、周辺の正常と思われる皮膚を点々と生検し(マッピング)、おおよその病変の広がりを把握します。また、この腫瘍
胃がん治療費
直腸癌の切除に関して?医師も患者も、悩みながら手術法を決定します。なぜでしょうか。
それは、直腸が大切な働きをしているためです。
大腸癌や直腸癌を治すためには、癌(ガン)をふくめて周囲の組織をいっしょにとる必要があります。大腸癌細胞?直腸癌細胞が目から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。
世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。
ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増
えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、
骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になるこ
とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で
手術をしてしまった話は、時々あります。
特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらうルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。
検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液
でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。
仕組みと働き
甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏?の下方にあり、右葉?左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によって、ほぼ判断ができます。
甲状腺は、甲状腺ホルモンという体の代謝速度を調節する、日常生活に不可欠なホルモンを分泌します。このホルモンの過不足は、心拍数や呼吸数、成長、発熱、消化など、生命活動の全般にわたって影響を与えます。
また、甲状腺の裏側には副甲状腺というやはりホルモンを分泌する麦粒代の臓器が左右上下に4つあり、血液中のカルシウム量を一定に保つ働きを持っています。
甲状腺の病気には、バセドー氏病、慢性甲状腺炎(橋本病)、甲状腺がんなどがあります。
鼻腔?副鼻腔の仕組みと働き
空気の通り道となっているのが左右2つの鼻孔で、その奥にあるのが鼻腔です。鼻腔は鼻中隔で左右に分かれ、上咽頭につながっています。鼻腔の左右に眼窩を取り囲むようにあるのが副鼻腔です。副鼻腔は上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つの空洞に分かれ、それぞれの内壁は鼻腔同様に粘膜で覆われていて、穴や管によって鼻腔とつながっています。
鼻腔の重要な働きの一つは、吸い込んだ空気を加温?加湿することです。そのため鼻粘膜には腺や血管が多く分布しています。鼻孔には鼻毛があり、塵埃を付着させます。また、鼻のもう一つの働きに嗅覚があります。臭いの分子が鼻腔中の嗅粘膜(鼻介と鼻中隔の間の上部の嗅裂に存在)に付着すると臭いを生じます。
蓄膿症と副鼻腔がん
副鼻腔がんの中でも上顎洞というところにできるがんが鼻のがんの8割を占め、この上顎洞がんは蓄膿症と関係あるのではないかと言われています。抗生物質が普及し、副鼻腔炎が減ってきたと共に、上顎洞がんも減少しています。特に大都市において顕著です。逆に鼻腔癌は増えており、これは大気汚染や喫煙などと関係しているのではないかと言われています。
耳の仕組みと働き
耳は、音を聞く器官であると同時に、平衡感覚を司る器官でもあります。耳の構造は、外耳?中耳?内耳に分けられます。
外耳は、耳介(耳たぶ)と外耳道に分かれます。耳介は音波を集めます。集められた音波は、外耳道を通って鼓膜へと伝えられます。外耳道は、ラッパ管のように音を増幅させる働きがあります。鼓膜は外耳道の奥にある薄い膜で、音波によって振動します。その振動が中耳へと伝えられます。
中耳は、鼓膜の奥の部分で、鼓室?耳小骨?耳管からなります。鼓室には耳小骨(鼓膜から順に、ツチ骨?キヌタ骨?アブミ骨)があり、鼓膜とつながっています。鼓膜の振動は、耳小骨を介して内耳の中にある蝸牛に伝えられます。また、中耳は、耳管で鼻の奥(上咽頭)につながっています。
内耳は、蝸牛と前庭(三半規管と耳石器官)に分けられます。
蝸牛はカタツムリ形状をしていて、聴覚を司る器官です。蝸牛内はリンパ液で満たされていて、耳小骨の振動によってリンパ液が揺れ、それが有毛細胞を介して電気信号となり、蝸牛神経を通って大脳へ伝えられます。人はこうして音を感知します。
前庭にある三半規管と耳石器官は平衡感覚を司ります。三半規管は回転運動を、耳石器官にある卵形嚢?球形嚢は直線運動?重力?遠心力を感知します。
舌の仕組みと働き
舌は、口腔内の下側(口腔底)にある筋肉でできた突起物です。尖端部を舌尖、後方部を舌根、舌尖と舌根の間を舌体と呼びます。無限に増殖すると大変ですので、異常を感知して、その細胞に細胞死を誘導することも必要です。このように、がん抑制遺伝子はブレーキの働きをしていると考えられます。 がんの種類と名称について教えてください一般的には、発生した臓器、組織による分類が行われていて記載されているがんの名前には、がんと呼ばれるものの大部分が記載されていますが、すべてではありません。それは、分類方法(発生した臓器、組織による分類、顕微鏡的に見た組織分類等)によって名前が違ってくるからです。 基本的に、すべての臓器、組織にがんが発生します。私たちの体は、それぞれ固有の働きをする臓器固有細胞と、それを支持する組織からなります。 がんは、造血器でできるもの、上皮細胞でできる「癌(がん:癌腫とも呼び、英語ではcancer,carcinomaといいます)」と非上皮性細胞(間質細胞:支持組織を構成する細胞)からなる「肉腫(にくしゅ:英語ではsarcoma)」に大きく分類されます。まれに、1つの腫瘍の中に両者が混在する「癌肉腫」というものも発生します。発生頻度は、肉腫に比べ癌腫のほうが圧倒的に多く発生します。 これまでの研究から、いくつかのがん抑制遺伝子が発見されましたが、代表的なものは「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」等が知られています。 それぞれ細胞死の誘導、細胞増殖の抑制、DNAの修復に重要な働きを持つことがわかっています。5.遺伝子突然変異遺伝子の傷はDNAの傷を意味します。 ヒトの細胞の中にはDNAが存在し、そこにわれわれの遺伝子が暗号として記録されています。遺伝子突然変異とは、この遺伝子の暗号に間違いが生じることを意味しています。タバコ、食物の焦げ、紫外線等、さまざまな外的要因(発がん要因)が遺伝子突然変異を引き起こすことがわかっています。 もう少し詳しく説明すると、DNAはG、A、T、Cの4種類の文字の組み合わせでできています。さまざまな発がん要因により、これらの文字に間違いが生じると突然変異が起こります。 がん遺伝子やがん抑制遺伝子を記録したDNAに間違いが生じた場合、がん遺伝子の活性化やがん抑制遺伝子の不活性化が起こります。 この図では一塩基欠失型の遺伝子突然変異(1つの文字の欠落)の例を示します。通常DNAの暗号はG、A、T、Cの中の3文字の組み合わせで決まります。 したがって、赤字で示した「C」という文字が失われてしまう異常が起こった場合、1文字ずつずれが生じ、全く意味不明な暗号が伝達されることになります<貧血の症状> 遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。 遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。7.遺伝子異常の診断、治療への応用 遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。 例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往も紹介されています)
この内、舌根は解剖学的には中咽頭に分類されます。表面は、口腔内と同様の粘膜で覆われています。最表層は、重層扁平上皮に覆われていますが、舌の下面以外は、舌乳頭と呼ばれる細かい突起が密集しており、細かい凸凹構造になっています。内部には、舌筋群と呼ばれる横紋筋が詰まっていて、骨はありません。
舌の主な働きは、次の3つです。
1.嚥下機能 舌の働きで口腔内で咀嚼(そしゃく)された食物を、舌の動きによってのどに送り込みます。舌の動きが悪くなると、飲み込みがうまくいかず、食物が喉頭から気管に誤嚥しやすくなります。また、口腔内で食物を内側から支える働きも行っているため、舌の動きが悪くなると咀嚼も上手くできなくなります。
2.構音機能 肺から押し出された空気が、喉頭にある声帯を通過するときに振動空気(喉頭原音)が形成されます。この咽頭原音が、咽頭?口腔(声道といい、成人で約17cmある)で共鳴し音になります。人間は、舌や口唇を動かすことにより、声道の形を変化させて、咽頭原音を様々に変え、言葉を作っています。したがって、舌の働きが悪くなると、言葉の明瞭度が悪くなるという障害が起こります。
3.味覚 舌の表面にある舌乳頭の壁には、味蕾と呼ばれる味覚を感じるセンサーが無数に埋まっています。味蕾の内部には、味細胞と呼ばれる味物質に対する受容体をもつ細胞が並んでいます。味細胞が味物質を感じ取ると、そこにつながっている神経線維が、脳に味情報を伝えます。人間はこうして味覚を感じることができます。なお、味覚は舌だけでなく、口腔内の広範囲で感じることができます。
舌癌の罹患率
舌癌の罹患率は、人口10万人あたり男性が2.2人で、女性が0.84人と男性に多い癌です。発症は40歳以降から徐々に増えてきて、60歳前後がピークとなります。喉頭?咽頭癌より少し年齢層は低いという感じです。
圧倒的に60歳以上の男性に多い癌
食道がんは、60歳以上の高齢者や長年にわたる喫煙、飲酒経験者に発症頻度が高いとされています。食道への刺激や炎症が引き金になっているからです。
早期がんで発見されても、転移、浸潤が早い癌
食道は、頸から腹部までの、25cm程の管。周辺部には多くの血管やリンパ節、また気管支、肺、胃の噴門部がありますので、それだけ早期から転移、浸潤が早いのです。
嚥下(飲み込み)時の疼痛や嚥下困難、声のかすれ、体重減少などがある方はすぐ検査をお勧めいたします。
早期と進行がんでは5年生存率の格差が大きい
1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。
抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。
病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌
周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。
転移のルート
リンパからの転移周辺のリンパ節
浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
胃がん治療費
3)その他の病状
癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障
胃がん治療費
害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。
アドバイス
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QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
胃がん治療費
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に
胃がん治療費
共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
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大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。
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進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。
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痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれ
それは、直腸が大切な働きをしているためです。
大腸癌や直腸癌を治すためには、癌(ガン)をふくめて周囲の組織をいっしょにとる必要があります。大腸癌細胞?直腸癌細胞が目から発見されたとされています。クラミジアは、0.3ミクロン程度の大きさで、細菌とウイルスとの中間的な病原体(細菌の一種)です。クラミジアは現在3種類ありますが、性行為感染症の原因として問題になるのは、クラミジア?トラコマチスという種類です。
世界的に増加している性病、性行為感染症とも言います)で、世界中で今一番多い性病です。19歳以下の女性では、に感染があるというデータがあります。
ほぼ4人に1人ということです。あまり症状がでないため、どんどん広がっていきます。特に男性はあまり症状がでず、次から次の女の子に移します。女性も子宮の出口にいるときは、あまり症状がひどくなく、少しおりものが増
えたぐらいのことが多いようです。それが、子宮頚管、子宮内腔、卵管を通って卵管炎や、
骨盤内の炎症を起こすとお腹が痛くなります。ひどくなれば、入院したり、手術になるこ
とがあります。もちろん不妊症の原因にもなります。この腹痛を虫垂炎と間違えて外科で
手術をしてしまった話は、時々あります。
特に最近増えている感染ルートは、風俗店で、口でするものがありますが、ここでもらうルートです(口でする場合は、)。忘年会の帰りなどに、気軽に行ってしまうケースがあるようです。クラミジア感染は、一度感染すると、ずっと骨盤内にとどまっています。
検査は、女性は、子宮頚管からクラミジアそのものをみる、抗原検査と血液
でクラミジアの抗体を見つける検査を同時に行うのが一番いいのですが、保険では、同時に検査はできません。一方のみが保険適応です。そのため、抗原検査を始めに行うことが一般的です。
仕組みと働き
甲状腺は気管前面、いわゆる「のど仏?の下方にあり、右葉?左葉に分かれ、中央で結合しています。のど仏の下部にちょうど蝶ネクタイ状に張り付いています。正常な状態では、かろうじて触れることができる程度ですが、甲状腺の病気の有無は熟練した医師の触診によって、ほぼ判断ができます。
甲状腺は、甲状腺ホルモンという体の代謝速度を調節する、日常生活に不可欠なホルモンを分泌します。このホルモンの過不足は、心拍数や呼吸数、成長、発熱、消化など、生命活動の全般にわたって影響を与えます。
また、甲状腺の裏側には副甲状腺というやはりホルモンを分泌する麦粒代の臓器が左右上下に4つあり、血液中のカルシウム量を一定に保つ働きを持っています。
甲状腺の病気には、バセドー氏病、慢性甲状腺炎(橋本病)、甲状腺がんなどがあります。
鼻腔?副鼻腔の仕組みと働き
空気の通り道となっているのが左右2つの鼻孔で、その奥にあるのが鼻腔です。鼻腔は鼻中隔で左右に分かれ、上咽頭につながっています。鼻腔の左右に眼窩を取り囲むようにあるのが副鼻腔です。副鼻腔は上顎洞、篩骨洞、前頭洞、蝶形骨洞の4つの空洞に分かれ、それぞれの内壁は鼻腔同様に粘膜で覆われていて、穴や管によって鼻腔とつながっています。
鼻腔の重要な働きの一つは、吸い込んだ空気を加温?加湿することです。そのため鼻粘膜には腺や血管が多く分布しています。鼻孔には鼻毛があり、塵埃を付着させます。また、鼻のもう一つの働きに嗅覚があります。臭いの分子が鼻腔中の嗅粘膜(鼻介と鼻中隔の間の上部の嗅裂に存在)に付着すると臭いを生じます。
蓄膿症と副鼻腔がん
副鼻腔がんの中でも上顎洞というところにできるがんが鼻のがんの8割を占め、この上顎洞がんは蓄膿症と関係あるのではないかと言われています。抗生物質が普及し、副鼻腔炎が減ってきたと共に、上顎洞がんも減少しています。特に大都市において顕著です。逆に鼻腔癌は増えており、これは大気汚染や喫煙などと関係しているのではないかと言われています。
耳の仕組みと働き
耳は、音を聞く器官であると同時に、平衡感覚を司る器官でもあります。耳の構造は、外耳?中耳?内耳に分けられます。
外耳は、耳介(耳たぶ)と外耳道に分かれます。耳介は音波を集めます。集められた音波は、外耳道を通って鼓膜へと伝えられます。外耳道は、ラッパ管のように音を増幅させる働きがあります。鼓膜は外耳道の奥にある薄い膜で、音波によって振動します。その振動が中耳へと伝えられます。
中耳は、鼓膜の奥の部分で、鼓室?耳小骨?耳管からなります。鼓室には耳小骨(鼓膜から順に、ツチ骨?キヌタ骨?アブミ骨)があり、鼓膜とつながっています。鼓膜の振動は、耳小骨を介して内耳の中にある蝸牛に伝えられます。また、中耳は、耳管で鼻の奥(上咽頭)につながっています。
内耳は、蝸牛と前庭(三半規管と耳石器官)に分けられます。
蝸牛はカタツムリ形状をしていて、聴覚を司る器官です。蝸牛内はリンパ液で満たされていて、耳小骨の振動によってリンパ液が揺れ、それが有毛細胞を介して電気信号となり、蝸牛神経を通って大脳へ伝えられます。人はこうして音を感知します。
前庭にある三半規管と耳石器官は平衡感覚を司ります。三半規管は回転運動を、耳石器官にある卵形嚢?球形嚢は直線運動?重力?遠心力を感知します。
舌の仕組みと働き
舌は、口腔内の下側(口腔底)にある筋肉でできた突起物です。尖端部を舌尖、後方部を舌根、舌尖と舌根の間を舌体と呼びます。無限に増殖すると大変ですので、異常を感知して、その細胞に細胞死を誘導することも必要です。このように、がん抑制遺伝子はブレーキの働きをしていると考えられます。 がんの種類と名称について教えてください一般的には、発生した臓器、組織による分類が行われていて記載されているがんの名前には、がんと呼ばれるものの大部分が記載されていますが、すべてではありません。それは、分類方法(発生した臓器、組織による分類、顕微鏡的に見た組織分類等)によって名前が違ってくるからです。 基本的に、すべての臓器、組織にがんが発生します。私たちの体は、それぞれ固有の働きをする臓器固有細胞と、それを支持する組織からなります。 がんは、造血器でできるもの、上皮細胞でできる「癌(がん:癌腫とも呼び、英語ではcancer,carcinomaといいます)」と非上皮性細胞(間質細胞:支持組織を構成する細胞)からなる「肉腫(にくしゅ:英語ではsarcoma)」に大きく分類されます。まれに、1つの腫瘍の中に両者が混在する「癌肉腫」というものも発生します。発生頻度は、肉腫に比べ癌腫のほうが圧倒的に多く発生します。 これまでの研究から、いくつかのがん抑制遺伝子が発見されましたが、代表的なものは「p53遺伝子」、「RB遺伝子」、「MLH1遺伝子」等が知られています。 それぞれ細胞死の誘導、細胞増殖の抑制、DNAの修復に重要な働きを持つことがわかっています。5.遺伝子突然変異遺伝子の傷はDNAの傷を意味します。 ヒトの細胞の中にはDNAが存在し、そこにわれわれの遺伝子が暗号として記録されています。遺伝子突然変異とは、この遺伝子の暗号に間違いが生じることを意味しています。タバコ、食物の焦げ、紫外線等、さまざまな外的要因(発がん要因)が遺伝子突然変異を引き起こすことがわかっています。 もう少し詳しく説明すると、DNAはG、A、T、Cの4種類の文字の組み合わせでできています。さまざまな発がん要因により、これらの文字に間違いが生じると突然変異が起こります。 がん遺伝子やがん抑制遺伝子を記録したDNAに間違いが生じた場合、がん遺伝子の活性化やがん抑制遺伝子の不活性化が起こります。 この図では一塩基欠失型の遺伝子突然変異(1つの文字の欠落)の例を示します。通常DNAの暗号はG、A、T、Cの中の3文字の組み合わせで決まります。 したがって、赤字で示した「C」という文字が失われてしまう異常が起こった場合、1文字ずつずれが生じ、全く意味不明な暗号が伝達されることになります<貧血の症状> 遺伝子の傷は、その突然変異によるものばかりであると思われてきました。しかし、遺伝子突然変異以外にも、細胞が分裂しても薄まることなく、新しくできた細胞に伝達される異常があることがわかってきました。それがエピジェネティックな変異で、具体的には、「DNAメチル化」と「ヒストン修飾」の変化です。特に、DNAメチル化の変化はヒトがんの多くで認められ、多段階発がんのステップとして関与している場合もあることが知られています。 遺伝子の暗号のもとであるG、A、T、Cの4つの文字は、細胞が分裂するときには、そのとおりに新しい細胞に受け継がれます。DNAメチル化(図の中の赤丸印)も、塩基配列と同じように、もとのとおりに受け継がれます。7.遺伝子異常の診断、治療への応用 遺伝子の異常は、正常細胞をがん細胞へと変化させる大変都合の悪い現象ですが、別の見方をすれば、正常細胞とがん細胞を見分けるための決定的な証拠にもなります。したがって、遺伝子異常を応用して、がんの診断や治療ができないかという研究が進んでいます。 例えば大腸がんの早期発見のために、便中に存在する微量のがん細胞の異常DNAや、血中を流れている微量のがん細胞の異常DNAを検出する試みです。がん細胞である決定的証拠の遺伝子突然変異やエピジェネティックな変異を検出することで、がん細胞を見つけようとするものです。 また、がん細胞に生じた遺伝子異常によってでき上がる、異常蛋白質を標的とした治療法の開発も進んでいます。この異常蛋白質を、極めて特異的に認識したり抑制したりすることで、正常細胞に影響を及ぼさず、がん細胞だけを特異的に攻撃できる薬の開発が可能になると考えられています。事実、グリベックという白血病の治療薬は、白血病細胞に生じた異常蛋白質を特異的に抑制することで、白血病という血液のがんを治療することができた最初の例です。 小児がんとはがん患者さん全体のなかで、子どもが占める割合は1%程度です。日本では、年間約2,500人の子どもにがんが発生しています。現在では、約7割の小児がんの子どもたちが治癒するようになってきており、人口1,000人あたり1人くらいが小児がんの既往も紹介されています)
この内、舌根は解剖学的には中咽頭に分類されます。表面は、口腔内と同様の粘膜で覆われています。最表層は、重層扁平上皮に覆われていますが、舌の下面以外は、舌乳頭と呼ばれる細かい突起が密集しており、細かい凸凹構造になっています。内部には、舌筋群と呼ばれる横紋筋が詰まっていて、骨はありません。
舌の主な働きは、次の3つです。
1.嚥下機能 舌の働きで口腔内で咀嚼(そしゃく)された食物を、舌の動きによってのどに送り込みます。舌の動きが悪くなると、飲み込みがうまくいかず、食物が喉頭から気管に誤嚥しやすくなります。また、口腔内で食物を内側から支える働きも行っているため、舌の動きが悪くなると咀嚼も上手くできなくなります。
2.構音機能 肺から押し出された空気が、喉頭にある声帯を通過するときに振動空気(喉頭原音)が形成されます。この咽頭原音が、咽頭?口腔(声道といい、成人で約17cmある)で共鳴し音になります。人間は、舌や口唇を動かすことにより、声道の形を変化させて、咽頭原音を様々に変え、言葉を作っています。したがって、舌の働きが悪くなると、言葉の明瞭度が悪くなるという障害が起こります。
3.味覚 舌の表面にある舌乳頭の壁には、味蕾と呼ばれる味覚を感じるセンサーが無数に埋まっています。味蕾の内部には、味細胞と呼ばれる味物質に対する受容体をもつ細胞が並んでいます。味細胞が味物質を感じ取ると、そこにつながっている神経線維が、脳に味情報を伝えます。人間はこうして味覚を感じることができます。なお、味覚は舌だけでなく、口腔内の広範囲で感じることができます。
舌癌の罹患率
舌癌の罹患率は、人口10万人あたり男性が2.2人で、女性が0.84人と男性に多い癌です。発症は40歳以降から徐々に増えてきて、60歳前後がピークとなります。喉頭?咽頭癌より少し年齢層は低いという感じです。
圧倒的に60歳以上の男性に多い癌
食道がんは、60歳以上の高齢者や長年にわたる喫煙、飲酒経験者に発症頻度が高いとされています。食道への刺激や炎症が引き金になっているからです。
早期がんで発見されても、転移、浸潤が早い癌
食道は、頸から腹部までの、25cm程の管。周辺部には多くの血管やリンパ節、また気管支、肺、胃の噴門部がありますので、それだけ早期から転移、浸潤が早いのです。
嚥下(飲み込み)時の疼痛や嚥下困難、声のかすれ、体重減少などがある方はすぐ検査をお勧めいたします。
早期と進行がんでは5年生存率の格差が大きい
1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。
抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。
病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌
周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。
転移のルート
リンパからの転移周辺のリンパ節
浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
胃がん治療費
3)その他の病状
癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障
胃がん治療費
害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。
アドバイス
胃がん治療費
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
胃がん治療費
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に
胃がん治療費
共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
胃がん治療費
大腸は盲腸から直腸までを言いますが、直腸に出来るのが直腸ガン。盲腸と直腸を除いた長い部分である結腸に出来るものを結腸ガンと読んでいます。
胃がん治療費
進行するまで自覚症状はほとんどありませんが、進行すると便が黒くなったり出血があります。
胃がん治療費
痔の出血と間違いやすいのですが、痔では便の表面だけに血がついていることが多いのに対して、大腸ガンでは便の中に血が含まれ
胃がん分類
腫瘤[ふくぶしゆりゆう]などです。しかしこれらの症状に気づきながら多くの方(大腸がんがあった人の70%)が3カ月以上病院を受診しないのが通例です。排便時の出血といっても便の周りに血がついている場合、便と血液が混ざり合っている場合、排便の後にふいた紙に、血液が付着している場合などがあります。
直腸がん、状結腸がんの場合では赤く新鮮な血液(鮮血)が出ることから本人も出血していることを自覚できます。いずれにしても血便があれできるだけ早く専門医にかかり大腸検査を受ける必要があります。
上行結腸がん、盲腸がんの場合でも病変から出血しますが、排便のときは鮮血ではなく黒色や茶色の古い血液であることが多いので本人に自覚できないことがあります。そして上行結腸がん、盲腸がんの場合には右下腹部のしこり(腫瘤)、貧血、体重減少が主症状となっています。
血便があったらすぐ受診を
しかし、血便の大部分はがんではありません。血便のある人に大腸X線検査または大腸内視鏡検査を行うと、約30~50人中1人にがんが見つかります。しかし、残りの29~49人はがんではなく内痔核[ないじかく]などが原因です。血便があった場合は病院に行かずに悩んでいるより、できるだけ早く病院を受診し、大腸検査を受けて原因を明らかにしてください。
大腸ポリープとは何か
大腸検査を受けると大腸ポリープが見つかることがあります。大腸ポリープとはいったい何でしょう。大腸ポリープとは、大腸の粘膜表面に飛び出している隆起のことで、ポリープの本来の意味は「キノコ状の隆起」です。そしてポリープにもいろいろな形があります。チューリップの花の茎のように茎があるものを有茎性[ゆうけいせい]ポリープ、くびれがあるが茎はないものを亜有茎性ポリープ、根元が幅広いものを広基性ポリープ、大きく全体に広がっているものを側方発育型腫瘍と呼びます。
ポリープにはその約10%にがんが含まれています。詳しくいうと、腺腫[せんしゆ]とがんの中間の性質をもつもので前がん病変と考えられている)というものからできたポリープは、がん化する危険があります。しかしまだ小さなポリープ(通常は直径約5mm以下で過形成性ポリープという)はがんにはなりません。以上のようにポリープには、(1)がんにはならないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)前がん病変であるポリープ腺腫)、(3)すでにがんを含んでいるポリープ、の3つのものがあります。
ポリープをとる、とらないの選択
すでにがんのあるもの、正常とがんの中間であるもの(腺腫[せんしゆ]*)ではポリープをとる必要があります。ポリープをとる理由は、がんがある場合はがんを根治するため、腺腫では将来においてがんにならないためで
す。過形成性ポリープ*は無理にとったり、治療したりする必要はないと考えられています。最近では大腸内視鏡検査でポリープの表面を詳しく見るとがんにはならないもの、正常とがんの中間にあるもの(腺腫)、すでにがんがあるものを区別することが少しずつわかるようになってきました。
腺腫の中にも正常に近いもの、がんに近いものがあり、正常に近く、小さなポリープではとらずに経過を観察するものもあります。
大腸ポリープをとる手術
さらに詳しく説明しますと、ポリープには、(1)がんになる可能性のないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)正常とがんの中間の性質を示すポリープ(腺腫[せんしゆ])、(3)すでにポリープにがんが含まれているが、ごく一部の粘膜上皮内のみにがんがあるもの(粘膜内がん、mがん)、(4)ポリープにがんがあり、がんが粘膜上皮より深く粘膜下層に及んでいるもの(粘膜下層がん、がん)、の4つの場合があります。(1)は無理にとる必要はありません。(2)と(3)は大腸内視鏡でとることができるポリープです。(4)のsmがんではその深さによっての3段階があります。は大腸内視鏡でとることができます。ではリンパ節転移の危険があるので腹腔鏡下補助手術や開腹手術によってとります。
内視鏡でポリープを切りとる
内視鏡でポリープをとる方法に2つあります。内視鏡的ポリープ摘出術(ポリペクトミー)はポリープを観察しながらワイヤーでつくった輪(スネア)をポリープの茎にかけ、ワイヤーを小さく締めた後に高周波電流で切りとる方法です。内視鏡的粘膜切除術(EMR)はポリープ基部の粘膜下に生理的食塩水を注入し、ポリープの基部をふくらませて厚くしてからスネアをかけ高周波電流で切りとる攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
具体的な薬剤活用方法
(1) 西洋の抗癌剤を受ける時
サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2) 西洋の抗癌剤ができない時
主役として 癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージI~III)が97%、大きさ2~5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
生存率
10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
自覚症状
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
転移のルート
血液からの転移肺骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真?CTで異常影が認められ、
疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。
触れたり、食物の通過障害、閉塞症状が現れることがある。このような症状を持つ人々は医師の診察を受けるべきである。日本では普通、消化器内科、消化器科の医師が専門的な診療にあたっている。
[編集] 診断
診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。
胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。
上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤?転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。
[編集] 病期
胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICC(International Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約による病期分類が広く使用されている。
たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、Sta
geIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。
最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織
標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。
胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として
T1
癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。粘膜筋板から0.5mm未満をSM1、それ以降をSM2と細分化す
ることもある。
T2
癌の浸潤が粘膜下組織を超えているが固有筋層(MP)または漿膜下組織(SS)にとどまるもの。
した。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。
図7.実際の
右上にの拡大図を示しています。a)はがん細胞由来のDNAを緑で標識しているので、各点が緑色に光って見えます。一方、b)は正常細胞由来のDNAを赤で標識しているので、各点が赤に光って見えます。これらは同じところに反応してい
るので、実際の反応は、両者がひとつに重ね合わせられた状態です(下図)。1つのスポット(丸い点)に着目すると、がん細胞由来のDNAで
は、点が緑に光っておらず、正常細胞由来のDNAでは赤く光っているスポットは、この2つを合成した下図では点は赤く光っていますので、これはがん細胞でDNAが欠失している(正常なDNAが失われている)ことを意味します。また、
同じように下の合成図で緑が濃くなっているところは、がん細胞でDNAが増幅している(一部のDNAが異常に増えている)ことを意味します。
この研究は、がんの遺伝子異常を調べるという基礎的な研究だけにとどまらず、実際の診断や治療法の選択に重要な意味を持つことが、徐々に明らかになりつつあります。これらの遺伝子異常は、がんの治療のための標的とし
ても大きな意味を持つことが予想されます。これからの5年以内には、さらにがんの遺伝子異常の解明が進み、臨床的な実用化を図ることを目標としています。
がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究
員として3年間、血液のがんを対象として分子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のがんは、研究成果が直接、診断治療につながっていくので、大切な研究領域であると確信している。(医学博士)
。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞型リンパ腫は日本人の約35%を占めるといわれています。
この場合は、3種の抗がん剤+ホルモン剤のCHOP療法や、分子標的治療薬のリツキサンを足した、R-CHOP療法をします。
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
胃がん分類
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
胃がん分類
と腫瘍の増大に伴い腹部にしこりを
大腸がんの発生部位をみると、直腸がんがもっとも多く大腸がんの約40%、次にS状結腸が
胃がん分類
んが約30%です。
なぜ最近大腸がんが増えているのか?
胃がん分類
などの先進国には大腸がんが非常に多く、日本も大腸がんが急速に増加しています。その原因として日本人の食事の内容が欧米化していることが指摘されています。
胃がん分類
食事の欧米化とは、などの脂肪やたんぱく質の多い食べ物を多くとり、米、脂肪の多い食べ物すなわち高脂肪食、たんぱく質の多い食べ物すなわち高たんぱく食は腸の中で腸内細菌
胃がん分類
を変化させ、その結果として発がん物質ができ、これが大腸の粘膜に作用してがんを発生させると考えられています。
胃がん分類
また食物繊維の摂取が減ると便の量が減り、発がん物質を含んでいる便が長時間大腸内にたまってがんが発生しやすくなるといわれています。
胃がん分類
大腸がんの症状
大腸がんの症状のうちもっとも多いものは排便時の出血で、次に便秘、腹痛、下痢、腹部
直腸がん、状結腸がんの場合では赤く新鮮な血液(鮮血)が出ることから本人も出血していることを自覚できます。いずれにしても血便があれできるだけ早く専門医にかかり大腸検査を受ける必要があります。
上行結腸がん、盲腸がんの場合でも病変から出血しますが、排便のときは鮮血ではなく黒色や茶色の古い血液であることが多いので本人に自覚できないことがあります。そして上行結腸がん、盲腸がんの場合には右下腹部のしこり(腫瘤)、貧血、体重減少が主症状となっています。
血便があったらすぐ受診を
しかし、血便の大部分はがんではありません。血便のある人に大腸X線検査または大腸内視鏡検査を行うと、約30~50人中1人にがんが見つかります。しかし、残りの29~49人はがんではなく内痔核[ないじかく]などが原因です。血便があった場合は病院に行かずに悩んでいるより、できるだけ早く病院を受診し、大腸検査を受けて原因を明らかにしてください。
大腸ポリープとは何か
大腸検査を受けると大腸ポリープが見つかることがあります。大腸ポリープとはいったい何でしょう。大腸ポリープとは、大腸の粘膜表面に飛び出している隆起のことで、ポリープの本来の意味は「キノコ状の隆起」です。そしてポリープにもいろいろな形があります。チューリップの花の茎のように茎があるものを有茎性[ゆうけいせい]ポリープ、くびれがあるが茎はないものを亜有茎性ポリープ、根元が幅広いものを広基性ポリープ、大きく全体に広がっているものを側方発育型腫瘍と呼びます。
ポリープにはその約10%にがんが含まれています。詳しくいうと、腺腫[せんしゆ]とがんの中間の性質をもつもので前がん病変と考えられている)というものからできたポリープは、がん化する危険があります。しかしまだ小さなポリープ(通常は直径約5mm以下で過形成性ポリープという)はがんにはなりません。以上のようにポリープには、(1)がんにはならないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)前がん病変であるポリープ腺腫)、(3)すでにがんを含んでいるポリープ、の3つのものがあります。
ポリープをとる、とらないの選択
すでにがんのあるもの、正常とがんの中間であるもの(腺腫[せんしゆ]*)ではポリープをとる必要があります。ポリープをとる理由は、がんがある場合はがんを根治するため、腺腫では将来においてがんにならないためで
す。過形成性ポリープ*は無理にとったり、治療したりする必要はないと考えられています。最近では大腸内視鏡検査でポリープの表面を詳しく見るとがんにはならないもの、正常とがんの中間にあるもの(腺腫)、すでにがんがあるものを区別することが少しずつわかるようになってきました。
腺腫の中にも正常に近いもの、がんに近いものがあり、正常に近く、小さなポリープではとらずに経過を観察するものもあります。
大腸ポリープをとる手術
さらに詳しく説明しますと、ポリープには、(1)がんになる可能性のないポリープ(過形成性ポリープ)、(2)正常とがんの中間の性質を示すポリープ(腺腫[せんしゆ])、(3)すでにポリープにがんが含まれているが、ごく一部の粘膜上皮内のみにがんがあるもの(粘膜内がん、mがん)、(4)ポリープにがんがあり、がんが粘膜上皮より深く粘膜下層に及んでいるもの(粘膜下層がん、がん)、の4つの場合があります。(1)は無理にとる必要はありません。(2)と(3)は大腸内視鏡でとることができるポリープです。(4)のsmがんではその深さによっての3段階があります。は大腸内視鏡でとることができます。ではリンパ節転移の危険があるので腹腔鏡下補助手術や開腹手術によってとります。
内視鏡でポリープを切りとる
内視鏡でポリープをとる方法に2つあります。内視鏡的ポリープ摘出術(ポリペクトミー)はポリープを観察しながらワイヤーでつくった輪(スネア)をポリープの茎にかけ、ワイヤーを小さく締めた後に高周波電流で切りとる方法です。内視鏡的粘膜切除術(EMR)はポリープ基部の粘膜下に生理的食塩水を注入し、ポリープの基部をふくらませて厚くしてからスネアをかけ高周波電流で切りとる攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
具体的な薬剤活用方法
(1) 西洋の抗癌剤を受ける時
サポートとして A)副作用を抑える B)抗癌剤の効果を高める C)癌の進行を抑える
(2) 西洋の抗癌剤ができない時
主役として 癌の進行をくいとめる
乳がんは自己診断や定期健診で発見しやすい癌です。
目で見たり、触れてみたりすることで発見しやすい癌です。また、定期健診をすることで、自分で発見できなかった、小さながんが発見できる事がありますので、定期健診をお勧めいたします。
初期癌
初期のがんは治療成績が良く、その5年生存率は、大きさ2cm以下で転移のない局所的乳がん(ステージI~III)が97%、大きさ2~5cmでリンパ節までの転移のある乳がん(ステージIII)が79%であることが分かっています。
遠隔転移
しかし、遠隔転移(ステージIV)した乳がんの5年生存率は23%と非常に低いといわれています。
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。
抗癌剤の効果
初期の乳がんの場合は西洋抗癌剤の効果が期待できる癌です。
生存率
10年生存したら、15年まで生存できる可能性が高いがんです。
自覚症状
乳がんの自覚症状として、最も多いのはしこりです。感触としては石のような硬さがあります。9割の人が自分で見つけて病院に行きます。
転移のルート
血液からの転移肺骨肝臓 脳などは血行性の転移です。
リンパからの転移脇の下や鎖骨の上のリンパ節に転移します。
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真?CTで異常影が認められ、
疑われることが多く、早期の段階での発見が難しいと言われています。また、かぜと症状が似ているために、本人自身が放置してしまう場合がみられます。
触れたり、食物の通過障害、閉塞症状が現れることがある。このような症状を持つ人々は医師の診察を受けるべきである。日本では普通、消化器内科、消化器科の医師が専門的な診療にあたっている。
[編集] 診断
診断のために医師は患者の病歴を問診したり、身体所見をとり、画像診断や臨床検査を行う。次のようないくつかの検査が行われる。
胃癌の存在自体を確認するには胃内視鏡検査かバリウムによる上部消化管X線検査が必要である。便の検査や血液検査では早期胃癌の発見は難しい。X線検査で異常が発見されたときも確定診断のためには内視鏡検査が必要である。内視鏡検査で、異常とおもわれる部位を医師が発見すると、組織の一部を一種のピンセットで採取する生検(biopsy)が実施される。生検標本は病理医に送られ、ホルマリンで固定後に染料にて染色され顕微鏡下にて癌細胞の存在の有無が確認される。場合によっては癌抗原による免疫染色が施される場合もある。生検とそれに続く病理検査が癌細胞の存在を確定する唯一の手段である。
上記の検査で胃癌であることが確定すると、医師は画像診断(内視鏡やX線検査)で胃癌が胃のどの範囲に広がるか、どの深さまで浸潤しているか、肝臓などの他の部位に転移していないかを調べる。胃癌は肝臓、膵臓など近傍臓器に浸潤?転移することがあり、胃の周辺リンパ節への転移は頻度が高いのでCTスキャンや腹部超音波診断でこれらの部位を検査する。肺にも転移するので、検査が必要である。これらを総合して病期(stage)の判定が行われる。これは治療方針決定に重要である。日本においては早期胃癌は大きさ、リンパ節転移に関係なく、深達度が粘膜内、粘膜下層にとどまるものと定義されている。
[編集] 病期
胃癌の進行度は、T:原発腫瘍の拡がり、N:リンパ節転移の拡がり、M:他臓器への転移の有無 の3つの指標で評価される。それらの組み合わせを生存率がほぼ等しくなるようにグループ分けしたのが病期(Stage)であり、数字が大きくなるほど進行した癌であることを表す。国際的にはUICC(International Union Against Cancer)のTNM分類が用いられるが、日本では胃癌取扱い規約による病期分類が広く使用されている。
たとえば胃癌取扱い規約(第13版)によると、胃の固有筋層まで浸潤する腫瘍で(T2)胃壁に接するリンパ節(1群)のみに転移があり(N1)他臓器への転移がない場合(M0)、Sta
geIIとなる。ちなみに胃癌取扱い規約は日本胃癌学会から出版されており、書店で購入することができる。
最終的な病期診断(Final Stage)は手術後に確定する。外科医は主たる病変を切除するだけでなく、腹部の他の部位の組織サンプルや近傍リンパ節を郭清する。これらの全ての組織
標本は病理医の癌細胞検査を受ける。最終的な診断はこの病理検査結果を根拠にして決定され、手術後の治療が必要かどうか判断される。
胃癌取り扱い規約によると肉眼的分類として
T1
癌の浸潤が粘膜(M)または粘膜下層(SM)にとどまるもの。リンパ節転移の有無を問わず、早期胃癌といわれることが多い。粘膜筋板から0.5mm未満をSM1、それ以降をSM2と細分化す
ることもある。
T2
癌の浸潤が粘膜下組織を超えているが固有筋層(MP)または漿膜下組織(SS)にとどまるもの。
した。ヒトゲノム計画の情報を元に、私たちの研究室では、がんに存在する遺伝子異常を調べる方法として、(アレイCGH)法を確立しました(図7)。この方法はゲノム異常をより詳細に調べることができます。
図7.実際の
右上にの拡大図を示しています。a)はがん細胞由来のDNAを緑で標識しているので、各点が緑色に光って見えます。一方、b)は正常細胞由来のDNAを赤で標識しているので、各点が赤に光って見えます。これらは同じところに反応してい
るので、実際の反応は、両者がひとつに重ね合わせられた状態です(下図)。1つのスポット(丸い点)に着目すると、がん細胞由来のDNAで
は、点が緑に光っておらず、正常細胞由来のDNAでは赤く光っているスポットは、この2つを合成した下図では点は赤く光っていますので、これはがん細胞でDNAが欠失している(正常なDNAが失われている)ことを意味します。また、
同じように下の合成図で緑が濃くなっているところは、がん細胞でDNAが増幅している(一部のDNAが異常に増えている)ことを意味します。
この研究は、がんの遺伝子異常を調べるという基礎的な研究だけにとどまらず、実際の診断や治療法の選択に重要な意味を持つことが、徐々に明らかになりつつあります。これらの遺伝子異常は、がんの治療のための標的とし
ても大きな意味を持つことが予想されます。これからの5年以内には、さらにがんの遺伝子異常の解明が進み、臨床的な実用化を図ることを目標としています。
がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究
員として3年間、血液のがんを対象として分子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のがんは、研究成果が直接、診断治療につながっていくので、大切な研究領域であると確信している。(医学博士)
。抗がん剤は4種類を組み合わせた併用療法(ABVD療法)になります。
B細胞かT細胞で分ける非ホジキンリンパ腫
非ホジキンリンパ腫は大きく2種類に分けます。
B細胞(抗体を作るリンパ球)の癌化したものの中で、月単位で進行する、びまん性大細胞型リンパ腫は日本人の約35%を占めるといわれています。
この場合は、3種の抗がん剤+ホルモン剤のCHOP療法や、分子標的治療薬のリツキサンを足した、R-CHOP療法をします。
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
胃がん分類
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
胃がん分類
と腫瘍の増大に伴い腹部にしこりを
大腸がんの発生部位をみると、直腸がんがもっとも多く大腸がんの約40%、次にS状結腸が
胃がん分類
んが約30%です。
なぜ最近大腸がんが増えているのか?
胃がん分類
などの先進国には大腸がんが非常に多く、日本も大腸がんが急速に増加しています。その原因として日本人の食事の内容が欧米化していることが指摘されています。
胃がん分類
食事の欧米化とは、などの脂肪やたんぱく質の多い食べ物を多くとり、米、脂肪の多い食べ物すなわち高脂肪食、たんぱく質の多い食べ物すなわち高たんぱく食は腸の中で腸内細菌
胃がん分類
を変化させ、その結果として発がん物質ができ、これが大腸の粘膜に作用してがんを発生させると考えられています。
胃がん分類
また食物繊維の摂取が減ると便の量が減り、発がん物質を含んでいる便が長時間大腸内にたまってがんが発生しやすくなるといわれています。
胃がん分類
大腸がんの症状
大腸がんの症状のうちもっとも多いものは排便時の出血で、次に便秘、腹痛、下痢、腹部
胃がん画像
およそ9割が肝硬変を経て、発症する病気です。
つまり診断時からリスクの高い状態で治療が始まることの多い癌といえます。
「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、障害があってもあまり症状が出ません。
肝炎?肝硬変などによる肝臓の障害としての症状(高熱、黄疸、腹水、しこり)が主なものです。
診断には血液検査、腫瘍マーカー(AFP、PIVKAII)、画像検査として超音波検査、CT検査、MRIなどが用いられます。
治療法
手術療法
大きく切除可能な臓器であるが肝臓の予備力が問われる。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
局所療法
原則として、腫瘍の大きさが3cm以下、3個以内の場合。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
血管カテーテル
手術や局所療法ができない場合、または癌が散在した状態に適応。
しかし、あらかじめ肝炎、肝硬変によって肝機能が低下しているケースも非常に多いです。肝臓の機能が十分でない場合、選択肢は限られてきます。
病 状
自覚症状
肝硬変の症状とほぼ同様、全身倦怠感、易疲労感、食欲不振、やせ、腹痛、微熱など。
進行した場合、肝腫大、腹水、黄疸、体重減少、胃?十二指腸潰瘍からの大量出血
また、リンパ節、肺、骨、副腎などへの転移後は咳、血痰、リンパ節の腫大や、骨痛など
アドバイス
QOLを考える!
まずは多くの場合すでに肝硬変が有ることからも、まず、前提として肝機能の維持が大変に重要です。
西洋医学はあくまで病気の治療を目標としており、この維持に役立つ治療の少なさが問題です。
さらにそこへ加わる日本で行われる攻撃的な癌治療とともに、病人を守るディフェンス的な治療を行うこと、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
発見が難しく、診断されにくい癌(即ち誤診の多い癌)
膵臓癌の発見には、「黄疸」によるもの「腰痛?腹痛」によるものに大別されます。
「腰痛?腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査?治療にあたることにより発見が更に遅れることが多い癌です。
発見されても9割近くが手術の出来ない癌
膵臓癌は上記しましたように非常に見つけ難い癌で、発見された時には、多臓器への転移?浸潤があり9割近くが手術することができない癌です。
発見時に余命を宣告される癌
膵臓癌は「がんの王様」と呼ばれています。膵臓癌と診断を受けた時、多くの場合余命も宣告されています。一般的に1年以内、転移があれば6ヶ月程度と言われます。
治療法
放射線治療が難しい癌
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。前記したように手術は多くの方に行うことが出来ません。
残る2つの内、放射線は、膵臓が胃?肝臓等の臓器に隠れた臓器であるために照射が邪魔され、なかなかと効果が上がりません。ただ、手術時に開腹をし、照射を行う直接照射は効果が見られます。
抗癌剤の効果が表れにくい癌
手術?放射線が難しいとなれば、残る治療は抗癌剤治療になります。
使用される抗癌剤は、ジェムザール、TS-1の単剤や併用で使われます。
ただ、ジェムザール、TS-1にしても有効率は3割程度で、目的も癌の完治と言うよりは、延命を図るためと言えます。 3割程度の有効率に対して6割程度の方に副作用が見られます。副作用が強ければ、先にあげた延命効果も損なわれてしまいます。言い換えれば、癌の進行を抑える抗癌剤治療ではイコール延命にはならないのです。
病 状
とされています。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。
第四回 人工妊娠中絶術
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。
グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。
<こどもに多い脳腫瘍>
小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。
5. 脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。
(1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。
(2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。
(3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、
転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序も
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
しかし、移植を行うためには、骨髄の中の細胞を空にしなければならず、様々な副作用に耐えうる体力が必要となり、一般的には50歳以下とされているのです。
また、どんなに希望しても、ドナーが見つからなければ移植は成立しません。
さらに移植後も、リンパ球が体を攻撃する病気(移植片対宿主病)が起こります。
高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。
慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。
1.初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。
2.診断時から4期に相当する癌
他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。
したがって、進行による転移という表現はしません。
3.その他の病状
血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用
貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚?粘膜障害など
移植による副作用
生着不全。免疫不全
表皮や真皮などの細胞に発声するガンです。
40歳代以上から発生率が高くなり、70歳代くらいでピークになります。
主に顔など、露出している皮膚によく発生します。
皮膚ガンには有棘細胞ガン、基底細胞ガン、悪性黒色腫(メラノーマ)、ページェット病などの種類があります。
手術でガンを取り除く方法が中心
胃がん画像
しょう。
抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、
胃がん画像
延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はありません。
胃がん画像
東洋医学による「がん治療」
東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念
胃がん画像
頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第
胃がん画像
一段階としてその回復にあたります。
重粒子線治療の成績が良い方に評価され始めたことにも起因する最近、前立腺癌患者の来院
胃がん画像
が多くなっている。が、発生頻度が急激に増加していることも確かである。
昭和35年度と平成11年度の全国の部位別癌死亡統計と比較すると、男女とも胃癌は大幅に
胃がん画像
減少、女性では子宮癌も減少、男女とも肺癌が増加、全体として男性は増加しているが、女性は減少。前立腺癌は4倍弱の増加であり、結腸癌の4倍強に次ぐものである。
胃がん画像
国際的な発生頻度は欧米に比べると日本はまだ低い。アメリカの黒人と比べると10%程度(1985年)であるが、しかし近年は食?生活
つまり診断時からリスクの高い状態で治療が始まることの多い癌といえます。
「沈黙の臓器」と呼ばれるほど、障害があってもあまり症状が出ません。
肝炎?肝硬変などによる肝臓の障害としての症状(高熱、黄疸、腹水、しこり)が主なものです。
診断には血液検査、腫瘍マーカー(AFP、PIVKAII)、画像検査として超音波検査、CT検査、MRIなどが用いられます。
治療法
手術療法
大きく切除可能な臓器であるが肝臓の予備力が問われる。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
局所療法
原則として、腫瘍の大きさが3cm以下、3個以内の場合。
すでに肝機能の低下が起き、処置に至れないケースが存在します。
血管カテーテル
手術や局所療法ができない場合、または癌が散在した状態に適応。
しかし、あらかじめ肝炎、肝硬変によって肝機能が低下しているケースも非常に多いです。肝臓の機能が十分でない場合、選択肢は限られてきます。
病 状
自覚症状
肝硬変の症状とほぼ同様、全身倦怠感、易疲労感、食欲不振、やせ、腹痛、微熱など。
進行した場合、肝腫大、腹水、黄疸、体重減少、胃?十二指腸潰瘍からの大量出血
また、リンパ節、肺、骨、副腎などへの転移後は咳、血痰、リンパ節の腫大や、骨痛など
アドバイス
QOLを考える!
まずは多くの場合すでに肝硬変が有ることからも、まず、前提として肝機能の維持が大変に重要です。
西洋医学はあくまで病気の治療を目標としており、この維持に役立つ治療の少なさが問題です。
さらにそこへ加わる日本で行われる攻撃的な癌治療とともに、病人を守るディフェンス的な治療を行うこと、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
発見が難しく、診断されにくい癌(即ち誤診の多い癌)
膵臓癌の発見には、「黄疸」によるもの「腰痛?腹痛」によるものに大別されます。
「腰痛?腹痛」の場合、胃腸科や整形外科により診察を受け、他の病気と間違えられ、その方面での検査?治療にあたることにより発見が更に遅れることが多い癌です。
発見されても9割近くが手術の出来ない癌
膵臓癌は上記しましたように非常に見つけ難い癌で、発見された時には、多臓器への転移?浸潤があり9割近くが手術することができない癌です。
発見時に余命を宣告される癌
膵臓癌は「がんの王様」と呼ばれています。膵臓癌と診断を受けた時、多くの場合余命も宣告されています。一般的に1年以内、転移があれば6ヶ月程度と言われます。
治療法
放射線治療が難しい癌
現状の西洋医学の治療方法は、
(1)手術 (2)放射線 (3)抗癌剤 となります。前記したように手術は多くの方に行うことが出来ません。
残る2つの内、放射線は、膵臓が胃?肝臓等の臓器に隠れた臓器であるために照射が邪魔され、なかなかと効果が上がりません。ただ、手術時に開腹をし、照射を行う直接照射は効果が見られます。
抗癌剤の効果が表れにくい癌
手術?放射線が難しいとなれば、残る治療は抗癌剤治療になります。
使用される抗癌剤は、ジェムザール、TS-1の単剤や併用で使われます。
ただ、ジェムザール、TS-1にしても有効率は3割程度で、目的も癌の完治と言うよりは、延命を図るためと言えます。 3割程度の有効率に対して6割程度の方に副作用が見られます。副作用が強ければ、先にあげた延命効果も損なわれてしまいます。言い換えれば、癌の進行を抑える抗癌剤治療ではイコール延命にはならないのです。
病 状
とされています。
このため、子宮頚癌検診では、特に細胞診と思われます。ですが、このHPV型測定は、保険適応なく、で行っております。また、型はわかりませんが、ハイリスク群のみの測定は、。
第四回 人工妊娠中絶術
妊娠3ヵ月(妊娠11週6日)までは、通常、静脈麻酔下で日帰り手術を行っております。朝手術し、お昼過ぎに帰れます。手術は、吸引法による子宮内容除去です。
その手術の前に、まだ子供を産んだことがない人は、子宮頚管(子宮の出口、子宮口)が硬く開きずらいので、前日の夕方子宮頚管3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
小脳には胎生期の未分化な神経上皮細胞、すなわち神経細胞と神経膠細胞に分かれる前の細胞が存在し、その細胞からは髄芽腫(ずいがしゅ)が発生します。一方、松果体部や神経-下垂体部には、非常に未熟な胚細胞(はいさいぼう)が存在し、それから胚細胞腫が発生します。胚細胞腫には様々な種類の腫瘍が含まれており治療に対する反応も異なります。下垂体の周囲には、下垂体腺腫や頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)というような腫瘍も発生します。グリオーマ、髄芽腫、胚細胞腫に関してはそれぞれ先生、先生、先生からお話があります。
脳腫瘍は細胞の起源により大きく分類を示されます(図2)。脳が形成される過程の非常に早い時期に存在する神経上皮細胞から分類に示す様々な細胞が分化します。
グリオーマと髄芽腫は、いずれも神経上皮系腫瘍に分類されますが、髄芽腫はより未熟な細胞に由来します。分類2以下の腫瘍も様々な種類の腫瘍に細分類されることから、脳腫瘍の組織分類は膨大なものになるため、ここにはその一部を示すにとどめます。
<こどもに多い脳腫瘍>
小児脳腫瘍の種類と発生頻度は、グリオーマの中の星細胞系腫瘍の頻度が最も高く、髄芽腫、胚細胞腫がそれに続きます(図3)。この3種類の腫瘍は、小児期に頻度が高い腫瘍であるということに加えて、外科的治療以外に化学療法や放射線治療など、複数の専門家による集学的治療が必要であるという特徴を有します。
5. 脳腫瘍の症状 脳腫瘍の症状は3つに大別されます。
(1) 頭蓋内圧亢進症状:脳腫瘍が大きくなったり水頭症を来したために、脳圧が上昇することによって生じる、頭痛、嘔吐、意識障害などの症状を、頭蓋内圧亢進症状といいます。頭蓋内に腫瘍が発育するにつれて、脳にかかる圧は上昇していきますが、頭蓋内圧上昇は一様ではありません。腫瘍が小さいうちは圧の変化が小さく、ある一定の大きさを越えると急速に圧上昇を来して症状が現れます(図4右)。この傾向は頭蓋骨縫合が癒合していない乳幼児で特に顕著であり、頭が大きくなることにより圧を緩衝するため、腫瘍が非常に大きくなるまで発見されにくいことがあります(図4左)。
(2)局所神経症状:運動麻痺や脳神経麻痺のように脳の一部分の障害による症状を局所神経症状といいます(図5)。痙攣もしばしば認められます。脳の際だった特徴として、運動や言語、視覚などの機能が特定の場所に局在しているため、脳腫瘍はその発生部位により実に様々な症状を示します。言語、感情、記憶、人格などの高次脳機能は人として最も大切な機能であり、脳腫瘍の恐ろしさはこのような機能にまで障害が及びうるところにあります。
(3)内分泌症状:脳には下垂体という内分泌器官が付属しているために、その機能不全あるいは機能過剰から生じる末端肥大、
転移のルート
肺がんの特色は、いろいろな臓器に遠隔転移(がん細胞が血液に入って流れて行き、離れた臓器に転移をつくること)をおこしやすいことです。肺がんが遠隔転移をおこしやすい臓器は肺、脳、骨、肝臓、副腎などが代表的です。
腫瘍が小さいうちは症状がありません
腫瘍がある程度大きくなると血尿やわき腹の疼痛などが出てきます。
血尿は自然に止まることもよくありますが、血尿が止まっていても病状は進行するのが一般的です。
外科手術によって腎臓を摘出する方法が中心です
腎臓は二つあり。片方を取り去っても残りが機能します。ただし残る腎臓に障害がある場合、病巣部とその周囲だけを部分的に取り去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
転移のある場合は外科療法に放射線療法や免疫療法を併用します。
またインターフェロンやインターロイキンを投与する生体反応活用法もあります。化学療法はあまり効果が期待できません。
血尿、腹部のしこり(腫瘍)、わき腹の持続的な痛み(疼痛)、発熱、体重減少、貧血のほか疲れやすく感じることがあります。
全身病と呼ばれるように、早期にはある部位に限定している局所の病巣が、次第に全身に広がって(転移)、全身的な病気になります。主ながんの治療法のうち、外科療法と放射線療法は局所的ながんの治療には強力なのですが、放射線を全身に照射することは、副作用が強すぎて不可能ですし、全身に散らばったがん細胞のすべてを手術で取り出すことはできません。全身病を治すということからすると、化学療法は全身くまなく治療できる点で、より適した治療法と考えられます。 抗がん剤のそれぞれの長所を生かし、いくつかを組み合わせて併用することで、手術の不可能な進行がんも治療できるようになりました。これからも新薬の開発と併せて、併用療法(抗がん剤を2剤以上組み合わせて行う治療法)の研究が重要になると考えられます。4.「抗がん剤」とはがんに対する薬は現在約100種類近くあり、その中には飲み薬(経口薬)もあれば、注射(注射薬)もあります。また、その投与期間や作用機序も
T細胞(細胞性免疫)の癌化したものの中で、最も悪性度が高く、週単位で悪化していく、成人T細胞型リンパ腫。
B細胞に比べ、治療が難しく、抗がん剤の多剤併用をしても生存期間は1年前後のため、造血幹細胞移植を行ってから、大量の抗がん剤治療をします。
1)接続して進行するホジキン病
ホジキン病の進行は、首のリンパ節から脇の下のリンパ節、脾臓という順番で進行していくのが特徴です。
2)飛び離れたところにも出現し、リンパ節以外の臓器や、皮膚、粘膜にも出現します。
そのため、部位や臓器によって、さまざまな症状になります。
進行がん肝臓、脾臓の肥大
消化器系腹部の塊、腹痛、嘔吐、腸閉塞、出血
骨髄系貧血、感染症、皮膚からの出血
泌尿器系腎不全
脳、目、耳、鼻皮膚および、脳内の腫瘤
移植による副作用生着不全。免疫不全
QOLを考える!
悪性リンパ腫の治療は、種類によってさまざま。特に悪性度が高い場合は、すばやく治療を開始しなくてはならず、悩む時間はありません。
移植のドナーと出会える確立は、とても低いのが現状です。
その間、何を基準に考えていけばいいのでしょうか。
それはQOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
治療中も、また治療後もQOLを下げず暮らしていける生活を基準に、治療に当たっていくことと考えます。
骨髄中の造血幹細胞の癌
血液細胞の遺伝子レベルの異常により引き起こされ、異常な白血球が無制限に増殖します。
しかし、遺伝子が関係していても、遺伝はしないと考えられています。
血液検査でしかわからない癌
白血病は、癌化した血液が全身にまわりますので、からだ全体に症状が出始めます。
初期では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、貧血、出血などが出ます。
しかし、画像ではわからないため、血液検査で初回診断をします。
さらに、骨髄穿刺、染色体検査、免疫検査などを行い、急性か慢性か、骨髄性かリンパ性かを診断します。
発症頻度はとても少ないが、年齢層は広範囲の癌
発症年齢は小児から高齢者まで、どの年代にも発症します。しかし高齢者ほど発症頻度が高くなっています。
強力抗がん剤?造血幹細胞移植?グリベック
白血病の治療法は種類によって、少しずつ異なります。
急性は、強力な抗がん剤で完全完解を目指し、完解後に造血幹細胞移植を行います。
しかし、移植を行うためには、骨髄の中の細胞を空にしなければならず、様々な副作用に耐えうる体力が必要となり、一般的には50歳以下とされているのです。
また、どんなに希望しても、ドナーが見つからなければ移植は成立しません。
さらに移植後も、リンパ球が体を攻撃する病気(移植片対宿主病)が起こります。
高齢者や臓器に障害がある場合は、この病気の利点を利用した、ミニ移植という方法も一部行われています。
慢性の場合は、抗がん剤治療に、グリベック(イマチニブ)という分子標的治療薬を服用することで、完全完解に導く割合が多くなってきました。
1.初期の段階では、風邪に似た症状で、だるさ、疲れ、発熱、貧血、出血などがあります。
2.診断時から4期に相当する癌
他のがんと異なり、診断したときから全身に拡がっているので、4期に相当します。
したがって、進行による転移という表現はしません。
3.その他の病状
血液の異常細胞の増加、正常細胞の低下による症状。抗がん剤による副作用
貧血、出血、感染症、全身疼痛、肝障害、腎障害、消化器障害、心筋障害、皮膚?粘膜障害など
移植による副作用
生着不全。免疫不全
表皮や真皮などの細胞に発声するガンです。
40歳代以上から発生率が高くなり、70歳代くらいでピークになります。
主に顔など、露出している皮膚によく発生します。
皮膚ガンには有棘細胞ガン、基底細胞ガン、悪性黒色腫(メラノーマ)、ページェット病などの種類があります。
手術でガンを取り除く方法が中心
胃がん画像
しょう。
抗がん剤の目的はがん細胞を消すことが第一目的であり、強い副作用が幾つ出たとしても、
胃がん画像
延々と「熱が出たら解熱剤。痛みが出たら鎮痛剤…。」といった対症療法を繰り返す他はありません。
胃がん画像
東洋医学による「がん治療」
東洋医学による「がん治療」は、東洋医学では上記の西洋医学に対して「病人の治療」を念
胃がん画像
頭に考えます。病人の体全体を、トータルにとらえるのです。
そしてまず体力があるかないか、食欲があるかどうかに注目し体力、食欲がない場合は第
胃がん画像
一段階としてその回復にあたります。
重粒子線治療の成績が良い方に評価され始めたことにも起因する最近、前立腺癌患者の来院
胃がん画像
が多くなっている。が、発生頻度が急激に増加していることも確かである。
昭和35年度と平成11年度の全国の部位別癌死亡統計と比較すると、男女とも胃癌は大幅に
胃がん画像
減少、女性では子宮癌も減少、男女とも肺癌が増加、全体として男性は増加しているが、女性は減少。前立腺癌は4倍弱の増加であり、結腸癌の4倍強に次ぐものである。
胃がん画像
国際的な発生頻度は欧米に比べると日本はまだ低い。アメリカの黒人と比べると10%程度(1985年)であるが、しかし近年は食?生活
胃がん分類
1 脳腫瘍とは
脳腫瘍は、頭蓋内(つまり頭蓋骨の内側です)に発生する腫瘍(新生物、いわゆるできもの)のことです。脳そのものだけでなく、脳を包む膜(髄膜)や脳に出入りする神経など、脳の様々な部分に発生する腫瘍をすべて含めて脳腫瘍と呼びます。脳腫瘍の種類は非常に多く、100種類以上ありますが、ここでは日常よくみられる代表的な脳腫瘍について治療方法を述べていきたいと思います。
脳実質の外に発生するほとんどの脳腫瘍は、発育速度が遅く、手術で全て摘出できる場合も多く、生物学的にも臨床的にも良性の経過をとります。髄膜腫(ずいまくしゅ)、下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)、頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)などがこうした良性腫瘍に含まれます。
一方、脳の実質内に発生する腫瘍の多くは発育するスピードも早く、周りの脳に浸潤す(腫瘍細胞がしみ込むように発育すること)ため、手術によって全て摘出することが困難です。生物学的にも臨床的にも悪性の経過をとる腫瘍です。多くの神経膠腫(しんけいこうしゅ:グリオーマ)、中枢神経原発悪性リンパ腫、胚細胞性腫瘍、転移性脳腫瘍(癌の脳転移)などが悪性腫瘍に含まれます。
脳実質外に発生する良性腫瘍と脳実質内に発生する悪性腫瘍では、治療の方針が異なってきます。従いまして、治療の方針の決定には、どのような脳腫瘍であるかを調べなくてはなりません。脳腫瘍の診断は、手術で摘出した腫瘍組織を顕微鏡で調べる“病理組織診断”に基づいて最終的に決定されます。病理組織診断によって初めて脳腫瘍としての診断名が確定し、その後の治療方針を決めることができるのです。病理組織診断を目的として手術を行うことも、腫瘍を可及的に切除することと病理組織診断を共に目的として手術を行うこともあります。
組織診断を目的とした手術を「生検術」といいますが、これは開頭して行う場合と、コンピューターで計算した経路で定位的に採取する場合があり、病変の部位や性質に応じて最適な方法がとられます。最近では手術ナビゲーションシステムが開発され、これらの手術が一層安全に行えるようになりました(図1)。ただこの手術ナビゲーションシステムは高価なため、これを導入している病院はまだ少ないのが現状です。
切除が可能な部位にできた腫瘍の場合、安全に摘出できる範囲で腫瘍の切除を行います。トラクトグラフィーといわれる神経線維の走行の画像診断(MRIを用いて神経線維の走行を描き、病変部との位置関係を把握します)(図2)、前述のナビゲーションシステム、様々な手術中の電気生理学的モニタリング(図3)、術中超音波診断装置などを用い、可能な限り安全な手術を行います。また、蛍光物質(5-ALA)により手術中に腫瘍細胞と正常脳を見分けたりします。手術中に患者の意識をさまし、脳機能を実際に確認しながら切除範囲を決める方法(覚醒下手術、を行うこともあります。
3.治療方法その2:放射線治療
悪性脳腫瘍の術後に化学療法(抗がん剤による治療)と併用して行われるのが一般的です。良性腫瘍でも、再発をきたした場合や一部に悪性度の高い部分がみられる場合には、放射線治療を行うことがあります。放射線治療は、正常脳にも放射線がかかるため、線量(どれだけ多く放射線をかけられるか)に限界があります。また最大線量を照射した場合には1回しか照射できません。このような放射線治療は通常外照射(頭の外から放射線をかける方法)で行われます。放射線治療装置は多くの病院に普及しており、病変部に可能な限り多くの線量をかけ、正常脳の線量を少なくする工夫がなされています。1日に2グレイという線量で25日から30日にわたって照射を行うことが一般的ですが、疾患によって異なります。
一方、最近、ガンマナイフという新しい放射線治療装置が開発されました。これは病変部に1回で大量の放射線を照射する装置です。転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、再発した脳腫瘍(髄膜腫、下垂体腫瘍)などに用いられます。ただし、病変の大きさが3cm以下であること、視神経などと十分に離れていることなどの制限があります。また、このガンマナイフは、高価なものであり、一部の病院にしか備えられておらず、多くの病院ではガンマナイフを備えた近隣の病院と提携して治療を行っています。
このガンマナイフに類似したものとして、サイバーナイフという新しい放射線治療装置も開発されています。
脳腫瘍とは、頭(頭蓋骨)の中にできた“できもの”のことを言います。頭蓋骨の中には大脳?小脳?脳幹などからできている脳そのものと、脳の底面に存在する下垂体、脳から出ている脳神経や脳を取り巻くクモ膜や硬膜、脳を栄養している血管などが存在します。つまり、脳腫瘍は、これらの頭蓋骨の中に存在する組織から発生した“できのも”の総称です。また、頭以外に腫瘍(癌、肉腫など)が出来て脳の中に転移を起こしたものを転移性脳腫瘍といいます。
脳腫瘍は他の臓器と同様に悪性腫瘍と良性腫瘍が存在します。悪性腫瘍はその成長が早いため、早期に治療を行う必要があり、術後に放射線治療や化学療法を必要とする場合があります。一方、良性腫瘍は悪性腫瘍ほどその成長は早くないものの、放置により腫瘍が巨大化し、腫瘍が良性にも関わらず生命の危険性を有します。ここでは、頻度の高い脳腫瘍について解説いたします。
皆様は脳腫瘍と聞いてどのようにお考えになるでしょうか?「脳腫瘍になったら命が危ない」と思われる方も少なくないと思います。しかし、脳神経外科医療は手術を中心に現在の最先端脳神経外科医療を駆使して、多くの患者さんが、仕事や家庭生活に復帰されることを可能にした20世紀に最も進歩した医学?医療の一つです。ここでは、この脳腫瘍を正確にご理解いただくことが大切と考え解説させていただいています。
脳腫瘍の症状
脳腫瘍の症状は、その腫瘍がどの部分にできたかにより異なります。つまり脳腫瘍が出来た部分の脳の機能が障害されて症状となって表れます。具体的には、手足に力が入らなくなったり、しびれたり、物が見難くなったりします。物がだぶって見えるようになったり、顔の痛みがでたり、音が聞こえにくくなったりすることもあります。また、けいれんの発作や頭痛などの症状で現れることもあり、様々な症状があります。しかし、これらの症状があるからといって必ずしも脳腫瘍があるわけではありません。これらの症状が良くなることなく日に日に悪化するような場合には、早めに専門医
脳腫瘍の診断
脳腫瘍の診断に一番威力を発揮するのは頭部CTおよびMRIです。これだけで診断できる場合も多いですが、手術をしてその腫瘍の一部を調べなければ診断できないこともあります。
転移性脳腫瘍とは
転移性脳腫瘍は,不幸にして体の他の部位に癌をお持ちの方が,その治療後あるいは治療前,治療中に脳内に癌が転移してきたものです.このような病気は平均寿命の伸びとともに増加し,我々が治療いたします全脳腫瘍の16%近くあります.肺癌(約半数),乳癌(硬膜転移が多い)からの転移が多くみられます.周辺の脳を侵し,徐々に進行し脳組織の損傷による障害がでてきます.病気の進行と共に脳の損傷は強くなり,重篤な神経症状が出るだけでなく,頭蓋内の圧が上昇します.これは頭蓋骨という一定容積の入れ物の中に腫瘍という余分なものが出来たことと,脳の腫れによる脳そのものの大きさの増加によるものです(これが強いのが転移性脳腫瘍の特徴と言われております).腫れた脳は行き場を失って本来頭蓋内にある隙間から飛び出しますこれが脳嵌頓(ヘルニア)と言われる極めて危険な状態で,脳の深部の出血を伴い患者さんを死に至らしめる大きな原因となります.
患者さんの現在の状態について
患者さんは脳腫瘍により,脳圧の亢進があります.脳圧は一時的には薬物治療にて下げることができますが,短時日の内に効果が期待できなくなります.したがって,早急に外科的に脳圧を下げることが必要です.放置すれば死亡する可能性が高いと考えます.痙攣を合併したり,腫瘍の中に出血を生じることがあると,更に急変することも十分予想されます.
我々の計画している治療法について
周辺の脳への圧迫を取り除き,脳の腫れを少なくする必要があります.我々は患者さんの血管撮影,MRI,CTなどの検査をし,様々な角度より治療法を検討を行います.脳以外の癌病巣の状態から予想される生存期間が3ヶ月以内であるならば、ステロイドや浸透圧利尿剤などによる保存的治療を行います。予想される生存期間が6ヶ月以上の場合は単発症例では手術+全脳照射を、また多発例では放射線照射(定位および全脳)治療が考えられます。6ヶ月以内の場合は患者様の状況により手術を考慮する可能性があります。
開頭による腫瘍摘出術の合併症について
手術中,手術後の頭蓋内出血と脳浮腫
腫瘍摘出術の際最も問題となるのは手術中,手術後の頭蓋内出血と脳浮腫です.腫瘍の種類によっては著しい出血を来すものが有ります.いずれの合併症の場合にもその程度により再手術が必要となる場合が有りますが,起れば生命にかかわる極めて危険な状態となり得ます.
-こうした問題点を踏まえて我々は患者さんの術中,術後管理を厳重に行います.-
2.脳梗塞,手術による脳損傷
手術中に脳を栄養する動脈を損傷しその結果脳梗塞を生じる可能性があります.また,腫瘍を摘出する際いかに注意深く完全な手術をしたと思っても,現在機能している脳あるいは神経を損傷し,の機能障害を生じる可能性があります.
3.感染
生体は皮膚,粘膜などに被われ外からの微生物の侵入を防いでいます.開頭手術により脳,硬膜,皮下組織などが露出されてしまいます.我々は無菌手術を心がけていますが,手術の際微生物の侵入を100%ゼロにすることは現在の医学水準からは困難です.従って,術中,術後にわたりこうした微生物を殺す薬剤すなわち抗生物質を投与します.多くの患者さんではこうした治療により術後感染の問題は生じませんが,患者さんの抵抗力が弱かったり,抗生剤の効き目が悪かったりすると術後,細菌性髄膜炎,脳膿瘍,皮下膿瘍,硬膜外膿瘍などの感染性合併症を生じる可能性があります.
4.麻酔,輸血,薬剤などによるショック,肝炎の感染の危険性.
開頭手術のためには麻酔薬,抗生物質をはじめ様々な多くの薬剤を使用します.これらの薬剤は高い安全性が確立されていますが,人によっては使用した薬剤に対し過敏な反応ショック(薬剤アレルギー)や予想しえない副作用を生じることがあります.
手術時,皮膚切開などからの出血をできるだけ少なくすることを心がけますが,出血量が多くなると輸血をする必要があります.輸血用の血液は病院で用意します.これらの血液はすべてB型肝炎ウィルス,C型肝炎ウィルス,エイズウィルス,梅毒の検査がすべて陰性のものです.しかし,これらの検査は100%完全ではなく希に輸血によりこれらの感染症にかかることがあります.
5.原則的には元の腫瘍(原発巣)が充分に治療されているか,治療できる(全摘出)ことが脳の転移巣を手術する為の条件になります.更に他の臓器の癌巣や全身状態で余命が6ヶ月以内と判断された場合も手術は勧められません.さらに脳転移巣を安全に摘出し得ても本来他臓器に癌巣があると考えられ,術後に悪化することも充分に予想されます.
6.手術により脳内に癌が散らばる(播種)場合があります.もし起れば短期間で死亡することが予想されます.(手術後放射線治療,化学療法が必要な理由の一つです)
6.糖尿病,高血圧,肺気腫,胃潰瘍,パーキンソン病,内分泌疾患,精神疾患など様々なこれまで顕在化していなかった疾患が手術を契機として発症することがあります.また患者さんがこれまで既往疾患として持っておらる病気がより重くなることもあります.
7.手術時間が長くなり同じ体位をとり続けると,手術台などの器具に接触している手足,体部,胸部などに褥創を生じることがあります.また,眼球部が圧迫を受けると失明することもあります.
8.開頭する際,頭蓋骨を一部切除する可能性もあり,手術後頭蓋骨が変形し美容上問題を生じることがあります.
9.その他予想外の合併症.
我々は厳重な術中,術後管理にてこうした合併症の発生を防止するよう努力しますが,残念ながら予想できない事態が起こってこうした合併症を生じることがあります.これらの合併症を生じ,最悪の場合は死亡したり,重い神経後遺症を生じる可能性もあります.
手術侵襲が拡大する可能性について
手術前の検査にて発見できなかった,病気(たとえば脳動脈瘤,他の脳腫瘍など)が偶然手術操作中に見つかった場合,その病気に対する治療を行います.
2.開頭による腫瘍摘出術の合併症のところで述べたように,手術中頭蓋内出血を生じ出血が止まらないときや脳浮腫が著しく生命にかかわる場合,脳の一部分を切除することがあります.
このように予想していない事態により予定していた手術よりも手術侵襲が拡大することもあります.
開頭による腫瘍摘出術の後,再手術あるいは他の治療を必要とする場合について.
我々は1回の開頭手術にて完全な腫瘍の摘出をめざしますが,一度の手術では完全に摘出することが危険と判断される場合(摘出することにより重要な動脈,脳神経組織が損傷され術後重い後遺症がでる可能性が高いとき),完全な摘出を行わないこともあります.これらのように腫瘍が1回の手術で治療できなかったときは再びもう1回の手術を計画するかまた別の治療法を計画し患者さんに再び説明いたします.
その他の治療法について
上記以外にも次のような治療法が考えられます.
ガンマナイフ(特殊な放射線治療装置)による治療.
ガンマナイフによる治療は多くの脳神経外科施設にて行われています.そしてその治療効果も確認されています.現在我々の施設ではガンマナイフによる治療は行っていませんが,我々がガンマナイフ治療がより適切であると判断したり,特にガンマナイフを希望される患者さんにはガンマナイフ治療が可能な施設に紹介しています.
ガンマナイフ治療には次の利点,問題点があります.
利点:手術に伴う危険性を回避しうる.
問題点:効果のある治療を行うためには腫瘍の大きさに制限が有ります.複数個の腫瘍に対しては複数回の治療が必要になります.手術と異なり腫瘍が縮小するまでに時間を要しま
す,従ってこの間薬物治療にて生命の危機を乗り切れる事が条件です.
2.放射線療法,化学療法(抗癌剤),免疫療法
胃がん分類
利点:手術に伴う危険性を回避しうる.
問題点:特定の癌を除いて有効性が認められていない.
胃がん分類
3.これまで説明したように治療には様々な問題を生じることがあります.従って,こうした危険性をさけ様子を見るすなわち経過観察を希望される患者さんもあると思います.この場
胃がん分類
合脳の腫れを引かせるために薬物療法(ステロイド等)が必要となります.最初の間は効果が有りますが,約2-3ヶ月で死亡される場合が多いようです.
胃がん分類
こうした問題もあり患者さんの場合は開頭術による腫瘍摘出術,術後放射線療法のほうがよいと我々は考えています.如何なる治療を選択しても一般的には予後は不良です.治療後1
胃がん分類
年間社会生活が営めれば,治療は成功と考えられています.残念ながら多くの場合脳腫瘍の再発はなく,他臓器の癌巣の悪化で死亡されます.
胃がん分類
患者さん,患者さんの家族の方が我々の計画している開頭術による腫瘍摘出術を拒否され別の治療法を選択されても,患者さんが拒否したことにより不利益は被りません.すなわち治
胃がん分類
療途中で退院を早めるとか,あるいは今後,診療治療を行わないなどのことは決して我々はしません.またいったん我々の予定している開頭術による腫瘍摘出術に同意された後でも患
胃がん分類
者さん,患者さんの家族の方が開頭術による腫瘍摘出術を拒否され別の治療法を選択されてもその理由で患者さんには不利益は被ることはありません.
脳腫瘍は、頭蓋内(つまり頭蓋骨の内側です)に発生する腫瘍(新生物、いわゆるできもの)のことです。脳そのものだけでなく、脳を包む膜(髄膜)や脳に出入りする神経など、脳の様々な部分に発生する腫瘍をすべて含めて脳腫瘍と呼びます。脳腫瘍の種類は非常に多く、100種類以上ありますが、ここでは日常よくみられる代表的な脳腫瘍について治療方法を述べていきたいと思います。
脳実質の外に発生するほとんどの脳腫瘍は、発育速度が遅く、手術で全て摘出できる場合も多く、生物学的にも臨床的にも良性の経過をとります。髄膜腫(ずいまくしゅ)、下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)、神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)、頭蓋咽頭腫(ずがいいんとうしゅ)などがこうした良性腫瘍に含まれます。
一方、脳の実質内に発生する腫瘍の多くは発育するスピードも早く、周りの脳に浸潤す(腫瘍細胞がしみ込むように発育すること)ため、手術によって全て摘出することが困難です。生物学的にも臨床的にも悪性の経過をとる腫瘍です。多くの神経膠腫(しんけいこうしゅ:グリオーマ)、中枢神経原発悪性リンパ腫、胚細胞性腫瘍、転移性脳腫瘍(癌の脳転移)などが悪性腫瘍に含まれます。
脳実質外に発生する良性腫瘍と脳実質内に発生する悪性腫瘍では、治療の方針が異なってきます。従いまして、治療の方針の決定には、どのような脳腫瘍であるかを調べなくてはなりません。脳腫瘍の診断は、手術で摘出した腫瘍組織を顕微鏡で調べる“病理組織診断”に基づいて最終的に決定されます。病理組織診断によって初めて脳腫瘍としての診断名が確定し、その後の治療方針を決めることができるのです。病理組織診断を目的として手術を行うことも、腫瘍を可及的に切除することと病理組織診断を共に目的として手術を行うこともあります。
組織診断を目的とした手術を「生検術」といいますが、これは開頭して行う場合と、コンピューターで計算した経路で定位的に採取する場合があり、病変の部位や性質に応じて最適な方法がとられます。最近では手術ナビゲーションシステムが開発され、これらの手術が一層安全に行えるようになりました(図1)。ただこの手術ナビゲーションシステムは高価なため、これを導入している病院はまだ少ないのが現状です。
切除が可能な部位にできた腫瘍の場合、安全に摘出できる範囲で腫瘍の切除を行います。トラクトグラフィーといわれる神経線維の走行の画像診断(MRIを用いて神経線維の走行を描き、病変部との位置関係を把握します)(図2)、前述のナビゲーションシステム、様々な手術中の電気生理学的モニタリング(図3)、術中超音波診断装置などを用い、可能な限り安全な手術を行います。また、蛍光物質(5-ALA)により手術中に腫瘍細胞と正常脳を見分けたりします。手術中に患者の意識をさまし、脳機能を実際に確認しながら切除範囲を決める方法(覚醒下手術、を行うこともあります。
3.治療方法その2:放射線治療
悪性脳腫瘍の術後に化学療法(抗がん剤による治療)と併用して行われるのが一般的です。良性腫瘍でも、再発をきたした場合や一部に悪性度の高い部分がみられる場合には、放射線治療を行うことがあります。放射線治療は、正常脳にも放射線がかかるため、線量(どれだけ多く放射線をかけられるか)に限界があります。また最大線量を照射した場合には1回しか照射できません。このような放射線治療は通常外照射(頭の外から放射線をかける方法)で行われます。放射線治療装置は多くの病院に普及しており、病変部に可能な限り多くの線量をかけ、正常脳の線量を少なくする工夫がなされています。1日に2グレイという線量で25日から30日にわたって照射を行うことが一般的ですが、疾患によって異なります。
一方、最近、ガンマナイフという新しい放射線治療装置が開発されました。これは病変部に1回で大量の放射線を照射する装置です。転移性脳腫瘍、聴神経腫瘍、再発した脳腫瘍(髄膜腫、下垂体腫瘍)などに用いられます。ただし、病変の大きさが3cm以下であること、視神経などと十分に離れていることなどの制限があります。また、このガンマナイフは、高価なものであり、一部の病院にしか備えられておらず、多くの病院ではガンマナイフを備えた近隣の病院と提携して治療を行っています。
このガンマナイフに類似したものとして、サイバーナイフという新しい放射線治療装置も開発されています。
脳腫瘍とは、頭(頭蓋骨)の中にできた“できもの”のことを言います。頭蓋骨の中には大脳?小脳?脳幹などからできている脳そのものと、脳の底面に存在する下垂体、脳から出ている脳神経や脳を取り巻くクモ膜や硬膜、脳を栄養している血管などが存在します。つまり、脳腫瘍は、これらの頭蓋骨の中に存在する組織から発生した“できのも”の総称です。また、頭以外に腫瘍(癌、肉腫など)が出来て脳の中に転移を起こしたものを転移性脳腫瘍といいます。
脳腫瘍は他の臓器と同様に悪性腫瘍と良性腫瘍が存在します。悪性腫瘍はその成長が早いため、早期に治療を行う必要があり、術後に放射線治療や化学療法を必要とする場合があります。一方、良性腫瘍は悪性腫瘍ほどその成長は早くないものの、放置により腫瘍が巨大化し、腫瘍が良性にも関わらず生命の危険性を有します。ここでは、頻度の高い脳腫瘍について解説いたします。
皆様は脳腫瘍と聞いてどのようにお考えになるでしょうか?「脳腫瘍になったら命が危ない」と思われる方も少なくないと思います。しかし、脳神経外科医療は手術を中心に現在の最先端脳神経外科医療を駆使して、多くの患者さんが、仕事や家庭生活に復帰されることを可能にした20世紀に最も進歩した医学?医療の一つです。ここでは、この脳腫瘍を正確にご理解いただくことが大切と考え解説させていただいています。
脳腫瘍の症状
脳腫瘍の症状は、その腫瘍がどの部分にできたかにより異なります。つまり脳腫瘍が出来た部分の脳の機能が障害されて症状となって表れます。具体的には、手足に力が入らなくなったり、しびれたり、物が見難くなったりします。物がだぶって見えるようになったり、顔の痛みがでたり、音が聞こえにくくなったりすることもあります。また、けいれんの発作や頭痛などの症状で現れることもあり、様々な症状があります。しかし、これらの症状があるからといって必ずしも脳腫瘍があるわけではありません。これらの症状が良くなることなく日に日に悪化するような場合には、早めに専門医
脳腫瘍の診断
脳腫瘍の診断に一番威力を発揮するのは頭部CTおよびMRIです。これだけで診断できる場合も多いですが、手術をしてその腫瘍の一部を調べなければ診断できないこともあります。
転移性脳腫瘍とは
転移性脳腫瘍は,不幸にして体の他の部位に癌をお持ちの方が,その治療後あるいは治療前,治療中に脳内に癌が転移してきたものです.このような病気は平均寿命の伸びとともに増加し,我々が治療いたします全脳腫瘍の16%近くあります.肺癌(約半数),乳癌(硬膜転移が多い)からの転移が多くみられます.周辺の脳を侵し,徐々に進行し脳組織の損傷による障害がでてきます.病気の進行と共に脳の損傷は強くなり,重篤な神経症状が出るだけでなく,頭蓋内の圧が上昇します.これは頭蓋骨という一定容積の入れ物の中に腫瘍という余分なものが出来たことと,脳の腫れによる脳そのものの大きさの増加によるものです(これが強いのが転移性脳腫瘍の特徴と言われております).腫れた脳は行き場を失って本来頭蓋内にある隙間から飛び出しますこれが脳嵌頓(ヘルニア)と言われる極めて危険な状態で,脳の深部の出血を伴い患者さんを死に至らしめる大きな原因となります.
患者さんの現在の状態について
患者さんは脳腫瘍により,脳圧の亢進があります.脳圧は一時的には薬物治療にて下げることができますが,短時日の内に効果が期待できなくなります.したがって,早急に外科的に脳圧を下げることが必要です.放置すれば死亡する可能性が高いと考えます.痙攣を合併したり,腫瘍の中に出血を生じることがあると,更に急変することも十分予想されます.
我々の計画している治療法について
周辺の脳への圧迫を取り除き,脳の腫れを少なくする必要があります.我々は患者さんの血管撮影,MRI,CTなどの検査をし,様々な角度より治療法を検討を行います.脳以外の癌病巣の状態から予想される生存期間が3ヶ月以内であるならば、ステロイドや浸透圧利尿剤などによる保存的治療を行います。予想される生存期間が6ヶ月以上の場合は単発症例では手術+全脳照射を、また多発例では放射線照射(定位および全脳)治療が考えられます。6ヶ月以内の場合は患者様の状況により手術を考慮する可能性があります。
開頭による腫瘍摘出術の合併症について
手術中,手術後の頭蓋内出血と脳浮腫
腫瘍摘出術の際最も問題となるのは手術中,手術後の頭蓋内出血と脳浮腫です.腫瘍の種類によっては著しい出血を来すものが有ります.いずれの合併症の場合にもその程度により再手術が必要となる場合が有りますが,起れば生命にかかわる極めて危険な状態となり得ます.
-こうした問題点を踏まえて我々は患者さんの術中,術後管理を厳重に行います.-
2.脳梗塞,手術による脳損傷
手術中に脳を栄養する動脈を損傷しその結果脳梗塞を生じる可能性があります.また,腫瘍を摘出する際いかに注意深く完全な手術をしたと思っても,現在機能している脳あるいは神経を損傷し,の機能障害を生じる可能性があります.
3.感染
生体は皮膚,粘膜などに被われ外からの微生物の侵入を防いでいます.開頭手術により脳,硬膜,皮下組織などが露出されてしまいます.我々は無菌手術を心がけていますが,手術の際微生物の侵入を100%ゼロにすることは現在の医学水準からは困難です.従って,術中,術後にわたりこうした微生物を殺す薬剤すなわち抗生物質を投与します.多くの患者さんではこうした治療により術後感染の問題は生じませんが,患者さんの抵抗力が弱かったり,抗生剤の効き目が悪かったりすると術後,細菌性髄膜炎,脳膿瘍,皮下膿瘍,硬膜外膿瘍などの感染性合併症を生じる可能性があります.
4.麻酔,輸血,薬剤などによるショック,肝炎の感染の危険性.
開頭手術のためには麻酔薬,抗生物質をはじめ様々な多くの薬剤を使用します.これらの薬剤は高い安全性が確立されていますが,人によっては使用した薬剤に対し過敏な反応ショック(薬剤アレルギー)や予想しえない副作用を生じることがあります.
手術時,皮膚切開などからの出血をできるだけ少なくすることを心がけますが,出血量が多くなると輸血をする必要があります.輸血用の血液は病院で用意します.これらの血液はすべてB型肝炎ウィルス,C型肝炎ウィルス,エイズウィルス,梅毒の検査がすべて陰性のものです.しかし,これらの検査は100%完全ではなく希に輸血によりこれらの感染症にかかることがあります.
5.原則的には元の腫瘍(原発巣)が充分に治療されているか,治療できる(全摘出)ことが脳の転移巣を手術する為の条件になります.更に他の臓器の癌巣や全身状態で余命が6ヶ月以内と判断された場合も手術は勧められません.さらに脳転移巣を安全に摘出し得ても本来他臓器に癌巣があると考えられ,術後に悪化することも充分に予想されます.
6.手術により脳内に癌が散らばる(播種)場合があります.もし起れば短期間で死亡することが予想されます.(手術後放射線治療,化学療法が必要な理由の一つです)
6.糖尿病,高血圧,肺気腫,胃潰瘍,パーキンソン病,内分泌疾患,精神疾患など様々なこれまで顕在化していなかった疾患が手術を契機として発症することがあります.また患者さんがこれまで既往疾患として持っておらる病気がより重くなることもあります.
7.手術時間が長くなり同じ体位をとり続けると,手術台などの器具に接触している手足,体部,胸部などに褥創を生じることがあります.また,眼球部が圧迫を受けると失明することもあります.
8.開頭する際,頭蓋骨を一部切除する可能性もあり,手術後頭蓋骨が変形し美容上問題を生じることがあります.
9.その他予想外の合併症.
我々は厳重な術中,術後管理にてこうした合併症の発生を防止するよう努力しますが,残念ながら予想できない事態が起こってこうした合併症を生じることがあります.これらの合併症を生じ,最悪の場合は死亡したり,重い神経後遺症を生じる可能性もあります.
手術侵襲が拡大する可能性について
手術前の検査にて発見できなかった,病気(たとえば脳動脈瘤,他の脳腫瘍など)が偶然手術操作中に見つかった場合,その病気に対する治療を行います.
2.開頭による腫瘍摘出術の合併症のところで述べたように,手術中頭蓋内出血を生じ出血が止まらないときや脳浮腫が著しく生命にかかわる場合,脳の一部分を切除することがあります.
このように予想していない事態により予定していた手術よりも手術侵襲が拡大することもあります.
開頭による腫瘍摘出術の後,再手術あるいは他の治療を必要とする場合について.
我々は1回の開頭手術にて完全な腫瘍の摘出をめざしますが,一度の手術では完全に摘出することが危険と判断される場合(摘出することにより重要な動脈,脳神経組織が損傷され術後重い後遺症がでる可能性が高いとき),完全な摘出を行わないこともあります.これらのように腫瘍が1回の手術で治療できなかったときは再びもう1回の手術を計画するかまた別の治療法を計画し患者さんに再び説明いたします.
その他の治療法について
上記以外にも次のような治療法が考えられます.
ガンマナイフ(特殊な放射線治療装置)による治療.
ガンマナイフによる治療は多くの脳神経外科施設にて行われています.そしてその治療効果も確認されています.現在我々の施設ではガンマナイフによる治療は行っていませんが,我々がガンマナイフ治療がより適切であると判断したり,特にガンマナイフを希望される患者さんにはガンマナイフ治療が可能な施設に紹介しています.
ガンマナイフ治療には次の利点,問題点があります.
利点:手術に伴う危険性を回避しうる.
問題点:効果のある治療を行うためには腫瘍の大きさに制限が有ります.複数個の腫瘍に対しては複数回の治療が必要になります.手術と異なり腫瘍が縮小するまでに時間を要しま
す,従ってこの間薬物治療にて生命の危機を乗り切れる事が条件です.
2.放射線療法,化学療法(抗癌剤),免疫療法
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利点:手術に伴う危険性を回避しうる.
問題点:特定の癌を除いて有効性が認められていない.
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3.これまで説明したように治療には様々な問題を生じることがあります.従って,こうした危険性をさけ様子を見るすなわち経過観察を希望される患者さんもあると思います.この場
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合脳の腫れを引かせるために薬物療法(ステロイド等)が必要となります.最初の間は効果が有りますが,約2-3ヶ月で死亡される場合が多いようです.
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こうした問題もあり患者さんの場合は開頭術による腫瘍摘出術,術後放射線療法のほうがよいと我々は考えています.如何なる治療を選択しても一般的には予後は不良です.治療後1
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年間社会生活が営めれば,治療は成功と考えられています.残念ながら多くの場合脳腫瘍の再発はなく,他臓器の癌巣の悪化で死亡されます.
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患者さん,患者さんの家族の方が我々の計画している開頭術による腫瘍摘出術を拒否され別の治療法を選択されても,患者さんが拒否したことにより不利益は被りません.すなわち治
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療途中で退院を早めるとか,あるいは今後,診療治療を行わないなどのことは決して我々はしません.またいったん我々の予定している開頭術による腫瘍摘出術に同意された後でも患
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者さん,患者さんの家族の方が開頭術による腫瘍摘出術を拒否され別の治療法を選択されてもその理由で患者さんには不利益は被ることはありません.
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