胃がん食事

がんセンター研究所研修生を経て研究員として腫瘍免疫学を6年間学んだ。がんの発症機構を明らかにしなければ、根本的な解決につながらないと考え、米国がん研究所客員研究員およびワシンントン大学ハワードヒューズ医学研究所研究員として3年間、血液のがんを対象として分子生物学的研究を行い、がんセンターに再就職。血液のがんは、研究成果が直接、診断治療につながっていくので、大切な研究領域であると確信している。(医学博士)
都築 忍:室長
血液内科医として、第一赤十字病院、病院、付属病院に勤務した後、英国へ留学。2001年よりがんセンターに勤務。マウスモデルをすパターンによって超音波画像が得られます。健常組織、水分の貯留した嚢腫、そして腫瘤はいずれも異なった反射波を出します。
下部消化管検査、バリウムによる注腸検査は大腸、直腸のレントゲン検査になります。バリウムを含む白いぬるぬるした液を腸に注入した後、レントゲン写真をとります。バリウムが大腸、直腸の輪郭をレントゲン上で描き、腫瘤や腹腔内の状況を判定する手助けとなります。
経静脈的腎盂撮影は、造影剤を注射した後に腎臓や尿管のレントゲン写真をとります。又、よく血液中のCA-125という物質を測定します。これは腫瘍マーカーといわれ卵巣癌細胞で作られています。しかし、は卵巣癌の女性に必ずめられるとは限らず、良性の卵巣腫瘍の人にも認められることがあります。従って、これだけで癌と診断することはできません。
 卵巣癌と診断する確実な方法は組織標本を顕微鏡で病理医が確認するしかありません。この検査のために組織を切除することを生検といいます。組織を取るため外科的に開腹術を行ないます。癌が疑われる場合、卵巣全体を取りだします。(卵巣摘出術)。これは重要な方法であって、もしも癌であった場合、卵巣の外側を切り出すと、癌細胞が中から出てきて病気を広げることになるのです。もし癌が見つかった場合、後に示すような術式を施行します。この際、近傍のリンパ節も切除し、又、横隔膜その他腹腔内臓器の組織もとっておきます。これらの資料は全て病理医により癌細胞の有無を確認します。この過程を観血的な進行期分類の決定と呼び、癌の広がりを確認するのに必要な手段です。進行期は、後の治療計画をたてるのに重要になります。
治療
 卵巣癌の治療は個人個人の各因子によって左右され、進行期分類、年令、全身状態で決まります。卵巣癌の治療計画はその専門医にまかせるのが最良の方法です。
癌の患者さんはたいてい自分の今後のケアーを決定する上で自らも参加できるように自分の病気、治療の選択について何でも知りたくなります。その質問に答えられる最良の人が医師なのです。治療の選択のなかでは、研究段階の治療についても質問されることがあります。この様な研究は臨床治験と呼ばれ、癌治療を改善するべく計画がたてられています。この点については後に詳しく述べてあります。癌と診断されるとショックとストレスを受けるのは当然です。そのために医者に何を尋ねてよいかもわからなくなってしまいます。又、医者の話してくれたことを思い出すこともできなくなってしま
います。しかし、一度に全部のことを聞かなくてもよいし、全てのことを思い出す必要もありません。次の機会に不明瞭な点をもっと詳しく説明してもらえばよいのです。質問内容をメモにとっておくことも役に立ちます。又、医者の話した内容を忘れないようにノートをとったり、使ってよいか尋ねるのもよいでしょう。家族や友人に同席してもらい、話し合いに参加、をとったり、ただ聞くだけでもよいのです。 次に治療をはじめる前によく尋ねられる質問を列記しました。
どれを推薦しますか? それは何故ですか?3.治験は自分の場合適切でしょうか?4.それぞれの治療法の利点は何でしょうか?5.それらの危険性と副作用は何ですか? 
 治療の決定は複雑です。診療計画については複数の医師のアドバイスを受けることも役立ちます。の助言を受ける医者を探すにも自分の主治医から婦人科腫瘍専門医を紹介してもらうなどいくつか方法があります。
治療方法
 卵巣癌の治療方法には手術、化学療法、放射線療法があります。このうちの一法のみが用いられる場合と併用で治療がすすむ場合があります。
2.化学療法は手術に続き補助療法として行なわれ、体内に残存する癌細胞を殺そうとするものです。これは後に再発徴候のあるときにも用います。
3.放射線療法は頻度は少ないですが、術後骨盤内に癌細胞が残る場合に用いられることがあります。
手術療法では卵巣、子宮、卵管を摘出します。この方法は子宮摘出術、付属器摘出術といいます。(もし極めて初期癌で、発育が遅く、子供が後に生めるようにしておきたい場合、腫瘍のある卵巣のみを摘出します。) 癌が広がっている場合、可及的腫瘍切除術としてできる限りの癌腫を取り除くようにします。?の方法で腫瘍の量を減らし、化学療法や放射線療法を行ないます
化学療法では普通複数の薬剤を併用します。抗癌剤は静脈内注射か、経口投与で行なわれます。いずれにしても化学療法は薬が血流にそって体内にゆきわたる全身療法になります。化学療法は周期的に行なうことが最も多く、治療期間、休薬期間を繰り返してゆきます。場合によっては通院で、又は自宅で治療を受けることもあります。主治医の選んだ薬、投与法、全身状態によっては、治療中数日の入院を必要とすることがあります。
 その他の投与法として腹腔内化学療法があります。これは薬をカテーテルを通じて直接お腹の中に投与するものです。この方法では薬は直接癌に到達します。治療は入院で行ないます。
早期発見の難しい癌
肺がんは早期発見すれば高い確率で治るがんであるにもかかわらず、治りにくいがんの代表のようにいわれています。
それは、肺がんのなかでも約半分を占める腺がんには、ほとんど自覚症状がないため、早期発見が難しいからです。
肺癌は、検診等で偶然撮影した、あるいは何か症状があって撮影した胸部レントゲン写真?CTで異常影が認められ、疑われることが<水頭症> 頭蓋内圧が亢進するもう一つの大きな要素として水頭症があります。小児の脳腫瘍は正中部あるいは小脳や脳幹に発生しやすいことから、高率に水頭症を伴います。例えば小脳正中部に発生した腫瘍のために髄液の流れが妨げられることにより、脳室が拡大します(図7)。症状は頭蓋内圧亢進症状を呈します。
脳は髄液に浮かぶように存在します。脳の中には髄液に満たされた複雑な形をした脳室が存在します。脳室系は側脳室、第3脳室、第4脳室の異なった部屋に別れており、側脳室内に存在する脈絡叢という組織で作られた髄液はモンロー孔という狭い穴を通って第3脳室に移行し、次に中脳水道という最も狭い管状の構造を経て第4脳室に移行した後、脳室から出て脳表のくも膜下腔で吸収されます(図8)。成人では脳室内の髄液量は150ml、1日の産生量500ml 近くになるとされます。モンロー孔や中脳水道などの狭い部位の近くに腫瘍が発生すると、容易に髄液の流れがせき止められて、上流に髄液が貯溜するため水頭症が発生します。 水頭症の治療は、髄液の流れを止めている腫瘍を取り除く手術、貯まった髄液をお腹の中に導いて吸収させる脳室?腹腔短絡術(のうしつーふくくうたんらくじゅつ、シャント手術)、あるいは、第3脳室の底に内視鏡で穴を空けて髄液が脳表に直接流れるようにする手術があります。それぞれに一長一短があり、個々の条件に最も適した方法を選択します。
6.  脳腫瘍の診断法 診断には症状から診断する臨床診断、様々な機器を用いる画像診断、腫瘍組織による病理診断という段階があります。画像診断で最も重要なものはMRIとCTスキャンです。MRIの最大の利点は、脳を切る断面を自由に選べること、また、撮影条件を変えることにより、腫瘍の性質や脳との関係を明らかにすることが出来る点にあります(図9)。また、MR血管撮影を行うことにより、苦痛を伴う脳血管撮影を減らすことが可能になりました。しかし、撮影に時間がかかることから、小児ではかなり強い鎮静が必要であるという問題があります。
脳血管撮影は、腫瘍を栄養する血管を明らかにすることにより、手術を行う上での重要な情報を得ることが出来ます(図10)。腫瘍の種類によっては必要となります。私どもの施設では、観血的検査である脳血管撮影は必要な場合のみに全身麻酔下で行なっています。
病理診断は、専門家以外の目に触れることはほとんどありませんが、脳腫瘍の治療において極めて重要な位置を占めます(図11)。手術中に採取した組織を凍らせて診断する、術中迅速診断と、永久標本を作製した後に、時間をかけて診断する方法の2種類有ります。外科医は、術中迅速診断に基づいて腫瘍の摘出範囲を決定しますし、最終診断を待って化学療法や放射線照射の要否を決定します。病理専門医は、集学的治療チームの中で極めて重要 な地位を占めています。 病理診断に必要な組織は、主として開頭による腫瘍摘出で得られますが、時に開頭手術が困難な部位に腫瘍が存在する場合があります。このような場合には、定位脳手術(ていいのうしゅじゅつ、図12)や内視鏡により腫瘍の一部を採取する生検(せいけん、バイオプシー)が行われます。
【直腸癌、大腸癌の解説】
わたしたちは、肛門として自然な働きをする、 「新しい肛門を再生する手術(新肛門手術)」を1995年から行なっています。
直腸癌(直腸がん、直腸ガン)に対する手術は、治癒を目指した、しっかりした手術を行ないます。いままで行なわれていた手術法と比べて?何ら?切除する範囲に手心を加えることはありません。つまり、直腸癌の治る可能性を損なうことはありません。(2003年6月6日札幌で開催された日本外科学会総会で発表済み.内容は後日発表しますが、その要約は、2002年までに新肛門の手術をされた19名と同時期にぎりぎり肛門側から切除し肛門を残した19名との比較で、新肛門には切除部位近くの再発は1例もなかったのに比較し、ぎりぎりで肛門を残した19例中5例で局所再発が見られたというものです.これは、統計学的にも意味のある差(偶然の差ではないという意味です.)でした。)
そのうえで?自然な肛門の機能をつかさどるのに重要な役割を有する陰部神経を縫合した骨格筋によって、新しく肛門括約筋を作り?肛門のあった部位に新たに肛門を作ります。
この手術法は国内外の学会や学術誌で情報公開していますが、現在のところ、われわれだけが行いうる手術法です。(欧米の教科書でも紹介されています)
直腸癌の切除に関して?医師も患者も、悩みながら手術法を決定します。なぜでしょうか。
それは、直腸が大切な働きをしているためです。
大腸癌や直腸癌を治すためには、癌(ガン)をふくめて周囲の組織をいっしょにとる必要があります。大腸癌細胞?直腸癌細胞が目に見えない形で、周りに散らばっていることが、いくつもの研究で明らかになっているからです。つまり、治すためには、癌(ガン)だけくりぬくようなことはできません。
しかし、大腸の中でも直腸の場合は少し話が複雑になります。直腸のすぐそばには、肛門がありますから、肛門まで切除せざるを得ない場合には、人工肛門(ストーマ)が必要になってしまうというわけです。
[注:大腸とは、結腸と直腸をあわせて言う呼び名です。結腸は、直腸はで、大腸に見合うの専門用語はありません(強いてます。
この内、舌根は解剖学的には中咽頭に分類されます。表面は、口腔内と同様の粘膜で覆われています。最表層は、重層扁平上皮に覆われていますが、舌の下面以外は、舌乳頭と呼ばれる細かい突起が密集しており、細かい凸凹構造になっています。内部には、舌筋群と呼ばれる横紋筋が詰まっていて、骨はありません。
舌の主な働きは、次の3つです。
1.嚥下機能 舌の働きで口腔内で咀嚼(そしゃく)された食物を、舌の動きによってのどに送り込みます。舌の動きが悪くなると、飲み込みがうまくいかず、食物が喉頭から気管に誤嚥しやすくなります。また、口腔内で食物を内側から支える働きも行っているため、舌の動きが悪くなると咀嚼も上手くできなくなります。
2.構音機能 肺から押し出された空気が、喉頭にある声帯を通過するときに振動空気(喉頭原音)が形成されます。この咽頭原音が、咽頭?口腔(声道といい、成人で約17cmある)で共鳴し音になります。人間は、舌や口唇を動かすことにより、声道の形を変化させて、咽頭原音を様々に変え、言葉を作っています。したがって、舌の働きが悪くなると、言葉の明瞭度が悪くなるという障害が起こります。
3.味覚 舌の表面にある舌乳頭の壁には、味蕾と呼ばれる味覚を感じるセンサーが無数に埋まっています。味蕾の内部には、味細胞と呼ばれる味物質に対する受容体をもつ細胞が並んでいます。味細胞が味物質を感じ取ると、そこにつながっている神経線維が、脳に味情報を伝えます。人間はこうして味覚を感じることができます。なお、味覚は舌だけでなく、口腔内の広範囲で感じることができます。
舌癌の罹患率
舌癌の罹患率は、人口10万人あたり男性が2.2人で、女性が0.84人と男性に多い癌です。発症は40歳以降から徐々に増えてきて、60歳前後がピークとなります。喉頭?咽頭癌より少し年齢層は低いという感じです。
圧倒的に60歳以上の男性に多い癌
食道がんは、60歳以上の高齢者や長年にわたる喫煙、飲酒経験者に発症頻度が高いとされています。食道への刺激や炎症が引き金になっているからです。
早期がんで発見されても、転移、浸潤が早い癌
食道は、頸から腹部までの、25cm程の管。周辺部には多くの血管やリンパ節、また気管支、肺、胃の噴門部がありますので、それだけ早期から転移、浸潤が早いのです。
嚥下(飲み込み)時の疼痛や嚥下困難、声のかすれ、体重減少などがある方はすぐ検査をお勧めいたします。
早期と進行がんでは5年生存率の格差が大きい
1期では80%の生存率でも、2期、3期前半になると40%弱となってしまいます。
転移、浸潤が早く、また治療による副作用や後遺症で、飲食の摂取量が少なくなり、体力低下、感染症を引き起こしやすいためです。
早期発見、早期治療がきわめて重要です。
治療法
単独での治療成果が期待できない癌
現状の西洋医学の治療法は、手術、抗がん剤、科学放射線(抗がん剤と放射線の併用)がありますが、初期と後期については、単独治療が標準治療となっています。
しかし中期の治療については、生存率を上げるため、術後に抗がん剤治療を行います。
科学放射線治療の長短
科学放射線は、抗がん剤と放射線(3次元照射)を同時に併用していく治療法です。
最近では、タキサン系やシスプラチン誘導体(アクプラ)などの組み合わせの臨床試験が行われています。

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抗がん剤や放射線の副作用も高く、耐えられるだけの体力が必要です。
再発しやすいため、照射量を落として手術の負担を軽くする方法がとられています。

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病 状
1)転移しやすく、再発率の高い癌

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周囲には、多くの血管とリンパ節があり、また周囲の臓器に浸潤が起きやすいため、診断された段階で、転移が多く見られます。

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2)転移のルート
リンパからの転移周辺のリンパ節

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浸潤よる転移のど周辺から咽頭、甲状腺へ 横隔膜、胃、膵臓、脾臓へ
3)その他の病状

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癌の進行の早さや抗がん剤、放射線の副作用による体重減少、体力低下。嚥下困難、消化障害。呼吸困難。胸水、骨転移による、頚椎の痛み。声帯の消失。

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アドバイス
QOLを考える!

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さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?
それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。


ピロリ菌胃がん

1)外科療法
卵巣がんは手術によって診断が確実にできます。また、がん細胞のタイプや拡がりの程度がわかり、その後の治療方針が決まります。卵巣がんの手術は転移の状態、年齢などによって異なりますが、次のような方法のうちから普通(1)と(2)が行われ、さらに(3)と(4)が行われることがあります。
(1)卵巣の切除
片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。
(2)大網(たいもう)切除
大網とは胃から垂れ下がって、大小腸をおおっている大きな網のような脂肪組織です。大網は卵巣がんの転移が最もよくおこる組織であり、切除しても実害はありません。
(3)後腹膜リンパ節郭清(かくせい)
後腹膜リンパ節は卵巣がんの転移がおこりやすい部位のひとつです。転移が疑われるリンパ節を採取して検査することをサンプリングといい、リンパ節とリンパ管を系統的にすべて切除することをリンパ節郭清といいます。
(4)腸管などの合併切除
腹腔内の転移をできるだけ切除するために、大腸、小腸、脾臓などをがんと一緒に切除することもあります。
2)放射線療法
高エネルギーX線を身体の外から照射する外照射と、放射性リン(32P)の溶液を腹腔内に注入して内部から腹膜の表面を照射する方法があります。卵巣がんでは手術後の残存腫瘍に対して、以前はよく放射線療法が行われましたが、最近では化学療法のほうが主に行われています。しかし、脳に転移した腫瘍に対しては放射線治療が行われます。
3)化学療法(参照:がんの薬物療法)
抗がん剤を使う治療を化学療法といいます。抗がん剤は手術でとりきれなかったがんに対する治療として使われます。卵巣がんは、成人のがんの中では抗がん剤が比較的よく効くがんのひとつです。抗がん剤は内服、あるいは静脈注射で投与されます。また、直接腹腔内に注入されることもあります。いずれの場合でも、抗がん剤は血液中に入り全身に広がって作用します。抗がん剤はがん細胞に強い障害を与えますが、正常の細胞にも影響を与え、副作用をおこします。抗がん剤を繰り返し使うことによって、がん細胞が完全に消滅することもありますから、効果がある限り、ある程度副作用がおこるまで使用します。卵巣がんによく使われる抗がん剤の副作用として、血液中の白血球と血小板の減少、貧血、吐き気や嘔吐、食欲の低下、脱毛、手足のしびれなどがおこります。


治療は病期、年齢、がんの組織型、がん以外の病気の有無などによって異なります。病状に応じて現在、最も有効と認められている治療は標準的治療と呼ばれています。難治性のがんでは、標準的治療は満足できる結果を多くの場合もたらすことができません。そのためさまざまな新しい治療法が研究され、試みられています。

新しい治療法はよりよい治療を目指して行われますが、必ずしも標準的治療よりもよい結果をもたらすとは限りません。新しい治療法の試みは、担当医だけで行うのではなく、多くの専門家の管理のもとで「臨床試験」として行われます。新しい治療と標準的治療を比較する臨床試験を比較試験といいます。比較試験の結果、新しい治療が優れていることがわかれば、新しい治療を標準的治療とします。

これから卵巣がんの治療を受ける場合は、「現在の標準的治療」を受けるか、「臨床試験中の新しい治療」を受けるかどちらかを選ぶことになります。

7.病期(ステージ)別治療
I期
手術によってがんのある卵巣を切除します。片側の卵巣、卵管だけを切除する場合と、両側の卵巣、卵管、子宮を含めて切除する方法があります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、I期ではなくIII期ということになります。

手術後、摘出物の顕微鏡的検査の結果、卵巣以外にがんが転移していないことがわかって、はじめてI期であることが確定します。

このような手術によって、I期であることが確定した場合、手術後、化学療法を行って再発を予防する試みは臨床試験として行われています。
II期
手術は両側の卵巣、卵管、子宮を転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には直腸を含めて切除することもあります。大網は一見して転移がない場合でも切除します。切除した大網を手術後検査すると、顕微鏡的な転移が見つかることがあります。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。後腹膜リンパ節は、手術時に転移が疑われる場合、サンプリングをしてすぐに病理検査をします。病理検査の結果、転移があれば骨盤リンパ節と傍大動脈リンパ節を郭清します。転移があれば、II期ではなくIII期ということになります。

手術後、大網とリンパ節の顕微鏡的検査の結果、転移していないことがわかれば、はじめてII期であることが確定します。

このような手術によってII期であることが確定した場合、手術後、化学療法を予防的に行って治癒率を改善しようとする試みは臨床試験として行われます。
III、IV期
III、IV期のがんは進行がんとして同じように治療が行われます。III、IV期のがんは転移が広範囲にあるため、手術によって完全に切除することはできません。しかし、一部のがんが残ってもできるだけ多くのがんをとり除いたほうが症状を改善できるため、全身状態が耐えられれば、できるだけ多くのがんを切除します。病状によっては手術で大部分のがんがとれる場合もありますが、開腹したけれどほとんど何もとれずに終わる場合もあります。手術前の検査によって、開腹しても切除は難しいと予測される場合は、まず化学療法を行ってがんを縮小させてから手術する方法もあります。

手術は両側の卵巣、卵管、子宮を、転移のある骨盤腹膜を含めて切除する方法で行われます。直腸にがんの浸潤がある場合には、直腸を含めて切除することもあります。大網、後腹膜リンパ節、脾臓、大腸、小腸の一部を転移したがんと一緒に切除することもあります。

手術後、残された腫瘍に対する治療として化学療法が行われます。化学療法の際は、標準的治療法で行うか、新しい治療法を臨床試験として行うかを選ぶことができます。

初回手術で切除できずに残ったがんが化学療法によって縮小し、切除可能となった場合には再手術が行われることもあります。
再発
再発は治療により一度消失したかにみえたがんが再び増殖して見つかるようになった状態です。再発に対して以下の治療法のひとつが行われます。
(1)手術
再発が一部に限局している場合は、その部分を切除するだけで、再びがんのない状態が長く続くことがあります。再発が広範囲でがんを切除することができない場合でも、症状を和らげるための手術(例えば、胃瘻造設のための手術)を行うこともあります。
(2)化学療法の臨床試験
最初の抗がん剤が非常に有効であった場合は、再発に対しても同じ抗がん剤が効きますが、再発に対する化学療法は症状緩和のひとつとして行われます。最初用いた抗がん剤が効果がなかった場合は新薬を用いることが多くなります。新薬を用いる場合は臨床試験として行われます。腹水を抑えるために、腹水をとった後、腹腔内に抗がん剤を注入することもあります。
(3)放射線療法
脳転移した腫瘍に対しては化学療法でなく放射線の照射が有効です。
悪性リンパ腫は、リンパ系の組織から発生する腫瘍(いわゆる“がん”)です。リンパ系組織とは、ヒトの免疫システムを構成するもので、リンパ節、胸腺(きょうせん)、脾臓(ひぞう)、扁桃腺(へんとうせん)等の組織?臓器と、リンパ節をつなぐリンパ管、そしてその中を流れるリンパ液からなります。リンパ系組織を構成する主な細胞は、リンパ球と呼ばれる白血球です。リンパ液の中には液体成分とリンパ球が流れていて、やがて血液と合流します。リンパ系組織は全身に分布しているため、悪性リンパ腫、特に非ホジキンリンパ腫は全身で発生する可能性があります。
悪性リンパ腫という病名は、さまざまなリンパ系組織のがんを大きくまとめて呼ぶ名前で、その中に含まれる個々の疾患の臨床経過や治療反応性、あるいは予後は大きく異なります。ですから、自分にとって最適な治療を選択するためには、?悪性リンパ腫の中のどのような病型(タイプ)ですか??と、まずは医師に質問することが重要です。
I期
I期の治療法は以下になります:
middot;臨床経過観察。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;外照射。
middot;組織内照射。
middot;高密度焦点式超音波治療の臨床試験。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
II期
II期の治療法は以下になります:
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。勃起不全を起こさないように神経を温存して前立腺を摘除することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;ホルモン療法併用または非併用する外照射。
middot;組織内照射。
middot;ホルモン療法併用または非併用する放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;ホルモン療法後に根治的前立腺摘除術を評価する臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
III期
III期の治療法は以下になります:
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;ホルモン療法。
middot;通常、骨盤リンパ節郭清術と根治的前立腺摘除術。手術後、放射線療法を併用することもあります。
middot;臨床経過観察。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法、ホルモン療法、あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;放射線療法の臨床試験。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;新しい治療法を評価する目的で行われる臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。
IV期
IV期の治療法は以下になります:
middot;ホルモン療法。
middot;外照射単独、あるいはホルモン療法との併用。
middot;がんによる症状を和らげる緩和的療法としての放射線療法あるいは経尿道的前立腺切除術。
middot;臨床経過観察。
middot;睾丸摘除術と併用した放射線前立腺摘除術の臨床試験。
このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

ピロリ菌胃がん


再発前立腺がんの治療法
再発前立腺がんの治療法は以下になります:
middot;放射線療法。

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middot;放射線療法を受けた患者さんに前立腺摘除術を行います。
middot;ホルモン療法。
middot;骨の痛みを和らげる緩和的療法としての疼痛治療、外照射、ストロンチウム89

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などの放射性同位元素を用いた腔内照射、あるいは他の治療法。
middot;超音波を用いた凍結手術療法の臨床試験。
middot;化学療法あるいは生物学的療法の臨床試験。

ピロリ菌胃がん

このまとめのセクションでは、現在臨床試験を行っている治療法について個々に触れますが、最新の臨床試験をすべて網羅できていない可能性があります。アメリカで実施されている臨床試験についての情報はNCI Web siteにアクセスすれば、入手できます。

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前立腺がんは、高齢者に多い男性のがん。前立腺は、膀胱(ぼうこう)の下方にあり、前立腺液を分泌するなど男性機能を支える。欧米人に多いが、日本でも高齢化や食生活の洋風化などを背景に増えている。


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 年間死者数は、8400人余り(2003年)。10年前2万人足らずだった新規患者は、2020年には7万8000人に達するとの予測もあり、男性では胃がんを抜き、肺が


ピロリ菌胃がん

んに次いで2位になると見られる。
 読売新聞では、泌尿器手術の国の施設基準などを参考に、全国426医療機関に対し、2004年の前立腺の治療実績をアンケートし、333施設から回答を得た(回収率7

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8%)。紙面の制約から、患者数の多い約200病院を一覧にした。表は、患者数のほか、転移のないがんについて、主たる治療が「手術」、「放射線治療」、「ホルモン単独治療」の数を掲載した。


胃がん末期症状

膵臓癌の90%以上は外分泌細胞から発生します.とりわけ膵管を形作る内側の細胞から発生した膵臓癌を膵管がんとよびます.一般に「膵臓癌」といえばこの膵管がんのことをさします.内分泌細胞から発生する膵内分泌腫瘍とはもとの細胞も,症状や経過も全く異なります.これらは出来てきたもとの細胞の名前をとってインスリノーマ,グルカゴノーマなどとよばれ,普通,「膵臓癌」とは違ったものとしてとり扱います.

 日本では毎年2万人以上の方が膵臓癌で亡くなります.膵臓癌は身体の奥深くにできるので,癌が発生しても見つけるのが非常に難しいのです.また,癌になる原因や習慣についてもよくわかっていません.さらに,早い段階では特徴的な症状もありません.

 このような理由で,「膵臓癌」は胃がんや大腸がんのように早期のうちに見つかるということはほとんどなく,また癌とわかった時にはずいぶん進行していることが多いのです.
膵臓癌に特徴的な症状はあまりありません.病院を訪れる理由を調べますと,最も多いのは上腹部痛や胃のあたりの不快感,なんとなくお腹の調子がよくない,食欲がない,などという一般的な消化器症状です.この他に,体重の減少なども見られます.膵臓癌は背中が痛くなるとよく言われますが,必ずしもそうとは限りません.

 このように症状は一般的な消化器症状ですので,膵臓癌でなくてもいろいろな理由でおこるものです.比較的特徴的なものとして黄疸があります.これは皮膚や白目が黄色くなったり,身体がかゆくなったり,尿の色が濃くなったりします.黄疸は,膵頭部にがんができて,胆管がつまった時におこるのですが,癌以外でも胆石や肝炎などが原因になります.
膵臓癌に限らず,一般的な消化器症状で病院を訪れた方には,まず超音波検査や内視鏡?胃のレントゲン検査などを行って,消化器の病気がないかどうか調べます.

 超音波検査では膵臓の観察ができますので,異常があれば次の検査に進みます.また,超音波では異常がはっきりしない場合も,症状や血液検査の結果で,膵臓や胆管などに病気のある可能性があれば,CT検査やMRI検査などを施行します.

 ERCPという検査を行う場合もあります.最近では,MRIを利用してERCPと類似した情報を得ることができますので,ERCPは行わないことがあります.

 血管造影が必要なこともあります.これは,足のつけ根の動脈から細い管を差し込んで,膵臓やその周辺に向かう動脈に造影剤を流し,血管の構造や病気による変化を調べるものです.最近では,造影CTで血管造影と類似した情報を得ることができますので, 血管造影は行わないことがあります.

 黄疸のある場合には,超音波検査で胆管がつまっているかどうかを確認し,胆管がつまって太くなっている場合(閉塞性黄疸)には,超音波で観察しながら肝臓の中の胆管に針を刺し,これを利用して細い管を胆管の中に入れます.この管から造影剤を注入すると胆管がどこでつまっているかわかります.これをPTCといいます.また,この管をそのまま留置し胆汁を外に誘導して黄疸を治療することをPTCDといいます.PTCDを行っても黄疸が治るまでには時間がかかりますので,その間に他の検査を行います.
膵臓癌がどの程度進んでいるかをあらわすには病期(ステージ)というものが使われます.これは膵臓癌を診療する人々の共通語のようなもので,治療の判断をするときや情報を交換するときに同じ観点で考えることができるように設定されたものです.

 病期の決め方には日本膵臓学会が定めた「膵癌取扱い規約」と,米国やEU諸国を中心に国際的に使われているUICC分類があります.日本の病院では通常,日本膵臓学会の膵癌取扱い規約に従って情報を記載しています.
I期
   膵臓癌の大きさが2cm以下で膵臓の内部に限局しており,リンパ節転移がない.
 II期
   大きさが2cm以下で膵臓の内部に限局しているが,第1群のリンパ節転移がある.
   または,大きさが2cm以上あるががんは膵臓の内部にとどまっており,リンパ節転移がない.
 III期
   大きさが2cm以下で膵臓の内部に限局しているが,第2群のリンパ節転移がある.
   または,大きさが2cm以上あるががんは膵臓の内部にとどまっており,第1群までのリンパ節転移がある.
   または,がんは膵臓の外へ少し出ているが,リンパ節転移はないか,第1群までに限られている.
 IVa期
   膵臓癌は膵臓の外へ少し出ており,第2群のリンパ節転移がある.
   または,がんが膵臓周囲の血管におよんでいるがリンパ節転移はないか,第1群までに限られている.
 IVb期
   がんが膵臓周囲の血管におよんでおり,第2群のリンパ節転移がある.
   または第3群のリンパ節転移があるか,離れた臓器に転移がある.
I期
   膵臓癌が膵臓の内部にとどまっており,リンパ節転移はない.
 II期
   膵臓癌は膵臓の周りにおよんでいるが,膵臓周囲の重要な血管にはおよばず,リンパ節転移はないか,第1群までに限られている.
 III期
   癌が膵臓周囲の重要な血管におよんでいるが,離れた臓器には転移がない.
 IV期
   膵臓から離れたところに転移がある.
膵臓癌の治療法としては,外科手術,放射線治療,化学療法の3つがあります.癌の病期と全身状態を考慮して,治療法を選択し,あるいは組み合わせた治療を行います.
外科手術は癌のあるところを切除する治療です.手術法は膵臓癌のできている場所によって異なります.膵頭部にがんがある場合は,膵臓の頭部から体部の一部にかけて,十二指腸,小腸の一部,胆嚢,胆管および場合により胃の一部を切除する膵頭十二指腸切除術を行います.膵尾部にがんがある場合には,膵臓の体部?尾部と脾臓を切除する膵体尾部切除術を行います.
 膵全摘という膵頭十二指腸切除と尾側膵切除を一緒にしたような手術がありますが,膵臓癌でこの術式の適応になる方はまれです.
 膵臓癌の病期によってはがんを切除できない場合もあります.この時は,十二指腸などがつまって食事がとれなくなるのを防ぐために胃と腸をつないだり,黄疸が出ないようにするために胆管と腸をつないだりするバイパス手術を行うことがあります.
放射線療法は放射線を患部に照射してがん細胞を制御する治療です.通常は身体の外から放射線を照射しますが,手術中に膵臓癌だけに放射線を照射する術中照射という方法もあります.
化学療法は抗がん剤でがん細胞を制御する治療です.通常は抗がん剤を点滴して全身に行き渡るようにする全身化学療法を行います.この方法は,膵臓以外の転移病巣にも効果が期待できるという利点がありますが,副作用にも注意しなければなりません.
その他の治療方法として,温熱療法や免疫療法などが知られていますが,いずれもはっきりした効果は確認できていません. 最近では遺伝子治療や粒子線(荷電重粒子線)治療など,新しい手段による治療が試みられています.これらはいずれも安全性や効果について検討する臨床試験の段階であり,標準治療(通常の治療)ではありません.
どのような治療を行うかは,膵臓癌の病期と全身状態によって選択されます.癌が膵臓あるいはその近辺に限局している場合は,切除手術あるいは手術を中心とした集学的治療を行います.癌の範囲は限局しているけれども切除できない理由がある場合には,化学療法か放射線療法と化学療法の組み合わせなどが行われます.バイパス手術を組み合わせることもあります.がんが広い範囲にある場合には抗がん剤による治療を行います.全身状態があまりよくないため,患者さんの負担が大きすぎると考えられる場合には,痛みのコントロールや栄養の管理など対症療法を中心とした治療を行います. ■すい臓がん予防法

すい臓がんの原因はいまだ不明な点が多いため、はっきりとした予防法はないといえる。

そのため、まずは定期的な検査による早期発見が重要である。

定期検査以外ですい臓がんを予防する方法としては、現在すい臓がんの原因として考えられている健康的な生活習慣、特に食生活の改善もおすすめしたい。

タバコも発がん性物質であるといわれているため、できるだけ喫煙を止めること。また、ストレスをためこまないように適度な運動を行い、規則正しい生活を心がけよう。

すい臓がんに関係があるとされる食生活の欧米化、高たんぱく?高脂肪食?高塩分食は避け、栄養価の高い食品を選ぶことも大切である。

抗酸化酵素の材料となる良質のたんぱく質を多く含む食品と酵素を補助するミネラルを多く含む食品を摂る。

また、近年がんの発生要因とされている「活性酸素」を抑える物質を多く 含む食品を摂る。抗酸化物質(抗酸化力のあるビタミンA?β―カロチン?C?E?B群やポリフェノール、カロチノイド、イソフラボンなど)を多く含む食品としては緑黄色野菜?果物などがある
■すい臓がんの症状

すい臓がんが早期に発見されにくい理由は、自覚症状がなかなか現れなず、また、すい臓がん特有の特徴的な症状がないためです。

すい臓がんの症状として共通しているのが、胃のあたりや背中が重苦しい、お腹の調子がよくない、食欲不振やだるさ、体重の減少などがあるが、いずれもすい臓がん特有の症状ではなく、胃腸の調子が悪い程度のもので見過ごしてしまいがちである。

すい臓がんがある程度進行すると、はっきり黄疸が出たり、腹痛も強くなり、背中や腰に痛みが走り、体重の減少といった症状もみられるようになる。

すい臓がんが糖尿病を併発するということはあるため、糖尿病との関係についても注意が必要。そのため、最近、糖尿病の症状が出てきたという人、あるいは、かねてからの糖尿病が急に悪くなってきたという人などは、早めにすい臓がんの検査を受けてみることをおすすめします。2.膵臓がんとは?

 膵臓癌はそれほど頻度の多い病気ではありませんが,日本人の癌による死因をみると第 5位に位置しています.膵臓癌にもいろいろの種類がありますが,その中でも最も多い膵癌 は,進行や転移を起こしやすく悪性度の高い癌です.膵臓は腹腔(おなかの中)でももっとも 奥底にある臓器で,癌ができても大きくなるまで症状がでにくいこと,胃や大腸のような内視 鏡検査ができないことなど,癌を早期に発見できないことも,他の癌と比べて治療成績
が悪 い原因といわれています.
3.早期診断は可能か?
 癌が小さく症状のでない間に診断することを早期診断といいます.例えば,胃癌ですと胃 カメラで胃粘膜を観察する,大腸癌では便に血液の痕跡が混じっているかどうかを検査す
る,肝臓癌ではウイルス性肝炎や肝硬変などの癌になりやすい患者さんを定期的に検査す るなど,いろいろな方法が開発されています.ところが膵臓癌では決定的な早期診断法は みつ
かっていません. いろいろな症状,たとえば腹痛?黄疸?体重減少?糖尿病などを見の がさずに,一般的な症状を起こす多くの病気の中から膵臓癌を正しく診断することが,最良 の
方法です.いったん膵臓癌が疑われた場合には,いろいろな精密検査法があり,現状で も,的確に診断する能力は十分高いと思います.すなわち,まずは膵臓癌を疑うことが大切 で,

胃がん末期症状

消化器内科医(おなかの専門家)できっちりと調べてもらうことから早期診断が始まると 思います.

胃がん末期症状

4.膵臓がんの診断法
膵臓腫瘍の治療方針を決定するためには,膵臓腫瘍の局在?良性悪性の鑑別診断?腫 瘍の膵

胃がん末期症状

周囲進展度?肝臓などの遠隔臓器への転移の有無などを,正確に診断する必要が ある.我々は核医学科と共同で様々な画像診断法を駆使して診断している.
膵臓癌」とは,一般に膵臓から発生したがんのこと指します.膵臓はちょうど胃の後ろにあ

胃がん末期症状

る長さ20cmほどの薄っぺらな臓器で,右側は十二指腸の内側に接して連続しており,左の端は脾臓につらなります.膵臓は全体でおたまじゃくしのような形をしており,右の方がふく

胃がん末期症状

らんだ形をしているので膵頭部と呼び,中央を膵体部,左端は細長くなっているので膵尾部とよびます.

胃がん末期症状

 膵臓の働きは主に2つあって,外分泌機能(膵液をつくること)と内分泌機能(血糖を調節するホルモンをつくること)です.膵液は膵臓の中に巡らされた膵管という細い管の中に

胃がん末期症状

分泌されます.細かい膵管は膵臓の中で川の流れのように集まり,主膵管という一本の管になり,肝臓から膵頭部の中へ入ってくる総胆管と合流し,十二指腸乳頭というところへ開口

胃がん末期症状

します.膵臓でつくられたホルモンには,血糖を下げるインスリンや血糖を上げるグルカゴンなどがあります.これらのホルモンは膵臓から血液の中に分泌されます.


胃がん克服

2. 残胃炎:
幽門が切除された場合、十二指腸から分泌される消化液が残胃に逆流し残胃粘膜に炎症を起こすものです。構造上の問題であり完全に予防することはできませんが、症状は内服薬で軽減できます。
3. 逆流性食道炎:
噴門が切除された場合、逆流防止機能が損なわれて起こります。苦い水が上がってきたり、胸焼けの症状を来します。食事療法の原則を守っても改善しない場合、薬剤治療を行います。
4. 貧血:
胃切除に伴う鉄分やビタミンB12の吸収不良によりおこります。特に胃全摘術後の発生率が高く術後数年してから発症するので、定期的な採血検査を施行し、必要に応じて不足分を注射で補います。
5. 骨粗鬆症:
胃切除に伴うカルシウムの吸収不良によりおこります。骨のカルシウムが減少して骨が弱くなり骨折し易くなります。定期的な検査を施行し必要に応じてカルシウムやビタミンDを補います。
6. 胃切除後胆嚢結石症:
胃切除に伴い胆嚢につながる神経(迷走神経)が切れて胆嚢の運動が悪くなることでおこります。当科では幽門が残る術式の場合、迷走神経を切らないで手術を行い胆嚢の運動能を温存することで胆石の発生を予防しています。
7. 腸閉塞:
腸液の流れが悪くなりガスや便が出なくなる状態です。お腹の術後はすべての人で癒着がおこり、その程度と場所は様々ですが、特に腸が折れ曲がって癒着した場合に腸液の流れが悪くなります。腸閉塞は絶食や鼻から胃に入れた管から胃液を吸引することで改善する軽度なものから、癒着を剥がすなど手術が必要な場合まであります。特に腸が捻れて腸管に行く血管も締められると、腸が壊死に陥り穴が開き危険な状態になります。腹痛が強い場合は、迷わず主治医に相談して下さい。
胃切除後の食事療法の原則
少量頻回の食事: 胃の縮小あるいは喪失により貯留能が低下します。特に術後早期には間食を併用し、全体として摂取カロリーが増すように工夫しましょう。
早食い大食い禁止: 食事にかける時間は長くし、食事量は控えめにしましょう。これが大原則です。
内容はバラエティー豊かに: 退院後は、偏食せず繊維質の食物も含め数多くの食材を楽しみながら摂取しましょう。もちろん、肝機能が良ければアルコールも飲んでかまいません。不安な方は、外来で管理栄養士による栄養相談も受けることもできますので、外来担当医に御相談下さい。
食後の姿勢: 噴門が切除された術式(噴門側胃切除術、胃全摘術)では、食後30分位は座位になり、横になる場合上体を20度くらいに挙上するのが、食物や消化液の逆流を予防する上で有効です。
どのような病気か?◆
大腸がんは、大腸(結腸、直腸)に発生する悪性腫瘍で近年増加傾向にあります。大腸がんの多くが、S状結腸がんと直腸がんです。女性より男性にやや多く発生し、早期発見により85~90%は完全に治療できる比較的予後がよいとされているがんです。
大腸がんの直接的な原因はまだはっきりわかってはいませんが、欧米風の生活様式と深い関連があることが知られています。つまり欧米風の特徴である高脂肪、高タンパクで、かつ低繊維成分の食事をとる機会が増えるのにしたがって、大腸がんの発生頻度も高くなってきているのです。高脂肪?高タンパク食そのものが発がん性をもっているわけではなく、消化管内を通過しているうちに胆汁酸や腸内の細菌の作用によって、発がん性をもつ物質に変化するのではないかと考えられています。
◆症状と特徴◆
大腸がんは、早期がんと進行がんとでは症状が異なります。また、上行結腸などの右側の結腸がんと、下行結腸、S状結腸などの左側の結腸がんとでは症状もかなり違います。
まず、早期がんではほとんど自覚症状はありません。しかし、早期がんで最も重要な症状は、S状結腸、直腸などにできたがんのときの血便、下血などです。S状結腸がんでは、黒っぽいタール便となります。直腸がんの場合は、便に粘液が混じったり、鮮血が付着します。便柱に血液が付着していたり、大便に血液が混じっているときは、痔からの出血だろうなどと安易に考えないで精密検査を受けることが大切です。また、とくに食事内容、生活習慣などが大きくかわったわけでもないのに、便秘がちになったり、逆に下痢ぎみになったりすることが続くときも大腸がんの可能性を考えて精密検査を受けましょう。便潜血反応を調べ、陽性者に対してさらに精密検査を行います。X線検査、内視鏡検査は、診断のために必ず行います。
進行がんとなるといろいろな自覚症状がでてきますが、右側結腸がんと左側結腸がんとでは多少症状に違いがあります。右側結腸は腸のなかが広く、また腸管内の便もまだ液体状であるため症状が現れにくい傾向にありますが、右下腹部の軽い腹痛、不快感があり、そのうちがんが大きくなって腫瘤(しこり)として体の外から触れられるようになったり、体重減少やがんからの出血による貧血症状が現れてきます。これに対して、左側結腸は腸のなかが狭く、腸管内の便は普通の大便のように固形化しているため、腹痛や便秘傾向さらには腸閉塞を起こすこともあります。また、肛門に近いのでがんからの出血が便に、鮮血の付着としてみられることもあります。
なかでも直腸がんは肛門から最も近いので、比較的早期に自覚症状が現れます。便柱が細くなり、排便時の違和感や不快感を感じます。大便がなんとなく出しきれないような感覚もあります。しかし、最も重要な症状はがんからの出血による便への血液の付着です。痔疾をもっている人は、痔による症状とよく似ているため、発見が遅れがちになります。痔からの出血は赤い新鮮血、がんからの出血は便に付着した暗赤色の血液とおおまかに分けられますが、いずれにしても専門医の診察を受けてください。
大腸がんが進行していくと、大きな腫瘤として体の外から触れられるようになり、さらに腸管ががんによって狭窄して腸閉塞症状を起こすようになります。がんによる腸閉塞は、生命にかかわる事態です。また、腸閉塞から大腸に穴があいて腹膜炎を起こすこともまれではありません。腸閉塞症状がみられたら、緊急手術の行える医療機関へすみやかに移送する必要があります。
緊急時の応急処置
大腸がんで緊急事態となるのは、腸閉塞を起こしたときです。腸閉塞を起こすと排便や排ガスがみられなくなり、腹痛、腹部の膨満、悪心、嘔吐などが出現します。
老人では腹痛を訴えることが比較的少なく、排便、排ガスの停止後、急激に腹部が膨満してきます。このまま放置すると、大腸穿孔、腹膜炎と進展して死に至ることもありますので、緊急手術のできる医療機関に移送することが必要です。この際、患者さんがのどの渇きや空腹感を訴えても、絶対に口から水分や食物を与えてはいけません。
胃の機能と構造
胃液はほとんどが塩酸で、消化酵素はわずかしか含まれていません。胃液の役割は、pH1~2といった強い酸による殺菌と、わずかなタンパク質の変性効果、そして主として食物をどろどろの粥状(かゆじょう)にすることです。栄養の消化吸収は主に十二指腸以下の小腸の役割です。食物によって胃内にとどまる時間は異なるようですが、粥状になった胃内容は適量ずつ十二指腸に送り出され、効率のよい消化吸収が行われ、食後数時間から半日くらいは食事をする必要がないようにできています。また、体にとって欠かせないビタミンB12の吸収に必要なキャッスル内因子と呼ばれる物質は胃でのみ分泌されます。
概略にもどる
胃がんは、胃の壁の最も内側にある粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん細胞になって無秩序に増殖を繰り返すがんです。胃がん検診などで見つけられる大きさになるまでには、何年もかかるといわれています。大きくなるに従ってがん細胞は胃の壁の中に入り込み、外側にある漿膜やさらにその外側まで広がり、近くにある大腸や膵臓にも広がっていきます。がんがこのように広がることを浸潤といいます。
■胃がんの発生と進行について
胃がんは、粘膜内の分泌細胞や、分泌物を胃の中に導く導管の細胞から発生します。はじめは30~60ミクロンの大きさから出発し、年単位の時間がかかって5mm程度の大きさになるころから発見可能になります。粘膜内を横に広がっているうちはよいのですが、胃壁の外に向かって粘膜下層、固有筋層、漿膜下層、漿膜へと徐々に深く浸潤(しんじゅん)しはじめると、それに伴って転移しやすくなり、予後(治療による今後の見通し)が悪くなってきます。このがんの外方向への進展は深達度(しんたつど)と呼ばれています。がんの種類によって、胃の内腔へも突出するような成長を示すものと、主に水平方向に浸潤していくものがあります。後者の場合、まだ早期胃がんの時期に、その部分に潰瘍を合併することがしばしばあります。これはがんの部分が胃液でただれやすいためと考えられており、消化性潰瘍とまったく同様の症状を起こすため、早期発見の大事な徴候となります。
概略にもどる
がん細胞は、リンパ液や血液の流れに乗って他の場所に移動し、そこで増殖することもあります。これを転移といいます。最も多い胃がんの転移は、「リンパ節転移」で、リンパの関所のような「リンパ節」で増殖します。これは、早期がんでも起こることがあります。また、進行がんの一部では、腹膜や肝臓にも転移がみられます。
特殊な胃がんとして、胃壁の中で広がって粘膜の表面には現れない「スキルス胃がん」があります。診断がついた時点で60%の患者さんに転移がみられます。
胃がんは進行の程度にかかわらず、症状が全くない場合もあります。逆に早い段階から胃痛、胸焼け、黒い便がみられることもあります。これらの症状は胃炎や胃潰瘍などにもみられる症状です。定期的な検診を受けることはもちろん、症状が続くときには早めに受診することが、胃がんの早期発見につながります。
診断や治療の進歩により、胃がんは治りやすいがんの1つといわれています。胃がんの治療は、胃がんの大きさや広がりなどによって細かく決められていますが、進行した状況で発見された場合、治療が難しいこともあります。
胃がんにかかる人の傾向は40歳以降に顕著になります。胃がんにかかる人の数は高齢化のために全体数は横ばいですが、一昔前の同年代の人々と比べると、男女とも大きく減ってきて
います。がんで亡くなった人の数では、2004年時点で男性は第2位、女性は第1位となっていますが、統計的にみると死亡率は減少してきています。
■胃がんの統計について
胃がんの罹患(りかん)率と死亡率は男性のほうが女性より高く、年齢別にみると40歳未満
では男女差は小さく、40歳以降にその差が開きます。
日本の胃がん死亡率の年次推移は、1960年代から男女とも大幅な減少傾向にありますが、20
04年にがんで亡くなった人の数では、胃がんは男性で第2位、女性で第1位となっています。
2000年の罹患数は死亡数の約2倍です。罹患率も減少傾向にありますが、死亡率に比べて減少の度合いは緩やかです。
罹患率の国際比較では、東アジア(中国、日本、韓国など)で高く、欧米など白人では低くなっています。また、アメリカでは、日系、韓国系、中国系移民の罹患率が白人より高くな
っていますが、それぞれの本国在住者よりは低い傾向にあります。一方日本国内では、東北地方の日本海側で高く、南九州、沖縄で低い「東高西低」型を示しています。
3. 術前化学療法
手術前の診断でがんの周囲への浸潤やリンパ節転移が明らかで、手術でそれらの一部が遺残する可能性がある場合、手術に先立って抗がん剤による化学療法を行う場合があります。この方法でがんを縮小させてから手術を行うと、より根治的な手術が可能になる場合があるからです。定型手術のリンパ節廓清範囲を越える転移が疑われる場合に低容量CDDP+5-FU点滴静注、S-1経口、S-1経口+CDDP点滴静注などを用いて施行しています。
4. 術後補助化学療法
手術後の再発予防に行われる治療ですが、まだその効果がはっきりとは確認されておりません。ですから当科では患者さんとよく相談したうえ、薬を服用していただくかを決めています。切除標本でリンパ節に転移を認めた場合、フッ化ピリミジン系抗がん剤を投与する場合があります。手術時明らかな腹膜播種(がんが胃壁を破って外側の腹膜にまで至りがんの塊をつくること)を認めなかったものの、顕微鏡で見てがんが胃壁に露出している場合にも抗がん剤を投与する場合があります。この場合、S-1経口またはS-1経口+CDDP点滴静注を用いて施行します。
5. 再発がんに対する治療
再発様式により様々です。例えば肝転移が認められた場合、その転移が一個であれば肝切除を考慮します。多発性であり切除しきれないと判断される場合、肝臓に流れる動脈に細い管カテーテル)を入れ薬剤の入口(リザーバー)を皮下に埋め込み、そこから定期的に抗がん剤を注入する治療法もあります。それ以外にも、経口?点滴で抗がん剤(S-1,CDDP,CPT-11,パクリタキセル,ドセタキセルなど)を組み合わせて行う全身化学療法があります。
当科における胃がん手術後のステージ別5年生存率
胃がん術後の成績は、進行度により大きな違いがあります。当科において1996-2000年に手術を施行した患者さんのステージ別5年生存率を示します。(このデータは他の病気で亡くなる方も入れた計算ですので、がんの再発による死亡だけであればもう少し生存率は増加します。例えば、ステージIAの場合、他の原因による死亡を除くと生存率は100%です。)
クリニカルパスとは、病気を治すうえで必要な検査や手術などをまとめた診療スケジュール表のことです。このシステムはアメリカで始まり、日本には1990年代半ばに導入され、現在徐々に普及して来ています。従来、患者さんに対して行われる医療は、同じ病院でも、担当医師の経験や判断によって違う方針がとられることがありましたが、医師?看護師が集まって時間をかけて検討し、それをひとつのスケジュールにまとめたものです。
病気の治療内容と入院後のスケジュールを明確にすることで、患者さんはどんな検査があって、いつ手術をして、いつ頃には退院出来るかということがわかるので、入院生活の不安を少しでも解消できます。また医療スタッフにとっては、どのような医療行為をいつ、誰が行うのかが明確になるので、チームとしての医療サービスをスムーズにしかも遅れや間違いがなく提供できるようになります。すなわち、クリニカルパスは患者さんと医療スタッフ両者

胃がん克服


に羅針盤の役割を果たします。
当科では、チーム医療の推進と均質な医療の提供に主眼を置き1998年に胃がん治療のクリニ


胃がん克服

カルパスを導入し運用してきました。その結果、総入院期間は導入前の32.5日から導入後は21.4日と短縮し、その分治療費も大幅に軽減されています。また術後合併症は導入前の1

胃がん克服


4.5%から導入後8.4%に減少しました。すなわち同じ手術でも入院期間が短く、リスクが少ない手術が可能になったことを示しています。

胃がん克服


このクリニカルパスは、入院時に説明した上で手渡されます(クリニカルパスの表(PDFファイル))。

胃がん克服


胃がん治療を受ける患者さんへ
術後晩期合併症


胃がん克服

1. ダンピング症候群:
胃切除により食物が急に腸へ流れ込むためにおこる症状です。発汗、動機、全身倦怠感など

胃がん克服

が急激に出現します。食後30分以内に起こる場合は血液中に増加するホルモンが原因であり、食後2~3時間で起こる場合は低血糖が原因であるとされています。対策は、食事にゆっ

胃がん克服


くり時間をかけることと、低血糖症状にはあめ玉、氷砂糖や甘い飲み物を摂ることがあげられます。予防法としては、食後2時間位におやつをたべることも有効です。


進行胃がん

肥大症を呈するようになります。また、糖尿病や高血圧症の原因にもなります。副腎皮質刺激ホルモン産生性下垂体腺腫はクッシング病をきたします。副腎からコルチゾールというホルモンの分泌を促し、満月様顔貌や中心性肥満、高血圧、月経異常などを呈します。また下垂体腺腫は下垂体卒中といって急に腫瘍内出血や梗塞を来たし、突然の頭痛や視力障害、眼球運動障害を来たすことがあります。この場合は早急な手術が必要となることがあります。

 大きなものでは頭部レントゲンでのトルコ鞍の変形やCTにて発見されます。小さな腺腫にはMRIが有効です。また、内分泌検査(ホルモン検査)も必要であり、ホルモン産生性かどうか、下垂体の機能不全はないか調べる必要があります。
ホルモン非産生性下垂体腺腫の場合、症状がなく小さなものについては経過観察が考慮されます。腫瘍が大きく、視神経を圧迫している場合には手術が行なわれます。有効な薬物治療は現在のところありません。手術方法の第一選択は経蝶骨洞手術(Hardy法)です。口唇下または鼻腔より副鼻腔(蝶骨洞)を経てトルコ鞍底へ到達し腫瘍摘出を行う方法です。腫瘍が大きくトルコ鞍から頭蓋内へ伸展しているときなどは、この方法と開頭手術が2期的に併用して行われることもあります。また放射線治療が行われることもあります。ホルモン産生性下垂体腺腫の場合、手術以外に薬物治療が有効なことがあります。とくにプロラクチン産生下垂体腺腫の場合は、ブロモプリクチン、カバサールといった内服薬が有効なことが多く、第一選択になることが多いです。これらの薬物が無効な場合や、薬の副作用(嘔気など)により定期内服が困難な場合、また出産を予定し薬物治療の弊害が考えられる場合などには手術が考慮されます。成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン産生性下垂体腺腫の場合は手術が第一選択となります。術後も残存腫瘍認めたり、ホルモン値が正常化を認めないときには薬物療法や定位放射線治療が行われます。
間脳や下垂体部の脳腫瘍は、下垂体ホルモンや視床下部ホルモンの分泌に影響を与えるので、内分泌内科との連携した治療が必要です。下垂体腺腫や以下に説明する頭蓋咽頭腫は、手術以外に内分泌学的な治療の併用が不可欠であるため、当院内分泌内科と連携して治療にあたっています。
頭蓋咽頭腫とは、脳下垂体と脳をつなぐ柄の周辺に発生する良性腫瘍で、小児期から大人まで全年齢層にみられます。症状は、視力視野障害、下垂体の機能の低下症状(小児期では低身長、二次性徴の遅れ、成人では無月経や甲状腺機能低下、副腎不全など)を起こします。大きくなると、精神症状や水頭症を来たし、頭痛、嘔吐などの頭蓋内圧亢進症状を伴ってきます。治療は、手術で腫瘍をできるだけ摘出します。手術は、主に開頭による顕微鏡手術が行われます。周辺の重要神経組織との癒着が強い場合には全摘出は困難で、放射線治療、定位放射線治療などを追加します。術後、尿量が増加する尿崩症、下垂体機能低下症状に対しては、ホルモン補充療法を行います。組織学的には良性腫瘍ではありますが、再発の多い腫瘍であり、長期にわたった綿密な経過観察、補充療法が必須です。
脳神経の神経線維を包む細胞(シュワン細胞)より発生する良性腫瘍です。原発性脳腫瘍の10.8%を占め、30~70歳の間に多く、やや女性に多い良性腫瘍です。神経鞘腫のうち聴神経より発生することがほとんどです。ここでは聴神経鞘腫について詳しく述べます。 なお、聴神経は前庭神経と蝸牛神経からなり、腫瘍は前庭神経より発生することが多いため、前庭神経鞘腫とも呼ばれることがあります。
症状は他人の言葉が聞き取りにくいといった聴力障害から発症することが多く、また耳鳴りをよく伴います。腫瘍が大きくなってくると、周囲の脳神経への圧迫症状が出現し、顔面神経圧迫による顔面筋麻痺や三叉神経麻痺による顔面の感覚障害を来たしたり、小脳の圧迫にて小脳失調症状や眼振を認めるようになります。また、非常に大きくなって髄液の流れが悪くなると閉塞性水頭症を来たし、頭蓋内圧亢進症状を呈することがあります。
診断にはMRIが有効ですが、他には耳鼻科的な聴力検査や平行機能検査が行われます。
治療は、手術と定位的放射線治療があります。小さなものについては今までの腫瘍と同様に経過観察も選択肢の1つです。また3cmを超えるものについては定位的放射線治療では困難であり、手術が選択されます。手術では全摘出することで治癒が得られます。手術に際には、顔面神経(顔面筋)や蝸牛神経(聴力)の機能温存が問題となります。そのため術中に顔面神経モニタリングや、聴性脳幹反応、蝸牛神経モニタリングを行いうことで、より安全で神経機能の温存を目的とした手術が行われます。近年の手術技術の進歩やモニタリングを用いた手術によって、全摘出率、神経温存率ともに成績は向上しています。またガンマナイフなどの定位的放射線治療が行われることも増えています。腫瘍がすぐに消失することはないですが、腫瘍縮小や増大抑制効果の良好な成績が報告されるようになっており、顔面神経障害や聴力障害の発生は少ないとされています。手術、放射線治療のいずれを選択するかについては、腫瘍の状態によって適応がありますが、それぞれの治療のメリット、デメリットを良く考慮し専門医師、患者との相談で決めることとなります。
放射線治療ができるガンマナイフ装置は、現在日本国内に限られた数しかありませんが、当科の関連病院(岡山県、岡村一心堂病院)に設置しているため、スムーズに行うことができます。
脳腫瘍にはいくつか種類がありますが、大きく分類して“良性脳腫瘍”と“悪性脳腫瘍”に分けられます。ここでは悪性脳腫瘍についてお話します。悪性脳腫瘍は、急激な増大や脳内で転移をし、一般的には予後の悪い腫瘍です。
 ここでは、以下の腫瘍について説明します。
①グリオーマ:星細胞腫群乏突起膠腫群)、上衣腫群 ②悪性リンパ腫
③胚細胞腫瘍 ジャーミノーマ 奇形腫 卵黄嚢腫瘍絨毛癌 、胎児性癌 各々の成分が混じる混合型脳の中から発生する腫瘍で神経細胞を支えている神経膠細胞(グリア)から発生する腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)といい、さらにいくつかの種類に分かれます。その中に星細胞腫系腫瘍があり、星細胞腫、退形成性星細胞腫、膠芽腫に分かれ、悪性は退形成性星細胞腫と膠芽腫です。退形成性星細胞腫は、原発性脳腫瘍の5%、成人神経膠腫の16%、膠芽腫は、原発性脳腫瘍の9%、成人神経膠腫の32%であり、40歳以上の成人の大脳半球に発生します。
脳腫瘍は頭蓋骨に囲まれた脳組織内に発生するため、さまざまな症状が認められます。退形成性星細胞腫および膠芽腫は正常脳組織内を浸潤性に急速に発育するため、腫瘍増大とともに脳損傷の程度が強くなり、発生部位によって手足の麻痺、言語障害、視野障害など出現します。また、頭蓋骨という一定の容積の中に腫瘍という余分なものが生じるために、さらに腫瘍周囲の浮腫にて脳そのものの大きさが増大するため、頭蓋内圧亢進が認められます。腫瘍により痙攣が生じたり、腫瘍内出血にて急に病態が急変することがあります。
通常、頭部CTやMRI検査で発見され、造影剤投与にて増強効果が認められ、嚢胞形成も認められます。PET検査では、FLT、Methionine、FDGをトレーサーに用いており、腫瘍細胞内にそれぞれ取り込まれますが、その取り込まれ方によって鑑別診断を行います。脳血管撮影は主幹動脈の偏位や動静脈シャントなどとともに腫瘍濃染像が認められます。
治療法は、手術、抗がん剤投与による化学療法、放射線治療といった集学的治療が必要です。
 手術の目的は、脳腫瘍をできるだけ切除することで頭蓋内圧を軽減させることと、摘出した腫瘍組織の病理組織診断を得ることです。その組織診断によって、適切な追加治療が可能になります。
 当院では、薬剤耐性遺伝子解析によるテーラーメイド治療を取り入れて治療を行っています。
中枢神経系原発悪性リンパ腫 (primary central nervous system lymphoma; PCNSL) は、中枢神経系組織から発生する悪性リンパ腫です。全脳腫瘍の0.85-3.1%で、最近は増加傾向であります。45-74歳に好発し、男性に若干多いとされています。
症状は、腫瘍の発生部位や大きさにより異なりますが、初発症状として最も多いのは局所症状であり、頭蓋内圧亢進症状、精神症状も認められます。
手術により病理診断を行い、悪性リンパ腫であれば、化学療法、放射線療法を追加します。
化学療法および放射線治療
 中枢神経系の悪性リンパ腫に対しては、メソトレキサート大量療法が有効と考えられています。これを3-5クール行います。その他の化学療法も追加されることがあります。放射線治療は化学療法後に行われます。
胚細胞腫瘍は、始原生殖細胞を起源として発生する腫瘍であり、主として小児期と青年期に生殖器(精巣、卵巣)と体中心線にあたる部位、すなわち縦隔、後腹膜、松果体、神経下垂体部などに好発します。分類は、ジャーミノーマ、奇形腫、悪性奇形腫、胎児性腫、卵黄嚢腫瘍、絨毛癌などがあり、その頻度は、原発性脳腫瘍の2.8%、14歳以下の小児例では全原発性脳腫瘍の9.8%であります。好発部位は、松果体や鞍上部であります。
臨床症状は、松果体部では、中脳水道閉塞による閉塞性水頭症を生じ、頭痛、嘔吐、軽度の意識障害を初発することが多いとされています。鞍上部では、尿崩症による多飲、多尿で発症することが多く、視交叉を侵すことが多く、視力?視野障害を合併することもまれではありません。
腫瘍マーカー
胚細胞腫瘍の診断において血清および髄液中のαフェトプロテイン(AFP)とヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)-βサブユニットの測定が重要であり、これにより術前診断が可能となる場合があります。
画像診断はMRIで行いますが、病理像がさまざまであるため、一定ではありません。
組織によって、予後良好群、中間群、不良群に分けられ、それぞれに、手術による組織診断を適切に行い、化学療法、放射線療法を行います。予後良好群では、10年生存率が80-90%期待ができます。
小児脳腫瘍は、比較的稀ですが、その治療方針は複雑で、標準的治療が確立されていない腫瘍型も多くあります。特に髄芽腫や胚細胞性腫瘍などは、手術のみではなく、放射線療法や化学療法などの集学的治療が必要です。我々の施設では、積極的な化学療法が必要な場合
は、小児科の小児癌の専門医と連携し、一緒にこれらの腫瘍に対し治療を行っています。治療方針についても、小児科及び放射線科、脳神経外科で十分検討して行っています。
治療方針は複雑で、標準的治療が確立されていない腫瘍型も多くあります。特に髄芽腫や胚細胞性腫瘍などは、手術のみではなく、放射線療法や化学療法などの集学的治療が必要で
す。また、低年齢の場合、放射線療法の障害を受けやすいので化学療法が重要な役割を占めています。
我々の施設では、積極的な化学療法が必要な場合は、小児科の小児癌の専門医と連携し、一緒にこれらの腫瘍に対し治療を行っています。末梢血幹細胞輸血による大量化学療法を行
うこともあります。治療方針についても、小児科及び放射線科、脳神経外科で十分検討して行っています。実際の治療は、手術の前後を除けば小児科病棟で行い、院内学級にも通いな
がら治療が可能です。
主に小児の小脳に発生する悪性脳腫瘍です。腫瘍は小脳の正中部(虫部)を中心に発生し、
第四脳室および両側小脳半球に浸潤する傾向にあります。症状は脳脊髄液の流れが障害されて水頭症を生じ、早朝に強い頭痛や嘔吐、意識障害などで発症することが多いようです。小
脳の障害による体幹失調(よく転ぶ)および眼球運動障害も認められます。診断は、頭部CTやMRI検査で、小脳の正中部に比較的境界明瞭な腫瘍が造影剤で均一に強く造影されます。
脳腫瘍にはいくつか種類がありますが、大きく分類して“良性脳腫瘍”と“悪性脳腫瘍”に分けられます。ここでは良性脳腫瘍についてお話します。良性脳腫瘍は、急激な増大や転移をすることは稀なことが悪性腫瘍との大きな違いとなります。一般に全摘出ができれば、その後の予後は良い腫瘍です。
 治療方法は従来から行われている開頭摘出手術や、近年ではガンマナイフなどの定位放射線治療も行われており、手術方法の発達や機器の開発によって治療成績は向上しています。手術は顕微鏡を用いて行われますが、ニューロナビゲーションや神経モニタリングといった新しい機器や技術を併用することで、より安全で腫瘍近傍の神経機能の温存を目的とした手術が可能となっています。また、大きな腫瘍でなければ、定位放射線治療によって腫瘍の成長を抑制することも可能です。
 MRIの普及により、とても小さな段階でも発見されることが多くなりましたが、治療方法は腫瘍の種類や性格、場所によって異なり、手術や放射線治療が必ずしも必要ではなく、外来通院などでMRIやCTを見ながら経過をしばらく見ることを選択されることもあります。

 原発性脳腫瘍のうち、良性腫瘍の占める割合は6割~7割といわれています。その中でも頻度の高い髄膜腫、下垂体腺腫、神経鞘腫について詳しく説明します。
脳を包む髄膜から発生する(正確にはくも膜顆粒を構成するくも膜細胞から発生すると考えられている)腫瘍です。硬膜に付着し、ゆっくりと発生する腫瘍で、頭蓋内や脊柱管内に発進行胃がん

の成人に好発し、女性にやや頻度の高い良性腫瘍です。また、腫瘍の性格としてホルモンの過剰分泌を示すホルモン産生性下垂体腺腫と、ホルモン非産生性下垂体腺腫に大別されま


進行胃がん

す。
ホルモン非産生性下垂体腺腫の場合、腫瘍が大きくなることによって視神経の圧迫や正常下

進行胃がん


垂体の圧迫をきたし、視力?視野障害、下垂体機能低下症、頭痛を示すことが多いです。典型的には、視野障害は両耳側半盲を示し、下垂体機能障害では性機能の低下や月経不順をき


進行胃がん

たします。ホルモン産生性下垂体腺腫の場合は、前述の症状に加え、周囲の組織を圧迫しないような小さいもの、中にはMRI上でもはっきりしないような小さなものでも、腫瘍が過剰分

進行胃がん


泌するホルモンにより症状を呈することがあります。ホルモンにはプロラクチン、成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンがあります。頻度が


進行胃がん

多いのはプロラクチン、成長ホルモン、副腎皮質刺激ホルモン産生性下垂体腺腫です。プロラクチン産生性下垂体腺腫は、女性では、月経不順や無月経、乳汁分泌を呈し、男性では性


進行胃がん

欲低下や勃起不全をきたします。女性に比べ男性は症状が気付かれないことが多く、発見時には腫瘍が大きいことが多いです。成長ホルモン産生性下垂体腺腫は、小児期に発症すると

進行胃がん

身長や四肢が過剰に大きくなる巨人症となり、成人になってより発症すると、手袋や靴のサイズが年々大きくなるとか、眼窩上縁や下顎が突出増大する末端


胃がん種類

す。抗癌剤併用の新しい理論に基づいて、治療効果が著しく向上しており、この方法で癌が完全に消えることもあります。肝臓予備能力のある患者さんに限られますが、最近は広く行われています。
現在はこうした治療法が発達し、肝臓癌になっても治療することができます。ただし、効果を上げるためにはやはり定期に検査を受けて、早期発見することが大切になり一般には手術による治療が中心です。
早期であれば内視鏡を使って切除できます。
粘膜下組織に浸潤している場合は病変がある腸管を部分切除します。
さらに化学療法や放射線療法を組み合わせます。
肛門部近くに進行した直腸ガンの場合、人工肛門を使用することもありますが、QOL(生活の質)を考慮し、現在ではできるだけ肛門括約筋を残す温存手術が行われています。
病 状
腸が腫瘍で細くなってくると便そのものが細くなったり、便秘したりします。さらに体重減少、腹痛、腹部膨満、食欲不信、倦怠感がおこります。
アドバイス
QOLを考える!
さて、今後何を基準に考えていけばよいのでしょうか?それは、QOL(生活の質)をいかに守り、暮らしていくことではないでしょうか。
攻撃的な癌治療から、病人を守るディフェンス的な治療へ、そして癌を休眠させ、最終的に共存共生を行い、癌があってもQOLを下げず暮らしていける生活を基準に治療に当たっていくことと考えます。
肝臓がんの発見
C型、B型肝炎 → 肝硬変 → 肝臓がん  
または、アルコールの多飲者→ 肝硬変 → 肝臓がん、
およそ9割が肝硬変を経て、発症する病気です。
その他の病状
癌の進行の早さによる体重の減少?体力の低下、神経の転移による背中の痛み、腰痛?腹痛、胆管の狭窄による黄疸(膵頭部癌に限る)、腹膜播種による腹水などが見られます。
胆嚢がんの発見
50~60代で近年増加している癌です。
胆のうは他臓器の後ろに位置し非常に発見されにくく、他の病気で胆のうを摘出したあとに発見されることも有ります。4~7割の高い確率で胆石が確認されます。
他の胆嚢疾患である胆嚢炎や胆石発作などと共通した腹痛、黄疸、腹部腫瘤などが症状として現れます。
診断には、CT、血液検査、MRI、ERCP、生体病理検査、PTCなどが用いられます。
切除に成功した場合の5年生存率は、
I期90%、II期35~45%、III期15~20%、IV期5~7%程度です。
治療法
手術療法
切除が基本であり手術不可の4期に対しては化学療法が行われますが、有効性は低いものです。
胆のう嚢摘出術と、リンパ節郭清。さらに癌の進展に合わせ肝臓の部分切除を行い、更に進展した状態では胃、十二指腸、すい臓、大腸の切除も試みます。
4期で特に切除不可能な場合、化学療法が検討されますが、あくまで肝機能の維持が前提です。ジェムザールが奏功率わずか17.5%(国内第II相試験)かつ1年生存率25%と、良く効く抗癌剤が無いのが実情です。
病 状
自覚症状
他の胆嚢疾患である胆嚢炎や胆石発作などと共通した腹痛、黄疸、腹部腫瘤などが症状として現れます。
転移のルート
リンパ節、肝臓、腹膜など
その他の症状
黄疸、癌の進行による体重の減少?体力の低下、肝転移による発熱、右わき腹のしこり、背中の痛み、腹膜播種による腹水などが見られます。
胆管がんの発見
比較的初期から黄疸を伴います。他、尿?便の色の異常、発熱、上腹部や右脇腹の痛み、かゆみ、倦怠感、食欲低下、異常胆道系酵素の上昇で、発見に至ります。
超音波、CT、MRI、ERCP、MRCPなどで診断されます。
治療法
手術療法
体力の低下や何らかの事情で「黄疸への処置が速やかにできない」場合が恐ろしいことです。
1期、2期は切除が基本。診断時に転移が無い確率が5割強と高いため、切除が基本です。
また、周囲の血管に浸潤していても、血管合併切除再建を行って切除可能です。
3.4期で特に切除不可能な場合、化学療法が検討されますが、あくまで肝機能の維持が前提です。ジェムザールが奏功率わずか17.5%(国内第II相試験)かつ1年生存率25%と、良く効く抗癌剤が無いのが実情です。
病 状
自覚症状
比較的初期から黄疸を伴うため診断は容易とされています。
リンパ転移再発卵巣がん
転移のルート
リンパ節(手術時50%確率で発見)、肝臓、腹膜など
その他の症状
黄疸、癌の進行による体重の減少?体力の低下、肝転移による発熱、右わき腹のしこり、背中の痛み、腹膜播種による腹水などが見白血病のような血液がんは血液中に存在し、固まりを作らず、細胞も均一な性質を有しています。一方、脳腫瘍は固まりを作る実質性腫瘍であり、内部組織が均一ではありません。また、脳腫瘍という一つの腫瘍があるわけではなく、極めて多くの種類の腫瘍からなっており、それぞれの性質が異なります。
血液から脳への薬物移行を制限する血液?脳関門という特殊な性質があるために、血液中に投与した薬が脳腫瘍に十分に行き渡りません。
脳腫瘍の細胞自体が薬剤に抵抗性を有しています。
発達期にある脳が、治療手段である放射線や薬剤によって障害されやすいために、治療に制限があります。また、脳の解剖学的構造は複雑であり、外科的治療が困難です。
3. 発達期の脳の特徴 脳腫瘍の治療を理解する上で、発達期の脳の特徴を理解することが重要です。こどもの脳は急速に発達しています。発達が著しいことは、頭の大きさを示す頭囲曲線の推移を見れば一目瞭然です(図1)。この間に、神経細胞は軸索を伸ばしたり、他の神経細胞との間にシナプスを形成したりして大きくなります。また、神経細胞から出る電線に相当する軸索の周囲を、ミエリンという物質が何重にも取り囲む、髄鞘化という過程が進行します。このような時期に放射線照射が行われると、将来様々な脳障害を生じる可能性が高くなることが知られています。一方、可塑性(脳障害からの回復力)が大きいという利点もあり、しばしば驚異的な神経機能の回復?発達を示します。
4. 脳腫瘍の種類 脳腫瘍とは脳に出来た腫瘍の総称であり、一つの腫瘍を示すものではなく、脳に存在する様々な細胞から腫瘍が発生します。脳の中には、まず、神経細胞がありますが、分裂能を持たない細胞のため腫瘍が生じることは稀です。一方、神経細胞と神経細胞の間に膠(にかわ)のように存在する、神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)は、様々な刺激によって分裂する能力を持つこと、また数が多いことから、高頻度に腫瘍を形成します。神経膠細胞から生じる一群の腫瘍を神経膠腫(グリオーマ)と呼びます。グリオーマには、星状神経膠細胞、乏突起神経膠細胞などの種類があり、それぞれ異なった性質の腫瘍が発生します。また、それぞれのグリオーマの悪性度によってもグレード1から4まで(高いほど悪性)分類されるため、グリオーマ一つをとっても、実に様々な病理診断が下されることになります。病理診断は手術によって摘出した腫瘍組織を薄い切片にして、様々な染色法を加えて病理専門医が決定します。治療はこの病理診断に基づいて成されるため極めて重要です。
 去ることもあります。
手術できない場合は動脈塞栓術を行います
IV期は膀胱?直腸に浸潤しているか、肺?肝臓?骨などに遠隔転移がみられる段階です。
がんの進行にともなう症状
がんの進行にともなって不正性器出血や、帯下の増加をみるようになります。また、がん組織の壊死と腐敗菌の感染のための水様性?血性?膿性の帯下が増え、悪臭を発するようになります。がんが膀胱粘膜に浸潤すると頻尿、血尿や下腹部痛がみられ、尿管(腎臓と膀胱を結ぶ管)が腫瘍で圧迫されると、腎臓からの尿の流出が困難になり末期には尿毒症を併発します。
白血球の中のリンパ球の癌
悪性リンパ腫は白血病と同じ全身の癌で、全身のリンパ節や皮膚、目、内臓にも腫瘤を作ります。
血液検査と生検でわかる癌
首やその周辺、脇の下、足の付け根のリンパ節が、痛みも無く、1ヶ月以上に渡り腫れている場合。または他の臓器に腫瘤が出来た場合に、血液検査や、画像、リンパ節の組織をとる生検で、発見されます。
るものなのです。
免疫の低下という言葉がよく聞かれます。免疫の低下による~。免疫が下がると良くない事が沢山起きるらしいのです。
免疫力を弱めてしまう最大の要因はストレス
ストレスがたまると副腎皮質刺激ホルモンが大量に分泌され、副腎はコルチゾールというホルモンを分泌します。そのコルチゾールがリンパ球にくっつくと、リンパ球は大幅に免疫力を低下させてしまうのです。どうすれば免疫力を高めることができるのでしょうか?
おもしろい話
「笑いが免疫力を高める」ことが実験で証明されています。
笑う前と後で身体の変化を調査すると、血液中の免疫細胞の働きが高まることが分かっています。
1964年、当時、不治の病とされていた「膠原病」を、コメディーなどを見て笑うことで治してしまったアメリカの雑誌編集長の話も当時大いに話題になり、その後、笑いと免疫力との関係が次第に明らかになってきました。
だとすると ガンと宣言され、「絶望してしまう笑えない人」と「治るという希望を持ち、笑って生きる人」。 当然後者の方が治る確率は高くなるでしょう。
希望を持つということでその人の免疫力は必ず上がるはずですから。そもそもいつもニコニコすごす人と、ストレスためて生活する人。どちらが病気になりやすいか? 答えは明白です。
が、世の中は明白ではありません。
ストレスを受けずに生きていくなんて可能でしょうか?
要は、いかにストレスをためず、日々、いかに発散できるかです。好きな音楽を聴いてリラックスするのもよし、ゆっくりとお風呂に入るのもよし。また休日には楽しい気分でウォーキングするなど、適度な運動もいいでしょう。
腫瘍マーカーとは、体内でがん細胞が作り出す特有の物質(糖たんぱく質やホルモン、酵素など)またはがん細胞と反応して正常細胞が作り出す物質のことです。
いわば、がん細胞が体内にあることを示す目印(マーカー)というわけです。
これらの物質は、血液中や排泄物(尿、便)中に流れ出します。したがって、血液中や尿中などに腫瘍マーカーが含まれているかどうかを調べることによって、体内にがん細胞があるかどうかを診る一つの目安となります。一般的に腫瘍マーカーは、患者さんの血液を検査することによって調べます。
腫瘍マーカーは、腫瘍細胞だけでなく正常細胞でも作られますので、健常な人体内にもわずかに存在します。
また、悪性腫瘍(がん)だけでなく、良性の疾患でも上昇することがあります。
検査で腫瘍マーカー値が上昇したからといって、必ずしもがん細胞があると確定することはできません。
また、腫瘍マーカー値は、がんの早期の段階では必ずしも上昇するとは限らないので、
マーカー値が低いからといって、がん細胞が存在しないと確定することもできません。
このように、腫瘍マーカー値は健常な人でもゼロではなく、ある一定の範囲内の値を示します。この状態を「陰性」といいます。そして、体内にがん細胞ができたり、良性の疾患が起きたり、その他の要因によって、値が上昇します。
腫瘍マーカーには「これ以上の値の時は癌である場合が多い」という値があります。これを基準値といい、基準値を超えた状態を「陽性」といいます。また、良性の疾患が原因で基準値を超えた場合を「偽陽性」といいます。
しかし、前にも述べたように、腫瘍マーカー値は様々な要因で上昇するので、基準値を超えたからといって、すぐに何らかの病気であるということはできません。病気があるかどうか、さらに、その病気が癌であるかどうかを確定するには、画像検査や生検など、その他の複数の検査結果から総合的に判断する必要があります。
腫瘍マーカーの内、体内の特定の臓器細胞でのみ作り出されるものがあります。これを「臓器特異性が高い」といいます。例えば、肝細胞がんに対する「AFP」、前立腺がんに対する「PSA」がそれです。
この種の腫瘍マーカーが異常値を示した時には、すぐにその臓器の疾患を診断することができます。
しかし、多くの腫瘍マーカーは複数の臓器で作り出されるため、ある特定の腫瘍マーカー値が上昇したからといって、その臓器と疾患を特定することはできません。
大腸は消化吸収された残りの腸内容物をため、水分を吸収しながら大便にするところです。多種、約2mの長さがあり、結腸と直腸、肛門からなります。小腸から大腸に移行するところに回盲弁があり、盲腸の下端に虫垂突起があります。盲腸から続いて上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸と続き、そして直腸、肛門になります。肛門に近い約20cmを直腸、それ以外の部位を結腸と呼びます。
大腸癌(大腸ガン)とは?
大腸癌とは、この管腔の粘膜面に発生した悪性腫瘍です。



胃がん種類

大腸がんは、日本人に増加傾向が著しいがんです。毎年約6万人が罹患し、2015年ごろには胃がんを抜くとの予測もあります。


胃がん種類

また、大腸がんによる死亡は、男性では肺がん、肝臓がんに次いで3番目、女性では1番目に多くなると推定されています。男性も女性もほぼ同じ頻度で大腸がんにかかります。60歳


胃がん種類

代がピークで70歳代、50歳代と続きます。欧米と比べ、10歳ほど若い傾向があります。5~10%の頻度で30歳代、40歳代の若年者に発生し、若年者大腸がんは家族や血縁者の中に多発


胃がん種類


する傾向が認められることがあります。
大腸がんができやすい部位は直腸とS状結腸で、全体の約70%をしめています。特に直腸は全



胃がん種類

大腸がんの約50%が発生するほどがんができやすい場所です。2番目に多いのは便が長い間貯留しているS状結腸です。


胃がん種類

正確な理由はわかりませんが、一つには、内容物(便)が硬くなってきている部位では粘膜面の細胞の剥がれ落ちる数が多く、その分補強される数も多い(細胞分裂が盛んである)た

胃がん種類


めと考えられています。
大腸癌(大腸ガン)の原因

胃がん種類


大腸がんの発生には、遺伝的因子よりも環境的因子の比重が大きいと考えられています。食生活の急激な欧米化、特に動物性脂肪や


胃がん全摘出

肺がんの初期だったらしく落語家の三遊亭円楽さんが4月1日に肺がんの摘出手術を受けていたとテレビ会見があっていました。
肺がん|初期症状はほとんど自覚症状がないとの典型ではないでしょうか。若いときに結核を患ってい
たとのことでレントゲンに陰が写っていて不審に思った担当医が精密検査で肺がんが見つかったらし
肺がんのため永眠。そう記憶に古くはない。肺がんは喫煙との関係が深く、
肺がんは「喫煙でのみ発症」とする研究者もいる。
喫煙係数というものがあって、喫煙係数=1日の本数×年数、この喫煙係数が400を超えると
肺がんのリスクが増えるとされる。
肺がんで逝去」との報道があったとき、「たばこ」との関係を載せた新聞社、
メディアはほとんどなかった。「JT、日本たばこ産業」の存在が大きいのではないか2~4兆円とも
言われる売上高の90%以上がタバコである。そこからの広告収入は莫大なものがある。
肺がんの治癒率は癌の進行度によって大きく変わるという。肺がんの初期症状は自覚症状が
ほとんどないため自覚症状があったときには既に肺がんが初期の状態ではないことが
多いとされる。
ある病院の肺がん治癒率によると
小さな肺癌の手術成績は
20mm 以下の大きさの肺癌の治癒率 80~90%
15mm 以下 90%~
10mm 以下 100%
とある。
以上のことから早期発見、早期治療を行えば肺がんはそう怖いものではない。
そのためにも喫煙者に限らず肺がんの初期症状の知識を持たないといけないと思う。
肺がんによる死亡者数は、1950年以降、男女とも増加の傾向をたどっています。
癌はいまの現代医療を持ってしても簡単には除き去ることのできない病気です。とはいえ、治療技術は大変進んでいますので、がんとの診断を受けても決してあきらめてはいけません。
たとえば、肺がんなどに利用される放射線治療は効果的な治療法のひとつです。放射線というと不安に感じる人も多いかもしれませんね。
しかし、十分安全を確認した上で出来る限りの最善の治療とのことで放射線治療が選ばれたのであればそれはひとつの良い選択肢であると言えるでしょう。
放射線治療は外科的にガンになった部分を切除するのと同じ効果があると言われています。特に外科的な手術には耐えられない体力の人には放射線治療が勧められているようです。
肺ガンとの診断を受けても決して絶望してはなりません。進歩いた医療技術では安心した治療を受けることができます。
また、検診などで見つかった場合は小さい段階で見つかることが多いといわれています。なるほど、がん検診などにいつもいくのは大切なことですね。
また、少しでも体調が悪いなどのようすがあれば、病院で診てもらうのは大切です。安心料だと思って病院を頻繁に訪ねておけば、たとえ何かが見つかっても早く対処ができるからです。

肺がんの初期症状にはどのようなものがあるのでしょうか?一般に血痰や咳嗽などの症状があって検査をしてみたときに、初めて肺がんがわかるということが多いようです。
しかし、検診で分かる場合も多く、その場合は早期治療が可能になり、再発しないことも多いようです。またCT検査で発見する場合も多いようですが、胸部のレントゲン撮影で発見されるほうがずっと多いと言われています。
肺に違和感を感じたときは腫瘍などの恐れもありますから、しっかりと検査をしてもらいましょう。 肺は体内に酸素を運ぶための重要な役割を果たしています。血の行き来も最も多い臓器の一つです。ですから、悪性の腫瘍がそこにできることは人を非常に不安にさせることでしょう。
確かにガンに転移が生じる可能性は常にあります。とはいえ、肺にガンができると必ずすぐに転移したり、すでに転移している証拠だと簡単に思ってはいけません。
肺は面積が広いので、ほんの一部分の腫瘍であれば、手術で再発や転移もなく完治することもあります。もちろん、定期的な検査は必要でしょう。 肺がんはタバコを長年吸っている人に多いとされていますが、まさに多くの統計がそれを証明しています。ですから、なによりもの予防はタバコを吸わないことです。
また家族や友人の健康を考えてタバコを吸わないことも親切なことですね。同時に、症状が出ない前に早く発見すれば完治することも多くあります。について、やさしく紹介しています。大腸がんは、日本において比較的少ない、がんといわれていました。しかし、食生活の欧米化とともに、年々増加してきました。大腸がんは、り患者数、死亡率ともに胃がんにせまっています。では、ほとんどはありません。大腸がん検診や人間ドッグなどの便潜血検査で見つかることがほとんどです。進行した大腸がんでは、腫瘍の大きさや存在部位で症状が違ってきます。
大腸がんは、初期のものであれば治療によってほぼ完治するといわれています。ですから大腸がん検診や人間ドッグなどで無症状の頃に発見することが重要となります。
最近は人間ドックで、便の潜血検査による早期発見が多くなってきています。以前は便検査の前の食事制限が必要でした。しかし、今では食事制限の必要がなくなり、簡単に出血の有無がわかるようになりました。自治体や病院によっては、郵送による潜血検査を受け付けているところもあります。40歳を超えたら、たとえ気になる症状がなくても、積極的に定期健診をうけるようにします。大腸がんの経過はゆるやかです。がんそのものの摘出手術も可能です。しかし、肝臓に転移をおこしやすいといわれています。そのために手遅れになることがあります。早期に発見して手術すれば、治癒率は90%以上です。
大腸がんは、大腸の大部分をしめる結腸にできる結腸がんと、直腸にできる直腸がんとにわけられます。大腸がんは、日本人には、比較的少ないがんといわれていました。しかし、食生活の欧米化とともに、年々増加してきました。り患者数、死亡率ともに胃がんにせまっています。
結腸がんは、50代に多く、やや男性に多く発生します。しかし、近年では女性の増加が目立っています。直腸がんのピークは60代です。50代から70代におおく発生します。しかし、30代から40代のひとにもみられるため、油断はできません。
※注意:大腸がんの情報にかぎらず、医療情報をホームページや書籍などでさがす場合、情報は1つに絞らないでください。また、これらの情報は、あくまでめやすと考え、予備知識として活用してください。実際の症状や治療法は個々の体質、状態により異なります。ご自身の健康問題に不安のあるかたは、かならず専門の医療機関に相談してください。なお、当サイトの記述について、実際に起こった紛争等に関する一切の責任は負いません。予めご了承下さい。肺がん,初期症状では?と過去にも思ったことがあったのですが痛みなどの自覚症状などなかったのでいつの間にか忘れて
しまったのですが、痛みなどあった場合は手遅れの事が多いらしいです。H16年には肺がんのしぼう順位男性1位、女性でも3位
肺がんを発症して5年後の生存率20%。私も肺ガンの検診で「肺ガンの宣告をされたら」と、検診を受けるのに二の足を
踏んでいたのが本音でしょうか。先日、「自治医科大学の間野博行教授のグループが肺がんの遺伝子を発見し治療薬の有力候補も
見つかっていると同時に喀痰(かくたん)から高感度にがん細胞を見つける診断方法もあわせて開発」の記事の記事からも
分かるように遺伝子治療はまだ開発段階ですから早期発見、早期治療をしないといけないことが「自分」の勤めではないでしょうか。
過去の資料に、2㎝以下の肺がん治癒率80から90%、1.5㎝以下90%以上、1㎝以下100%完治というデータがあるように
肺がんの初期には自分が思っている「痛いのでは?、こわい?」というイメージは薄らいでいきました。肺で経済的負担大。健康と比較すると安いと言う考えもありますが我が家の現状では大金です。
「マルチスライス?ヘリカルCTを用いた肺癌検診」があることが
分かったので早速ヘリカルCTを受診しました。レントゲン写真では発見しにくい1cm以下数ミリの癌を発見できるらしく
発見精度が格段に以前と比べると上がっているとの事でした。CT検査の時間が約40分間。合わせて喀痰細胞検査も受診して
1時間くらいで費用は約2万円。ほか受診者数が多い病院では1万円以下の検診料の病院もあるのではないでしょうか。
私の住む地域ではマルチスライス+喀痰細胞検査では2万円台が最低料金でした。今回会社を有給休暇で休んで1日がかり。
後で知ったのですが「肺がん郵送検診???」があり、痰を郵送することで細胞検査して肺がんの初期発見が出来るシステムが
あるらしいです。病院に行かなくても会社を休まなくても済むので良いシステムですね。料金も高くはないみたいです。
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悪性リンパ腫はリンパ組織から発生する腫瘍であり、組織学的にはホジキン病と非ホジキン病(non-に分類され、発生部位別にはリンパ節から発生する節性リンパ腫と他の臓器から発生する節外性リンパ腫に分類される。
消化管悪性リンパ腫は節外性リンパ腫のなかで最も頻度が高く、日米とも胃はWaldeyer輪とともに節外性リンパ腫の好発部位である(表1)。胃に限らず、消化管悪性リンパ腫のほとんどは非ホジキンリンパ腫であり、B細胞性で大細胞型が多い。
この消化管悪性リンパ腫での近年の話題は、何と言ってもら1)によるの概念の導入とそれを母地とするMALTリンパ腫の提唱である。この考えは現在では広く受け入れられており、1994年に公表されたREAL分類2)にも marginal zone と記載され、独立した疾患として認められている。従来本邦では中村ら3)が提唱したと呼ばれる不可逆性のリンパ増殖性病変が知られていたが、現在ではその多くがMALTリンパ腫に相当するものと考えられている。即ち、MALTリンパ腫とは「MALTを発生母地とする低悪性度のB細胞リンパ腫」と定義することが出来、胃はそのMALTリンパ腫の好発部位である。
2.診断
胃悪性リンパ腫の診断方法は胃癌と変わりない。
先ず、胃の病変の有無を知る方法としてX線透視と内視鏡が用いられる。悪性リンパ腫とくにMALTリンパ腫の肉眼形態に特異なものはなく、様々な形態を示すことが多い。むしろ多彩であることが特徴である。
高悪性度リンパ腫は進行癌と似た形態をとることが多い。図1aは佐野4)の分類の決潰型、図1bは同じく隆起型に属するが、それぞれ2型、1型胃癌との鑑別が必要である。また、MALTリンパ腫はI型、IIc型の早期癌(図2b)や4型胃癌(図2a)との鑑別が必要になることがある。これらの肉眼形態は、とくにMALTリンパ腫において多彩であり、同一症例にいくつかの病変が混在することも珍しくない。このような病変を見慣れると、肉眼所見だけでも、ある程度の診断がつくようになるが、確定診断は生検材料による病理組織診断である。
高悪性度病変の細胞の核は類円形で軽いくびれや切れ込みを示すものがあり、核膜は厚く核クロマチンは粗網状に連なっていて、核全体では水胞状となっており、1~数個の明瞭な核小体が核膜に接して認められることが多い5)。これに対して低悪性度MALTリンパ腫では、典型的なものでは比較的小型あるいは中間型で核に軽度のくびれのある胚中心細胞類似細胞(細胞)の増殖が主体となる6)。これらは同一症例において種々の割合で混在していることが多い(図3)。
高悪性度病変の病理組織診断に際して、通常の染色では、時として髄様型の低分化腺癌との鑑別が困難なときがある。このような癌との鑑別や悪性度の判定に免疫染色が有用である。上皮系腫瘍やT細胞リンパ腫との鑑別にはなどが用いられ(図4)、悪性度の判定にはbcl 2やp53などが用いられる7)(図5)。
胃悪性リンパ腫と診断したら、病変の広がりを知るために、超音波内視鏡や全身のCT、MRI検査を行う必要がある。特に高悪性度病変では、全身性の悪性リンパ腫との関係や転移を知るために必須である。また、小腸や大腸にも発生することがあるため、消化管の透視や大腸の内視鏡検査も重要である。
3.進展と再発の形式
胃悪性リンパ腫では、腫瘍本来の性格から、所属リンパ節への転移頻度が高く、進行胃癌でよく見られる腹膜転移は少ない。紀藤ら8)はMALTリンパ腫(36例)で44.4%、MALT以外のリンパ腫の進行群(25例)で72.0%の所属リンパへの転移があったと報告している。またSanoら9)も国立がんセンターの50例の検討から、深達度がmとsmの症例では24例中5例に、mpとssの症例では11例中8例に、seとsiの症例では15例中12例にリンパ節転移が見られ、深達度が深くなるのに従ってリンパ節転移の頻度や2群以上のリンパ節への転移頻度が高くなることを認めている。
再発もリンパ節転移再発が優位であり、胃癌に多い腹膜再発や肝再発は極めて少ない。Sano ら 9) によると、再発死亡した5例すべてにリンパ節再発があり、1例に肝転移、他の1例に骨髄転移の合併を認めている。渡辺ら10)の報告によると、手術した28例中8例が再発し、大動脈周囲リンパ節を含む腹部の広範囲リンパ節転移再発が4例、全身リンパ節転移再発が2例、腹膜再発が1例、肺転移が1例であった。
4.治療
  胃癌と同様、胃悪性リンパ腫においても進行度に応じた治療が求められる。 悪性リンパ腫の病期分類には分類(表2)が有名であるが、これはもともとホジキン病に対する分類であり、内科的治療の有効性を比較するための分類であって、胃壁の深達度の程度やリンパ節転移の程度などの評価がなく、外科的治療の有効性を比較するには難がある。一方、消化管の悪性リンパ腫の外科治療を評価する目的でNaqvi分類(表3)が提唱されたが、胃癌取扱い規約に比べてリンパ節転移の程度についての記載が不十分である。このように、節外性悪性リンパ腫とくに胃の悪性リンパ腫の病期分類には、国際的にまだ確立されたものがなく、そのことが治療や効果判定の議論を複雑にしている一因となっている。胃癌取扱い規約は、われわれ日本人には使い慣れた分類であるうえに、胃癌以外の疾患に対しても十分に対応できるため、本邦においては胃悪性リンパ腫の病期分類に際してもこの取扱い規約を用いるとよいと考えている。
  近年の化学療法や放射線療法の治療効果を報告したいくつかの論文 11,12,13)は、胃悪性リンパ腫に対する外科治療を否定する方向を示しつつあるが、現時点での治療の原則は未だ「手術優先」である14,15)。それにはいくつかの理由が挙げられる。(1)リンパ節転移のない症例では手術だけで治癒が期待でき、長期の化学療法に悩むことがない、(2)リンパ節転移があるかどうかは手術しないとわからない、(3)術前の化学療法が奏効した場合には摘出したリンパ節や胃に腫瘍がない場合があり、適切な病期分類や術後化学療法施行の判定が不可能になることがある、(4)手術が非治癒に終わった場合でも、それから化学療法や放射線療法を開始しても遅くない、などが理由である。
 A)手術療法
  分類のstage I 、胃癌取扱い規約の t1,t2のn0に対しては、手術のみで十分に治癒が期待できる。Naqvi分類のstage II、胃癌取扱い規約の t1,t2のn1,n2の多くも手術単独で治癒が期待できるが、この段階を過ぎると手術のみでの治癒は困難となり、化学療法や放射線療法などの集学的治療が必要になってくる。
  胃の切除術式には、胃癌と同じく胃全摘術と胃切除術(幽門側または噴門側)があるが、胃癌と比べて多発病巣が多く、病巣の範囲を正確に同定しにくいために、胃全摘が推奨される8,10,14)。
リンパ節郭清の範囲はD2が原則である。smまでの早期症例であっても、紀藤ら8)は10%に1群リンパ節への転移を認め、Sano ら9)は2群リンパ節を含む20%以上の症例にリンパ節転移を認めている。また、ここで得られたリンパ節転移の情報が術後の化学療法を行うかどうかについての大きな指標となるため、D2郭清は必要である。
従って、口側や肛門側への腫瘍の進展範囲が確認できる症例では胃切除術もありうるが、通常はD2郭清を伴う胃全摘を原則とするのが無難な術式であろうと考える。ただし、肉眼的に治癒切除が望めない症例ではこの限りではない。
治癒切除例の予後は良く、その5年生存率を佐野ら14)は約85%(術後化学療法施行例を含む)、紀藤ら8)は75%(進行例の手術単独群)と報告している。予後因子としてリンパ節転移の有無をあげる意見10,14)もあるが、根治度が最も大きな予後因子であるとの意見16)もあり、ここにN0と判断してもD2郭清を行う意義がある。
B)化学療法
胃癌取扱い規約のt1,t2のn0症例は手術のみで治癒しうるものであり、化学療法の対象とはならない。
漿膜浸潤陽性例に対しては、多少のニュアンスの違いはあるが、化学療法をするという意見が多い。一方、リンパ節転移例に対する化学療法の適応には若干の意見の食い違いが見られる。例えn1であっても化学療法を行うという意見10,14)とn2以上に行うという意見8)がある。私個人としては、しっかりとしたD2郭清が行われておれば1群リンパ節への1~2個程度の転移ならば化学療法を行わなくてもよいのではないかと考えている。
即ち、化学療法の選択基準は、治癒切除例にあってはt3以深and/or n2以上ということになり、である。非治癒切除例、非切除例、非手術例は絶対的適応である。また、胃癌におけるのごとく切除不能と判断された症例に対して術前化学療法を行う場合もある。
胃悪性リンパ腫の多くはである。このリンパ腫はその臨床的予後が無治療では月単位であることからと称されている。従って、胃悪性リンパ腫に行われる化学療法はこのに対して有効な多剤併用療法を選択することになる17)。
 進行病期のに有効な治療法は1970年代以降に急速に研究開発された。最初は数種類の化学療法剤を組み合わせて毎月1回投与する方法(第1世代)が行われ、次いで6種類以上の薬剤を組み合わせて治療の空白期間を少なくし抗腫瘍効果を増強しようとする治療法(第2世代)が開発された。さらに1980年代後半からは、作用機作の異なる薬剤を数種類組み合わせて短期間に集中的に投与することによってdose intensityを高め抗腫瘍効果を増強しようとする方法(第3世代)が開発された(表4)。
このうち胃悪性リンパ腫の治癒切除術後の補助化学療法として用いられるのは あるいはVEPA(薬剤の組み合わせはCHOPと同じであるが、投与量と投与方法が少し異なる)が多い。さらに進行した症例には第2や第3世代の治療法が選択される。
 C)放射線療法
放射線治療単独の報告例は少ない。ら18)は放射線単独でI~II期の消化管悪性リンパ腫を治療し、5年生存率が手術単独例の23%(5/22)に比べて放射線単独例67%(8/12)、術後照射例75%(12/16)であったことから、放射線単独療法が有用であったと報告している。これは手術単独例の生存率が低すぎるように思われるが、その後も放射線療法の有用性を支持する報告が続いている。Taalら12)は、retrospective studyではあるが、 I~IIの胃悪性リンパ腫に対して放射線単独群(46例)の5年生存率が71%であり、術後照射群(28例)の83%と有意差はなかったと述べている。ドイツのら13)は限局期の胃悪性リンパ腫に対してを行い、最近その成績が公表された。まだが多すぎるため何とも言えないが、手術例(胃切除術後の放射線療法と化学療法あり)と非手術例(放射線療法と化学療法)の5年生存率に差を認めていない。
放射線療法の有用性を証明した有名なstudyは1998年に発表されたの中?高悪性度非ホジキンリンパ腫を対象としたCHOP 8コースとCHOP 3コース+放射線療法の比較対照試験19)である。生存率、毒性ともに放射線療法併用群の成績が良かったことから、以後はCHOP 3コース後に放射線照射を行うことが中?高悪性度非ホジキンリンパ腫の標準治療として推奨されるようになった。
の除菌
リンパ腫の症例にはの感染者が多いことを明らかにし20)、かつを除菌することによってMALTリンパ腫が消退することを最初に報告21)したのはである。彼の発表以来、世界中でH. リンパ腫との関係が研究され、今日ではMALTリンパ腫の治療に際しては.除菌療法を第1選択とする考え方が定着してきた。ただし、H. pylori除菌療法の対象はあくまでMALTリンパ腫に限定すべきであり、高悪性度リンパ腫に対する有効性は未だ証明されていない。なお、わが国においてはの除菌は胃潰瘍と十二指腸潰瘍にしか保険適用が認められていない。
リンパ腫における陽性率は90%前後と考えられる)陽性者に対する除菌成功率と組織学的変化を見ると、)は6例すべてに除菌に成功し、うち5例(83%)で組織学的にも改善を認め、齋藤ら22)は27例全例に除菌に成功し、うち18例(67%)に組織学的改善を、中村ら23)は33例中31例に除菌に成功し、うち28例(85%)に組織学的改善を認めたと報告している。中村ら23)はまた、除菌に成功し組織学的にも改善を認めた症例の多くは萎縮粘膜所見を呈してくるが、肉眼的に粘膜下腫瘤様隆起の形態をとるものは除菌に反応しにくいと述べている。
H.pylori陰性例にも除菌が試みられ、組織学的に改善が得られなかったという報告22)もあるが、著明な改善を認めたという報告もある24)。他の治療法を試みる前に一度は除菌療法を試みてもよいと思われる。
リンパ腫に対する除菌療法には長期観察例が少なく問題も多い。H. pylori陰性例をどうするか、陽性例であっても除菌できなかったり再感染してきたらどうするか、除菌できても組織学的に改善が認められないときにはどうするか、等々難問が山積しており、今後の研究に負うところが大である。

胃がん全摘出

5.おわりに
  胃悪性リンパ腫についての病理から診断、治療まで述べてきた。の概念を導入して以降

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の本疾患に関する知見の集積には目覚ましいものがある。しかし、その病因としての関与が証明されて以来、MALTリンパ腫が果たして真の腫瘍性疾患なのかどうかについて混乱が生じ

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てきた。今日では「胃発生例では感染による慢性胃炎、唾液腺や甲状腺発生例ではしばしばシェ-グレン症候群、橋本病などの自己免疫疾患を背景としており、先行する慢性炎症状態

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がMALTリンパ腫発生に深く関与している」6)と考えられるようになり、その上で、胃悪性リンパ腫を「真の意味での境界病変から高悪性度まで連続するMALT型リンパ増殖性疾患」と

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考えられるようになった。従って、境界病変とMALTリンパ腫、MALTリンパ腫と高悪性度リンパ腫との線引きは困難であり、両者が混在することも珍しくないし、いつ悪性度が高くなっ

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ても不思議ではない。
  本稿において、現時点における胃悪性リンパ腫の治療方針を説明し、MALTリンパ腫に対

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する除菌療法にも触れた。しかし常に上記の「悪性度が連続する疾患」であることを念頭において、厳重な経過観察を行い、少しでも悪性度が進むような徴候が見られた場合には、次

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ぎの治療手段(化学療法、放射線療法、手術、あるいはこれらを組み合わせた集学的治療)に移るべきであろう。